~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/6/30(土)元気になれる場所②

2018年06月30日 | まちづくり・市民活動
今日は、
元気になれる場所の実践である
舞台鑑賞に参加しました。

劇団風の子中部さんの「ぱらりっとせ」。




あそび歌を歌いながらの昔あそびが、
休む間もなく繋がっていく、
テンポのいい舞台でした。

1人お手玉だけでなく、
2人、3人で玉を渡しながらするお手玉や、
縄跳びも、2人縄跳び、3人縄跳びと、
今の子どもたちは体験したことのないようなあそびが次々飛び出し、
カルチャーショックな時間になったと思います。

すごい技に挑戦する前に「できるかなあ」と会場の子どもたちに問いかけるのですが、
ちょっと前なら「がんばれ~」という声も聞かれたのに、
今回は「ムリ、ムリ~」という答えが返ってくる場面が多く、
今の子どもたちの現状を感じました。

それだけに、
技がうまくいったときは(もちろん、すべて成功するのですが)
「すげえ!」という声が、
会場いっぱいに響きました。

ちょっとだけ、縄跳びが引っ掛かった瞬間があったのですが、
動きを止めることなく、
最後までやりきった場面のあとで、
「失敗しかけたのに、がんばれたのは、練習いっぱいやってたからだね」というコメントがありました。

子どもたちにこの言葉、伝わったかなあと思いましたが、
がんばった場面は見ていたはず。

子どもたちの感じるチカラを
信じられる私でした。

また、
明日からもがんばります!







18/6/29(金)元気になれる場所

2018年06月29日 | まちづくり・市民活動
私は、議員活動とともに、
議員になる以前からずっと続けているNPOの活動にも、
引き続き力を入れています。

「子どもたちにはチカラがあることを信じ、おとなは、子どもたちのパートナーとして、ともに学びあい、育ちあう」ことを実践しているNPO法人で、
その一つの活動として
年に6~7作品の
舞台劇や音楽、芸能などのプロをお呼びして、
阪南市内外の子どもやおとなに
生の舞台作品鑑賞の機会を提供しています。

今日は、
来年度(2019年4月~2020年3月)に
鑑賞する作品を選ぶための
作品紹介の場に参加してきました。


事業収入のないNPOの運営はきびしく、
特にお金のかかる舞台鑑賞は、
毎年、予算減が続いて、
苦しい台所状況です。

今は運営に関わる立場ではないのですが、
会議では、
活動に関わる人の減少や
予算の使い方について議論されているようです。

もちろん、
鑑賞に参加する人数の減少とともに、
舞台鑑賞そのものの意義についても、
意見が出てくるのは当然です。

行政なら、
「費用対効果」ということで、
費用に対し、どれだけの人が来たかが問われるところですが、
NPOでは、
単に参加人数の多少ではなく、
「必要な人に届けられたか」
「目に見える数ではなく、参加した人たちの何%に思いが伝わったか」ということも、
ミッションの実現には大切なポイントになります。

100人参加したけど、みんな感想もほぼ語ることなく帰る、という会より、
10人参加だけど、ほとんどの人が「次は知り合いに声をかけます」と言って帰る会では成果が違うわけで、
NPO的には「10人でも成功」と判断していくわけです。

そこで、今日の、
次年度の鑑賞作品を選ぶための説明会ですが、
近畿圏のたくさんの団体が(滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、奈良、中四国から香川も!)参加していました。

2日間にわたる説明会の2日めでしたが、
同じ目的、思いを持つ人たちと過ごす時間は、
本当に元気が出ます。

それぞれは、
会の存続や自分自身の気持ちや、
運営の厳しさに悩みながら、
集まった場で、
その思いを共有することで繋がりあえ、
前向きに方向修正できる時間でした。

前向きに方向修正できるチカラは、
自分たちの作品を語る
創造団体から、もらうチカラです。

単に自分が所属する団体が作る作品の宣伝だけではなく、
「子ども時代にどんなおとなと出会うかは、どんなおとなになるかということ」
「次世代の子どもたちもしあわせであるようにと願うおとながいること」
「見ないと見えない、聞かなければ聞こえないー大切なのは、見えるように、聞こえるように伝える工夫」
そんな、メッセージもたくさんいただきました。

