~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/10/31(木)「子育て拠点整備特別委員会」報告

2019年10月31日 | 議員
前回9月17日(火)の特別委員会で、
市から提案された「子育て拠点再構築方針(案)」について、
たくさんの質疑の後、
①保護者や入園予定者への十分な説明
②ラウンドテーブルの具体的内容検討
③財政シュミレーションの明示
を求め、
「審議継続」となっていた、
子育て拠点整備特別委員会が開催されました。

検討を求めていた3点については、
①説明会の実施


②ラウンドテーブルの概要


③財政シュミレーション


「再構築方針(案)」を進めていくために検討していただいたことには、
「お疲れさまでした」とお伝えしますが、
それぞれ、市民から見ればまだまだ十分とは言えません。
たとえば、
①説明会にしても、
●このことを、また「広報はんなん」と「ウェブ」、各園所からの配布だけで知らせようとしていないか?
「だれに知らせたいのか」「だれが知りたいと思っているのか」をつかまないと、せっかくの説明会も「開いただけ」になってしまう。
ぜひ、いつも提案しているように、
せめて「子育て総合支援センター」「つどいの広場」「保健センター健診時」などでの配布をお願いしたいです。

②ラウンドテーブルについては、
行政的には意欲的に、交流に期待しているようですが、
議員は、正直なところ「年3回程度で、踏み込んだところまで話せるようになるのはむずかしいだろう」という思いがあるので、
「もっと具体的に、誰が進行するのか、出欠がどうか、共感は可能なのか」といった不安要素のある質問や意見になっていきます。
「成功してほしい」思いはあるので、安心して見守れるだけの内容を示してほしいと思いました。
そんな中、「走りながら」「第1回を11月18日に開催」するそうです。
経過をまた、聞いていきたいです。

③の財政シュミレーションは、未確定部分が多すぎて、どの時点でどう変わるかわからないが「今はこれしか出せない」というものでした。
市民活動を長く続けてきた私的には、
許容できる内容ですが、
「市としてこれでいいのか」となると判断に迷います。

ということでさまざまな質疑がありましたが、
委員長の提案で、
質疑途中で休憩となり、
議員だけの話し合いをしました。

委員としてこの方向性に反対、というのはないのですが、
●人口減、特に出生数が減っている状況で、この計画通りの子育て拠点数では、不用になる拠点が出てくるのではないか
という大きな不確定要素があります。

しかし、
「市政の重点項目であり、とにかく前に進めなければ」というところで、
●今後、課題が出てきたらその都度検討していくこともあり
という含みのある方針として、
審議終了となりました。

審議途中で「話し合い」ができたのは、よかったです。


19/10/30(水)「厚生文教常任委員会」報告

2019年10月30日 | 議員
今日の「厚生文教常任委員会」は、委員として出席しました。
案件は、

で、12月議会に上程の議案になります。

(1)「阪南市留守家庭児童会の指定管理者候補者について」は、
1社のみ申請があり、選定委員会で協議の結果、
現指定管理者の「シダックス大新東ヒューマンサービス(株)」が候補として提案されました。

私は、以前、一人一人の支援員さんの声も聞いてほしい、と発言していたことがあるので、その点を質問しました。
●支援員さんと話し合う機会は作ったか
→話し合いは持っている
●代表の方とではなく、各支援員さんとは?
→ない。個別の面談の機会など提案する。
●保護者へのアンケートだけでなく、子どもへのアンケートも行ってほしい(要望)

(2)「市立幼稚園条例の一部改正について」は、尾崎幼稚園が園舎を撤去したことから、定員を210→105に変更する、という提案
●現在示されている「子育て拠点再構築(案)」の数値も変更してほしい。
→国への申請などの都合で、変更は令和2年4月になる。

