~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/7/31(火)総務事業水道常任委員会傍聴

2018年07月31日 | 議員
総務事業水道常任委員会でした。
この日の大きな議題は、
「阪南市行財政構造改革プラン(中間報告)(案)」でした。


単に「行財政改革」ではなく、
「構造改革」というところが、市長のこだわりです。


資料では、あまりよくわかりませんが、
「財政」を立て直すというだけでなく、
●働き方や組織のあり方、市民との協働
●税収だけではない財源の活用
●事業そのものの見直し
という、「構造」の改革がないと、
乗り越えられないほどの財政状況だということです。

ちなみに、
30年度の阪南市の当初予算は、


人口の減少、特に少子高齢化の人口構成、
大きな企業が少なく、税収が少ないこと、
それに対し、
社会保障関連経費の増加、
公共施設の老朽化による修繕費等、
課題山積の阪南市ですが、
阪南市だけが財政危機にあるわけではなく、
周りのどの町も、
苦しい財政状況だと聞いています。

その中で、
どう工夫して「財源を確保するのか」
「歳出を押さえていくのか」のアイデアと実践力が、
問われるのだと思います。

それに対する取り組みについては、
こんな資料でした。






方向性が示されているだけで、
具体例がなく、
すでに行っているのか、
これからやろうとしているのか、
よくわからない資料で、
私的には、
これを実行したらこれくらいの成果がある、という具体的な数値をあげて、
見通しを示してほしかったです。

次には、ぜひ、
進行状況がわかる資料をお願いしたいです。

あとは、
今、社会問題になっている「空き家対策」についての報告がありました。


会議のようすは、
阪南市のホームページの
「市議会」のサイトにアップされていましたので、ご覧ください。

先日の「子育て拠点整備特別委員会」の動画もアップされていましたので、
お時間ありましたら、ご覧いただければと思います🍀

今日は、事務所の開放日ですが、
夜に予定が入りましたので、
17:30~19:30までの開放に変更しています。
ちょっと短くなりますが、よろしくお願いいたします。



18/7/30(月)議員研修会に参加しました🍀

2018年07月30日 | 議員
今日は、
高石市のアプラホールで、
大阪府南部市議会議長会が主催の、
議員研修会がありました。




阪南市議会からは、
私を含め、7名(14名中)の参加でしたが、
他市の議会からは、
たくさん参加されていました。

内容は、
「議会改革の課題と処方箋」と題して、
活発な議会運営をされている市議会を例にあげ、
「議会基本条例」の制定状況や、
その検証、
議案に対しての議員間討論の意義、
議会報告会の手法についてなど、
90分にわたり、
講義いただきました。

議員の合意をはかる議員間討論は、
私も常々必要だと思っていたので、
ちょっとうれしかったです。

私は1年生議員なので、
他の議員の発言を聞いて、
「なるほど」と思ったり、
「ちょっと違うな」と思ったりして、
自分の判断をしたいこともあります。
誰がどんな意見をお持ちなのかわかった上で、
さあ、どうする?という議論ができたらいいなあと、思います。

議員としての報告会も、
どんな風にしていこうか、悩んでいましたが(そんな風に見えないでしょ!)
私らしい開き方を思いつきました。
さっそく秋から、
始めてみようと思います。

いろいろな市議会の実例を聞けたのも、
勉強になりました。
なかなか足を運べないので、
インターネットで再確認しておきたいと思います。

講演の最後は、
「主権者教育」の必要性、ということでした。
高校生への模擬選挙、模擬投票の体験提供は、
たしかに意義があると思います。

知り合いの他市の議員の方にもご挨拶でき、
また、次にお会いする機会が楽しみになりました。

明日は、
総務事業水道常任委員会があります。
旧家電量販店の売却状況など、
気になることがあるので、
傍聴しにいきます。








18/7/29(日)「市民協働事業提案制度」公開プレゼンテーション

2018年07月29日 | まちづくり・市民活動
阪南市市民協働事業提案制度の公開プレゼンテーションがあり、行ってみました。


今回は、
1団体1事業のみのプレゼンテーションで、
提案は、
「阪南市やぐらパレードバリアフリーマップ作成とバリアフリー観覧席設置」事業でした。


今年4月にできた団体からの提案、
実際の事業は来年度に行われ、
今年度はその準備、という提案である点など、
これまでならプレゼンテーションまでいかなかったかもしれない事例だなあと思いながら、
聞かせていただきました。

