~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/10/31(水)総務事業水道常任委員会でした🍀

2018年10月31日 | 議員
今日は、
総務事業水道常任委員会でした。

私は委員ではないので、
傍聴させていただきました。
ほかに、
二神議員、河合議員、中村議員も傍聴に来られていました。

24日の私のブログで「ぜひ、傍聴に」と呼びかけたので、
若い友人が傍聴に来てくれたのですが、
ブログで「資料もいただけます」と書いたのは、
正確ではありませんでした。
正しくは、
「閲覧できます」で、
資料は「いただけることもあります」が、正しい表現でした。
ブログは修正しましたが、
不正確な情報、申し訳ありませんでした。

で、総務事業水道常任委員会ですが、案件の説明や質問への返答は、
市民目線の私には、
なかなか納得いかないなあと感じました。
委員会での質疑応答を傍聴しての私の意見です。

①住民センターの指定管理について
・2019年~2022年3月までは、これまで通り、各自治会を指定管理者とする。今後は、「住民センターのあり方を検討する審議会」を設け、指定管理期間が終わる2022年4月から、審議会での議論を踏まえた運営をする。
➡平成18年に指定管理者制度を導入する以前から、「住民センターのあり方」について検討されていたにも関わらず、28年2月まで見直されることなく進み、財政の悪化が見えた今から審議会を持っても、もう財政が持たないという現状では選択肢が限られる。そんな中でも、地域の実状にあった選択肢のある話を進めてほしいと願います。

②大阪広域水道企業団への水道事業統合に伴う関係条例の整理に関する条例(案)等について
・阪南市水道事業の統合に伴って関係する条例の廃止や一部改正が必要になったことへの承認を求めるもの
➡当たり前と言えば当たり前ですが、市の公務は、さまざまな○○事業推進計画や事業に関わる条例で進んでいることを感じました。今回の条例廃止、一部改正は、事業の変更に伴うものなので異論の余地はありませんが、10の条例に及ぶことにちょっとびっくりしました。

③阪南市下水道条例の一部改正(案)について
・平成31年10月から、下水道料金を増額改定(一般家庭は5%、平均8%の増額)したいという提案。
 これまでも3年ごとに見直しとなっていたが、下水道普及率が低く(51,3%)事業経費をまかなえず、一般会計からの繰入金に依存していることを解消する、というのが改定理由として示された。あわせて、指定業者・責任技術者関係手数料も増額改定を提案。
➡質問から分かったこと。
 ・増額により、近隣の市より高い金額となる
 ・下水道普及率は大阪ワースト3位(ちなみに1位は能勢町、2位は泉佐野市)
 ・下水道率を上げる取り組みとしては、本管に接続していない家庭を訪問など)
 ・普及率の目標としては、平成34年までに53,3%
 ・平均8%増額でどの程度の増収になるのか(平成31年は1200万円、2年目からは2900万円を予定)
 財政の逼迫となれば、一番に考えられるのは値上げですが、市民が納得できる数値をしっかり示し、説明もしてほしいと願います。

④平成30年人事院勧告の内容について
 ・人事院勧告に基づき、職員給与と民間給与との格差を踏まえ、平均0,2%引き上げる。期末手当、勤勉手当についても、4.40月➡4,45月に引き上げる
➡質問も多くされたが、行財政構造改革プランで、市民に受益者負担等さまざまな負担を強いる提案を出しているところに、この提案はどうなん?という素朴な疑問。人事院勧告の尊重や、職員のモチベーションももちろん理解できるが、今、この提案に対し「賛成」するわけにはいかない、というのがほとんどの意見だと思います。もちろん私も。役員報酬のカットだけでなく、職員も、少しでも市の歳出を減らすためにできることをしてほしいというのが、市民の気持ちです。