(3)「阪南市立総合体育館条例の一部改正(案)について」は、24年間据え置いてきた利用料の値上げについてでした。




2枚目の料金算出根拠を見れば、
十分説明はつくのですが、
「24年間見直しを行わなかったのに、今回いきなり」というのは、
市民には「財政が厳しくなると、こうやって利用料の値上げになる」という印象しかない。
●本当は「検討」の段階から情報発信し、市民の納得を得てほしい。ただ「料金が改正されます」だけでなく、経過や今後の展望なども示して発信してほしい。
という意見を述べました。

(4)「阪南市文化センター条例の一部改正(案)について」も、値上げに関してでした。




こちらも、
大ホールは据え置き、
他もだいぶ苦心して算出いただいたことは理解できます。


ただ、
サラダホールは、会場使用料の他に備品費も必要で出費が増えるので、
これも、可決の後は、
市民に納得のいく、丁寧な説明をお願いしたいところです。
他の議員さんからは、
「小ホールの椅子を並べるのが、なかなかたいへん。有料でセッティングサービスなども検討してほしい」という意見もありました。

(5)「阪南市立公民館条例の一部改正(案)について」は、28日(月)のブログにも書いた「指定管理者制度」に向けた提案でした。
私は、
「公民館運営審議会」でも言ったように、
●課題がわかっていながら改善に至らなかった、これまでの会議のあり方には問題があったと思う。
●まずは、公民館の参加者協議会や利用者の理解を得られるよう、「回数を重ねた話し合い」が必要だ
という意見を述べました。

さまざまな質問や意見も出て、
12月議会への提案ではなく、
丁寧な説明の機会も持ち、
3月議会への持ち越しになるかも、ということでした。

「その他」では、
●前回の委員会で突然提案された、老人福祉センターに替わる「介護予防施設」の公募は、応募がなかったという報告がありました。
突然でしたし、よく事業内容もわからなかったし、場所も応募者が準備するなど、ハードルが高かった感がありますが、応募の当てもなく取り組んだのか?という感想もあります。

●私からは、「小中学校における携帯電話の取り扱いに関するガイドライン」について、質問しました。
「携帯電話の学校への持ち込み」に対し、「児童生徒の登下校中の安全・安心」のために「携帯電話の取り扱い」についてのガイドラインを作った、という報告に、もう少し実態調査や保護者からの聞き取りなど、丁寧に行ってほしかったと思っています。
「子どもに携帯電話を持たせるか持たせないか」は、保護者が決めることですが、「学校への持ち込みができる」となると、「まだ持たせたくない」という気持ちが揺れる現実を、きちんととらえてほしかったと思うのです。
「ガイドライン」は、「ある」というだけで、本当に生かすつもりなら、ときどき守られているかどうかのチェックでも行わないと、正直、抑止力はほぼないと思います。
それが現実です。
教師の働き方改革が叫ばれる中、
「SNSのトラブル対応」という仕事が増えないことを願います。

明日は、
「子育て拠点整備特別委員会」です。
明日の夜は、
「子ども・子育て会議」もあります。

19/10/29(火)「総務事業常任委員会」傍聴しました

2019年10月29日 | 議員
今日は、「総務事業常任委員会」で、
傍聴しました。

たくさんの案件で、
資料もいっぱいなので、
とりあえず、
今日の案件リストです。


資料1から12まで手元にありますので、
関心ある案件がありましたら、お声がけください。

委員からの質問もいろいろありましたが、
個人的に関心があったのは、
まず2の「消防団員」に関する案件で、
「阪南市消防団に、女性団員を任用する」という提案。

今の時代、
「男性だけでなく女性団員も」という視点に異論はないのですが、
「女性の視点を活かし」が、どうもひっかかります。
「女性」というではなく、
あえて「女性の視点にたった活動が行える女性団員」となっていて、
違和感満載です。

資料7「選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部改正(案)について」


公職選挙法の改正により、
「市議会議員選挙においても選挙運動用ビラを頒布可能」となったことを受け、
公費負担が可能になった、ということでの提案です。
1人30000円ほどの予算ですが、
選挙には自己負担もけっこうあったので、
少しでも公費負担していただければありがたい気持ちもありつつ、微妙です。