傍聴は7人ほどでした。

市民協働事業提案制度は、
スタート当時は、
たしか6団体ほどから提案があったと記憶していますが、
年々減っているように思います。

制度が十分に伝わっていないこと、
書類が1市民では書きにくいことなど、
担当職員の方は、そう思っていないかもしれませんが、
市民はたくさん「協働」したいと思っているのに、
制度が壁になっている一面もあると思います。

今回の提案のような、
経費を全額、提供団体が拠出するような事業は、
地域まちづくり支援課が、
団体からの提案を聞いた上で、
担当課と提案団体をつないで調整・検討して実現していく、くらいの
緩やかでスピーディーな「協働」へのフットワークがほしいと思いました。

台風の影響で、
開催が危ぶまれていた、公開プレゼンテーション。
提案団体や担当課のみなさんは、 
たくさん準備されたことと思います。

まずは、
開催できたこと、
提案事業を市民が聞くことができたこと、
よかったです。














18/7/28(土)子育て拠点整備特別委員会報告②

2018年07月28日 | 議員
27日(金)に開催された、子育て拠点整備特別委員会。

昨日のブログにある案件についての私の質問と、
回答に対する意見を述べます。


案件①子ども子育て会議への諮問に係る答申骨子について

●要は、1月の段階で諮問内容だった「就学前の教育・保育・子育て支援における目標について」は、
会議で「行政や現場で案を出すべき」という意見が出て議論が進まなかったため、
5月の仕切り直しの会議の場で、
「公民の現場の教育・保育に関わる園所の代表によるラウンドテーブル」が新たに提案され、
それが答申に盛り込まれることになった、ということです。

これに対し、私は、
「当日の会議の場では、現場の先生方は、積極的に賛成ではなかったと感じたが、阪南市の幼児期の子どもたちの教育・保育に関わる方々が、課題を共有していくことは必要だと思うので、ぜひ、早く実現、継続してほしい」
さらに、
「行政の担当者が変わると、継続してきたことの回数が減ったり、なくなったりということも少なくない。長く継続することで話し合う関係が作られるので、担当者がかわっても、しっかり継続していってほしい」
という意見を述べました。
当たり前の意見だったので、
前向きな回答をいただきました。

案件②子育て拠点再構築(案)について

●要は、昨年10月の子育て拠点整備特別委員会で示された案が基本となっていて、
水野市長がこだわっている、地域での子育てに必要な、いわゆる4拠点案です。

これは、
●尾崎地区には、幼稚園と保育所の両方があることから、以前から認定こども園への移行が話題になっていたこと
●朝日幼稚園は、期限は決まっていませんが、いずれははあとり幼稚園との統合があると言われていること
を考えると、市民にとっても想定内だと思います。

行政から出された案は、
石田保育所についての方向性が異なる、
A案B案2案でした。
2案とも、公立幼稚園については、
子ども子育て支援の推進計画で提示されている数通りの案となっています。

これに対する私の質問は、
「この2案について、公立園所には説明済みか」
「それぞれどんな意見が出たか」で、
それに対しての回答は
➡説明済みだ。
 意見としては、
 認定こども園に関して、 
 民営化の案については不安があると
 いう意見があった。

「石田保育所について、園児数が減っているとはいえ、団地の近くにある意義はあると思うが、保護者や子どもへの配慮についてはどう考えるか」 
➡近くに、私立の認定こども園が2園あり、対応できると思っている。

●現場の先生方の不安は、保護者や、子どもたちの日常の実状に基づくと思われるので、ていねいに不安を解消していく話し合いを重ねてほしいと思います。

次に
「来年の園児募集が始まる9月までに、保護者や市民にきちんと案を示してほしい」
「特に、朝日幼稚園の保護者には、統合があるとすればいつなのか、その年度も明確に示してほしい」
「下に子どもがいる人は、いつまで存続かが来年の応募にも関わるので、そこはしっかり決めてほしい」
と伝えました。
➡言われたことは了解している。


