~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

20/5/31(日)キーワードは「誰もひとりぼっちにしない」「誰も取り残さない」

2020年05月31日 | 議員
今回、6月議会での私の一般質問の柱の1つは、
●緊急時において「誰もひとりぼっちにしない」「誰も取り残さない、排除しない」ために、どんなことができるか
ということ。

長い休校休園の間、
子どもたちは、保護者は、家庭は、
「ひとりぼっちだ」「取り残されている」と感じることなく過ごせたのか

高齢者は?
日本語のよくわからない人たちは?
乳幼児を抱える家庭では?

感染拡大を押さえるための「緊急事態宣言」であり、
「『Stay Home』が原則」
は十分わかっていても、
「さびしい」「助けてほしい」「誰かと話したい」気持ちに蓋をすることは、
すべての人に可能なことではない、
という考えに立たないと、
少なくても、
「誰もひとりぼっちにしない」「誰も取り残さない、排除しない」町にはなれないと思います。

5月に入るころから、
大阪府知事の発言もあり、
少し「出口」が見えかけてきて、
社会福祉協議会さんでは、
独り暮らしの高齢者の方を対象にした「ツナガリ」プロジェクトをスタートされましたが、
それも、大阪府の後押しがあったことが大きなきっかけだったとお聞きしました。

市民だけではなかなか踏み切れないさまざまな取り組みについて、
行政は「後押し」することができるわけで、
教育や福祉などの分野では、
特に、
動ける市民との協働によりできることがあると思っています。

来てはほしくないけれど、
でも「次の緊急事態」を予測して準備しておくことは必要です。

初めて続きの今回は、
本当にさまざまな気づきがあったことと思います。
今、
緊急時に「何が必要だったか」を振り返り、
必要なところにしっかり支援や機会提供ができるよう、市民や団体とともに検討してほしいと思いながら、
質問を考えます。

教育については、
同じことを考えている方がいて、
質問の参考にしたいと思っています。


↑明日からが応募期間ですね。

20/5/30(土)ゴミゼロの日に

2020年05月30日 | はんなん話
阪南市では、
昨年の5月30日には、こんな取り組みがされていました。


今年は、
ホームページのどこを見ても新しいコメントがなく、
ちょっと悲しかったです。

プラスティックごみに限らず、
ごみの問題は自分の住む町だけでなく、
地球規模で日々考えていかなければならないことで、
本当は「5月30日」は問題ではないのですが、
「啓発」ということで言えば、
上手に発信できる機会だと言えます。

プラスティックごみについても、
一時期レジ袋が有料化されるということでエコバックを持ち歩く人が増えたのに、
阪南市内のスーパーでは、有料の店が少ないせいか、
最近は少なくなっているように感じます。
……という私自身も、
毎日持ち歩く日が続いたあと、
バックを変えるとそこからはなし、
というような状態なので、
今日は反省も込めて、
歩きながらゴミ拾いをしました。

マスクやタバコの吸い殻が目立ちましたが、
町の中は、まあまあゴミが少ない方かなと思いました。
掃除をしてくれている人がいるのかどうか、知りたいと思いました。

20/5/29(金)デンマークの首相が若者たちへ感謝のメッセージ

2020年05月29日 | 教育
デンマークのメッテ・フレデリクセン首相が5月24日にフェイスブックで発表した若者への感謝のメッセージ動画が、日本語字幕付きで公開されました。
映像はYouTubeから。
 
