~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/9/30(月)下校中の子どもたちとの会話

2019年09月30日 | 子ども・子育て
出かけたのが3時過ぎだったので、
ちょうど小学校の下校時間と重なりました。
下校中の子どもたちとの会話です。

①家を出てすぐ、帰る家とは方向の違う子と出会いました。
私「おかえり~。でも、家、こっちと違うやん」
子ども「暑いんよ。こっちの方がまし~」
確かに、彼女の家に続く道は、延々日が当たっている。日陰に誘われて曲がってきたということらしい。
私「気をつけてね~」
子ども「わかったあ~」

→「暑い」と言いながら、上着、着てるやん。そりゃ、暑いわ。

②家の前の坂を下ると、1年生の2人連れと出会いました。
私「さよなら」
子ども「あ、あ、あ、名前なんやった?」
私「浅井さんやで~」
子ども「あー、なんか見たことある~」
私「毎朝、立ってるやん。」
子ども「そうや、そこやったな」

→毎朝会ってても、「なんか見たことある」程度なんだなあ……

③大きな通りの下校風景。みんな、日の当たる側を帰っていきます。
私「そっち、暑いんやない~?」
子ども「暑い~」
私「大丈夫~?」
子ども「走る~」

→風は少し涼しいけれど、こんな日差しのきつい中を歩いて帰るのを、家庭や学校は知っているのかなあ。
日陰の方を歩けばだいぶ涼しいのだけれど、通学路が決まっているのに、「こっちを歩きよ」とは言えず、「気いつけてな~」とだけ声をかけた私です。

④日陰側を歩いていた子もいて、坂の途中で立ち止まっていました。
私「誰か、待ってるん?」
子ども「車来ないか、見てる」
私「渡るん?」
子ども「うん」
私「大丈夫そうやで」

→見通しの悪いところに立っていたので、なかなか渡れなかったようです。
横断歩道は、坂の中程にあるだけなので、低学年の子には、横断の見極めがむずかしいかも、と思いました。

「暑さ」に対応する通学路の変更や、気温にあった服装、
「横断」を待つ子への運転者の配慮など、
地域のおとなや学校が考える課題が見える、
子どもたちの下校風景でした。

19/9/29(日)桜の園草刈り・清掃&朝日幼稚園運動会&講座

2019年09月29日 | 子ども・子育て
このところ、
土日もフル稼働が続きますが、
今日も、
なかなか、たっぷりな1日でした。

朝は、
「桜の園の会」のみなさんと、
桜の園で草刈り&清掃活動でした。




不法投棄のゴミがあってため息をついたり、





プロフェッショナルな仲間がいて、すごいと思ったり、



で、私と友人は鳥取ダムへの道でひたすらゴミ拾い。
30分ほどで、こんなに拾いました。


キャンプをしているグループがいたので、
電動の草刈り機は遠慮しましたが、
ゴミ拾いだけでも、
きれいに使ってもらう啓発にはなったかもしれません。

今日はお先に失礼し、
そこから朝日幼稚園の運動会に行きました。




昨年も見せていただきましたが、
役員のみなさんもいっしょに進行に関わり、
一つ一つゆったり進むプログラムがよかったです。

午後は、
「子どもの声を聴くおとな養成講座」の4回目。
「生きづらさをかかえる子どもたち」と題し、
NPO法人フォロの事務局長 山下耕平さんを講師に、
中身の濃いお話を伺いました。


今日の収穫は、
お話の内容はもちろんでしたが、
この本!


学校に行かないお子さんを持つ親だけでなく、
学校の先生やさまざまな居場所のスタッフにも、
子どもとの距離や寄り添い方の参考になります。

一気に読みましたが、
特にナットクいったのは、ココ!