⑤行財政構造改革プラン(案)について
 ・募集していたパブリックコメントの実施結果の報告。意見提出は40人、件数は59件。特に、公民館、図書館の指定管理者制度導入についての意見が、半数以上と、多かったものの、回答は「本プランにおいては、市が直接運営するよりも効果的・効率的で市民サービスの向上が見込めるものについては、民間活力を活用した手法に見直すこととしています」として、ボランティアや市民の協力を認めながらも、方向性は変えない、という内容で、パブリックコメントを生かしたプランの変更は、一切なかった。
➡「財政の逼迫は理解できるが、市民とともに事業を進めてきた実績のある施設について、指定管理という手法が本当に効果的なのか?」という根本の考えが共有できていない状況であると感じます。まずは、意見を受け止め、市民の疑問や不安に応えることが大切だと感じました。「広報はんなんで」「ウェブサイトで」といったことではなく、市民が求めているのは、意見交換の場であると思います。議員からの質問もありましたが、早急に意見交換の場を持ってほしいと思いました。

⑥被災農業者向け経営体育成支援事業について
 ・台風21号による農業被害を受けた農業者及び団体について、必要な施設の修繕、または施設の取得に対する補助を、国や大阪府で予算が上程されている。その動きを受け、本市でも、12月議会への上程を予定しているとのこと。
➡被害状況は十分把握できていない状況とのことだが、被災者への支援は必要だと思いました。

長くなりましたが、こんな感じでした。
詳しいやり取りは、市ホームページ➡阪南市議会➡広報・情報公開➡議会中継➡委員会➡総務事業水道常任委員会➡日時 で動画が観れます。

空は、すっかり秋。
気持ちのいい季節になりました。

           

18/10/30(火)「全国アマモサミット2018in阪南」カウントダウン

2018年10月30日 | はんなん話
11月3日に開会される「全国アマモサミット2018in 阪南」。
2日にあるジョイント・シンポジウムまで、あと3日となりました。


市役所の周りには、
たくさんのポスターが貼られていますが、
地域の掲示板では全くというほど見かけません。市民の周知度は、どんな感じかなあ……

阪南市の魅力といえば、
やっぱり、海🌊
私自身も、このまちを選んだ決め手は、海の景色でした。

アマモサミット実行委員長の奥野さんのメッセージ、
なかなかすてきです。


2日のジョイント・シンポジウムは、
ちょっと専門的ですが、
3日午後のウェルカムプレゼントからは、
身近な発表なので、
ぜひ聞いてみたいです。


夜の歓迎レセプションも、ちょっと楽しみにしてます🍀

4日は、高校生サミットがあります。
全国から集まる、アマモを中心にした海に関する高校生の発表や交流も
楽しみです。


この日は、
外で、
商工会主催の「はんなん産業フェア<秋の陣>」も開催されます。
秋の3日間、
サラダホールに通ってみたいと思います。

ちなみに、
3日は、
鳥取中学校区地域教育協議会の「はーとりフェスタ」が鳥取中学校で、
貝掛中学校区地域教育協議会主催の「子どもとはっぴぃデイ」が貝掛中学校で開催されています。

にぎやかな3日間を、
阪南市全体で楽しめるといいなあと思います。



18/10/29(月)「浅井たえこのはんなん話~Hana-Bana ~」4号配布中

2018年10月30日 | 議員
そろそろ、
各家庭に、「はんなん話」4号が届き始めています。

「届きました」というメッセージを、
毎日少しですが、いただきます。

紙面に書ける内容は、
分量も、具体的な内容も、限られます。
なので、
説明しきれないことは、
「はんなん話」には載せていないので、
「こんなことが知りたい」ということがあれば、
遠慮なく、連絡ください。
私も説明できるほどわかっていないこともあるので、
そのときは、宿題にしていただき、
勉強したいと思います。

よくあることですが、
わかっていると思っても、
あらためて質問されて答えようと思うと、
意外にわかっていないことも多々あり、
勉強は欠かせません。

市政についての広報はんなんでの記事なども、
説明がなければわからないことが多いと感じます。
ホームページも、
配布している資料をそのままアップするだけでは、全容がわからないのが普通です。