資料8「令和元年人事院勧告の内容について」






さまざまな考えがあると思いますが、
ただ言えるのは、
市の財政を考えたとき、
「職員の給料アップ」は「市民には受け入れがたい」ということです。
そこをどう納得してもらえるか、をまず考えてほしいと思います。
委員から提案のあった「たとえば3年後の昇給を約束して、3年間は昇給なし」といったことも検討してはどうかと思いました。

資料9「『はなてぃアクション』の審査結果について」




9団体14事業の応募があったものの、
結局事業化されるのは、
3団体3事業で、財政的な効果額は約80万程度減、とのことでした。

応募された9団体中4団体からは、
市の担当課とのやりとりがスムーズに進まないことへの疑問や、
事業そのものへの「わかりにくさ」など、
「提案したいが、何を求められ、どう提案すればいいのか、つかめない」という声を聞いていました。
今後もあと2年は続くということで、
次年度はさらに精査していくとのことなので、
今からでも、
来年に向けた「団体へのレク」などやってみてはどうかと思います。
委員のみなさんからも多数質問や意見が出されていました。

長い会議になったので、
ここまでしか傍聴できませんでした。

資料10、11、12については、
委員のみなさんの意見はお聞きできていませんが、
個人的に思うところがいろいろなので、
また近日中に報告予定です。


19/10/28(月)「公民館運営審議会」でした

2019年10月28日 | 日記
今日は、
「公民館運営審議会」があり、
出席しました。
私は、「家庭教育に資する」立場で、所属しているNPOからの選出委員として出席しています。

今日の議題は、
「公民館の指定管理」に向けた条例改正についてでしたが、
委員のみなさんの意見とすれ違いすぎて、
合意には至りませんでした。

私は、前回7月の会議は欠席だったので、
提案の流れが適切だったのかどうか、
判断に迷いました。

生涯学習部からは、
当然の流れとして出された感のある「指定管理者制度導入」でしたが、
委員からは一貫して「公民館は指定管理に向かない」という意見でした。

そこが、そもそも納得できていない状況での今日の会議は、
はじめからムリがあったと感じました。

市のイメージする「指定管理」と、
市民や利用者がイメージする「指定管理」とのギャップを、
きちんと平らにしてからの議論が必要です。

市としては「うまくいっている」「大きな問題はない」という評価の総合体育館や文化センターにしても、
「社会教育」という視点で見たとき、
果たして市民にどれだけ成果が還元できているのかを考えると、
「貸し館」としての役割しか見えてこない現状があります。

こんな意識のズレがあるところで、
「社会教育」が一番の目的である公民館の「指定管理」に向けた議題を話し合う状況か、
という疑問があります。

それぞれの社会教育施設は、
利用しているかいないかだけではない役割もあるはずです。
利用するかどうか、
参加するかどうかは別にして、
「いつでも学べる」内容があり、
「いつでも利用できる」環境であることが大切だと思います。

それにしても、
今日の資料は、
いつ、どんな人たちが、どれくらい話し合って作られた資料なのだろう……

火曜の「厚生文教常任委員会」で、
質問してみたいです。









2ページ目のような課題があることはもう何年も前から明らかなわけで、
そのことをテーマにして、
利用されている方々と「継続した話し合い」をした上での提案であるべきだったと思います。

遅ればせではありますが、
市にその気持ちがあるなら、
今からでも、
合意できるまで「話し合い」を持つべきだと思いました。

19/10/27(日)「おやこカーニバル」の1日

2019年10月27日 | 子ども・子育て
西鳥取公民館が事務局になり、
子どもに関わる団体が作る実行委員会主催の「おやこカーニバル」が、
今年も晴天の中、開催されました。