「認定こども園化について、民営という案があるが、現在、阪南市には、すでに4園の私立の認定こども園がある。今後、私立幼稚園2園がこども園に変わったりしたら、さらに数が増える。
公立なら、園児数の減少があれば統廃合も可能だが、私立では、子どもの取り合いになるかもしれない。
少子化の社会に向けて、阪南市として、教育・保育施設がいくつあればいいかを考えていかないといけないと思う。」
➡老朽化が進んでいるため、
 建て替えが急がれる。
 市の財政状況を考えると、
 民営しかない。

●確かに急ぐ案件ですが、高齢者との複合施設(他の議員からも提案がありました。)や、小学校内に併設など、新築以外で考えられる方法はないのか、これまでも考えられてきたこととは思いますが、阪南市の子どもたちの育ちや地域の活性に関わることなので、さらに検討してほしいと思いました。

最後に、
「この子育て拠点の再構築案は、現在7つある公立幼稚園保育所を今後どうするか、に答えるだけの提案であり、本来検討すべき、『阪南市として地域での子育てを推進する』ために、地域の子育て拠点がどうあるべきか、には答える内容にはなっていない。この幼稚園保育所の問題が一段落ついたあと、次の段階にはどう進むのか」
と質問しました。
➡今後、子育て支援(事業?)計画を検討していく際に考えていく

●行政としては、数値や実施件数などでは表しにくい「子育て支援」の支援内容について考えていくことは、難しいと思います。
苦手な部分は、得意な市民団体と協力しながら、より市民に近い事業や支援として実現できるように、進めてほしいと思いました。

私の質問、質問に対する回答、それについての意見は以上です。

他の議員からは、
●来年10月からの幼児教育の無償化が実現して入園希望が増えたら、現在の施設数で充足するのか。

●消費税引き上げによる地方消費税交付金の増収を、ぜひ、教育の向上に使うべき。

●施設の新設に当たっては、高齢者との複合施設などをぜひ検討していくべき。

●市民への説明が必要だと思うが、考えているか。

●昨年のタウンミーティングでの、「7つの施設を残してほしい」という市民の声はいかされていないが、どう思っているか。

●まい幼稚園は、土砂災害特別警戒区域であることを、どう解決していくのか。

といった質問や意見が出されていました。
それぞれ、なかなか明快な回答は得られませんでしたが、今後、十分に考えていってほしいと思いました。

議長からは、
提案に対しての財政シュミレーションもなく、不明確な提案であるという指摘があり、
委員長からも、
「今日の委員の意見は十分に尊重するように」
というまとめがありました。

私も、
とりあえず報告しましたが、
まだまだ思いがあるので、
引き続き、考えていきます。










18/7/27(金)子育て拠点整備特別委員会報告①

2018年07月27日 | 議員
今日は、
「子育て拠点整備特別委員会」でした。


案件は、
①子ども子育て会議への諮問に係る骨子について

②子育て拠点再構築(案)について

でしたが、
①は、私の7/13(金)14(土)のブログの内容に、
会議で出された委員の意見を加えた内容の資料でした。

私が、
3回にわたる子ども子育て会議をすべて傍聴したうえで、
改めてそれをまとめた資料を見て感じたのは、
●結局、答申に入れられることが確認された内容は、
昨年春の、5回にわたるワークショップのときに、
市民から出されていた意見とほとんど変わらない意見だ、
ということです。

なので、
●昨年春のワークショップでの市民からの意見を十分に尊重していれば、
もう少し早く、次の段階に進められたのではないか、
というのが、正直な気持ちです。

子ども子育て会議への諮問は、
あまりにも時間がかかりすぎました。

逆に言えば、
子ども子育て会議からの答申という形で、
市民の意見がやっと認められる場を与えられた、
という見方もあるわけで、
時間がかかったこと以外は結果オーライ、
これで子育て拠点再構築が難なく進めば、
「終わりよければ、すべてよし」となるのですが……