以下、字幕を起こした文です。
"親愛なる皆さん
 
今この時期、楽しみにしていたのにできないことがたくさんあります。
 
そして、たくさんの若いあなたたちこそ、
たくさんの楽しみができなくなっています。
 
最も大切な友達をハグできるように
友達みんなをハグできるように。
 
楽しいパーティや夜通し踊り明かすことやコンサートに行くこと。
 
これらがあなたたちにとってどんなに大切か
どんなに特別なことか私にもわかります。
 
あなたにとって人生で初めての経験になるかもしれない多くのこと。
 
初めてのロスキレ(ロック)フェスティバル。
ひょっとしたら初めての試験。
ひょっとしたら初めての恋。
 
ノルウェーの健康大臣がとてもすてきなスピーチをしました。
 
あなたたち若者について彼が言ったことは
とても美しく、そしてそのとおりです。
 
若い時の夏は、
その時一度しか存在しないのです。
 
何かを失ったのであり、
ーよくわかりますー
とりもどすことは、できないのです。
 
いつもの春と同じように
みんなで楽しむのではなく
 
あなたたちの多くは家の中にいて
大切な友人のたぶん何人かにしか会えませんでした。
 
そしてこれからくる夏、あなたたちがとても待ち望んでいるいくつかのことは、たぶんキャンセルされたかもしれません。
 
でも私たちは、最善を願いながら、
より明るい未来に向かっています。
  
少しずつ少しずつ、私たちは感じ始め
あたりまえの日常が戻ってきているのがわかるでしょう。
 
たとえたくさんのことが
昔と違っていてもです。
 
多くの若者がまた学校に行き始めました。
以前とは違った形だけど、よりたくさんの友達と会えます。
あなたたちのうちの多くは、喜んでいると思います。
だんだんとまた普通の毎日が戻ってきていることを。
 
今夜、私はあなたたちに伝えたいのです。
あなたたちは自分たちを誇りに思っていいということ。
 
私たちは誰もが理解しています。
今、歴史的変換期を体験しているということ。
デンマークをおそったスペイン風の流行から100年たち
そして第二次世界大戦以来私たちの社会は
我々が乗り越えてきたような深刻な危機は体験していません。
ちなみにまだ変換期は続いています。
 
あなたたちは若くしてこの歴史的な時を経験しています。
今この時、周りの人との距離が離れているにもかかわらず、みんなが一緒にいるのだという強い思いが私たちの間に広がっています。
そして私たちは感じています。
私たち誰もが互いにしっかりつながったコミュニティの一員である必要を。
 
デンマークはあなたたちを必要としています。
そしてあなたたちは、その責任をうけとめてくれました。
ありがとうございます。
 
若い自分たちはコロナウィルスに感染する恐れを感じていないのに、責任を果たしてくれました。
 
あなたたちの想い・責任感が、あなたたちの努力を特別なものにしているのです。
 
あなたたちの我慢ーわかっています。今までも、そして今もーあなたたちが自分自身のために我慢しているのではないことを。
他の誰かのために我慢していることを。
 
人生の殆どが未来に存在するあなたたちは、
守ってくれたのです。
自分の人生の大半をすでに過ごしてきた人たちを。
 
あなたたちの祖父母、曾祖父母、
同時にあなたたちは、友達や兄弟姉妹や、従弟など
持病を持っているかもしれない人々、
コロナに罹っては危険な人たちを守ってくれています。
 
違う言い方をすると、あなたたちは市民としての責任をはたすことで、命を救っているのです。
 
だから私たちはあなたたちに伝えたいのです。
私からの感謝を。私の心からの感謝を。

このあなたたちの姿が、
私たちを安心させてくれます。

私たちの社会には若い世代がいるのだということ、
誠実に責任をはたす若い世代が。  
このことが私たちみんなの将来に
希望を与えていると思っています。
 
私たちは歴史を創っているのです、今。
お互いを守ることで。
   
私たちはうまくやっていけます。
いろいろなことは、またうまくいくようになります。
だからみなさん本当にありがとう。
  
私たちはあなたたち若者を誇りに思っています。
そして、あなたたちはわかっているかな?
あなたたち自身も、自分たちを誇りに思っていいことを。"



すべての若者たちに届きますように……

20/5/28(木)一般質問、何とか提出しました!