関わっている団体は、
●はんなん子育てネットワーク
●子どもNPOはらっぱ
●青少年指導員協議会
●はんなん手織りの会
●阪南市子育て総合支援センター
●子ども支援ステーションハル
●自然と本の会
●生涯学習スポーツ指導者クラブHASPAL
●食生活改善推進協議会
●西鳥取仲よしクラブ
で、
それぞれ、予算はつきませんが、
団体企画で参加しています。


食べ物や材料費など、
実費がかかるものについては、
一部有料のものもありますが、
あそびのコーナーは、基本無料で、
乳幼児から小学生くらいまでは、
1日あそんで帰ることができます。

午前中は、
西鳥取公民館から、西鳥取漁港までの道にあるいくつかのポイントをまわる「ハロウィンウォーク」も開催していて、
今年も120人の子どもたちが参加しました。
いっしょに歩く保護者もいるので、
多目的ホールは一時、たくさんのおやこでいっぱいになります。


グループに分かれてポイントをまわる子どもたちや、
各コーナーのようすです。










それぞれのコーナーで、
子どもたちは、本当に主体的に、
思いを形にできているなあと感じます。
ほんの一部の紹介だけですので、
また来年、実際に体験しに、
ぜひお出かけいただければと思います。

「おやこカーニバル」は、
ふだんなかなか子どもが主体的に参加できるイベントのない、
特に乳幼児を連れたおやこが、
休日1日あそべるスペースのない阪南市では、
大切にしたいイベントだと思っています。

19/10/26(土)平田オリザさんの「コミュニケーションワークショップ」

2019年10月26日 | 教育
待ちに待った、阪南市での「泉州アートサミット」。

サラダホールの外では、
20店以上の出店があるマルシェも開催されていますが、
私は、今日は「平田オリザ」さん漬けの1日です。

午前中は、
小学校5年~中学生を対象にした、
「コミュニケーションワークショップ」による「劇作り」担当でした。

午後は、
そのワークショップの成果発表、
基調講演、
パネルディスカッション、
という、主食も副食も「平田オリザ」さん、という贅沢な1日を過ごしました。

そのワークショップの報告。
●まずは、導入
自己紹介とかはなく、「今日の仲間を知る」ゲーム
・きょうだいの数で分かれる
 →分かれたあと、自分は何番目か、などの質問があって、次に進む
・誕生月で分かれる

どちらのゲームも、自分から「きょうだいの数」や「誕生月」を言わないと始まらない、ということがポイントで、自己紹介とかいう「やらされ感」なく、自然に「参加」できる手法です。

さらに、
・手拍子の間は自由に歩き、手拍子がやんでオリザさんが「○人!」と言ったらその人数で集まる、というゲーム

これも、キャンプのプログラムなどではよく使う「仲間作り」ゲームですが、
ここから、2つのグループにするところが、圧巻でした。

まず、
「男女が混在する○人のグループになる」をクリアしたあと、
参加人数の半分の「7人ずつ」、
「男女が混在」
「小5と小6が混在」
のグループになる、
という指示で、
この日初めて会った14人の子どもたちが、
人数や男女や学年の偏りがなく、
しかも「自分たちが作ったグループ」で自然に2つになったことが、
すごいなあと感じました。

●いよいよ劇作り
はじめは既製の台本があり、
それで7人の「役」と「設定」をつかんだあと、
「設定」や「セリフ」を自由に変えていい、という流れでの劇作りが始まります。

ここからの、子どもたちは、
本当にリラックスして、
グループの中の誰もが「参加」して、
劇を作っていました。

●オリザさんからの学び
・「劇」では、どんな「ウソ」(本当でないこと)をやってもいい。でも、1つの「ウソ」は、そのあともずっと「ウソ」に合わせていかなければならなくなる
・自分のセリフは、自分で決めていい。ただこれも、「次の人やその次の人のセリフ」も考えてあげないと、話が続かない。話が続くように考えること。
・「ウケる」ことばかり考えると、スベったときに収拾がつかなくなる。奇抜なセリフにしてもいいが、リスクがある。
・「人を傷つけるセリフ」になっていないか、よく考える(想像する)

