~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/9/30(日)台風21号からの学びが生きる

2018年09月30日 | はんなん話
今夜、
前回の21号並みの大型台風がやって来る、ということで、
我が家をはじめ、
市民のみなさんも、
かなり緊張し、準備に余念がなかったことと思います。

昨日立ち寄ったスーパーでも、
●カセットガスボンベ
●カップラーメン
●パン
●お湯で暖められるレトルト商品
など、よく売れていました。

いつもは、
なんの防備もない我が家でも、
昨日は、屋根に放置していた割れ瓦をとってもらい、
今日は、朝から、
ベランダのものを固定したり、
風で飛びそうなものを屋内に入れたりしました。


夕方から風が強くなったものの、
少しコースが東南に寄ってくれたので、
阪南市は、
前回ほどの風害に遭わずにすんだようです。

同じように「大型で勢力が強い」という台風でも、
コースによって、被害が違うことも、
あらためて感じた経験でした。

今回は、本当に、
前回の経験が生きたと思います。

前日から、
何を買っておくかの準備、
停電に備えての品物選び、
窓などガラスが割れたときのためのテーピング、
家族の共有、
交通機関のチェック……など。

災害の少ない阪南市では、
どうしても防災に対する意識が高くなかったと思いますが、
代償はあったものの、
台風に対する備えを学び、
体験に勝る学びはないなあと感じました。

あとは、
この体験を忘れることなく、
防災への意識を高め、
住民同士の助け合いの関係づくりにつなげていくことが課題になると思います。

学びが生きた防災に繋がることに、
期待しています。






18/9/29(土)「子ども条例のつくり方」連続講座がスタート

2018年09月29日 | 議員
「子どもの権利条約関西ネットワーク」が主催する、
連続講座「子ども条例のつくり方」の第1回でした。




今日は、
1994年に批准された「子どもの権利条約」を、
日本で一番早く、
子どもたちに伝え、
その後、全国初の「川崎市子どもの権利に関する条例」制定に向けて働きかけ、実現した、
川崎市の実践についてのお話を伺いました。





講師の小宮山さんは、
元中学校教師から、教育委員会に入られ、
教育委員会の発信で、
市長部局や子どもに関する各課、
さらに
子どもに関わるNPOをはじめとする市民も巻き込みながら、
条例に向けて動かれてきました。

注目すべきは、
そこに、
いつも「子どもたちの声」「参加」があったことです。

公募による「子ども会議」、
「子どもの人権委員会」、
そして、
子どもの居場所として、
本当に夢のような「川崎子ども夢パーク」を開設しました。

お話のあとは、
「子ども条例」制定に向けて、
自分たちのまちで具体的にできるアクションを学ぶ、ワークショップでした。

「私はなぜ、子ども条例が必要だと思うのか」
「私はなぜ、今日、ここに来たいと思ったか」
について、2分でアピールするワークは、
自分の本気を問う体験でした。

私は、
自分が今、「子どもの居場所」に関わる活動をする中で、
「おとなのつごう」や「子どもの安全」という理由で、
禁止事項を一方的につくり、
守らない子に注意し、
子どもたちが「自由に」「安心して」「思いっきり」過ごせていない現実に、
疑問を持ち、
この打開のために、
おとなの共通認識としての条例が必要だと思っていることを話しました。

グループで、
発表しあったあと、
人を突き動かすアピールにするための助言をしあうワークを受け、
とても勉強になりました。

あと4回、
忙しい日程ばかりですが、
がんばって参加します。


18/9/28(金)貝掛中学校体育祭に行きました🍀

2018年09月28日 | 教育
雲ひとつない、快晴の中、
貝掛中学校体育祭に行きました。


9月議会の一般質問でも触れましたが、
貝掛中学校は、
今年、他の4中学校とは別日程で、
(他の4中学校は、明日土曜日)
平日開催となりました。

保護者や地域のみなさんへの説明によると、
土曜日開催では、
●生徒の怪我や体調不良による救急体制に不安がある
●各種スボーツの大会の日程と重なり、出場できないことがある
ということでした。

保護者は、
受け入れざるを得ない状況で、
「今年は平日開催なんや」と思ったわけですが、
他の4中学校が例年通りと知って、
「救急体制やスボーツ大会は、他の中学校でも同じなはずなのに、なぜ貝掛中学校だけ?」という疑問になったようで、
当然と言えば当然です。