誇らしく生きる人たちが与えてくれる空気を吸って、
明日からの生きるエネルギーを充電した1日でした。














18/6/28(木)子育てを支援するということ

2018年06月28日 | 子ども・子育て
今日は、
ファミリー・サポート・センターの
協力会員養成講座で、
「子育て支援者としての関わり方」という講座の講師をしてきました。




ファミリー・サポート・センターの立ち上げから関わっている経緯や、
長く子育て支援にかかわり、
多くの親や子どもたちに寄り添ってきた経験からの、
「子育て支援者としての関わり方」を
お話ししてきました。

阪南市ファミリー・サポート・センターは、
平成18年から、
「つどいの広場」事業とともに
子どもに関する事業を多数行っているNPO法人が、
阪南市からの委託を受けて、
事業を行っています。

当時の行政の担当課から、
子育て支援に実績のある団体に、と言うことで委託を受け、
以後は、
3年ごとのプロポーザルのプレゼンを2回経て、
現在に至ります。

「子育て支援」というと、
行政では、
主には、初めて子育てする、
0~2才の乳幼児期の親への支援というイメージで、
「子育ては、つらいこともあるけれど、明るく楽しく過ごして乗り切ろう」という、応援イベントやサービス重視になりがちですが、
市民と深く関わる団体では、
子どもたちが小さい時期は、
親にとっては、
むしろ社会や地域とつながる大切な時期だという視点にたって、
ここから始まる子育ての長い期間を、
安心して過ごせる仲間とつながるための居場所を、
地域や子どもの年齢に合わせて提供することで支援しています。

さらには、
そこで、
迷いながらも子育てした人たちが、
次の世代の子育てを支援できる人になれるように、
学びや気づきの場となるような事業を提供しています

「子育ては、口承の文化」であり、
「子育て支援(親支援)は、社会教育」だということを、
施策の中でしっかり押さえてほしいと願っています。

「おたがいさま」が消えつつある社会の中で、
「子育て」は、確実に「おたがいさま」を感じられる体験です。
誰もひとりでは子育てすることはできないし、一人でがんばらないことが、
子どもや親が育つことにもつながることを、
さまざまな機会に実感できることが、
「子育て支援」だと思うのです。


















18/6/27(水)総務事業水道常任委員会から

2018年06月27日 | 議員
総務事業水道常任委員会の傍聴にいきました。

「行財政構造改革プランの策定に向けて」の中身、
●なぜ、行財政構造改革なのか?




今、全く市の状況がわからない人には必要な資料かもしれませんが、
議員に対して、今、これ?
と、ちょっと残念でした。

●10月をめざして、
「阪南市行財政構造改革」プランを策定していく


財政調整基金が激減している表だけでは、
何を見直すのか、が見えてきません。

財政調整基金の激減と反比例して、予算がどんどん膨らんでいっていた現状を押さえておかないと、
縮小していくべき事業は何なのか、
正しく見極められないと思うのです。

財政健全化のための取り組み内容が
①民間活力の活用、地域との協働
②受益者負担
③事業の「選択と集中」、効率性の検証、「民間でできることは民間に」(住民自治の実現)
というのも、
今さら感だったり、
結局、負担は市民なのかと思ったり、
住民自治に対する思い(主体は誰?という認識)が違うなと感じました。

民間を活用するには、
公として譲れないラインや価値観を共有していくことが大事だと思いますが、
それを、どの時点で確認するのか、
少なくても10月までには難しいのでは?と思いました。
そこをやる、というなら、
さらに慎重な取り組みが求められます。
地域や市民との協働にしても、
協働できるように、
ともに学び、折り合いをつける意識を働きかけてこなかった現状を、
どう認識しているのか、疑問に思いました。

委員会での質問は、
岩室議員、角野議員だけでした。

委員会への議案は、
そもそも、ほぼ決まっていたり、始まっていることが多く、
質問や意見を言ったところで
態勢に影響なし、という感なので、
もう少し積極的に、
内容にまで迫る委員会にならないのか、とも思います。
議会はそういう場ではない、ということなのかもしれませんが、
質問に対する回答だけではなく、
意見交換は必要なのではないかと思います。