台本づくりの過程で、
こんな「人権の学び」があることを目の当たりにして、
平田オリザさんのすごさを改めて感じました。

「人に優しく」とか、
「相手のことを考えて」とか、
みんながわかっていることをどう伝えるか、について、
「コミュニケーション」の中での学びの大切さを、
もっと生活の中で生かしていくべきだと感じました。

さらに、オリザさんからは、
「劇を作るなかで、意見が対立したとき」
●「じゃんけんで決める」「多数決で決める」という方法だけではなく、「大切だと思うことについては、『とことん話し合う』」という方法がある。
「この問題解決をどの方法で解決すればいいのかがわかるのがおとなだ」
というメッセージをいただきました。

劇作りはおまけで、
作る過程での一つ一つのメッセージが宝物だったワークショップでした。

子どもたちが
午後からの成果発表も含め、
何を感じたかを知ることはできませんが、
きっとどこか胸の奥に残る体験になったことと思います。

1日中サラダホールの館内にいたので、
外のようすはお昼の何分かだけの雰囲気しかわかりませんでしたが、
こんな風景でした。


平田オリザさんを軸にした「泉州アートサミット」は、
ぜひ続けていきたいと思いました。

コミュニケーションワークショップの間は写真は撮れなかったので、
午後からの成果発表の出番を待つ子どもたちの雰囲気だけの紹介です。


19/10/25(金)明日は、「泉州アートサミット」

2019年10月25日 | まちづくり・市民活動
今年で2年目になる「泉州アートサミット」。
昨年は泉大津市で開催されました。

さまざまな自治体の事情で、
「泉州」と言いながら、
参加しているのは、
泉大津市、泉南市、阪南市、岬町の3市1町だけ、という、
ちょっと士気にかける取り組みだったのですが、
「平田オリザさんの講演がある」というのに惹かれて、
参加しました。
当日のようすは、
昨年9月17日のブログに書いていますが、
平田オリザさんの「文化とまちづくり」のお話は、
とても刺激的で、
体の中から「やる気」が湧いてくるような気持ちになりました。

そのとき感じた気持ちを、
自分の住む町でも、
身近な人たちに聞いてほしくて、
「第2回は、阪南市で!」と思い、
微力ですが、
「泉州アートサミット」の阪南市開催を応援してきました。

今年6月には、
豊岡に滞在中の平田オリザさんを訪ねる企画に参加して、
講演と、
子どもたちに向けたワークショップをお願いすることができました。

待ちに待った明日!
宣伝はしてきたつもりだけれど、
なかなか伝わらない「文化」の話。
少しでも多くの方が来場されますように!





19/10/24(木)「阪南市ほっとけないネットワーク」

2019年10月24日 | まちづくり・市民活動
今日の午後は、
「阪南まちづくり推進ネット」さんが主催の「まちづくり市民会議」に参加させていただきました。

ふだんなかなか話す機会のない方の意見や思いに接することができることと、
テーマに合った市の職員の方が出席され、資料もいただけることも興味深く、
毎回、いろいろいっしょに学ばせていただいています。

今日のテーマは、
「未利用財産等の利活用・処分について」でした。

いつものように3グループに分かれてのワークショップ形式の話し合いのあと、
それぞれ話し合われたことを発表しました。











●売却できるところは売却
●駅前なら、ホテルか高層マンション
●地域にある施設は地域と話し合って決める
●使えなくなるまで使う
●市民と情報の共有
●市はもっとPRを!
などなど、市民ならではの意見も多数出されました。

その中で、おもしろいと思ったのは、
「阪南ほっとけないネットワークを作る」というコメント。

阪南市には、阪南LOVEの市民が本当にたくさんいるので、
「ほっとけない」市民が、
得意分野の知恵を出しあえば、
具体的な提案や実行ができるのでは?と期待が膨らみました。