体育祭の土曜日開催から平日開催への変更には、
保護者や地域にも、
さまざまな影響があります。
●中学校文化祭が金曜日開催なので、同じ金曜日開催では、仕事を持つ保護者は、休みがとりにくい。特にシフトで金曜日が仕事の人は、9月に2回も代わってもらいにくい。
●毎年、小学6年生の親子は、中学校の下見的に、体育祭を見に来ることが多いが、その機会がなくなる。
●卒業して高校生になった子どもたちや、大学生、社会人になった子どもたちにとっても、中学校の体育祭は楽しみな行事になっている。
●貝掛中学校は、近くにお昼を食べるような場所がないので、保護者もお弁当持ちで見に来る人が多く、お昼の休憩では、あちこちで、保護者同士の交流がある。

すべて保護者目線ですが、
文化祭、体育祭は、
学校、地域、家庭が、
子どもたちの競技や演技をともに見守る、貴重な時間だと思います。

とはいえ、
終わってみて、保護者がどう感じたかはまだ聞いていないので、
まとめをしっかり聞いてみて、
来年の開催に生かしていってほしいと思います。

午後は用事があったので、
午前中、1時間ほど行っていたのですが、
子どもたちは、笑顔いっぱいで、
曜日は関係なしで楽しんでいたと思います。

知り合いの子たちが、
リレーやチーム競技で活躍している姿を見られるのは、幸せで、
また、来年、
できれば、最後まで見ていたいです。


18/9/27(木)ヒューマンライツセミナー2018

2018年09月27日 | はんなん話
人権推進課が主催の「ヒューマンライツセミナー」ですが、
日程や時間の都合がつかず、
今年も、
聞きたかった講座を、
いくつか聞き逃しました。

今日は、
「まちづくりネットワーク」で
いつも情報を提供してくれる方が講師ということもあって、
参加しました。


「介護が必要になった時に備えて」という演題でお話しいただき、
とても役立つ情報をいただきました。

講師が、
阪南市に在住の方で、
実際に「介護者(家族)の会」を運営されている、というのが、
大きなポイントだと思いました。

有名な方の話を聞いて感動はしても、
では、阪南市に住む私ができることは何か?には、
なかなか繋がらないことが多いのですが、
今日の講座では、
阪南市の現状と、具体的に繋がれるところの情報をいただき、
よかったです。

特に、阪南市内に100以上もある、
介護事業所やデイサービス、
訪問介護、看護、福祉用具の貸出・販売に関わる事業所のリストは、
相談を受けたらお伝えできるなあと、
ありがたかったです。








高齢者の住宅・施設についても、
それぞれの特長がわかる資料で、
参考にしようと思いました。




参加されていたのは、
圧倒的に行政職員の方で、
何の講座でも言えますが、
市民活動団体にも、
もっとアプローチしていくべきだと感じました。

今回は、市民の方が講師であり、
阪南市ならではの話が聞ける機会でもありました。
子育てや障がい、不登校についてなども
阪南市が抱える問題として、
市民とともに学ぶ機会がほしいと思いました。






18/9/26(水)平成30年第3回定例会閉会しました

2018年09月26日 | 議員
今日は、
平成30年第3回定例会最終日でした。
委員会付託案件も含めて、
すべての議案の議決がはかられ、
可決しました。


昨年9月に、台風のように駆け抜けた選挙戦、
そして、議員になって、1年になります。

初めての議会から、
4回の議会での一般質問をはじめ、
所属する、厚生文教常任委員会、子育て拠点整備特別委員会では、
力不足で、
なかなか伝わらない結果だったかもしれませんが、
市民の目線にたっての質問や意見を述べてきたと思っています。

10月からは2年目に入るわけで、
これまでのように、
周りに甘えてはいられないなあと
気が引き締まります。



18/9/25(火)「SNSと子どもたち」part2

2018年09月26日 | 子ども・子育て
6月7日(木)のブログで報告した、「SNSと子どもたち」の講座を、
WAVE OZAKI(尾崎中学校区地域教育委員会)でも、取り組まれました。

6月の講座に参加された保育所の先生が、
「よかったので、ぜひ」と言ってくださり、今日の講座になりました。

改めて聞いてみると、
6月には聞き逃していたことをちゃんと聞くことができたので、
参加してよかったです。

「なんか、おかしくない?」
その1:パソコンやスマホの画面を長時間見ると、子どもの視力が悪くなると言われると、
接する時間を減らすのではなく、
ブルーライトカットの眼鏡を与える。

その2:「疲れた」という子に、休息を与えるのではなく、
子ども用の栄養ドリンクを与える。

笑い話のようなことが、
現実になっている今、
「スマホを与えない」選択肢は難しい。

では、どうするか?
➡正しい使い方、機能を理解し、子どもと共有する
……正論ですが、できますか?