「わかってもらえる」ことを第一とすれば、
やはり対面での説明が必要ですが、
市民の方から、個人や団体で要望しないと実現しないのが現状です。

市民のわからないところ、
納得しがたいことを知れば、
市政はやり易くなると思うのですが、
なにが壁になっているのだろうと
思います。

31日(水)は、
総務事業水道常任委員会です。
市民の疑問も集中している、
行財政構造改革プラン(案)についてが、議論になるかと思います。


私は委員ではないので傍聴になりますが、
自分自身の疑問も、
しっかりチェックして臨みたいです。

「はんなん話~Hana-Bana ~」ですが、
11月2週めになっても届かないという地域や住宅がありましたら、
情報いただけるとうれしいです。


18/10/28(日)「おやこカーニバル」でした🍀

2018年10月29日 | まちづくり・市民活動
阪南市立西鳥取公民館は、
まだ「子育て支援」に関する施策が十分に行き渡っていなかった、
今から20年近く前に、
子育て中のママたちが自主的に作った子育てサークルに、
定期的な利用をさせてくれ、
以後、館として「子育て支援」を掲げてくれた施設です。

そこから、
子育てサークルが集まり、
ネットワークを組み、
はんなん子育てネットワークが生まれました。

そのはんなん子育てネットワークと、
西鳥取公民館が、
子どもの活動に理解や協力、賛同していただける団体と実行委員会を組み、
生まれたのが、
「おやこカーニバル」で、
今年も、10月最後の日曜日に開催されました。



○○まつりというイベントはたくさんあるけれど、
乳幼児をつれて参加して楽しめるものはなかなかなかったので、
子育て中の人が、子連れで安心して参加できる内容を組み、
もう17年ほど継続しています。

今年も、
午前中の「おやこdeハロウィン」は、100組を超える親子が参加する大イベントでした。
西鳥取の漁港までを往復する各所ポイントで、
グループごとに合言葉を言いながら、
お菓子をもらって歩きます。






かわいい、こわい、かっこいい、
それぞれの扮装に、
子どもたちは自慢げです。

乳幼児だけでなく、
サークルやイベントに参加しながら育ってきた子どもたちが、
園児や小学生、中高生になっても、
さまざまな形で参加してくれるのが、
継続してきた成果だと思います。

各コーナーでは、
実行委員会の団体が、
自前であそびや体験の場を提供してくれていて、
毎年、楽しみにしているのは、
子どもだけではなく、おとなだったりもします。






華やかではないけれど、
参加した人たちが、
また来年、
子どもの成長を楽しみに、参加したいと思ってくれることで、
人は繋がり、住みやすいまちになっていくのだと感じます。

こんな市民活動をともに作っているのが、公民館であり、
そこで行われている活動は、
社会教育として、
市民の学びの場になっていると確信します。

来年も、また開催できますように……!

18/10/27(土)「子ども条例のつくり方」連続講座の第2回

2018年10月27日 | 議員
9月29日(土)に第1回が開催された「子ども条例のつくり方」の第2回に参加しました。

今日は、
「奈良市子どもにやさしいまちづくり条例」という名前の「子ども条例」を持つ、
奈良市の子ども未来部子ども政策課の職員の方2名が、
制定に至る経過や制定後の市政への影響などを、
本当にていねいに、お話しくださいました。


条例の制定は、今から3年前の平成27
ですが、
検討を始めた平成23年から、
条例検討委員会と並行して、
「子どもの声を聴くための取り組み」を、
インタビュー、アンケート、ワークショップなど、
手法をかえながら、とりくまれてきたことは、
本当にすばらしいと思いました。


奈良市独自の「子ども条例」であること、


市の子ども・子育て支援事業計画に生かされ、子ども子育て会議での検証・評価が明示されていること、


また、単なるセレモニーに終わらず、機能する「子ども会議」の実践


今年の実践は、
8月16日のブログで紹介していますが、
自分たちの意見をしっかり市長に伝えていたのが、印象的でした。

ていねいに、
そして、自信を持って説明された職員のお2人でしたが、
いろいろな苦労もされてきたことと思います。

次は、
ざっくばらんに意見交換できるような会もいいなあと思いました。

次回は、
11月24日(土)で、
宝塚市のお話です。







18/10/26(金)市民の声を聴くということ

2018年10月26日 | まちづくり・市民活動
市民のみなさんにはまだ公表されていませんが、
10月31日(水)開催の総務事業水道常任委員会の資料に、
去る14日に締め切られた、
「阪南市行財政構造改革プラン(案)」へのパブリックコメントと、
それに対する行政の考え方のリストがあります。