実現したら、
私も「こども」分野で参加したいです。

19/10/23(水)「浅井たえこのはんなん話~Hana-Bana ~」vol. 8

2019年10月23日 | 議員
3ヶ月に1回発行している「浅井たえこのはんなん話~Hana-Bana ~」の8号発行に向けて、
9月の議会が終わった10月の初めから取りかかっていたのに、
全く進まず、
パソコンを開けては閉め、開けては閉めの日が続いていました。

2年間、同じテイストで作ってきたので、
デザインから変えたいなあ~などと理想は高かったのですが、
結局、締め切り間際に、
いつもどおりのテイストで仕上げました。


読んでいる方からいただいていたご意見に、
対応したことと、しなかったこと。
●掲載されている電話番号はいつも留守電になる
➡いつも携帯している電話番号を記載しました。

●最初に記載の「会議の日程報告」はいらない
➡その中からピックアップして、以下に「報告」をし、あとは、それぞれの日のブログに書いている報告や感想を読んでほしくて、日時と会議名を記載しているので、悩みましたが記載しています。

●「フリートークデイ」、水曜日ばかりなので、参加できない
➡11月から、月1回ですが、火曜の午後も加えてみました。

●文字が小さい。ぎっしりすぎる。
➡書きたいことがありすぎて、今回も書ききれなかったことが多々あります。ご希望の方には、B4に拡大したものをご用意しますので、連絡ください。

明日の夕方5時以降、
事務所前に置きます。
いつもポストに入っている、という方には、
今回も届きますので、お待ちください。

また、感想などお聞かせいただけると、うれしいです。


19/10/22(火)「ほほえみ」さんの「朗読の会」

2019年10月22日 | まちづくり・市民活動
市の「声の広報」、
図書館の「対面朗読」などのボランティア活動もされている、
「朗読 ほほえみ」さんの「朗読の会」がありました。




毎年、広報に「朗読の会」の案内が掲載されていて、
参加したいと思っていたのですが、
火曜の午後は予定が入ることが多く、
なかなか参加できずにいました。

今日は祝日で、
特に用事もなかったので
「朗読」の時間をゆっくり、たっぷり楽しむことができました。

顔見知りの方も何人か朗読されていて、
選書にナットクしたり、
「意外性」を楽しんだりも、できました。


あらためて、
「お話を聴く」心地よさを感じました。

来月15日(金)夜には、図書館主催の「朗読のワークショップ」もあります。


誰かのためだけでなく、
自分がその本や文章をより深く理解し、胸にしまいこみたいときも、
「朗読」はとても有効です。
私も参加を予定していますので、
秋の夜長を、いっしょに楽しみませんか?

19/10/21(月)市民のチカラを感じる

2019年10月21日 | まちづくり・市民活動
雨が降りだしそうでしたが、
障がいを持つ30代以上のお子さんがいる方々の会にお誘いを受け、
お邪魔しました。

顔見知りの方も何人かおられ、
全くのアウェイではなかったですし、
さまざまな困りごとに悩み、不安になりながら、
ともに励まし合ってきた「仲間」のあつまりは、
何か、なつかしい雰囲気でした。

話は切実で、
「自分がいつまで生きられるか」
「自分が死んだら、障がいを持つ子は誰が見てくれるのか」
という不安を語られていました。

それぞれのお子さんにまつわる「今だから笑える話」などもお聞きし、
たくさん泣いて、たくさん立ち上がって、今があるんだなあと感じました。

●尾崎駅の駅員さんが、電車好きのお子さんによく声をかけてくださる。それも、ひとりではなく、何年も、何人もの駅員さんにお世話になっている。
地域の方とも挨拶を交わし、知ってもらえているのは安心。

●自分が高齢になり、同じくらいの年齢の方とも交流したいと思うが、子どもを放っては出かけられないから、出かけられない。いつでも、子どものことが最優先だし、気にかかる。

というお話が胸に響きました。

そのあと、
やっぱり、親が高齢になると、
毎日不安が尽きないという話から、
「また、みんなで『親が死んでも安心して暮らせる場所』を作ろう!」
という話になりました。

仕事もできる、シェアハウス。
盛上りました。

昨日の講座での学びを生かすと、
「つながる」「助け合う」場所ということで、
そんな場所ができれば、
1つのロールモデルになって、
あとに続く世代のためにもなるでしょう。

市が手続きや書類作成をサポートすることで、
早い実現につながるのでは?と感じました。

19/10/20(日)「子どもの声を聴くおとな養成講座 2019」公開講座最終回でした!