あとは、
18日に起きた、
大阪北部地震への対応についての
今日までの報告がありました。




ブロック塀の調査など、
いろいろやってることがわかって、
よかったです。
結果も早急に知りたいと思いました。


18/6/26(火)明日は、総務事業水道常任委員会

2018年06月26日 | 議員
議員は、
「総務事業水道常任委員会」
「厚生文教常任委員会」
のいずれかに所属します。

市のたくさんの事業は、
上記2つのどちらかの委員会に
振り分けられ(部によるわけですが)、
各事業について、
議論、承認、報告の必要があれば、
委員会の中で提案されます。

で、
明日は、総務事業水道常任委員会。
私は、「厚生文教常任委員会」に所属するので、
明日は傍聴します。

明日の議題は
「行財政構造改革」プランについて、とのこと。


行政からは「待ったなし」「平成31年度予算が策定できるように」と、
逼迫した言葉が聞かれますし、
数値もそれを表してはいるのですが、
今からで間に合うのかなあと、
ちょっと違和感を感じます。
間に合わせるのでしょうが……

とりあえず、傍聴してきます。

明日は、事務所開放日です。
夕方17:30~20:30まで、
事務所開けています。



18/6/25(月)学校に行くこと②

2018年06月25日 | 教育
子どもが6人います。
六女は、今年大学3回生、
長女が小学校に入学してから数えると、
もう30年も、
子どもの通う「学校」の保護者をしています。
そして、同じ年数、
我が子だけではない、
子どもたちの「地域の居場所」に関わってきました。

その間、
社会の状況や制度は変わったけれど、
「学校」、特に小中学校は、
子どもたちにとって、
居心地のいい、
行きたい場所になっているのか、
あらためて考えていきたいと思います。

以前、
六女の通う高校の教育講演会で、
貝塚市内の小学校の校長先生が、
「昔、学校には、子どもたちが目を輝かせるモノがたくさんあった。」
「でも、今は、家庭の方がより新しく、子どもたちの興味を引くモノがいっぱいで、学校は子どもたちの興味関心を満たすところではなくなっている」
「だから、教育に、もっとお金をかけてほしい」という話がありました。

たしかに、
私が子どものころは、
図書室には読みたい本があり、
黒板もチョークにも心ときめき、
理科室の実験用具は、見るだけでわくわくしました。

今は、
図書室には魅力ある本や雑誌は少なく、
家にはカラフルなペンで書けるホワイトボードがあり、
理科の実験は時間数が少なくなっているし、道具はインターネットで簡単に手に入れられたりもするのが現実。

最近は、
トイレを洋式に改装したり、
エアコンを設置したりしているけれど、
十分な光熱費が保証されていない中、
どれだけ活用できるのか、
あまり期待できそうにありません。

ただ、
「学校」は、
モノの魅力だけではなく、
同級生やさまざまな活動を通しての縦の関係、
集団の楽しさ、苦しさの体験、
自分とは違う価値観への気づき、
信頼できる先生との出会いなど、
たくさんの魅力がある場所でもあります。

どうすれば、
「学校」が子どもたちにとって、魅力ある場所になりうるのか、
「学校」に行きにくい子にとって、
何ができるのか、
「学校」の立場からと
「支援者」として「居場所」に関わる立場からの
違う目線、でも同じ思いを感じる2冊の本が、
涙が出るほど共感できて、
今、ひとつひとつの文を噛みしめています。
















18/6/24(日)情報について思うこと

2018年06月24日 | 議員
議員になって9ヶ月。
さまざま場面で、
市の事業について(主にヤマダ電機跡地のこと)や、
学校に関すること、
子育てに関することなどの
相談や質問をお聞きするようになりました。

学校や子育てについては、
これまでの関わりや経験、
人とのつながりから、
まあまあ情報量も知識もあるのですが、
市の事業や施策については、
ひとつひとつ、
市からの情報発信があったのか確認したり、
担当課に聞きに行ったり、
ということが必要になります。

いざ聞かれると、
「なんとなく耳にしたことがある」
「漠然としか知らない」
「以前聞いたことはあるが、今、どうなのかはわからない」ということの
なんと多いことか、と思います。

一市民でいたときは、
「あぁ、聞いたことあるわ」とか、
「また、誰かに聞いとくわ」
と言って済ませていたことを、
「きちんと説明や回答をしよう」と思うと、
情報や知識を得るのに、けっこう苦労します。
もちろん、
私の勉強不足やアンテナの張り方のまずさによるところもあるとは思っていますが。

