阪南市で、いよいよ動き出します❗
(仮称)「子どもの権利に関する条例検討委員会」の第1回がスタートしました。
委員は、学識経験者がお2人、公募市民委員がお2人、子どもに関わる団体としてPTA代表とNPO団体から1名ずつ、
公立保育所長、私立こども園理事長、小学校長、中学校長、社会福祉・社会教育に関わる方々、
市内の産婦人科医の先生、
という構成でした。
最初は、「現役の18歳までの子どもの保護者」がPTA代表だけだったので、
子どもたちの状況がきちんとテーブルに乗るのかという不安を感じたのですが、学識経験者の委員長、副委員長ともに、
よく意見を引き出してくださり、
たくさんの意見が出されてのスタートでした。
ただ、委員からの意見もあったように、
●6回の検討委員会で、まとめられるのか
●条例を検討する前に「子どもの権利」についてや「こども観」について、一定、委員の共有が必要ではないか
という点は、
次回までに市としての見解が必要だと感じました。
たくさんの意見が出ましたが、
公立保育所の先生から、
●公立保育所では、幼稚園や小中学校との連携を持ちながら、早くから「子どもの権利」に基づく保育を実践してきた実績がある、
またNPO団体からも
●「子どもの権利条約」が批准された30年前から、「子どもの権利」に基づく活動をしている
という声がありました。
実践の成果や課題を聞きながら進めることも大切にしてほしいと思います。
産婦人科の先生からは、
●生まれたばかりの赤ちゃんに、「お疲れさん」「おめでとう」という声をかけると、赤ちゃんがその声に反応してくれる。赤ちゃんには生まれてすぐ、すでにチカラがある。
というお話があり、感動しました。
小学校の先生からも、
●これまでは「友だちを助ける、他者を守る」という人権教育をしてきたが、まず「自分を大切にする」ことからの人権教育が必要だと感じる
というお話があり、
この検討委員会は阪南市の子どもの未来を変えるかも、という期待を感じました。
期待を裏切らない結果になるよう、
これからも見守りたいです。