2019年10月20日 | 子ども・子育て
今日は、
9月からの連続講座「子どもの声を聴くおとな養成講座 2019」の第6回。


「子ども」と「権利」をキーワードにして、
子どもの「権利」「現状」「居場所」「つながり」「性」という切り口から、
おとなとしてどんな意識やことばや対応が必要かを、
「現状を知る」ことから考えていく講座です。

講師の方々は、
それぞれ実際に子どもたちの現状と向き合い、
日々悩んだり、戦ったりしながら、
それぞれの「距離感」を大切に、
子どもたちとの「いい関係」を築かれている方々ばかりでした。


たまたま「子どもの声を聴く」というタイトルですが、
「パートナーの声を聴く」でも「友だちの声を聴く」でも、
「お隣さんの声を聴く」でも大丈夫なくらい、
毎回、視野の広い、奥深い講座です。

今回は、
「ラバハラにならないために」というテーマでしたが、
単なる「デートDV」や「ラバー(恋人からの)ハラスメント」というだけでなく、
「人権」や「善悪」ということを深く考えさせられた時間でした。

「どんな生き方をしていても、その人が選んだ(選ばざるを得なかった)生き方」であり、
「他に道はなかったのか」という言葉や目線は、その人を深く傷つけるということも、
改めて胸に刻みました。

たとえば、
風俗や援助交際で生活費を得ていたとしても、
保証人や住所がない状況で生きていかなければならない人にとっては
大切な「生活」であるということ。

どう手を差しのべるのか、
どうその人の尊厳を認めるのか、
「相手の存在や選択をそのまま受け入れ、つながる」ことが大切なのだと気づきました。

1人の人、1つのツールではなく、
複数の人、たくさんの居場所と「つながる」という言葉は、
広くて暖かくて、安心な言葉だと感じました。


6回の公開講座が終わり、
11月から、
「子どもの声を聴くおとな養成」の実践講座に移ります。
今回の学びを生かす講座になるよう、
気持ちが引き締まります。


19/10/19(土)尾崎公民館まつりに行きました

2019年10月19日 | まちづくり・市民活動
朝方の雨は止んだものの、
ときおり雨が降る天気でしたが、
尾崎公民館まつりは、無事開催されました。




例年に比べると、
外の出店も、館内の展示も少ない印象でしたが、
いつも楽しみにしているクッキーや、
焼きそばを買ったり、
絵手紙や川柳、陶芸などの展示を見て回ったりしました。






川柳のサークルでは、
毎月、会報を発行されていて、
すごいと思いました。


地域包括支援センターが、
血管年齢チェックをしていたので、
やらせていただきました。


ちなみに私の血管年齢は、

一応、「平均値」でした。

気になりながら、
なかなか、申し込みができずに逃していた体のチェックが、
立ち寄った先で気軽にできてよかったです。

ふだん、なかなかお会いできない方とお会いできたり、
なつかしい知り合いと再会できたり、
出かけることで、そのコミュニティの輪に入れるのが、
この公民館まつりなどの楽しさです。

今日は、
朝の雨で、見学を予定していた運動会が延期になったので、
ちょっとゆっくり参加できました。
秋の土日は、
さまざまなイベントが重なり、
なかなか思い通りに参加できないもどかしさも感じながら、
今年もイベントのはしごが続きます。

19/10/18(金)下荘小学校「命のふれあい授業」

2019年10月18日 | 教育
今日は、
下荘小学校の「命のふれあい授業」に参加しました。
下荘小学校が統合する前の箱作小学校時代から数えて、
17年間続いている5年生の授業です。






