散歩者goo 

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昨日記150105月(生鮮食料品の物価高 値上げラッシュ 格差拡大実感)

2015年01月06日 12時57分54秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
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昨日は、副食が無くなったので、8食分の食材を確認し、不足分を買い出しに行ったり、副食の製造作業で午後からのほとんどの時間を費やした。

生鮮食料品の価格は、消費税導入前とほとんど変わらない。
中には値上がりしたものもある。
ということは、生鮮食料品の価格は消費税導入後、内税から外税に代わっているので、実質消費税8%の値上げとなる。
消費税が3%上がったのでなく、便乗値上げの形だろう。
生産者は、乳製品等のように、円安の影響で飼料や電気料金が上がり採算割れになるので、廃業するところが増えているという話も伝えられていて、値上がりもやむを得ない面もある。
しかし、私のような生活保護以下かもしれない、年金受給者にとって、生活必需品の物価上昇は、家計に大きな負担となり、食費も削らなければならない状態になりかねない。
実際、副食の中で、必須食品にしているカボチャの価格が高騰しているので、今週からカボチャを外した食事をしている。
とにかく高騰する生鮮食料品は使わないことにしている。
実際ここ何年間も、魚を口にしたことはない。
その代りサバやさんまの缶詰を、温野菜を食べないときに、食べている。
そのサバ缶ですら、100円から120円に値上がりした。
元々、他の地域では、同じ缶詰も高い値段で売られていた。
値段がやすい理由は、近くにスーパーがあり価格競争が激しいからだ。
しかし、近年玉造から森ノ宮にかけて、タワーマンションが多く建ち、お客が増え、客層も変化してきている。
それに伴い、安売りの玉出さえ値段を上げてきている。
20年以前、上六近くで画廊を開いていたときに、上本町周辺のスーパーにも寄ったことがあったが、価格の違いに驚いたことがあった。
上町台地一帯には、富裕層が多く住むので、生鮮食料品で同じ品質でも、高くても売れるらしい。
私のような貧困層の人は、10円でも安い店を探して、必死に走り回っているが、富裕層の人にとっでは、食費で10円や100円の差なんて、どうでもいい話に違いない。
私は、画廊経営時代、お金が全くなくて、昼はカップヌードルだけで過ごした時期がかなりあった。
その時にギャラリーの家賃は、消費者金融からの借り入れで済ませた。
それが後で、自己破産の原因になった。
少なくとも、極端な円安誘導は、貧困層にとっては災難である。
しかも、中小企業にとっては、原料高、電気ガス料金や運送料金の値上がりで、打撃を受けている。
大企業・輸出企業は儲かっているらしい。

結局アベノミクスは、格差拡大に寄与しているとしか思えない。
それでも安倍政権与党が高い支持率を得ることが、不思議だ。
安倍政権は、公共事業に手厚く予算を割いているので、土木建設業界が、全面的にバックアップに回ったことは、間違いないだろう。

無論、耐震化とか相次ぐ自然災害が今後も増加することや、東北復興やオリンピックを考えると、脱コンクリートからの政策転換は、しなければならないだろう。
それでも、構造的に土建国家になり公共事業だけで経済を活性化しようとしてその業界が肥大化した場合、逆に財政再建のために予算を削減するときに、再び大規模な土木建設産業の構造転換を迫られることは目に見えていて、その時大きな痛手を受ける企業や人たちがいることを覚悟する必要がある。
そういった意味でも、アベノミクスに疑問を抱いている。

話が横道にそれたが、終日家事に追われた日であった。
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