たとえば、
市のホームページを見ても、
「トピックス」や「新着情報」とかが出てくるけれど、
項目だけではなにがどうなのかわからないし、
かといって問い合わせるほど関心があるわけではなく、
ちょっとどんなんかな?と思ったときに、
「あります」は載っているけれど
「こんなんでした」という報告はないので、
結局わからないまま過ぎていく、ということがあります。

と言いながら、
じゃあ、自分の発信する情報はどうか、と言えば、
思うように情報満載とはならない現実があります。

伝えたい相手に
よりていねいに、
より親切な情報を提供したいと
思い、
とりあえず、
「これって、どうなん?」と聞いてもらえる人になろうと思った、
梅雨の合間の、暑い日曜の午後でした。

即答はできないかもしれませんが、
気軽におたずねいただけると、
私も勉強になります。


























18/6/23(土)阪南市特産品開発?ワークショップ

2018年06月23日 | まちづくり・市民活動
今日は、
箱作にあるBambino さん主催の
「日本酒入りの石鹸づくり」ワークショップに参加しました。


すでに、
和泉市で
岸和田の地酒入りの石鹸を商品化していらっしゃる「心寿」さんを講師に、
阪南市のお酒「なにわ正宗」を使った石鹸を作ろう!
というワークショップでした。

会場は、
浪花酒造さんに提供していただき、
日本酒の香りに包まれた中で
開催されました。

もともとは、
Bambino さんから、
「ふるさと応援寄付金(ふるさと納税)の返礼品に、
阪南十四匠の商品だけでなく、
市民ワーカーの方の商品も出品できないか」
という提案&相談を受けたところからの企画でした。

担当の、
まちの活力創造課に通い、
●返礼品提供に必要な資格
●商品の供給
●特産または阪南市との関連性
……など、さまざまな確認をしながら、
「特産」といえば、
「なにわ正宗」とのコラボはどうか、
ということで、
浪花酒造さんにも企画を持ち込み、
とりあえず、
商品になるかどうか、
ワークショップをしてみよう、
という運びになり、
今日の取り組みとなりました。

日本酒入りの石鹸は、
泡立ちがよく、
保湿性が高いとのことでしたが、
本当に、
実感できました。




なんといっても、
無添加が一番の魅力です。

市販のものは、
「無添加」という表示をしていても、実際には完全無添加ではないことも多く、
数値が低ければ「無添加」としてもいいという法律が存在しているので違法ではないのですが、
消費者には、
見分けがつかないのが現状です。

だから、
原料がわかるワークショップは、
価値があります。








というわけで、
手作り石鹸が完成しました。

あとは、
これが商品化できるか……ということですが、
商品ベースは1ヶ月の販売数が100個だそうです。
これが、
今、商品になっている石鹸で、
1個1600円です。



市民のチカラで、
阪南市の新しい特産が生まれるといいなあと思っています。

今日、酒入り石鹸で洗った手は、
だいぶすべすべを保っています🎵






18/6/22(金)ファミサポ協力会員のフォローアップ講座受講

2018年06月22日 | 子ども・子育て
今日は、
阪南市ファミリー・サポート・センター協力会員養成講座の2日めでした。


私は、
阪南市ファミリー・サポート・センター立ち上げの時から関わっていて、
現在も協力会員(登録している会員の子どもを預かる人)なので、
今日は、
毎年の更新に必要な、
フォローアップのために受講しました。

今日の講座は、
「小学生のこころとからだ」のお話。
先日の6月議会で質問の中に入れた、
「子どもたち(近年は親も)の日常生活体験の不足」についても語られていて、
共感できることが大でした。










サポートする側として、
大切なのは
「子どもも親も『今』だけでなく『育ってきた時間軸』でとらえる」
「相手の主体性を奪わない」
「頼られることが目的になってはいけない」
という視点だ、というまとめには、
心から共感しました。