次回は、
10/5(土)13:30~15:30です。


19/9/28(土)自治会班長会議&東鳥取公民館まつり&尾崎中学校体育祭

2019年09月28日 | まちづくり・市民活動
午前中は、
●里海で、「セブンの海の森」のイベント
●公立保育所運動会
●公立の3中学校体育祭
が重なる中、
私は、自治会の班長会議でした。


前期の振り返りと、後期の事業の確認、住民センターの今後などの議題が終了したら、
保育所の運動会には間に合わないかなという時間だったので、
東鳥取公民館まつりに行くことにして自転車を走らせていたら、
入り口に見慣れた顔のみなさんが並んでいる場所を通過。

10月1日(火)開院の病院の内覧会とのことで、
誘われるままに入らせていただきました。






小児科、内科、糖尿病内科、アレルギー科のほか、「身体のことで困ったら相談」できる病院、
というのが心強いと感じました。

東鳥取公民館まつりには、
毎年行かせていただいています。

やきそば、ねぎ焼き、パンなど、
外のお店を回り、
知り合いの作品展示やサークルもひと回りし、
あちこちで友人たちと立ち話ができて、
楽しい時間でした。






いろいろ催しが重なっているせいか、
ちょっと人出は少なく感じましたが、
子どもたちが楽しめる企画があることもあり、
小学生の姿を多数見かけたのは、
よかったです。

1時前に、
今年が最後の体育祭になる、
尾崎中学校に行きました。




ちょうど、
クラブ紹介の最中で、
少ないながら、がんばっている中学生たちのパフォーマンスでした。

1年生の「台風の目」
2年生の「綱取り」ともに、
全力での競技を見せてもらいました。
そして、3年生の創作ダンス
2クラスとも、
工夫を凝らし、
笑いもとりながらの演技で、
感動でした。

体育祭の閉会式では、
校長先生の講評も、心に響きました。

校庭に張られたテントは、
福島幼稚園、福島小学校、尾崎小学校の名前があり、
阪南町立尾崎中学校というテントも、
歴史を感じる光景でした。


学校はなくなっても、
何か思い出に残ることを、
これからの半年で積み重ねてほしいと願います。

THE LAST YEAR OZAKI
心から感動の体育祭でした。


19/9/27(金)貝掛中学校体育祭&フリー☆あーと☆ファミリー&阪南市民病院

2019年09月27日 | はんなん話
今日は、予報では雨も降るとのことでしたが、
ちょっと蒸し暑いくらいの曇り空で、
中学校の体育祭にはちょうどいい天気でした。

市内中学校の体育祭は、
以前は5中学校同日開催でしたが、
昨年から、
貝掛中学校は平日の開催となり、
今年も今日、開催されました。
鳥取中学校は、
来春の尾崎中学校との統合に向けての工事に入るため6月に済んでいて、
あとの3中学校は明日の開催です。

貝掛中学校には、
引っ越してきてすぐから、
子どもたちが次々と13年間も通い、
役員もさせていただき、
校歌も歌えるほどの愛着があります。

就園前から幼稚園、小学校と顔馴染みの子たちや保護者も多く、
今年も楽しく見学させていただきました。






ただ、生徒数の減少は明らかで、
来年以降、
いずれ1学年2学級の年が来ることが予測できます。
そろそろ、「今後」を考えていく動きが必要なのではないかと感じました。
場当たり的な統合ではなく、
阪南市に必要な中学校の数なり、
求める機能なり、
中身のある検討を期待したいです。

午後からは、
月に1度の「フリー☆あーと☆ファミリー」に顔を出しました。
主に不登校の子どもたちの、
学校でも、家でもない「居場所」として、
月1回開催されているのを、
応援しています。


今日は、
いつもは5時間目から放課後にかけて学校に行っているというお子さんと保護者の方が、
「5時間目が参観なので行きにくい」ということで、
あそびに来てくれました。
「ここがあってよかった」と言ってもらえてよかったです。
大々的に「不登校の子、おいで~」と言えることでもなく、
これからも細々と開催していくことになるのでしょうが、
せめて学校関係者のみなさんには、
こんな「居場所」もある、ということを知っていただきたい、
というのが、
関わる市民の願いです。

次回は、10月25日(金)12:30~14:30
場所は、下出の「ふれ愛ホーム」(市の事業として開催の「阪南市☆キッズはらっぱ」と同じ施設)です。

15時からは、
国の厚労省が開催する「第24回地域医療構想に関するワーキンググループ」において、
「地域医療構想にかかる具体的対応方針の再検証要請医療機関」として
阪南市民病院の名前があがっている件について、
維新の議員さんにお誘いいただき、
健康部長と健康増進課長に
説明していただくことができました。

国から府に対し、
来年9月までに「地域医療構想にかかる具体的対応方針」の「検証」が求められている、ということで、
府としては来春3月までに「検証」を進めていく、ということになるとのことでした。