2020年05月28日 | 議員
一般質問では、
質問したい内容も、
自分が伝えたいことも決まっているのですが、
1つ1つの質問をどういう流れでつなげていくか、
で、いつも悩みます。

今回は、
「新型コロナウィルス感染拡大防止のための対策ということで、3ヶ月もの休校・休園になったこと」により、
子どもたちや保護者が置かれた状況に対し、
十分な対応ができたのか、
ということを柱に、
「誰もひとりぼっちにしない、誰も排除しない」町であるためにできることを、
考えていきたいと思っています。

学校や幼稚園、保育所が今回どんな振り返りをし、
次に同じような場面になったときにどんなことができるのか、
市民の役割とともに考えられたらいいなあと思います。

あとは、
●緊急時の情報の伝え方
 今回は、うまくいかなかったこと、工夫したことなど、いろいろあったと思いますが、次にどう生かすかを共有したいです。

もう一点は、前回、前々回に引き続き、
●市民協働について
 しつこいですが、まだまだ実態との解離を感じるので、同じようなことを再度聞く感じです。

とりあえず、
なんとか「質問」がまとまったので、
いつまで考えても悩むだけだと思い、
明日が締め切りですが、
今日、提出しに行きました。


提出は3番目で、
9日午後になりそうです。

提出したらしたで、
9日まで落ち着かない日が続きます。


20/05/27(水)市民へのさまざまなメッセージに思う

2020年05月27日 | はんなん話
もう5月も末ですが、
5月の初めに配布の「広報はんなん」では、
阪南市のふるさと大使のお二人や、
医師会、市民病院で市民の健康を支えてくださっているお二人、
そして市長からの、
それぞれあたたかいメッセージが掲載されていて、
阪南市、いいなあと思いました。


そして、
防災無線からは、連日、
●「29日までの可燃ごみ収集が、有料のゴミ袋でなくてもいい」という情報(6月まで延長してほしいけど)
●夕方の「よいこのみなさん」のあとには、今だからこその「自粛への協力に対する感謝と引き続きの注意のお願い」

さらに、公用車での
「振り込み金詐欺への注意」(ちょっと車のスピードが早いけど)
「自粛への協力に対する感謝と引き続きの注意のお願い」(こちらは市長の声。休日は市長自身が乗られています)
など、
市民に直接伝えてくれる、
これまでにない取り組みがされています。

そして1ヶ月。
緊急事態宣言が解除され、
外出への罪悪感が少し薄れてきた今、
「そろそろ防災無線のメッセージ、いらんのちゃう?」
という声が聞こえてきますが、
今からこそ、気を引き締める意味でも、
メッセージを伝え続けてほしいと思います。

人は、心の弱い生き物なので、
「わかっているつもりだけど、ついできないこと」があります。
そんなとき、
防災無線や、公用車から「気を緩めず、『いっしょに』がんばりましょう」と声をかけてもらえたら、
緩んだ気持ちにブレーキがかかります。

いつかきっと、
マスクを着けずに外出できることを信じ、
忘れそうになったときは、
市からの呼びかけに「そうや、そうや」と思い直して、
隣の人と励まし合いながら、
限りなく「感染者を増やさない」町でありたいと思います。

20/5/26(火)6月議会の議案書が届きました

2020年05月26日 | 議員
6月9日(火)から始まる、
令和2年度阪南市議会第2回定例会の議案書が届きました。


今回は、
冊子がない分、だいぶ軽い議案書でした。
議案の半分くらいは、
その月に開催される「総務事業」「厚生文教」各常任委員会の案件として提案済みのもので、
資料もほとんどいっしょのことが多いです。
委員会での説明や質疑のメモは、そのときの資料に書き込んでいるので、
入れ換えて使ったりもしています。

議員への連絡や情報は、何かと紙モノの連絡が多いので、
これは、少し減らす方向で考えてもいいのではないかと思います。
メールで済むものは、
メールでいただけた方がありがたい、と思います。
ただ、私の場合、
連絡箱の情報を確認しがてら市役所に足を運ぶというのもあるか、と思ったりもしますが……。