子どもたちは、いつも、
おとなよりも新しい知識を身につけて使いこなしていくわけですが、
おとなは、
それより先に、知識を身につけて、
教えなければならないことになります。

そんなの、ほとんどのおとなはムリなわけで、
では、どうするか?

たとえば、
私が所属するNPO法人では、
小学4年生以上の子どもたちのキャンプがあるのですが、
中高生も、キャンプ中は子どもたちが決めたルールで、「スマホ禁止」です。 
いつもなら、片時もスマホを離さない子たちが、
川であそび、
トランプやカードゲームであそぶのです。

つまり、
スマホを持っていても、
「スマホがなければ何していいかわからない」ではなく、
「スマホがなくても、いろいろあそべる」かどうかが、大切だということです。

では、どうすれば、
「スマホがなくても、いろいろあそべる」ようになれるのか?

それには、
やはり、体や脳の発育が著しい幼児期に、
「手や足や体を使って、思いきりあそぶこと」!
「自分でおもしろいことを見つけられること」!

幼児期から、長い期間かけて身につけたチカラは、
ホンモノです。

そんなお話で、
おとなもあそびを入れながら、
あっという間の時間でした。

講座の中でやった、ワークショップでは、
「2018年の阪南市の子どもたちを、漢字1字で書き表すとしたら、と?」というテーマがあって、
5グループで話し合い、発表しました。

「忙」「内」「個」「情」の4文字。
(「忙」は、2つのグループから出ました。)


4文字を並べて4字熟語にした、
「忙内個情」が、
今の阪南の子どもたちの状況を表すとしたら、
これを何とかするのが、
おとなの役割だと感じました。











18/9/24(月・振休)阪南市ホームページから

2018年09月24日 | まちづくり・市民活動
阪南市のホームページ、
しばらく、
災害関係ばかりに気をとられていたら、
阪南市行財政構造改革プラン(素案)へのパブリックコメントを募集していました。

そういえば、
9月11日(火)の総務事業水道常任委員会の際に、
議員からの質問に答えたあと、
「パブリックコメントを募集します」と言っていました。

この、
「パブリックコメント」、
自治基本条例に定められた、
市民からの声を届ける、貴重なツールなのですが、
普通の市民には、かなりハードルの高い方法です。

なんの説明もなく、
「こんな計画を考えました。意見をどうぞ」と言われても、
どこがどう問題なのか、すぐに理解できる人は少ないと思います。

まずは、「市民説明会」で、
ポイントを明らかにしてもらって、
「質問・意見は、パブリックコメントで」ならわかるのですが、
ここ、
本当に、課題だと思います。


阪南市行財政構造改革プラン(素案)には、本編
別冊があります。

パブリックコメントの期間は、
9月14日~10月14日までです。
もう2週間も過ぎているし、
これから、
パレードやらまつりやら忙しいとは思いますが、
今後、阪南市がどう進んでいくのか、
市民の生活や活動がどうなっていくのか、
行財政構造改革プランから、
考えてみて、
疑問に思ったことは、
ぜひ意見として出してほしいです。

パブリックコメントを出しても、
なかなかプラン(素案)が変わることはないというのが、
私のこれまでの体験ですが、
諦めて何もしなければ、
何も変わりません。

まずは、
どんなプランが提案されているのか、
見てみることからでも……

朝の曇り空が、
すっかり晴れて、
蒸し暑くなりました。

18/9/23(日・祝)市民のチカラを発信する

2018年09月23日 | まちづくり・市民活動
昨日の午後は、
サラダホール小ホールで開催された
「わたしにもできるかな?阪南市のこれからの地域づくり~みんなでひろげよう支え合いの´´わ´´~」
に、行ってみました。

事業報告をされた、
「箱の浦まちづくり協議会」さんも、
「舞校区福祉委員会」さんも、
身近な方々でしたし、
それぞれの地域での活動の事業報告も、何度も聞いたことがあるのですが、
改めて「わたしにもできるかな?」と自分に向けて問われると、
これまでとは違う視点で考えることができました。

「聞いたことがある」
「知ってる」
ではなく、
「で、私は何ができる?」という視点で聞く姿勢は、
大切だなあと感じます。

生活支援については、
「阪南市生活支援・介護予防サービス協議会」「はなてぃネット(阪南市医療と介護の多職種連携会議)」というネットワークのことも、
今回初めて知りました。