ただ、厚労省が判断の基準とした数値は、
2年前2017年度のデータに基づく数値で、
その後、昨年から黒字に転じている点や、
岬町も含めた「地域医療」として、
入院できる施設としての役割などを「検証」してもらえれば、
ということは言えるようです。

厚労省のデータは、
こちらから見れます。

明日も催し満載の1日。
知っているだけでも、
●セブンの海の森清掃活動
●公立保育所3所運動会
●公立中学校のうち、飯の峯、尾崎、鳥取東中体育祭
●東鳥取公民館まつり

地域では、自治会の会議もあり、
重なりまくりの1日です。

19/9/26(木)見ること、見えること、見ようとすること

2019年09月26日 | はんなん話
友人たちのFacebookに、
「彼岸花」がちらほら投稿されていて、
「そういえば、彼岸花の季節だなあ」と思っていたのですが、
どうも今年は、彼岸花を目にした記憶がなく、
「もしかして、阪南市では彼岸花が激減してるのかも?」と、
真剣に考えていたこのごろ。

今日は、ちょっとゆっくりめに自転車を走らせ、
周りの風景にも何気に目を向けていたら、
なんと、あちこちに彼岸花がいっぱい咲いていました!









毎日のように通っているのに、
こんなにいっぱい咲いている彼岸花が
目に入らなかった?

自分で自分が信じられない気持ちでした。

見えていたかもしれないけれど、
「見ていなかった」「見ようとしていなかった」ことが、
周りの人に対してもありうるかもしれないと思うと、
ちょっとショックでした。

忙しさは理由にならない。

忙しくても、
季節を感じたり、小さな声やSOSを発する眼差しに気づけるおとなでいたいと、
改めて思わせてくれた彼岸花でした。

19/9/25(水)「令和元年阪南市議会第3回定例会」最終日でした。

2019年09月25日 | 議員
今日は、
定例会最終日でした。
令和元年度の一般会計補正予算の可決のあと、
総務事業常任委員会、厚生文教常任委員会、決算審査特別委員会への付託議案についての報告・討議がありました。

各委員会の報告は、
以下の通りです。






討議では、
総務事業常任委員会で「原案可決」となったものの「修正動議」が提出され、否決された「阪南市住民投票条例制定」について、
改めて「修正動議」が出されました。

●住民投票条例の「投票資格者」について規定している第3条の「永住外国人」について、「投票権を認めない」
とする修正動議でした。

理由として主なものは、
・「住民」とは、国が定める公職選挙法で投票権を有するものであるという認識
・納税は投票の必要条件ではない
・会議が非公開であり、十分な議論が尽くされたとは言えない
・パブリックコメント6件中3件が永住外国人の投票権についてであり、いずれも否定的意見である
・国籍の保持・非保持で区別があってよい
といったことでした。

私は、むしろ永住外国人の方にも選挙権を与えるべきであり、
公職選挙法の方を変えるべきだと考えるので、
まずは、市の権限でできる住民投票から投票権を認める動きがあっていいと考えています。

ともに学校や幼稚園、保育所に通う子を持つ保護者であり、
ともに自治会の活動を作る「地域住民」であり、
ともに町の条例を守る「住民」である永住外国人の方を、
ルーツである国籍の有無で「意見を言う権利」を与えない、というのは、
幅広い人権の意識が問われると思っています。

議決では、賛成少数(5)で、修正案は否決となり、
原案どおり、
「永住外国人の投票権を認める」住民投票条例が可決となりました。

市から提案の議案はすべて可決されたあと、
議会議案として、大阪維新の会さんより、
●阪南市監査委員条例の一部を改正する条例案
→現在、議員から1名選出されている監査委員を、より独立性、専門性の高い委員とするため、議員から選出しないこととする

●阪南市議会議員の議員報酬と期末手当ての額を25%削減するための条例改正案

が提案されましたが、
どちらも賛成は維新のお2人だけで、
否決されました。

私は、
●監査委員については、議員から選出しないとなった場合、では誰が適任かを誰がどう決めるのかむずかしいと思いました。阪南市の状況を多岐にわたって考えられるプロとなれば、それなりの報酬も必要でしょう。
たとえば、どんな人が考えられるのか、など具体的な提案を話し合えたら、少し検討できるのにと、議案になる前の、議会の中の議論のなさが課題だと感じました。