今、支援する側には、
この視点が重視されていない感があります。

さまざまな研修で
取り上げてほしい視点だと感じました。


18/6/21(木)いろいろな人がいて守られていること

2018年06月22日 | はんなん話
朝、サラダホールの前を通ると、
昨日の雨で吹き飛んだ木の葉が
道路にたくさん散っていました。

雨で濡れた木の葉は、
地面にくっついて、
箒で掃いても、なかなか剥がれません。

そこを掃除している方がいて、
思わず声をかけました。
もちろん、仕事として掃除されているのですが、
それでもたいへんな作業です。


以前、
早朝の飛行機に乗るために、
4時台に出かけたことがあったのですが、
舞の一番広い通りを、
早朝、歩きながらゴミを拾っている方がいたり、
犬の散歩で、自分の飼っている犬以外の糞も持ち帰っている方がいたり、
尾崎駅周りも、リハビリがてらの散歩でゴミを拾っている方がいたり、
もっともっと、
知らないところで、
いろいろな方が、
それぞれ、さまざまなことをしていることにも思いを寄せながら、
日々を過ごしたいなあと思います。

今日は、
旧家電量販店売却に関する、
議員の学習会がありました。

子育て拠点整備については、
前に進みそうな空気になってきていますが、
旧家電量販店売却については、
担当課の苦労や努力が市民には伝わらず、
「何も動いていない」印象しかないので、
少しでも早く、
市民にわかる形で、
前に進めていくべき、という意見を述べました。









18/6/20(水)あたごプラザ「すくすくクラブ」で……

2018年06月20日 | 子ども・子育て
あたごプラザでは、
毎週水曜日10時~12時、
子育て中の親子のために、
「すくすくクラブ」が開催されてます。

第1第3水曜日は、
はらっぱ会員の方が主催する「あたごぶんこ」が担当で、
第1週は、わらべうた
第3週は、絵本と工作
で、第3週の絵本と工作は、
私が担当しています。

今日は、
箕面に住む息子さんの家族が、
地震の影響でガスが止まって不自由だということで
舞に住む実家に来ているという方が
お孫さんといっしょに、

もう1組は、
阪南市に引っ越してきて半年あまりという若いママとお子さん、
の2組だけでしたが、
ここで初めて出会ったのに、
嫁姑の話をしたり、
阪南市の子育てについて情報交換したり、
子ども同士も、
わかっているのか、わかっていないのかわからないくらい仲よく、
笑ったり、まねしたり、おもちゃをかくしたり、
いろいろ楽しい場面を見せてもらいました。

読む絵本を選んでいたら、
「これ!」と2人で選んでくれたり、


おとなも子どもも、
ゆったり安心できる空間では、
お互いを受け入れてすごせるのだなあと感じました。

市の施策の中には、
「ワンストップで切れ目ない支援」とか「相談の窓口をひとつに」
ということが、
理想のように掲げられますが、
むしろ、
相談窓口は、
どれだけ身近で気やすいかがポイントだと思います。

一般的な相談事は、
専門家でなくても答えられることも多く、
気軽に聞けて、話せて、
安心できる場所を増やしていくことが
地域のチカラにもなり、
「子育て総合支援センター」は、
楽しい親子教室を増やすだけではなく、
こんな地道な民間の活動をサポートすることにも、力を入れてほしいと思った日でした。



18/6/19(火)学校に行くこと

2018年06月19日 | 教育
もう25年くらい前の話になりますが、
次女が学校から帰るなり、
「今日、学校やめてきた」と言って、
(宣言してきたわけではなく、自分で決めた、ということでしたが)
不登校生活が始まりました。

幼稚園の時にすでに不登園児で、
小学校になってからも、
週のうち、
月曜日は行き渋り、
月曜日渋々行ったら水曜日は休み、
月曜日休んだら木曜日は中休み、
という感じだったので、
いずれ不登校になるかも、という覚悟はできていました。

当時はまだ「登校拒否」ということばが一般的でしたが、
埼玉県に住んでいたので、
子どもに関わる講座や研究会に参加しているなかで、
今はメジャーになった「スクールソーシャルワーカー」のルーツのような存在の、
山下英三郎さんのお話を聞く機会があり、
子どもが自分の命と気持ちを大切にするために「不登校」を選ぶことは、
子ども自身の権利だということを学んでいました。

学校は行かなければならないところ、という価値観は大きく、
私も、
子どもが学校でしか学べないこともたくさんあることは否定しません。
ただ、
「学校に行くこと」が苦しいとき、
「行かないこと」を選ぶことは「あり」だと思っています。