もしかしたら、
どこかで目にしたかもしれないけれど、
知覚していなかったのかもしれません。

出かけていくと、
たくさんの行政や市民のみなさんが
さまざまな分野で活動されている姿に出会います。
ただ、
出かけていかないと知ることができないことが、もったいないなあと思います。

今日の講座を、
どれだけの市民・行政のみなさんが知っていただろう、と思うと、
私も、
周りの人に「いっしょに参加してみない?」と誘わなかったことを反省します。

どんな活動も、
担い手が繋がらないことが、
大きな課題になっています。

誰かのために「わたしもできるかな?」と思うきっかけは、
何回もあった方がいいと思います。

さまざまな世代の市民が、
それぞれの「できること」と出会えるきっかけになるような呼びかけが必要だと感じました。

忙しいとは思いますが、
担当課以外の職員の方にも、
聞いていただきたかったなあと思います。

とりあえず、
私にできることは、
今日の講座を、伝えていくこと。










18/9/22(土)東鳥取小学校運動会で

2018年09月22日 | 教育
今日は、
午前中、
東鳥取小学校の運動会に伺いました。

市内小学校は、6月に行ったのですが、
東鳥取小学校は、校舎が工事中だったため開催できなかったので、
今日の開催になったのですが、
おかげで見に来ることができました。

校長先生はじめ、
近くの舞小学校などでお世話になった先生方も多く、
子どもの同級生が先生をしていたり、
保護者の方にも顔見知りが多かったりで、
たのしく見学させていただきました。

雨が心配でしたが、
少しぱらつきながらも、
午前中は過ごしやすく見ることができました。
(午後は暑くなりましたね💦)

いつも、近くの舞小学校の運動会しか見ていなかったので
まず、
保護者の数が半端なく多いことにびっくりしました。
親の数は、
児童数が多いので想像がつきますが、
おじいちゃんおばあちゃん、
さらに、
ひいじいちゃん、ひいばあちゃん、
そして、
親ではないような青年たちの姿もあってのこの数なんだと思いました。


校舎と放課後児童会用の施設の新設で、
旧波太小学校のときと比べると
だいぶ狭くなった校庭が、
人でいっばいでした。

こんなにたくさんの地域のみなさんに見守られての運動会は、
子どもたちにとってもチカラになるだろうと感じました。

一時間ほど見させていただきましたが、
運動会の種目も、
似ているけど違ったりで、
おもしろいなあと思いました。

「綱引き」ではなく、
「綱取り」という種目では、
スタート地点から綱の置いてあるところまで、
チームでダッシュで走って、
着いた子から次々に綱を握り、引き始める、
というワイルドな種目でした。




来賓席で見せていただいたので、
臨場感もあり、
地域のみなさんの熱気も感じた、
楽しいひとときでした。

これは、
ちょっと新しい発見でした。
来年の運動会は、
舞小学校以外のところにも行ってみたいなあと思いましたが、
小学校は8校。

残りの任期3年で、
行ったことのない6校を回るには、
1年に2校……

行けそうな計画に、
また、楽しみが増えました。












18/9/21(金)「泉南阪南共立火葬場」視察

2018年09月21日 | 議員
厚生文教委員会からの声かけで、
市議会議員14名中12名が参加で、
「泉南阪南共立火葬場」の視察をしました。

市役所から、車でちょうど20分、
泉南市六尾という場所にあります。
山中渓への道や泉南インターへの道とほぼ平行にある感じです。
すぐ近くに、野球のグラウンドがありました。

来年4月から使用できるようにと、
工事が進んでいていましたが、
素人の私には、これで4月スタートとは思えなかったので、
「工事は順調なのですか?」と質問したところ、
「先日の台風の被害で1週間停電だったので、少し遅れているが、4月スタートには問題ありません。」
というお返事でした。

写真を何枚か撮ってきました。
まず目に入る建物。



側面



炉に向かう通路



最後のお別れをする告別室
奥が炉です。



約90分、収骨までの時間を待つお部屋



2階にも、見晴らしのいいスペースがありました。





敷地内にあった作業看板



資料としていただいた完成図
進行方向から



反対方向(入り口)から



こんな感じでした。

現在の火葬場は、4月以降、更地にして地主さんにお返しするそうです。
火葬場も借地だったんだ、と初めて知りました。

当初予算より、1億5000万円もオーバーしての設立はなかなか納得しにくいですが、
明るい雰囲気で、
遠くから来られる親戚のみなさんに、
懐かしいお話をしていただける空間があるのはいいかなあと思いました。

来年4月からのスタートが、遅れませんように・・・。

18/9/20(木)今日は何の日?