まだ公表されていないので、
詳しくは言えませんが、
短い期間に求められたパブリックコメントにも関わらず、
たくさんのコメントが寄せられ、
また、
どれもが、
阪南市の今後のまちづくりや市民協働を念頭に置かれたコメントであると、
私は感じました。

パブリックコメントとして提出できたのは、
ごく一部の市民の方です。
でも、出た意見の数=そう思う市民の数ではありません。
1つの声には、
何百、いえ、意見によっては何千もの同意があるかもしれません。

氏名も住所も明示して、
文書での「パブリックコメントの募集」という、
とてもハードルの高い状況で提出された市民の声なのですから、
もう少し1つ1つの意見を尊重し、
ていねいに検証していく誠実さを示せないかと思います。

イレギュラーかもしれないけれど、
意見を寄せた方の連絡先はわかるのですから、
せめて、その方たちと意見交換の場を持つことは、できないのでしょうか?

何らかの形で、
市政に協力していこうと行動し、
意見を提出された市民の方への対応を考えていかなければ、
今後、「協働」なんてありえないと思うのです。

18/10/25(木)子育て拠点整備特別委員会のこと

2018年10月25日 | 議員
10月の議員の役職改選で、
「子育て拠点整備特別委員会」の副委員長に就任したものの、
現在、
子育て拠点整備については、
9月12日開催の「子育て拠点整備特別委員会」で、
市から方向性が示されたところです。


朝日幼稚園とはあとり幼稚園の統合については、
進み方のイメージがつきますが、
あとはどう進んでいくのか、
スケジュールはいつごろ明確になるのか、のあたりを聞いておかないと、
今後の委員会の持ち方がイメージできないということで、
委員長の大脇議員といっしょに、
担当のこども政策課に行ってみました。

今日は、
就任のご挨拶と、
委員会の開催時期の見通しを聞いてみました。

●子ども子育て会議の諮問に対しての「答申骨子」は出たが、正式な「答申」は出ていないこと

●今年度中に第2期子ども・子育て支援事業計画の策定に向けての取り組みを始めなければならないこと

●示している計画案を進めるための準備や検討は具体的になっていないこと

など、お聞きしました。

とりあえず、今日は、ご挨拶だったので、
お聞きした内容から、
議会としての特別委員会は、
早くても年明けかなあという印象を持ちました。

少ない職員で取り組むには、
大きな課題だと思いますが、
子どもたちの育ちは、
まちの未来に関わる大事です。

どこまでも、慎重に、
子どもたちの側に立った保育、教育のために
ていねいに進めていってほしいと思うので、
議員として、
妥協のない関わりをしていきたいと思っています。
      







18/10/24(水)議員2年目を意識する

2018年10月24日 | 議員
議員になって丸1年がすぎ、
なんとか1年の流れが見えてきました。

議員になることなど、
全く考えたこともなく、
政治について興味はあっても、
さまざまな仕組みについては、
学ぼうと思ったこともなかった私なので、
昨年は、
会議のたびにいただく資料も、
よく理解できないことが多かったのですが、
2年目になって、
「あ、これ、知ってる」ということが増え、
すこしだけ、気持ちに余裕をもって、資料を資料をよむことができるようになりました。


それぞれの委員会の資料も、
昨年はよくわからないままでしたが、
ここに、事業内容が具体的に書かれていたことに、
今年になって気づきました。
今年は、これを活用していけます。

で、今日は、来週開催の
総務事業水道常任委員会と厚生文教常任委員会の資料をいただきました。




総務事業水道常任委員会は10月31日(水)、
厚生文教常任委員会は11月1日(木)、
どちらも10時からの開催です。

総務事業水道常任委員会では、
14日に締め切られたパブリックコメントの実施結果も、
資料として出されています。
傍聴すると、資料も閲覧できる(いただける資料があることもあります)ので、
お時間の都合がつけば、
ぜひ傍聴にお越しください。