あとは、
「行きたい」「行ってみようかな」と子どもが思ったときに、
学校の中にどう居場所を作れるか、
だと思うのです。

私は、
いつも学校(主に教室)に行きにくいお子さんをお持ちで、
でも学校に行ってほしいと思っている保護者の方には、
●学校(担任ではない)と、状況をきちんと共有すること
●学校の中で、教室以外の居場所があれば、それも共有し、確保してもらうこと
●担任の先生への反発がなければ、担任の先生でもいいが、主に担任の先生との相性の悪さ(担任が悪いとは限らない。相性の悪さはある)があれば、担任の先生以外の先生で、対応できる先生に対応していただくこと

を、伝えています。

保護者はどうしても
「行かせること」
にこだわりすぎますが、
子ども自身が、
学校の中に、
「行きたい」「行ってみようかな」と思える場所、興味ある授業、好きな先生、食べたい献立メニュー、クラブや係の役割などを作っていけるよう、
学校と話し合っていくことが
大切だと思います。

ちなみに、次女は、
小学校5年生のときの担任の先生が、
次女が何に興味があるかを考えてくださり、
理科の実験などのときに
「明日の5時間目おもしろい実験をするから、来てほしい」など、
まめに電話をくださり、
ちょくちょく学校に足を運ぶうちに、
休み休みながらも行けるようになり、
中学2年で阪南市に引っ越してきてからは、
なんと、高校卒業まで、無遅刻無欠席でした。

本人は、自分でちゃんと行こうと決めたから、だいぶがんばったと言っていましたが、
自分を理解し、「ダメな子」と思われていないと信じられる先生との出会いは、大きかったなあと思っています。

さまざまな家庭環境があり、
親の価値観も多種多様な時代ですが、
学校は、
その、さまざまな子たちの居場所であってほしいと願っています。

今、ネットで注文中の本です。
早く読みたいと思っています✨











18/6/18(月)子ども子育て会議傍聴しました

2018年06月18日 | 子ども・子育て
朝、大阪北部で震度6の地震がありました。


阪南市はほとんど被害の報告はなかったとのことですが、
突然やってくる災害に、
考えられるかぎりの対応をしていかなければならない使命を感じました。

そして、
突然落ちてくるブロック壁の怖さ。
被害にあわれたお子さんのご家族の哀しみを思い、
やるせない思いにかられます。

遠くに住む友人たちからの
ラインやメールの返信に追われた1日でしたが、
19時からは
「子ども子育て会議」が開催されました。


結果から言うと、
諮問された3項目について、
とりあえず議題として話し合われ、
一定の答申としてまとめられる流れになりました。

「とりあえず」と言ったのは、
「十分話し合われたか」という疑問が残るからです。

諮問内容の説明(行政から委員)→質問(委員から行政)→回答(行政から委員)→他にないかの確認(委員長)→意見(委員)→まとめの方向性を確認(委員長)→反対意見がなければ承認(委員)

という流れは、
とてもスムーズだったのですが、
「意見が出尽くした」という感じではなく、
「一人一人が意見を言った」という感じです。

委員のみなさんは、
その場の流れの中で感じたことを意見として述べておられ、
それも一つ一つが、
貴重な、それぞれの立場からの意見なのですが、
それに対して、
ディスカッションなくまとめられていくので、
意見が深まらないというか、
「これで答申を出していいの?」という不安がありました。

最終的には、
公立の役割として
●地域とのつながり
●親の育ちの場になる
●貧困・障がい・アレルギーなどを持つ家庭へのセーフティネットとして
●サークルなどの親のつながりが、小中学校になっても続くネットワークになる→まちづくりや、周りの親にも恩恵?がある

という確認がされ、

●保育所は「認定こども園」に変わる方が親のニーズに対応できる

●幼稚園は、「認定こども園」になると、現在保護者が感じている「よさ」が失われる可能性が高い。
また、保護者が「選べる」選択肢は残す必要がある

という話し合いができていました。

その中で、
「認定こども園」のメリットと言われる、
「育児休暇中も幼稚園部に通えるので、転園しなくていい」ということに対して、
「実際には、みんなすぐ復職するから、幼稚園部に移る人はほぼいない」という保護者の発言があり、
机上論と実際を垣間見た気がしました。