議案書が届くと、
議員も担当課の職員の方もいつもより出入りが頻繁になり、
気持ちが高まり緊張します。

私は、一般質問がまとめきれず、
まだ形になりません。
締め切りは、金曜日午後です。

20/5/25(月)6月議会の一般質問を考える

2020年05月25日 | 議員
議員になって2年半、
議会での一般質問は、当選して初めての12月議会からで、今回で11回目となります。

自分が質問している姿は、見映えのするものではないのであまり見たくないのですが、
議会が近くなると、振り返りと反省の意味で、
YouTubeで質問のようすを見るようにしています。
長く市民活動をしていた経験から、
行政に対しては、
申し訳ありませんが、「市民のために行動する」イメージがないので、
ついつい責める口調になるのがよくないと反省します。
緊張するので(緊張しないと思われていますが、心拍数聴いてほしいです)、
表情も優しくないなあと思います。

私は過去10回、ほぼ、
「子育て支援の充実」「子どもたちの育つ環境」、
「市民活動への支援のあり方」「市民協働についての認識と成果」「市民への情報発信と共有の必要性」「若い世代の市政への関わり」
など、
カテゴリーで言えば「子ども」「子育て支援」「市民活動」「協働」に限定される質問を繰り返しています。

そして、
今回もやっぱり、
「子どもたちのこと」「市民協働の進め方」についての質問にしようと思っています。
私の強みは、
「実際に子どもたちや、子育て中の人、市民活動の実践者」と活動を共にし、
その生の「声」を日々聞いていることです。
行政の方には、
「行政には届きにくい、市民の声が聴ける」つもりで、
対応してほしいと思います。

6月議会の一般質問締め切りは、29日(金)。
まだまだ漠然としていることを、
なんとかまとめられるのか、
見通しがつかない苦しみの時間です。

夕方は、貝掛中学校で、
今年度1回目の地域教育協議会「街角ふれあい協議会」がありました。
貝掛中学校校舎に、
「負けへんで 貝掛魂」の垂れ幕があり、
周りの寄せ書きに励まされました。


 
がんばろっと……


20/5/24(日)ほしかったデータをいただきました

2020年05月24日 | 子ども・子育て
新型コロナ感染症への感染拡大防止ということで、
子どもを抱える家庭では、
3月からつい現在まで、
子どもたちが通う保育所、こども園、幼稚園、小中学校、高校、大学まで、
「休園・休校」という状態でした。
5月18日以降、登園・登校日は設定されていますが、
働く家庭を支える保育所でさえ、
「できるだけ通園自粛を」と呼びかけられる中、
希望通りには預けることができなかった、という声も聞かれました。

個人的に、
周りのさまざまな年齢、状況の方の話を聞かせていただいていますが、
アンケートをとったわけではなく、
なかなか「見える化」できなかったのですが、
昨日のブログでもご紹介した、
大阪府子ども家庭サポーターでいらっしゃる(肩書きでは言い尽くせない活動をされています)辻由起子さんが、
私がほしかったデータを発信されていたので、
早速了解をいただき、
ブログに掲載させていただきます。












電話での聞き取りでは、
●子どものあそび場が近くにない
●公園やスーパーに行くが、周りからよく思われていないのではないか
●コロナの感染が心配
●家から出られないというストレス・閉塞感
●昼夜逆転など、生活リズムの変化
●運動不足
●きょうだいげんかがストレス
など、
リアルな声も届けられています。

これは、
松原市の子育て支援センターのとりくみですが、
松原市だけではなく、
どこの町でも聞かれる声で、
実際、私も阪南市内で同じ声を聞いています。
年齢によっては、
●ニュースで全国や府県の情報は知ることができても、自分の子どもが通う園や学校からの情報はなく、先の見通しが見えない
ことも、ストレスになっています。

今回の気づきを、
次の「緊急事態」にいかせるよう、
丁寧な振り返りと対策をしていくことが必要だと思います。


20/5/23(土)子どもたちの「休校」後を考える

2020年05月23日 | 教育
「緊急事態宣言」が解除され、
「通常」の生活が戻りつつあることを感じるとともに、
この間の「子どもたちの時間」を考えると、
なかなか簡単に喜べない現実があるという不安が拭えません。