すっかり秋の気配の毎日です。
落ち葉の掃除に忙しくなりそうです。







18/10/23(火)出会うこと、つながること、話すこと

2018年10月23日 | はんなん話
長く市民活動に関わる中で、
たくさんの会に所属しています。

実際に、
会議や事業に参画できているのは、
●代表をしている「まちづくりネットワーク」、主宰している「子育てサークル わっくわくはんなん」
●事務局と呼びかけ人代表をしている「阪南市九条の会」
●立ち上げからのメンバーの「舞小おやじの会」
くらいで、
他には、
一会員ではあるけれど、自分のライフワークとして大切にしている会として、
「子どもNPOはらっぱ」、「舞小えほんの部屋」「平和と本の会」「サラダホールサポーター」など、
予定を考えるときに優先順位が高い会があります。

他の会については、
趣旨に賛同し、会員ではいるけれど、
事業になかなか参加できずにいたりします。

「泉南演劇鑑賞会」も、
会員にはなっているけれど、
なかなか観に行けてなくて、
サークル代表の友人に、申し訳ないなあと思っていました。
なので、今日は、
こまつ座の作品ということもあり、
数年ぶりに係りも引き受けて、
出かけました。


座席交換の係りだったのですが、
懐かしい会員の方々と、
たくさん再会できました。

今日は同じ時間帯に、
ふだんなかなか会えない方々と会えることになっていて、
途中退席となりましたが、
とりあえず参加できて、
長いつきあいになる友人たちと顔を会わせることができて、よかったです。

阪南市には、
文化や社会教育、まちづくりに長けた、
本当にたくさんの人材がいらっしゃり、
さまざまな機会に、会ってお話しするたびに、
「なるほど」と思ったり、
知らなかったことを教えていただけたりします。

でも、
どうしたら、そんな方々とお会いできるかというと、
知り合いになって、
お会いできる時間と場所に、
こちらから出向かないと、
なかなかむずかしいという現状があります。

演劇鑑賞会を途中退席してお会いしていたみなさんも、
文化活動のスペシャリストの方々なのですが、
たまたま、
その中のお一人と月曜日にお会いしていて、
みなさんにお会いしたいなあと言ったら、
「明日会うよ」とお聞きし、
今日の会に入れてもらえたわけなのです。

まだ出会えていない方々同士が、
どう出会い、つながっていくか、
話せるようになるか、
課題は大きいけれど、
少しでも輪が広がるような関わりを持っていきたいと思います。
            

18/10/22(月)緩やかなルールの中で、よりよく生きることを考えたい

2018年10月22日 | 教育
昨日の「子どもの声を聴くおとな養成講座2018」の講座で胸に響いた、
「構造的暴力」ということばが、
頭から離れません。


これは、
学校だけでなく、
社会全体に蔓延していると感じます。

もちろん、
そういう価値観で教育されれば、
そういう社会になっていく、
というのは、当たり前と言えば当たり前です。

私は、小学校のPTAサークルのOBで、
月に2回、
小学校に 絵本を読みに行っているのですが、
読む前にちょっと騒がしいと、
誰からともなく、
黙ったまま、グーで手が上がります。
すると、グーが伝染して、
無言で何人もが、手をあげている状態になります。

騒がしいとき、
グーで手をあげるのは、
「静かに!」という意思表示らしいのですが、
なぜ、「静かにして!」と言わずに、黙ってグーで手をあげるのかが、
私には謎でした。

子どもたちに聞くと、
「決まりだから」という答えです。

「え?誰がなんで決めた決まり?ヘンじゃん!」というと、
「だって決まりは決まり」と言われて終わります。

保護者に聞くと、
「ヘンだけど、そうなってるよね」という人も多く、
「うるさくても、『静かにして』と言えない子もいるから、いいと思う」と
いう人もいます。

たしかに言えない子もいるけれど、
その子への対応が、
「黙って、グーで手をあげる」ことなのか?
さらに、
「静かにして!」と言える子がいることに気づかなくていいのか?
など、気になるところです。

他にも、
「同じ意見ならグーで、違う意見ならパーで手をあげる」なんていうルールもありました。

些細なことですが、
こんな些細なことが決まりになって、
いい方法をみんなで考える、という基本が抜けてしまってはいないだろうか?