もちろん、
切実に必要な人もいることは、
十分承知していますが……

とりあえず、
ここまでで、
昨日の会議は終了。

あとは、
適正規模の確認が課題として残されています。
学級数、1学級の園児数について、
次回以降、話し合われます。

内容の深まりにはちょっと不安がありましたが、
結果としては、
昨年のワークショップ等で
さんざん話してきたところに落ち着いた感があり、
ホッとしました。

答申としてどうまとめられ、
それを受けて、
行政がどんなハードの案を出してくるのか……

まだ最終の形は見えませんが、
市民の思いや期待を裏切らない案になるよう、
愛とエールを送りたいと思います。















        

18/6/17(日)子育て支援~日々考えること

2018年06月17日 | 子ども・子育て
「何が『子育て支援』か」ということは、
今はさまざまな家庭状況があり、
それぞれの価値観も、
何を優先させるかも千差万別の中、
なかなか正解にたどりつかず、
どうしても成果が目に見える
「待機児童の解消」
「子育てにかかる経済的援助」
─医療費の無料化、幼稚園・保育所・こども園の経費への補助など─
という、
乳幼児に特化した施策になりがちです。

でも、いつも思うのは、
「『子育て』って何才までだと思ってるの?」
ということ。

「子ども」の定義は、
「0才~18才になるまで」です。

実際、小学生まではかかるお金も知れているのですが(かけようと思えばかけられますが)、
中学校からは、
クラブなどにもお金がかかり、
受験で私立の高校にいったりすれば、さらにかかり、
という経済面を考えても、
乳幼児だけへの経済的支援では、
到底、満足いくものではなく、
今秋から実現すると言われている
「園児への教育費無料化」も、
早くも、
「待機児童が増えて、解決にはならない」と言う意見が出ています。

親だけでは解決しにくい問題が出てくるのも、
学年があがるにつれ、であるのが現状です。

だとすれば、
乳幼児時期だけのお金のばらまきをやめて、
どんな年齢の子どもでも、おとなでも、
困ったときに相談できたり、
同じ悩みを抱える人と出会える機会のある場所を作り、
子どもやおとなの状況に理解ある人を配置し、
日々集まれる状況を作ることが、
結局は
長い期間の支援の場になり、
安心の子育ての提供ということに
なるのではないだろうか……

阪南市では、
せっかくある「子育て総合支援センター」も、
結局は幼稚園、保育所、こども園等に入園するまでのおやこを対象にした事業に終始しています。

「子育て」を、
もっと長いスパンで支援するための施策は、
これからの時代に必要な施策だと思います。

真剣に、
今、何が必要かを検討する人と場を、
求めていきたいと思います。

明日は、
「子ども子育て会議」があります!


前回の感想です。
実りある会議だなあと感じられる会 議になりますように……
とりあえず傍聴しにいきます。





18/6/16(土)「わくわく教室」で……

2018年06月17日 | 教育
市が主催する、放課後の(正確には土曜の)地域こども教室「わくわく教室」が、
今年度もスタートしました。

市内4会場で、
月2回ずつ、
スポーツと文化のプログラムを、
参加する子どもたちに提供します。

今日の西鳥取教室は、
子どもNPOはらっぱがプログラムを担当しました。
はらっぱでは、
みんなが同じものを作るようなプログラムではなく、
子どもたちが、
身近な素材を使って、
それぞれ創意工夫できるようなプログラムを提供しています。

今日は、新聞紙を使って、
まずは、
●新聞紙を広げた上に立ち、じゃんけんに負けたら、どんどん新聞を畳んで、立てなくなったら終了、というゲーム

次に、
●その新聞紙を広げ、どんな形でもいいから12枚にちぎって、バラバラになった12枚をもとの新聞紙に戻す、という新聞紙ジグソーパズル(去年もやったのですが、今年は手際よかった)

最後に、
●12枚のうち、1枚を選んで画用紙に貼り、あとの11枚を好きにちぎって、絵を完成させる

というあそびをしてみました。

これが、予想外におもしろく、
子どもたちの創造力のたくましさに、
あらためて感動しました。






今どきの子どもたちは、
新聞紙をちぎったり、
下書きをしないで、
ハサミも使わずに形を作ったり、
ちぎった形が何に見えるかと想像したりという体験をしたことのない子が多いのですが、
機会さえあれば、
子どもたちは、どんどん楽しんで、
想像をふくらませていきます。

こうやって、
子どもたちが集まる場所で、
どんな力を引き出していくかを考えるのも、
おとなの役割なのだと感じています。