SNSでもさまざまな発信がされていて、
共感できる報告・研究・コメントも多々ある中、
今日は、大阪府の子ども家庭サポーターで、
たくさんの子育て世帯へのサポートを実践されている辻由起子さんのFacebookで、
兵庫県立大学の竹内和雄先生たちと意見交換された報告が掲載されていて、
心から「そのとおり!」と思いました。

【休校後の子どもたち 心の対策が急務】と題して、
・子どもたちが無気力になっている。
・学力の前に心のサポートが必要なのに「心」に関する議論がされていない。
・勉強も大切だけれど、子どもの心を整えることが先。子どもの心が整えば、スポンジのようにいろいろと吸収してくれる。
・大阪のNPO法人が103人の母親にアンケートをとったところ、緊急事態宣言発令前は約6割、発令後は約半数が困り事を抱えていた。
・親の困りごとは、子どもの困りごと。
子どもだけではなく、親が安心できることも大切。
・家庭学習が、保護者にとっても、子どもにとってもストレスになっていた。
・オンライン学習は教科書を理解していることが前提で行われているが、教科書を理解できていない子への配慮がない。
・親が話せる学級懇談が大事だと思っている。
(実現できるかどうかは別として)
・教育の視点だけでは、休校後の子ども・家庭を支えきれない。
(福祉をはじめ、異業種で意見交換をする必要がある)
・今の環境で何が出来るか、多様な業種の人が集まって一所懸命議論をする。
・「子どものためならなんでもやる!」という思いを共有することが必要。
…等々。
話が尽きませんでした🍀
学校が始まってからの学力以外のキーワードは、
【ネット】【ストレス】【心のケア】になると思われます。

という内容でした。

保護者の不安については、
朝日新聞朝刊でもとりあげられていました。


私の周りでも、
「家庭での保育」は、ただでさえストレスなのに、
「家庭学習」の量が多すぎて、
それもストレス、という声もたくさん聞いています。

こんな状態から、
「休校後の子どもたち」を考えると、
「通常」に戻る道のりは、
本当に慎重であってほしいと願います。 

どうぞ、
学校側の思いだけでなく、
保護者や子どもたちの声を大切にしていただきたいです。


20/5/22(金)昨日の大阪府「緊急事態宣言」解除を受けて

2020年05月22日 | はんなん話
昨日、
大阪府への「緊急事態宣言」が解除され、
各公共施設の休館措置も解除の方向に向かいます。
それに基づき阪南市でも
今後の施設の利用についての変更が、
コチラで確認できます。

利用に当たっては、
それぞれ、制限や段階的な再開もありますので、
電話などで確認してからの利用がいいと思います。

文化センターが5月31日まで休館、
学校体育施設利用が6月14日まで休止で、
まだまだ市民活動の復活には時間がかかりますが、
先が見えただけでも、うれしいです。

学校についても、
●6月12日(金)までは少人数授業、分散登校
●6月15日(月)からは通常授業
●6月5日(金)からは給食再開
とのことで、
何とかこのまま進めるようにと願います。

ホームページに掲載の
市長のメッセージは、子どもたちへのことばもあり、いつも温かいなあと感じます。
ただ、
「何か不安なこと、心配なことがあれば市役所にご相談ください」
とありますが、
申し訳ありませんが、
ここはなかなかビミョーです。

自信をもって、
「市民の不安、心配に寄り添える」まちになるには、
もう少し市民との意識の共有が必要かと思いますし、
そんなまちになりたいと思っています。


20/5/21(木)分散登校3回目

2020年05月21日 | 子ども・子育て
阪南市内の公立の幼稚園・小学校・中学校は、
5月末までは「休校中」ではありますが、
先週から「分散登校」を実施しています。