17年間というのは、
今日「妊婦」として体験談コーナーに来てくれた子が5年生だったときに、
初めて実現した授業だったから、
「あれから17年たったんだね」という話になって気づいたことです。


子どもたちが、
妊婦さんや乳幼児を育てる親に直接話を聞く体験は、
17年前よりもますます必要性が高まっているという現実があるのに、
1時期、1小学校・4中学校で行われていた「『乳幼児と親』と児童生徒とのふれあい交流事業」は、
今年は、この下荘小学校と尾崎中学校の2校だけになり、
尾崎中学校に関しては、
来春の統合に向け、継続が不確定です。

開催時には、
校長先生も必ず見に来られ、
笑顔で子どもたちのようすを見て、
「大切なとりくみですね」とおっしゃるのですが、
「大切」なのに継続できないことが残念です。

授業のカリキュラムの中に組み込めないなら、
たとえば、文化祭などの機会に、
1教室「ふれあい交流の部屋」として開放するとか、
給食のあとの時間に、
交流の日を作るとか、
工夫しだいで、
機会は作れると思います。

今、子どもたちには、
生きた「命」を実感する体験が必要です。
誰もが、必然で受けた生であること、
親だけでなく、誰からも愛され、育っていることを実感することは、
これからの長い人生で、
心の支えになっていくでしょう。

新たに取り組まれる学校が増えることを願いつつ、
せめて「小さな命とふれあう機会の提供」が実現することを働きかけていきたいと思います。

19/10/17(木)「阪南市SDGs推進セミナー」に参加しました

2019年10月17日 | まちづくり・市民活動
SDGs(エスディージーズ)は、
2030年に向けて、
国際社会全体が取り組む行動計画として国連で採択された、
「持続可能な開発のための17の目標と169の項目」です。


異常気象、環境の変化、出生数の減少など、課題が山積するこれからの未来は、
1国、1都市や町ががんばって1人勝ちする時代ではなく、
「情報の共有」だったり、
「多様性」であったり、
「発想の転換」であったりが、
今以上に求められる時代で、
2030年に、
SDGsのゴールにどれだけ近づいているかが、
町の存続にもか関わることだと感じます。

今日の講師の方々は、
SDGsの推進や実践に関わる方々で、
興味深い内容でした。




特に興味深かったのは、
次第の3「地元原材料を使用した商品の成功事例」として発表された、
「『食べられる海苔のうつわ』とSDGs について」のお話。

もともとは、
アルミ箔の製造をされていたのが、
自社で金型も作り、
お弁当やケーキの器として使われるアルミカップの製造も手がけるようになられたのですが、
環境への影響に目を向け、
「食べられるうつわ」の製造をはじめれたとのこと。

そこで考えられたのが「海苔のカップ」。
実際の商品をサンプルでいただきました。


「大阪もん」にもこだわっておられ、
使われているのは、
大阪で唯一海苔の生産を行っている阪南市の海苔を使い、
商品のパッケージにも、
「阪南市西鳥取漁協、尾崎漁協で現在、数名の生産者しか生産しておりません。」
「生産量は少ないですが、生産者が丹精こめて作った旨みのある海苔を原料にしました。」
という、阪南市民を高揚させてくれる
メッセージを入れてくださっていました。

この商品は、
実際に販売されているそうです。


新たに、
たとえば味付けされた海苔シートを作る工場があれば、
それをカップにして商品化することも考えられる、という提案もいただきました。

今は、廃棄になる野菜を活用した野菜のシートも製品化を考えておられ、
実際にブロッコリーのカップは実現したそうです。
泉州たまねぎでも玉ねぎシートが可能だとのこと、
新しい名産が生まれる期待があります。

最初の国の施策や、
最後の大阪府の取り組みでも、
すべてにSDGsの視点と重ねて考えていくことで、
各自治体も、府も、国も進んでいく時代であることを、
改めて強く感じました。