●議員報酬の25%削減は、正直厳しいので、賛成できませんでした。25%と言わず、ここも要相談で、もう少し議論がほしかったです。

現在、議員報酬の月額額面は437,000円ですが、
市税や所得税を引いた手取り額は、
37万円です。
私の場合、
国民健康保険96,000円と事務所経費70,000円を引くと、使えるのは20万くらいです。
事務所は、絶対いるというわけではないので、
借りなければいい、と言われるかもしれませんが、
事務所があるからできることもあり、
できればこのまま、借りていたいです。

市民のみなさんに、
市政についてお知らせする広報の経費は、
毎月の報酬からは支出できず、
政務活動費も使っていないので、
期末手当が、たよりです。

それでも市の財政を考えて議員報酬を削減せざるを得ないのであれば、
考える余地はあります。

というのが、今日の議案に対する私の意見です。

議会が始まる前、
傍聴される方へのアンケートが置かれていました。


12月議会で、ぜひ活用してほしいです。

19/9/24(火)1年かかって実現します~😊

2019年09月24日 | 議員
昨年10月、
任期2年目の臨時議会。
いわゆる「役選」で、
「広報の正副委員長は、女性で」という発言があったようで(私はその場にはいなかったので、聞いた話です)、
何もわからないまま引き受けた「議会広報委員長」でした。

せっかく「委員長」にならせていただいたので、
何かこれまでより少しでも、
市民に親しみやすい「議会だより」にしたいなあと思って、
「議会を傍聴しに来られた市民の方へのアンケート」を提案しました。

その場では反対はなく、
「いいことだ」ということだったので、
すぐにでも実現するのかと思っていたら、
「議会全体にかかることだから」ということで、
各会派の代表が集まる「議会運営委員会」での話し合いが必要、とのことでした。

「議会運営委員会」では、
提案は、個人ではなく、会派の代表からの提案になるとのことで、
提案は会派の代表から、
説明は本来発言できない私が特別に許可され、
でも質問に答えるのは、会派の代表、
という、なんとも不思議な提案となりました。

結局、年を越えてから、
提案に対する他の会派の議員からの修正案を取り入れて、
「議会運営委員会」に再提案となったのですが、
そこでは議論はなく「会派に持ち帰り」となりました。

9月議会には間に合うかなと思っていましたが、
結局、
月始めの一般質問には間に合わず、
9月議会の最終日に、
ようやく実現することになりました。

何をどう進めていいかモタモタしていたので、
何人かにアドバイスをいただいたものの、
アドバイス通りには進まず、
終わってみれば1年が過ぎていた、という話。

明日、傍聴にいらっしゃったら、
ぜひ、アンケートにご協力お願いいたします‼


19/9/23(月・祝)「子どもの声を聴くおとな養成講座 2019」第3回

2019年09月23日 | 子ども・子育て
「子どもの声を聴くおとな養成講座 2019」
第3回は「子どもとおとなのいい関係」②「居場所」についてです。




午前中の講座から引き続きの受講者がちょうど半分くらい、
あと半分が午後からの受講でした。

現在「居場所」に関わっている方が多く、
講座中の「ちょっとワーク」の場面では、積極的な意見交換ができました。

●子どもの現状
「『サンマ(3つのま/時間・空間・仲間)がない』から、「『ゴマ(5つのま/サンマにに手間・ひまを加える)』がない」時代になっている。

●子どものチカラを支援する柱
①意味ある他者(気持ちを聴いてくれるおとなと仲間)との出会い
②安心できる居場所の確保
③子どもの権利を支援するシステム(仕組み・予算・法律)

●「居場所」とは?
①ありのままの自分を受け入れてくれる
②がんばらなくていい
③弱い自分、ダメな自分を出せる
④1人になれたり、仲間や聴いてくれる大人と出会える

●課題
・「居場所」は、本来子どもたちが決めるものであるが、おとなの「安全重視」「善意の押し付け」になっていないか?
・必要とされている子にとっての「居場所」になっているか? 

