~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

20/5/23(土)子どもたちの「休校」後を考える

2020年05月23日 | 教育
「緊急事態宣言」が解除され、
「通常」の生活が戻りつつあることを感じるとともに、
この間の「子どもたちの時間」を考えると、
なかなか簡単に喜べない現実があるという不安が拭えません。

SNSでもさまざまな発信がされていて、
共感できる報告・研究・コメントも多々ある中、
今日は、大阪府の子ども家庭サポーターで、
たくさんの子育て世帯へのサポートを実践されている辻由起子さんのFacebookで、
兵庫県立大学の竹内和雄先生たちと意見交換された報告が掲載されていて、
心から「そのとおり!」と思いました。

【休校後の子どもたち 心の対策が急務】と題して、
・子どもたちが無気力になっている。
・学力の前に心のサポートが必要なのに「心」に関する議論がされていない。
・勉強も大切だけれど、子どもの心を整えることが先。子どもの心が整えば、スポンジのようにいろいろと吸収してくれる。
・大阪のNPO法人が103人の母親にアンケートをとったところ、緊急事態宣言発令前は約6割、発令後は約半数が困り事を抱えていた。
・親の困りごとは、子どもの困りごと。
子どもだけではなく、親が安心できることも大切。
・家庭学習が、保護者にとっても、子どもにとってもストレスになっていた。
・オンライン学習は教科書を理解していることが前提で行われているが、教科書を理解できていない子への配慮がない。
・親が話せる学級懇談が大事だと思っている。
(実現できるかどうかは別として)
・教育の視点だけでは、休校後の子ども・家庭を支えきれない。
(福祉をはじめ、異業種で意見交換をする必要がある)
・今の環境で何が出来るか、多様な業種の人が集まって一所懸命議論をする。
・「子どものためならなんでもやる!」という思いを共有することが必要。
…等々。
話が尽きませんでした🍀
学校が始まってからの学力以外のキーワードは、
【ネット】【ストレス】【心のケア】になると思われます。

という内容でした。

保護者の不安については、
朝日新聞朝刊でもとりあげられていました。


私の周りでも、
「家庭での保育」は、ただでさえストレスなのに、
「家庭学習」の量が多すぎて、
それもストレス、という声もたくさん聞いています。

こんな状態から、
「休校後の子どもたち」を考えると、
「通常」に戻る道のりは、
本当に慎重であってほしいと願います。 

どうぞ、
学校側の思いだけでなく、
保護者や子どもたちの声を大切にしていただきたいです。


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