自宅から近い小学校では、
登校班のコースを、
1週間で、月木に登校する班と火金に登校する班に分けて登校しています。

3月からの「自宅で自粛」から登校できることになって、
一人一人の子どもたちにとっては3日めの登校となる今日。

見守る私の前を通る子どもたちは、
表情は明るいものの、
班の子とおしゃべりするでもなく、
1列で黙々と歩いていきます。


見送ったあと、ハッと、
「おしゃべりしないで歩くように」と言われているのかもしれない、と思いました。

「おはよう」と声をかけると、
「おはようございます!」と返してくれる率は上がっていると感じられる今年の子どもたち。
私が立っているところだけでなく、
長い距離を歩いてくる子どもたちが多い校区なのに、
しゃべらず、黙々と歩いて上ってくるなんて、
すごいというか、おとなの気持ちとしてはつらいというか、
複雑な気持ちでした。

こんなにがんばって学校に行って、
2時間後には帰ってきて、
大量の宿題をして、
外でとか、友だちととかは、
まだ思いっきりあそべない……

この子たちに、何もしなくていいのだろうか?
「今は我慢」「しかたない」「がんばろう」しか言えないおとなでいいのだろうか?

青い空を見上げながら、
自分ができることを考えます。


20/5/20(水)市からの情報発信に思う

2020年05月20日 | はんなん話
議員になる前から感じていたのは、
「市政に関する情報がなかなか市民に届かない」
ということです。

議員になってからも、
委員会等での私の質問の多くは、
「この情報は、市民にはどうやって届くのですか?」
というものです。
これに対する答えは、3年めに入った今も、
「広報はんなん」「ホームページ」
「公共施設へのチラシ配架」
というのがほとんどです。

周りの市民の方に聞いてみて、
「広報はんなんを隅々まで読む」
「ホームページを毎日チェックする」
「公共施設に行き、チラシコーナーで必要な情報をゲット」
という市民がたくさんいるとは感じられない現実があります。

さまざまな情報は、
「きちんと伝わる」ことが大切で、
「広報に載せました」「ホームページを探せばどこかにあります」
というのは、
「情報発信」とは言えないと思っています。

●「広報に掲載されている」ことをまず知らせる
●広報の情報が、さらにチラシになって公共施設に置いてある、ホームページにもアップされているなどがわかる(広報の記事に「詳しくはチラシ・ホームページで」などと書いてあるとか)
●ホームページの情報が更新されたことがわかる
ようにはできないものか、と思います。

13日(水)の厚生文教委員会で、
「やさしさ集まれ!コロナ対策応援基金」のチラシの広報として、
「4大紙への新聞折り込み」をする、と言われたので、
「いつ折り込まれるのかも知りたい」と伝えたところ、
早速ホームページで新聞折り込みの日が掲載されていました。
そうすると、
ホームページを見た方で新聞を取っている方は、
折り込まれる日のチラシをチェックし、
「新聞にチラシが入っていたね」という会話で、
さらに情報が拡散されます。

「市民に情報を提供する」というのは、
「掲載されている」「発信している」ということを、
2重3重に発信することだと思います。

さらに、
生活に密着した大切なことは繰り返し伝えていくことで、
防災無線での発信などは、
苦情もあるかもしれませんが、大事だと思います。

今日のニュースでは、
明日には大阪・京都・兵庫の「緊急事態宣言」が解除されそうだと伝えていました。
これからは、
また感染拡大にならないよう、
さらに「3密」への配慮が必要になってくるかと思います。
市民への繰り返しの声かけを、
ぜひ継続していってほしいです。

会員になっているNPO法人が運営している「こどもセンター」では、
先週から、
不安解消のための「つながり」や「安心」を提供する事業を再開しつつあります。
少しでも「心が安らぐ居場所」の提供に協力したいと思っています。




20/5/19(火)学校の「9月新学期」に思う

2020年05月19日 | 教育
新型コロナウィルス感染の広がりにより、
政府が発した「緊急事態宣言」。
感染予防のためのさまざまな措置がとられ、
公立の幼稚園、小中学校、高校では、
宣言が出る前の3月から現在も、
「休校」となっています。