➡「子どもに聞いていますか?」

●ポイント
・だれかたった一人でも、自分を否定せずに受け入れてくれる人がいれば、人は生きていける
・「支援臭」のするおとなを、子どもは嫌う。「すきま」(余裕)があること。
・おとながまず幸せでいること。

途中で使った「たまごのワーク」は、
なかなか考えさせられました。
たまごは、勝手に割れるわけではなく、
生まれでようとする雛鳥と、
親鳥が外からつつくタイミングでたまごが割れ、生まれるのだそうです。

たまごを抱いて暖める(暖かいご飯と雑談)
  ↓
見守る(安全・安心)
  ↓
転じる(視点を変える、斜めの関係)
  ↓
つつく(励ます)
  ↓
適度に刺激する(タイミングを間違えると逆効果、つつきすぎると未熟なたまごに)
  ↓
信じて待つ(変化はつねに、見えない内側から)

子育てや、子どもへの支援に関わる人が、胸に刻みたい関わりです。

19/9/22(日)「子どもの声を聴くおとな養成講座 2019」第2回

2019年09月22日 | 子ども・子育て
「子どもの声を聴くおとな養成講座 2019」、
今日は、第2回が午前中、
第3回が午後という、満腹コースでした。


まずは、第2回「子どもの権利」についての報告。
「子どもの声を聴くおとな養成講座」では、
毎年必ず学ぶ「子どもの権利」ですが、
今年は特に、「子どもの権利条約」が国連で採択されて30年、
日本で批准されて25年という節目の年であり、
「子どもの権利条約」について、
ワークを交えてお話しいただきました。

●「子どもの権利条約」で大切なこと
「子どもは、存在するだけでチカラがある」←そう思えないとすれば、そう思うすべてが「暴力」である。

●「権利」とは?
英語では「Rights」=「当たり前」。
「子どもの権利」に関する「義務」は、国や自治体が負う。

●51条にわたる条文だが、大きくは4つの権利
・生きる権利(生存)
・育つ権利(発達)
・守られる権利(保護)
・意見が言える権利(参加)

2条、3条、6条、12条は、オールマイテイの条文。

4つの権利を構成する条文


●「子どもの権利」を子どもたちに伝えるためのとりくみ
→権利カードで学習。
「さまざまな困難を抱える子どもたち」が、どんな「権利」を知ることで、チカラが出せるか、を考えるワーク

自分が持つ「権利」について、
なかなか子どもたちに届きにくい現状がありますが、
まず、子どもたちが「知ること」が大切です。

おとなには、
「正しく伝える」責任があります。






さまざまな理由で、
施設に入ることになった子どもたちには、
こんな冊子で、子どもたちが持つ「権利」について「知る」機会があるそうです。




安心して生きていくための「権利」について、
どの子も等しく「知る」ことができるように、
おとなとしてきちんと責任を果たしていきたいと思います。

19/9/21(土)「全国自治体シンポジウム2019 立川」

2019年09月21日 | 子どもの権利
ずっと気になっていた、
「地方自治と子ども施策 全国自治体シンポジウム2019 立川」に、参加申し込みしました。


「子ども・若者支援とまちづくり~とぎれず、すきまをつくらず、そして重なり合う~」というテーマと、
分科会のコーディネーターに惹かれました。


迷いまくりの分科会は、
第2希望まで申し込みができました。
何を選んだかは、
決まってからの報告にします。

阪南市でも、
「ワンストップで途切れない子育て支援」を掲げ、
現在、第2期子ども・子育て支援事業計画を策定中ですが、
先進の事例を知り、
見えにくい問題点などに気づくことで、
さらに子どもたちにとって有益な支援になれるよう、
考えていきたいと思います。

19/9/20(金)千葉県袖ヶ浦市への物資支援など、いろいろやってるんだなあと思うこと

2019年09月21日 | はんなん話
朝、
会議のために市役所の駐輪場に自転車を止めていたら、
健康増進課や生涯学習推進室などの職員さんたちが、
街頭キャンペーンに出発されるところで、
自殺予防キャンペーンのチラシなどをいただきました。




自殺したくなるほど苦しかった本人、それに気づかなかった人、気づいていながら救えなかった人など、
周りのみんなを悲しませる状況が、
少しでも少なくできるよう、
声を聴いてくれる場所や人がいることを知らせる取り組みは大事です。

自殺予防に限らず、
職員の方や関係団体の方が取り組まれている、目に見えない、
その日その時間に出会わないと知らない情報がいろいろあります。
市のFacebookやツィッターなど、
もう少しマメに活用して、
広く関心を持ってもらえるようにできたらいいのに、と思います。

今日、議員の連絡箱に入っていた、
先日の台風で多大な被害に遭われた、
千葉県袖ヶ浦市への
「平成3年生まれ同期市自治体災害時相互応援に関する協定」による支援なども、
情報をいただいて初めて知りました。


