~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

20/5/29(金)デンマークの首相が若者たちへ感謝のメッセージ

2020年05月29日 | 教育
デンマークのメッテ・フレデリクセン首相が5月24日にフェイスブックで発表した若者への感謝のメッセージ動画が、日本語字幕付きで公開されました。
映像はYouTubeから。
 
以下、字幕を起こした文です。
"親愛なる皆さん
 
今この時期、楽しみにしていたのにできないことがたくさんあります。
 
そして、たくさんの若いあなたたちこそ、
たくさんの楽しみができなくなっています。
 
最も大切な友達をハグできるように
友達みんなをハグできるように。
 
楽しいパーティや夜通し踊り明かすことやコンサートに行くこと。
 
これらがあなたたちにとってどんなに大切か
どんなに特別なことか私にもわかります。
 
あなたにとって人生で初めての経験になるかもしれない多くのこと。
 
初めてのロスキレ(ロック)フェスティバル。
ひょっとしたら初めての試験。
ひょっとしたら初めての恋。
 
ノルウェーの健康大臣がとてもすてきなスピーチをしました。
 
あなたたち若者について彼が言ったことは
とても美しく、そしてそのとおりです。
 
若い時の夏は、
その時一度しか存在しないのです。
 
何かを失ったのであり、
ーよくわかりますー
とりもどすことは、できないのです。
 
いつもの春と同じように
みんなで楽しむのではなく
 
あなたたちの多くは家の中にいて
大切な友人のたぶん何人かにしか会えませんでした。
 
そしてこれからくる夏、あなたたちがとても待ち望んでいるいくつかのことは、たぶんキャンセルされたかもしれません。
 
でも私たちは、最善を願いながら、
より明るい未来に向かっています。
  
少しずつ少しずつ、私たちは感じ始め
あたりまえの日常が戻ってきているのがわかるでしょう。
 
たとえたくさんのことが
昔と違っていてもです。
 
多くの若者がまた学校に行き始めました。
以前とは違った形だけど、よりたくさんの友達と会えます。
あなたたちのうちの多くは、喜んでいると思います。
だんだんとまた普通の毎日が戻ってきていることを。
 
今夜、私はあなたたちに伝えたいのです。
あなたたちは自分たちを誇りに思っていいということ。
 
私たちは誰もが理解しています。
今、歴史的変換期を体験しているということ。
デンマークをおそったスペイン風の流行から100年たち
そして第二次世界大戦以来私たちの社会は
我々が乗り越えてきたような深刻な危機は体験していません。
ちなみにまだ変換期は続いています。
 
あなたたちは若くしてこの歴史的な時を経験しています。
今この時、周りの人との距離が離れているにもかかわらず、みんなが一緒にいるのだという強い思いが私たちの間に広がっています。
そして私たちは感じています。
私たち誰もが互いにしっかりつながったコミュニティの一員である必要を。
 
デンマークはあなたたちを必要としています。
そしてあなたたちは、その責任をうけとめてくれました。
ありがとうございます。
 
若い自分たちはコロナウィルスに感染する恐れを感じていないのに、責任を果たしてくれました。
 
あなたたちの想い・責任感が、あなたたちの努力を特別なものにしているのです。
 
あなたたちの我慢ーわかっています。今までも、そして今もーあなたたちが自分自身のために我慢しているのではないことを。
他の誰かのために我慢していることを。
 
人生の殆どが未来に存在するあなたたちは、
守ってくれたのです。
自分の人生の大半をすでに過ごしてきた人たちを。
 
あなたたちの祖父母、曾祖父母、
同時にあなたたちは、友達や兄弟姉妹や、従弟など
持病を持っているかもしれない人々、
コロナに罹っては危険な人たちを守ってくれています。
 
違う言い方をすると、あなたたちは市民としての責任をはたすことで、命を救っているのです。
 
だから私たちはあなたたちに伝えたいのです。
私からの感謝を。私の心からの感謝を。

このあなたたちの姿が、
私たちを安心させてくれます。

私たちの社会には若い世代がいるのだということ、
誠実に責任をはたす若い世代が。  
このことが私たちみんなの将来に
希望を与えていると思っています。
 
私たちは歴史を創っているのです、今。
お互いを守ることで。
   
私たちはうまくやっていけます。
いろいろなことは、またうまくいくようになります。
だからみなさん本当にありがとう。
  
私たちはあなたたち若者を誇りに思っています。
そして、あなたたちはわかっているかな?
あなたたち自身も、自分たちを誇りに思っていいことを。"



すべての若者たちに届きますように……

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