新型コロナウィルス感染の広がりにより、
これって、
政府が発した「緊急事態宣言」。
感染予防のためのさまざまな措置がとられ、
公立の幼稚園、小中学校、高校では、
宣言が出る前の3月から現在も、
「休校」となっています。
3ヶ月に及ぶ「休校」措置に、
1学年で学ぶべきカリキュラムが終了できない可能性も考えられ、
今、学校の9月入学が検討されています。
今日のニュースで伝えられていたのは、
2つの案でした。
これって、
実際に対象の子どもたちのいる家庭の理解が得られる案なのだろうか……
確かに今年、
各学年のスタートは遅れているけれど、
普段でも4月5月は、
入学、家庭訪問、連休、参観、早ければ運動会の練習など、
なかなか学習に身が入りにくい時期であり、
夏休みの有効活用などで取り戻せる範疇ではないのか?
9月からスタートできる保証のない今年、実行すべきことなのか?
むしろ、今後、
地震や台風などさまざまな被害にあって、
長い休校を強いられることになったとき、どう対応していくかをしっかり考えておくことの方が大事ではないのか?
疑問はいろいろ湧き出てきます。
子どもたちにはチカラがあります。
さまざまな変革に対応できる順応性もあります。
ただ、おとなにとっても初めてで、
たくさんの不安がある今年、
さらに不安をかきたてる制度の改革は必要なのだろうか?
何より、
それは子どもたちにとって、
「いちばんいいこと」なのだろうか?
落ち着かないモヤモヤが、
また増えました。