「なぜアルファ米化のご飯?」と思ったので聞いてみたら、
相手先のご希望とのこと。
ちゃんと問い合わせて、希望のものを送られたことも、
合わせてお伝えします。

市はこんなこともやっているんだ、と思ってもらえることは、
市民にどんどん情報発信したらいいのに、と思います。

同様に、
市民からの発信にもアンテナを持ち、
市民もいろいろやってるんだなあと、
思ってもらい、
興味があれば出向いていただいたり、
という町になれたらいいな、
と思い続けています。

19/9/19(木)絵本の可能性~「感じるチカラ」

2019年09月19日 | 子ども・子育て
子どもたちが通った小学校で、
1年生から3年生の各クラスに、
月に2回ずつ読み聞かせをしたり、
冬に人形劇などのイベントをするPTAサークルに、
OBですが参加しています。

今日は、
2年生のクラスに行きました。
朝の会が終わってから1時間目が始まるまでの15分だけの読み聞かせなので、
2~3分の短い本なら4冊くらい、
5分以上の本があると、
2冊でも厳しいときがあります。

今日は、私は、
●「へいわとせんそう」という、
淡々と「平和なとき」と「戦争のとき」を対比させている五味太郎さんの絵本
と、
●「マンマルさん」という、ちょっとふしぎなお話を読みました。


~「マンマルさん」には「シカクさん」と「サンカクさん」という友だちがいて、ある日、かくれんぼをすることになりました。「マンマルさん」の言うことを聞かずに、滝の裏側に入った「サンカクさん」を捜しにいったのですが、滝の裏側は真っ暗。その中で目玉が2つ見えたので「サンカクさん!」と呼ぶと、後ろから「サンカクさん」の声がします。
「じゃ、あれはダレ?」と、怖くなった2人は、大慌てで滝の外に出たのですが、中でみたのがどんな形だったのか、目をつぶって想像します。
そして、「みんなも、目ぇつぶってみ」と、2年生の子たちにも言って、想像してもらうこと数十秒。


「形ないんちゃう?」「サンカクや」「怖い」「鏡ちゃう?」など、さまざま声が聞こえたのですが、絵本はそこで終わり。
「きっと、みんなが想像した形がいたんだと思うよ」と言って、閉じました。

私自身も、どんなのが出てくるのか、楽しみだったので、
それが出てくることなく終わりだったことに、一瞬がっかりしたのですが、
ほんの数十秒、思いきり想像力を働かせたことが、思いのほか楽しく、
終わったあとも「いやいや、こんな形だったかも……」と何度でも考え直せるところが、新鮮でした。

描かれていない、ということは、
無数に想像できるということだなあと、
「マンマルさん」の、
子どもへの限りない可能性を期待する思いを感じて、
大好きになりました。

「目をつぶって想像すること」、
大切な時間だと思いました。

19/9/18(水)我が家の「幼稚園」史を振り返って考えること

2019年09月18日 | 子ども・子育て
親になって、
初めて「幼稚園」を意識したのは、
今から34年前、尼崎に住んでいたときです。

公立の幼稚園で、
入園前の子のために、
週に2回、幼稚園の空き教室を使って、
自主運営のサークルがありました。

当時は、
公立幼稚園は1年保育だったので、
年中に当たる子のための、
プレ幼稚園のようなサークルでした。

集めた会費で講師を頼み、
開催日には2人ずつ、
当番で入ります。
当番でなければ、子どもだけ参加で、
親は帰れます。
もちろん、見学してもOKでした。

引っ越しのため、
残念ながら、長女がその幼稚園に通うことはありませんでしたが、
引っ越し先の川崎でも、
公立幼稚園では、
年少年中に当たる子どもと親のサークルがあり、
入園前に親同士が知り合い、
協力しあう関係作りができていて、
初めての園生活は安心でした。

川崎のサークルの会場は、
幼稚園ではなく、住民センター等でしたが、
運動会などは、
幼稚園がお休みの日に、
用具もいっしょに借りたりしていました。

川崎にも1年半しかいなかったので、
次女は同じ体験はできず、残念でした。

川崎の次に引っ越した埼玉県草加市には、
公立の幼稚園はなく、
町中見て回り、
次女は私立の幼稚園に入園しました。

縦割りクラスの幼稚園で、
モンテッソーリ教育をとりいれた日常が私は大好きだったのですが、
次女はなかなか馴染めず、
行き渋り、何度かやめようと思いましたが、
年長になったら、
ときどき休みながら行けるようになりました。
私立の幼稚園でしたが、
縦割りクラスの中で、親同士はけっこう交流があり、
先輩お母さんから学んだことが多々ありました。