2018年09月20日 | まちづくり・市民活動
「今日は何の日~毎日が記念日~」というサイトがあって、
毎日が何の日かを紹介しています。

たとえば、
昨日でも、
19日は、毎月「トークの日」とか「シュークリーム(19リーム?)の日」とか。
9月19日だと、
●苗字の日
 平民に苗字が許された日
 ただし義務付けられたのは2月13日
●子規忌(へちま忌)
など・・・

私が受講したGCR実践者養成講座では、
毎年9月19日を「GCRの日」として、
自分の身の回りで、小さなアクションを起こすことを呼び掛けています。

「GCR」(ジクル)は、
「ジェンダーセンシティブチャイルドライツ」の頭文字で、
「子どもの育ちをジェンダー視点で読み解こう」という意味です。

「男は泣くな」「女なんだから生意気言うな」といった子どもたちへの他律が、
子どもたちに「生きづらさ」や加害性・被害性へと向かわせることがある、
ということに気づいてもらうための
小さなアクションをしていこう、という日です。

この、「小さなアクション」というのが、
市民活動としては、広がりがあり、無理なく取り組めるなあと思いました。

ちなみに、私は、
Facebookで
ちょっとつぶやくしかできませんでしたが、
「なにかしよう・・」という気持ちにはなりました。

市民の活動は、よほどのことがないと
なかなか大きく社会を動かすところまではいかないのですが、
小さくても、「何かをする」こと、呼びかけることで、
共感が生まれ、共感からつながりになっていくと感じます。

そして、今日は、
●バスの日
●空の日
●お手玉の日

明日21日は、
●世界の停戦と非暴力を呼びかける「国際平和デー」
●世界アルツハイマーデー
です。

写真は、大好きな絵本の「きょうはなんのひ?」


阪南市でも、
各市民団体や市民が
それぞれ提案する記念日を制定して、
みんなで共有しあう、というとりくみなども、
おもしろいなあ、と思いました。

さて、
どこで言おうかな……



18/9/19(水)ふるさと納税への思い

2018年09月19日 | まちづくり・市民活動
9月の定例議会でも質問させていただいた、「ふるさと応援寄付金(ふるさと納税)」ですが、
阪南市は、
今年は快調に件数が増えていて、
もちろん金額も、
昨年までを大幅に上回る、
5億円の受け入れ額を目標に、
がんばっています。
(実際には、返礼品や必要経費を除く2億数千万円の実収入を目指しています)

が、国では、
特定の市町村への集中と、
加熱する返礼品合戦、
東京はじめ、大都市での税収減、
など、
本来の「遠く離れたふるさとを応援したい気持ち」とかけ離れていく現状への歯止めとして、
返礼品は寄付額の3割以下とすること、
地場産品であることが通達されていて、
その通達は、
さらに厳しくなっています。


阪南市は、
たくさんの企業があるわけではなく、
市民からの税収入と、国からの交付金等が歳入の多くを占めるまちです。

阪南市に限らず、
地方の多くのまちにとって、
財政難は大きな課題であり、
ふるさと納税による現金収入は、
貴重な財源と言えます。

たくさんの寄付金を集めた町は、
医療費や給食費の補助など、
十分に予算を確保しにくい事業に当てていることが報道されています。

ルールを作って、守らないところは
制度の対象外にするという措置は、
当たり前だけれど、納得がいかない感があります。

次年度以降、
新しい対応を考えていかないと、
財政はさらに厳しくなっていくと考えられます。

今住んでいる市民一人一人が、
市の魅力を発信できるように!
市外に住んでいる、阪南市がふるさとの子どもたちが、ふるさと阪南を自慢し応援したくなるように!
阪南市を知らない、よその町に住む人が、「阪南市、なかなかおもしろい町だな」と思ってくれるように!

魅力あるまちづくりを、
ぜひ、市民とともに、と、願います。

21年前に、
我が家がこの町に引っ越してきた、
一番の魅力は、海!