3ヶ月に及ぶ「休校」措置に、
1学年で学ぶべきカリキュラムが終了できない可能性も考えられ、
今、学校の9月入学が検討されています。
今日のニュースで伝えられていたのは、
2つの案でした。


これって、
実際に対象の子どもたちのいる家庭の理解が得られる案なのだろうか……

確かに今年、
各学年のスタートは遅れているけれど、
普段でも4月5月は、
入学、家庭訪問、連休、参観、早ければ運動会の練習など、
なかなか学習に身が入りにくい時期であり、
夏休みの有効活用などで取り戻せる範疇ではないのか?

9月からスタートできる保証のない今年、実行すべきことなのか?

むしろ、今後、
地震や台風などさまざまな被害にあって、
長い休校を強いられることになったとき、どう対応していくかをしっかり考えておくことの方が大事ではないのか?

疑問はいろいろ湧き出てきます。

子どもたちにはチカラがあります。
さまざまな変革に対応できる順応性もあります。
ただ、おとなにとっても初めてで、
たくさんの不安がある今年、
さらに不安をかきたてる制度の改革は必要なのだろうか?
何より、
それは子どもたちにとって、
「いちばんいいこと」なのだろうか?

落ち着かないモヤモヤが、
また増えました。

20/5/18(月)市立図書館が、制限つきながら開館しています

2020年05月18日 | はんなん話
15日に発信された、大阪府の緊急事態措置の段階的な解除により、
今日から、
制限つきですが、図書館が開館し、
貸し出しができるようになりました。



さっそく、さまざまな年齢の方々が、
大きな袋やカバンを重そうに持ちながら、
図書館から出てこられる姿をお見かけしました。

まだ、閲覧はできないので、
図書館の醍醐味の「ゆったり過ごす空間」は再開されませんが、
「開いている」だけで、
自粛生活の閉塞感が楽になります。

もちろん、
感染防止への対策は十分に行われなければならないし、
利用にあたっては、
マスク着用や入館時の手指の消毒、
入館中の3密の回避など、
みんなで守っていくことが必要です。

明日からは、
公民館も、「会議」での利用ができます。
こちらも利用にあたっての注意が必要です。


もちろん人と会う以上、 
感染へのリスクはゼロではないわけですが、
これからは「コロナと共存」しながら、
できるだけ「自分が安心できる時間や空間」を確保していく生活をしていくということになるのでしょう。

あとは、
日常の中の「文化」を、少しでも取り戻していけたらと願います。
さまざまな制限をクリアしつつ、
実現できる日がきますように。


20/5/17(日)ちょっと元気になった話

2020年05月17日 | はんなん話
もう1週間くらい前になりますが、
旧家電量販店跡の建物を改築中の青木松風庵さん、
雰囲気のある外壁が完成し、
さらに、「月化粧」と「青木松風庵」の文字が見えました。


工事が始まってから、
資材不足で一時中断されたりしていたので、
年が明けてからのコロナ感染症拡大防止で工事がどうなるのかと、
前を通るたびに進行状況を気にしていたのは、
私だけではなかったと思います。

事実、
複数の市民の方から、
「前を通ったら『青木松風庵』って見えたよ!」という連絡をいただきました。

この旧家電量販店跡地を「『総合こども館』にしないで!」という大きな運動が起こり、
市民の力で市政を変えたのは、
もう4年前のこと。
なかなか「新しい阪南市」が見えなかった4年間でしたが、
ゆっくり着実に市政は変わり、
次の4年間は、この建物とともに、
課題は山積ながら、
希望を持って進めそうな気持ちになりました。

すべての工事が終了し、
ドアが開く日が楽しみです。

ちなみに、
私はいつも、工事用の門の前に立たれている方に、
「おつかれさまです~」と声をかけながら通るのですが、
私以外の方も声をかけたり、
頭を下げて通ったりしているようです。

阪南市、いいまちです!