次女の卒園後、また引っ越し、
新しく住んだ東松山市にも、
公立幼稚園はなく、
気に入った私立の幼稚園もなかったので、
三女と四女は、
幼稚園に通わずに過ごしました。
正確に言うと、
三女は、少しの期間、
自主運営の共同保育園に通いました。
自然の中で、
保育士さんと保護者が話し合いながら保育内容も決める、
すてきな保育園でしたが、
五女の妊娠など忙しくなり、
通い続けられなくなりました。

でも、親子ともにとてもいい時間が過ごせたと思っています。

そして、
平成9年、阪南市に引っ越してきたのですが、
公立小学校ごとに公立幼稚園がある環境を見て、
幼児期が大切にされている町だと思いました。

迷わず、近くの幼稚園に五女の入園を決め、
5年後、六女が入園。
引っ越してきたばかりで何もわからなかったのに、
サークルでたくさんの若い友人ができ、
友人たちと、
この町で何かやってみたい、という夢を持ち、
前に進むことができました。

公立幼稚園に限らず、
「幼児期の子どもの親」のチカラは
なかなかパワフルです。
仕事にも、楽しむことにも積極的な世代のチカラを、
市政に生かさないのは本当にもったいないと思います。

子育て支援は、
サービスばかりに視点が向けられますが、
パワフルな世代のチカラを生かす場を作ることも、
これからの町づくりのために大切な視点であり、
ぜひ、考えていきたい施策だと思います。

懐かしい我が家の幼稚園史を振り返りながら考えたこと、でした。



市役所3階の会派の部屋からの眺め

19/9/17(火)子育て拠点整備特別委員会でした

2019年09月17日 | 議員
今日は、
「阪南市子育て拠点再構築方針(案)」についてが議案の、
「子育て拠点整備特別委員会」でした。


2年半前の春、5回にわたる市民ワークショップを踏まえた「プロジェクトチーム案」は、市民に受け入れられる内容ではなく、
その後、
再提案された「阪南市地域子育て拠点再構築方針中間とりまとめ案」で5つのキーワード
①子どもの安全の確保
②保護者が選べる選択肢
③ワンストップで切れ目のない支援
④暮らしに身近な地域で多世代が交流
⑤持続可能な行財政運営
が示され、
再構築の基本方針として、
「阪南市で『産みたい』『育てたい』『暮らし続けたい』」
が示されました。

そこから、
市内校園所の代表や市民委員により構成される「子ども・子育て会議」に、
子育て拠点を含む「就学前の教育・保育・子育て支援のあり方」が諮問されたのが、昨年1月でした。

半年をかけて諮問内容が審議され、
途中7月に答申骨子、
今年3月に正式に市長に答申が提出された、という経緯があっての「阪南市子育て拠点再構築方針(案)」で、
今回は、
6回の保護者・市民向けの「説明会」、
パブリックコメントの結果を踏まえての「子育て拠点整備特別委員会」でした。

6回の説明会については、
それぞれブログに報告しています。

今日の特別委員会では、
●子どもの安全確保
統合が決まっている幼稚園・保育所についても、統合までの安全確保の工事に早急に着手すべき。

●改修に当たっての財源確保の見通しについて具体的なシュミレーションを示すべき

●少子化の状況によって、「量の見込み」は流動的になりうる。そのとき、見直す余地はあるか。
→これは「方針」なので、このまま進めたい。

●石田・下荘を統合しての公立認定こども園は、財源確保が必須である。財源確保ができないときは民間も視野にいれるのか?
→計画を見越して「行財政構造改革」を進めている。財政は確保していく。

●尾崎に新設予定の民間認定こども園の候補地に、尾崎中跡地だけでなく、現尾崎幼稚園も加えてはどうか?
→在園児がいること、まわりや交通環境など検討し、尾崎中跡が適当と考える。

●提案されているラウンドテーブルについて、その時期、内容、期待されることについての具体
→年内に開催予定。内容は、進めながらと考えている。運営上の課題や子どもへの関わりなど、ソフト面での話が中心と考える。