ルールはできるだけ簡単に、
そして緩やかであればあるほど、
迷い、考え、工夫する子どもたちが育っていくのではないだろうか?

いろいろな意見があるかと思うので、
たくさんの方と、
子どもたちの話をしてみたいです。

11月に開催予定の
「子どもたちのこと、話しましょう」の会など、いかがですか?











18/10/21(日)「子どもの声を聴くおとな養成講座」第4回でした🍀

2018年10月21日 | まちづくり・市民活動
今日は、
「子どもの声を聴くおとな養成講座2018」公開講座の4回目で、
「子どもの気持ちに寄り添う」と題して、
関西学院大学教授の桜井智恵子さんにお話しいただきました。


開口一番の、
「子どもに寄り添う支援のほとんどは、傷ついたあと、集団や組織からはじかれたあとの対応であるが、傷つく前、はじかれる前にこそ、支援が必要」
ということばに、頭を打たれました。

「不登校になった子どもの居場所」
「貧困」「虐待」「性の悩み」など、
たしかに現状を認識してからの対応が多いのが現状です。

でも、
それぞれの事態には、
そうなる原因があったわけで、
その原因をなくすよう、
子どもたちからのSOSの前兆に
しっかり向き合うことこそ、
「子どもの気持ちに寄り添う」こと、というメッセージを、
しっかり胸に刻みます。

子育ての現場や、
保育所・幼稚園・学校現場で、
確実に進んでいる「同調圧力」が、
子どもたちの無力感につながり、
結果、
「共助の低下」や「異質の排除」を生み出し、
「意見を言わない」おとな社会を作りつつある現状に、
対応していくことが大切だと思いました。




知らず知らずのうちに、 
子どもの話を聴いて、共感して終わっていなかったか?と、
自分を振り返りました。

感性ゆたかな子どもが感じた不安や疑問に対し、
そこにある「本当の問題」に気づけるおとなになりたいと思いました。






18/10/20(土)保育所運動会&尾崎公民館まつりで……

2018年10月20日 | はんなん話
今日は、
朝7時すぎに、山中渓に住む友人から電話。
「すごい雨が降っているんやけど……」

会員になっているNPOでは、
今日は、稲刈りのイベントがあるので心配しての電話でしたが、
私の住む舞地区では、
雨は降っていなかったし、
空を見上げても、雨雲は見えず。
結局、止んだようですが、
午前中は、
ときどき、お天気雨の降る天気でした。

私は、今日は、
念願の、保育所の運動会に行きました。
保育所の運動会には、縁がなく、
これまで行ったことがなかったので、
0才1才の親子での競技や演技など、
初めて見るプログラムに、
笑顔がこぼれっぱなしでした。




子ども対おとなの玉入れ競技では、
おとなのかごに玉が入りにくいように、
邪魔するボードが出現したり、
いろいろ工夫があったのも、
おもしろかったです。

5才児の鼓隊では、
誇らしげな子どもたちの顔が、
印象的でした。

全体的に保護者参加のプログラムが多く、
アットホームな雰囲気の運動会でした。

午後からは、尾崎公民館まつりに行ってみました。


絵画や陶芸、川柳などの展示を
楽しませていただき、
外のお店では、
顔見知りの方々ががんばっていらっしゃいました。

時間がなくて、
ステージは観られず残念だったので、
来年は、
ちゃんとプログラムをチェックしてから伺おうと思います。


地域交流館が開設された当初は、
「地域交流館まつり」として、
尾崎公民館、市民活動センター、社会福祉協議会の三者合同で開催されたのですが、
継続されずに、今に至ります。

