散歩者goo 

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昨日記130716火<午後>(京都三条界隈の現代系画廊回り 祇園祭宵山)

2013年07月17日 22時35分17秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気:晴  32.9 24.8℃ 67% 1.4m 西

昨日午前中の作業は、11時過ぎまでかかった。
そのため、特別な事情が無い限り自炊しているので午後の工程が大幅にずれこむことになって慌てふためいた。
昨日は、三条界隈のギャラリーを廻ってから、祇園祭の宵山を見に行こうと予定を組んでいたのだ。

とりあえず、昼食の準備をしながら、昨日記を書き汚れた作業着を洗濯した。
昼食も無事済ませ片付けも済ませ、廻るコースを考えた。
今まで祇園祭は、阪急烏の四条烏丸で下車し、山鉾のある地域の南か北の端まで行ってから、順に山や鉾を見て廻った。

今回ギャラリー廻りをするので、東山から烏丸通り界隈まで歩くだけで、かなりの距離がある。
そこで徹底的に地下鉄を利用し時間を短縮し歩く距離を減らすことにした。
ギャラリーは7時で終わるので、その後宵山に行くことにした。
しかしこれでは、宵山を見て回る時間が少なくなると思ったが、今まで四条烏丸から御池通近くまで歩いていた時間を地下鉄で置き換える、とその分時間も距離も地下鉄に置き換えることが出来ることに気付いた。

結局大急ぎで家を出て、5時過ぎに地下鉄蹴上駅に着いた。
そこから三条通り界隈にある現代美術系の画廊を訪れた。
ギャラリーすずき:アートスペース虹:モーニング:KUNST ARZT:ギャラリー16
と巡ったところで、7時近くになった。
それぞれのギャラリーには、作家が居たので、それぞれの作品に関連した話をゆっくりと聞いたりすることが出来て非常に良かった。(ギャラリー16はグループ展で話せなかった。)
いずれの展覧会も、興味深い作品が多かった。


祇園祭宵山へ行くために、地下鉄東山駅に向かった。
時間があれば更に三条河原町や寺町界隈の現代系画廊に行くのだが、その余裕は全く無かった。
地下鉄で東山駅から烏丸御池駅に向かった。
烏丸御池駅は、初めて利用する。
地図で、計画したところに出ることが出来た。
昨年苦労して四条烏丸から必死に歩いてたどり着いた「鈴鹿山」は、地下鉄を出てすぐ近くにあった。

それから、9時半頃まで必死に歩き、多くの山や鉾を見た。
路地の奥に祭ってある会所を見るため、行列に並ぶため、早く廻れないのだ。
更に、一方通行の規制がかかっていrため、目的の山を見るのに遠回りしたり、同じ道を往復したりして、かなりの距離を歩く羽目になる。
多分三分の一程度しか見ていないだろう。
見るのは、山鉾だけでなく、町家の飾りもすごいものがある。
前回まで海北友松の絵だと思っていた江戸初期の祇園祭の絵が、海北友雪の作品とわかって少しがっかりしたが、海北友雪のことを調べてはじめて知った。
海北友松は私の好きな絵師であるが、直接目にした作品は、あるが思い出せない。
今年も旧家?で展示されていた、池大雅による、光琳の写し絵(落款・銘入り)は非常に珍しく、見事であった。
毎年現代絵画を展示している旧家では、今年も全く違う大きな平面作品を展示していた。
二階にも同じ作家の連作を展示していて伝統的日本家屋の黒い背景に映える現代絵画は美しかった。
黒主山?では、山に飾られるタペストリや飾りの解説を今年もやっていた。
すべてのタペストリや飾りには、技術的、工芸的、物語、伝統・作法・・・様々な側面から語られる要素があり、一日中話しても語りきれないという。
小さな山の飾りについても、それだけ洗練され、美術工芸的に日本で最高のものを使っているのである。
しかも単に古いだけでなく、現代のトップの日本画家達の作品が、寄贈されたりタペストリに作品を残しているし、民家の飾りとして飾られている。

各山鉾ごとに違う祇園ばやしの美しさ演奏のうまさは言うまでもない。
祇園祭は、美術や音楽等、芸術芸能について、目が肥えれば肥えるほど楽しめる祭りだと感じた。
ある意味、伝統的な美術・工芸・音楽に無関心な人にとってはつまらないかもしれない。
それは、世界に誇る日本文化の文楽や歌舞伎や能・狂言にもいえることであろう。

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昨日記130716火<午前>(便所の水溜り、雨漏り修理)

2013年07月17日 12時46分45秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
天気:雲  32.9 24.8℃ 67% 1.4m 西

昨日は朝から便所の屋根を修理した。
最近の2回の強い雨で、便所の大の方の床に水溜りが出来ていた。
天井から漏れた痕跡とか状況証拠は見当たらない。
はじめに水溜りを見たときは、裏庭に散水したときに便所窓から散水した水が入ったのかと思っていた。
その時、様々な疑問は持っていた。
例えば、溜まっている水が大量である。
便所の窓を狙って放水したことが無く、便所附近にたむろする薮蚊を追い払おうとしてその近辺に放水したが、便所の窓は狙っていない。

昨日溜まった水を良く調べると、壁から流れ出た痕跡が見つかった。
すぐに、その可能性を推測した。
便所の屋根は1-2ヶ月ほど前に天井からの雨漏りに悩まされ、雨漏りの原因部分と推察できる場所を中心に、屋根に波板を貼ったばかりである。
波板を貼った部分から雨漏りがするはずは無いので、壁と屋根の境に何か起きたのだろうと思った。

便所の屋根のみならず屋根は、ネコとネズミとイタチの重要な休息場所であり通路であり遊び場でもある。
彼らが、瓦のずれによる小さい隙間を見つけ、隙間を広げ侵入しようとするのだ。
実際そのような隙間が古い家屋には多くある。
ネズミにいたっては、木材をかじって丸穴を開け通路を作る。
天井にいるネズミが屋根に向かって穴を開け屋根に出るときに瓦をずらせる可能性があり、それが雨漏りの原因の一つだと思っている。

その証拠に、便所の瓦の下では土が少なくなっているところもった。
一昨年、雨漏り対策のため、便所の天井や屋根を調べたときには、屋根には、ほとんど土がなくなり、天井にはネズミの通り穴が沢山開けられていた。
長屋の便所が汲み取り式だった4-50年前は、便所には蛆虫、手のひらより大きなアシタカグモ、ゴキブリ、ナメクジ、カマドウマ等が沢山いたのでネズミの餌になったのではないだろうか。
したがって、便所はネズミの過ごしやすいところだったのかもしれない。
昔の長屋に限らず、普通の家でも当時の状況は良く似ている。

水溜りは、壁と屋根の境ということで、脚立を持って裏の路地の便所の壁の位置に立てた。
脚立の登って屋根と壁の周辺を見て、原因がすぐにつかめた。
波板を貼り付けた上の部分の雨水が流れる部分に不具合があり、便所の壁に水が入る箇所が出来ていた。
それを、遮熱用のポリエステルフィルムと、シリコンシール材でシールした。
こうした作業で、汗だくになり、随分体力を使った。
昨日は、曇り空で良かった。晴れていれば、もっと大変な作業になっただろう。

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