●議案ではないので、議会としては一度も採決していないが、このまま進むのか。
→予算の部分で議決をいただく

●子ども・子育て会議で諮られる案は、常に行政が先行して検討したものを提案しているのか
→現状は、そうなっている

といった質問や意見が出されました。

私は、
●2年半の時間をかけ、ここに至った経過を考えて、この「再構築方針」は、「できるだけたくさんの保護者や市民に納得してもらい、受け入れられるものであるべき」と考えたとき、この「説明会」の日程、会場と回数、参加人数は、十分とは言えない。
もっとていねいに、市民に「理解・納得」できる対応をするべきだ。

という意見を述べました。
担当課も、
限られた日時の中で、
考えられる周知方法を考えたのだとは思いますが、
「市民・保護者」が、「周知してくれた」と感じる方法とは、距離があると感じます。

行政にとっては、
決まっていることを進めているだけかも知れませんが、
経過や今後について十分な情報がない市民や保護者には、
疑問や、不安がいっぱいなのです。

案内チラシを「市の施設に配架」、
「所属する園所から配布」という
「一方通行の周知」ではなく、
園長先生からでも説明の機会があったり、
不安や迷いを聞いたりする窓口を作ったり、
そういう「気持ちに寄り添う」対応を期待したいです。

午前中では終わらず、
午後に再開となった特別委員会は、
最終、
「この方針案は『継続審議』にし、
①利用者への十分な説明
②ラウンドテーブルの具体的な内容検討
③財政シュミレーションを明示
を速やかに行い、
改めて提案、ということになりました。

今日の提案のままでは、
モヤモヤが残る内容だったので、
「継続審議」になって、
ちょっとホッとしています。

方針のうち、①②③についての『継続審議』で、
令和4年春の
「尾崎幼稚園・保育所」→私立認定こども園に統合
「はあとり幼稚園・朝日幼稚園」→「はあとり幼稚園」に統合
へのスケジュールはこのままです。

担当課のみなさんには、
もう少しご尽力いただくことになりますが、
みんなが納得して受け入れられる「子育て拠点再構築方針」となるよう、
いっしょに進みたいと思います。

19/9/16(月・祝)10年ぶりの「民放テレビ」に思う

2019年09月16日 | はんなん話
我が家では、
10年前に、
強風で屋根上にあるアンテナが倒れて、使えなくなって以来、
民放テレビが受信できない生活が続いていました。

受信できるのは、
地上波ではNHK第1神戸局のみ、
あとは衛星放送、
という生活が、
昨日、やっと終了しました。

孫たちがやってきたときに、
いつも見ているテレビ番組が見れるようにと、
夫が、何週間か前から、
土日を使って準備を始め、
足場を作り、
アンテナを調達し、
高所恐怖症の困難を乗り越え、
昨日、やっと、
アンテナの設置を終えたのです。


10年に渡って、
「民放テレビが見れない」状況は、
初めの頃こそ大騒ぎでしたが、
だんだん慣れて、
「流行りのタレントが主演のドラマ」も「流行りのミュージシャンが出演する音楽番組」も、
「大好きなプロ野球中継」も、
いつのまにか見ないのが当たり前の生活になっていました。

そして、昨日、
我が家では10年ぶりに、
「コマーシャルのある民放のテレビ番組」を見たのでした。
新聞のテレビ欄も、
どうせ見れないから、もう何年もちゃんと見たことがなく、
どこをどう見ていいのか、
というか、見たい番組もなく、
何となくついたままでしたが、
結局、夫も、
衛星放送の映画に切り替えていました。

今日もうれしがってチャンネルを回したものの、
見たい番組が見当たらず、
コマーシャルも、車や美容やサプリメントなど、
「より便利に」「安く」「きれいに」「健康に」といった、
我が家にはほぼ無縁の世界のものが多く、
世の中大丈夫かなと、不安になりました。

というわけで、
孫たちがあそびに来るまで、
これまでと変わらない生活になりそうです。

でも、
テレビには、まだ選び方に「多様性」があるけれど、
ネットでピンポイントの情報だけを選んで見て、
さらに、
SNS上で、
自分の興味や関心にぴったりの情報が表示される社会に生きるこれからの世代が、
自分の主体性をどこで確立するのか、
考えさせられます。