同じ館の中で、
にぎやかなスペースと静かなスペースがあるのは、
なにか盛り上がりに欠ける気がしました。
何か、いい仕掛けはないかなあと考えます。












18/10/19(金)「全国アマモサミット2018 in阪南」まであと2週間

2018年10月19日 | はんなん話
「全国アマモサミット2018 in阪南」まで、あと2週間。

今日の朝は、
市役所前の駐輪場のフェンスに、
職員の方が、
たくさんのチラシを貼っていました。


私の事務所前にも貼っていますが、
他にも、いろいろな場所で、
ポスターを見かけるようになりました。

市役所ロビーには、
水槽に、川の魚や海の生き物、
そして緑が美しいアマモが、
展示されています。




職員の方が、
餌をあげたり、
水をきれいにしたりして、
お世話をしているのを見ているのが、
けっこう好きです。

ロビーにある水槽は、
訪れる市民のみなさんにも
好評で、
立ち止まって、
魚の動きを見ている姿を、よく見かけます。

11月からは、
サラダホールに移動して、
11月2日からの
アマモサミット当日を待つそうです。

市内の小学生たちにも、
海や川にすむ魚たちと、
会ってほしいなあと思います。


18/10/18(木)「生命」を思う

2018年10月18日 | 教育
私事ですが、
三女が出産しました。

私にとっては、6番目の孫になりますが、
生まれたと連絡を受けて、
すぐに行ける距離に住んでいるのは三女だけなので、
生まれたばかりの赤ちゃんと対面できる機会は限られます。

今回も、
すぐというわけにはいきませんでしたが、
生まれて24時間未満の新生児を抱っこして、
改めて、「生命」への感謝や
「今、生きていること」「存在していること」が、
それだけで十分価値あることだという気持ちになれました。


12月議会で、
小中学校での「乳幼児とのふれあい授業」の実態と必要性について提言させていただきましたが、
幼稚園、小中学校では、
それぞれどこかの学年で、
「乳幼児とふれあう」体験を、
授業としてもってほしいと思っています。

生まれてすぐから、
くしゃみをし、あくびをし、おならもする、この小さな人の息づかいは、
「生命」の大切さを実感する大切な体験です。

少子化で、
赤ちゃんを日常的に見る機会が減っていることは、
「生命」そのものへの意識の低下に繋がっていると感じます。

「そこにいるだけで生きている価値がある存在」は、
子どもたちに自己肯定の気持ちを確立させます。
子どもたちは、
目の前の乳幼児を見ることで、
自分も愛され、認められて育ったことを再認識します。

小学校中学校での授業では、
親自身も、
「親」としての自覚を感じさせれます。
なかなかイメージできない小中学生に、我が子もいずれは成長していくことを実感することで、
子どもとの関わりが変わってきます。

今、教育委員会では、
「親学習」をはじめ、
どう、親への学びの機会を提供するか考えていると思いますが、
この
「乳幼児とのふれあい授業」に、
親子で参加するとりくみは、
自然な気づきや学びを生み出す、
有効な取り組みです。


今年は、
知る限りでは、
下荘小学校と尾崎中学校の2校でしか取り組まれていませんが、
生きた体験の場として、
幼稚園、小中学校すべてでの
「乳幼児とのふれあい授業」に取り組んでほしいと、
あらためて強く思った、
孫の誕生です。








18/10/17(水)事務所開放日でした🍂

2018年10月17日 | はんなん話
毎週水曜日は、
事務所開放日として、
時間内、自由に訪ねていただける日にしています。

秋はイベントが多いので、
事務所のシャッターは、
ポスターやら、
新しい発行物やらで、賑やかです。


夕方から開けていることが多いので、
幼児のいる方には、
なかなか出にくい時間ですが、
仕事帰りの方や、 
夕飯を済ませてちょっとだけという方に
おいでいただいています。

ただ、
いつもお伝えしているように、
開放日は、
確約できる時間を設定しているだけですので、
「この日この時間」というご希望があれば、
TEL: 080-1502-5753
Mail:wakwak@kids.email.ne.jp

まで、ご連絡いだければ、
予定を合わせますので、
ご連絡ください。

また、
11月に、
5ヶ所で7回の懇談会というか、
座談会を予定していますので、
そちらにもぜひお越しいただきたいです。


来週から、11月初めまでに、
「浅井たえこのはんなん話~Hana-Bana ~vol. 4」を、
配布し終える予定です。
できるだけ広範囲に配布予定ですが、
お手元に届かなかった方で、
読んでみたいと思われる方も、
ご連絡いただきましたらお届けしますので、
ご一報いただけるとうれしいです。

朝晩、
だいぶ涼しくなりました。
マスクをつけた方も、増えていますね。
体調管理、お気をつけください。