散歩したくなる海、
泳ぎたくなる海、
眺めたくなる海、
釣りしたくなる海、
淡路島が見える海、
阪南の海にしかない海の表情を
どうアピールできるか……

海のない県に住む人の心をつかんで、ふるさと納税に繋がらないかなあと
妄想します。




18/9/18(火)相手に聞いてみるということ

2018年09月18日 | 日常
夕刊の記事に、
こんなギモンが載っていました。


たとえば、
電車やバスで高齢の方が乗ってきたとき、
重そうに荷物を持っている人がいるとき、
私なら、
「(席を)かわりましょうか?」
「荷物、重くないですか?持ちましょうか?」
と、聞いてみる。

明らかにフラフラ立っていらっしゃったら別ですが、
高齢の方でも、「大丈夫です。」と断られることもありますし、
こちらから見たら、助けるのが当たり前と思うことでも、
まずは、本人に聞いてみることが大切だと思っています。

高齢の方、ハンディキャップのある方、女性、子どもたちなど、
世の中的には弱い立場の人であっても、
手を貸してほしいかどうかは、
個人の持つチカラや状況によって違うわけで、
冒頭の新聞記事の
「女性にはやさしく」と、一括りにする価値観には、
ちょっと違和感を感じます。

同じ人であっても、
いつもは断るけれど、
今日は譲ってもらってうれしかった、ということもあるでしょう。

それぞれの人の、
それぞれの場面での自己決定を認めあう社会になることで、
気を遣いすぎない世の中になるといいなあと思います。





                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

18/9/17(祝)「泉州アートサミット」参加しました🍀

2018年09月17日 | まちづくり・市民活動
泉大津市にあるテクスピア大阪を会場に開催された、
「泉州アートサミット」に行きました。




「文化芸術のチカラ×まちづくりのみらい~まちづくりとアートを学ぼう!」
というテーマで、
劇作家であり演出家である平田オリザさんが、
基調講演、パネルディスカッションのコメンテーターをされるという企画に惹かれての参加でしたが、
本当に、行ってよかったイベントでした。

泉州といっても、
なぜか参加は、
泉大津市、泉南市、阪南市、岬町の
3市1町だけでしたが、
平田オリザさんの講演は、
泉州各市各町の文化事業、まちづくりに関わる職員の方々に、
ぜひ聞いてほしい内容の講演でした。

ポイントだけですが、
●人口減に悩む行政は「どうすれば増えるか」と、さまざまなサービスを作り出すが、人が集まるしかけが大事。
➡「おもしろい町をつくる」「出会いのある町をつくる」ということ
➡そのために、文化が果たす役割は大きい
➡「教育」「文化」に魅力ある町には人が集まる

●文化芸術の果たす役割
➡「身体的文化資本」……ホンモノだけに触れる体験を重ねることで身につく価値観・判断力(自己決定能力)。
たとえば、人種や性差への偏見の有無、コミュニケーション能力、感覚のセンスなどは、「身体的文化資本」が身についているかどうかがポイントで、教育や文化施策によって、「身体的文化資本」を持つ市民が増えることで、町が変わる。

●これがいい、という1つのものではなく、「重層性のある社会」であること
➡たとえば、人を繋げる場所には、たくさんのメニューがあること
自分の町でできないことは、近隣の町と協働などの試み……行ける範囲の中にあることで満足できる

●「会話」と「対話」の違い
「会話」……気のあう人との楽しい話
「対話」……知らない同士、価値観の違う人との話
➡「対話」が大事

●どことどこが繋がっている、というきっちりしたネットワークではなく、
「誰かが誰かを知っている」緩やかなネットワークがいい

思わず引き込まれて、
メモをとらなかった話もあったりして、
語り尽くせない内容の講演でした。

平田オリザさんとともに文化施策を進める、兵庫県豊岡市の実践報告も、
感動の連続でした。

中身の濃いアートの可能性、
ぜひ実践に繋げていきたいです。




18/9/16(日)新聞記事からできた雑誌

2018年09月16日 | 子ども・子育て
毎月、
全国紙、地方紙の新聞記事の中から、「こども」に関する記事だけを抜粋して発行している雑誌があります。

記事は、1か月前のものになりますが、
さまざまなジャンルが1冊で読めるので、助かります。




今月も、
虐待防止・孤独な子育てをなくすための施策について


犯罪にあわないための、子どもにも理解できる自分の守り方

災害後の子どもの心のケア

幼児期の子どもたちが持つ力を引き出し、伸ばす教育

などなど、
自分でも考えていたこと、
自分では気づかなかったことなど
いろいろ取り上げられ、
このまちで何ができるか、
施策への提案の参考になります。