特別委員会での質問等は、
明日、まとめて、報告します。













18/7/26(木)暑さの指針

2018年07月26日 | 議員
記録的な暑さが続く中、
さまざまな場面で、
いままで考えたことのないことがおきています。

たとえば、
プールの水温が35度もあるとき、
プール開放ではどんなことに気をつけたら、いいのか……

温水プールでも、設定は28度~30度くらいと聞いています。

外で、外気温も高いときに、
子どもたちを35度のプールで泳がせていいのか、
体育館に問い合わせましたが、
特に規定はないとのこと。

所属しているNPO団体では、
子どもたちがあそべるスペースを提供していますが、
エアコン設備が整っていない環境で、
「あそんでいいよ」と言っていいのか……
団体内で、急きょ、独自の対応を考えたりしています。

これまでにない「異常」が頻発する近年、
予測不能な事態が多いので、
対応はどうしても事後になってしまうけれど、
高齢の方や子どもたちへの
暑さに対する行政的な指針が明確にないことが、
不安な昨今です。

18/7/25(水)子育て拠点整備特別委員会があります

2018年07月25日 | 議員
27日(金)子育て拠点整備特別委員会があります。


子育て拠点整備に関する進捗としては、
「就学前教育のあり方」について、
子ども・子育て会議に、
●就学前の教育・保育・子育て支援における目標等について
●公民の役割分担について
●運営の規模・体制・類型について
諮問していましたが、
7/13(金)の会議で一応の検討が終わりました。
私のブログでは、
7/13(金)14(土)で報告しています。

答申に盛り込むべきポイントは、
会議の中で確認されたので、
答申全文はまだ完成していませんが、
おおよその方向性は出されたという判断のもと、
その報告と、
「今年の公立幼稚園の入園申し込みに間に合うように」と約束された、
今後の子育て拠点再構築案が提案される予定です。

会議の資料はいただいていますので、
これまでの市民活動や
たくさんの市民の方と交流しながら感じた、
子育て中だけでなく、
これまでの子育てを通して、
こんな子育て環境がよかったなあと感じている方たちの思いなどもきちんと反映される、
阪南市の子育て拠点となるよう、
私なりの意見を述べたいと思っています。

18/7/24(火)「酷暑は災害」

2018年07月24日 | 日常
国内最高記録が、
うれしくありませんが、更新されました。

インフルエンザ並みの外気温、
体感温度はさらにそれを上回ると言われる暑さが続いています。

「真夏日」、「猛暑日」を超える名称が必要という今年の猛暑、酷暑。

気象庁は
「命の危険のある暑さ。一つの災害と認識」
ということばを使いました。


この暑さに対する、
子どもたちへの対応が、
あいまいだと感じました。

夏休みに入っていることもあり、
家庭での対応、ということなのでしょうが、
働いている家庭で、
留守家庭児童会を利用していない家庭も、
高学年の子どもたちのいる家庭では少なくありません。

いつもの夏と比べて、
外であそんでいる子どもたちの姿は少ないですが、
それでも、
強い日差しの中、
自転車で走っている子どもたちの姿は見かけます。

みんなが水筒を持っているわけでもなく、
見かけたら声はかけますが、
この暑さに対して、
「熱中症に注意を呼びかけたり、子どもたちには水筒を持つように呼びかけたり」というメッセージは、
必要だと思います。

わかっていても、
おとなも子どもも、
身近な人からのことばで、
「あ、そうやった」と気づくことが多いのが現実です。

これまでにない「暑さも災害」という意識を、
おとなも、市も、
しっかり持っていかなければならない環境になっていることを痛感します。


18/7/23(月)暑さ指数について

2018年07月23日 | はんなん話
暑い日が続いています。
毎年の夏の暑さをはるかに超える猛暑で、
ニュースでは「命にかかわる暑さ」という表現をしています。

「命にかかわる」を数値で知る情報として、
環境省熱中症予防情報サイトでは、
「暑さ指数」を提供しています。



全国から、
近畿→大阪府→熊取(ここが一番近い)とクリックしていくと、
阪南市に一番近い「暑さ指数」が
提供されます。

このサイトでは、
3時間ごとの数値が示されていて、
数値が31を超えると、
「危険」という表示になります。

今日も、子どもたちは、
暑い中、外であそんでいました。
水筒を持っている子がほとんどですが、
持たない子もいて、
図書館の近くだったので、
「ときどき、水を飲みに行ってね」と声をかけました。

この「暑さ指数」、
「危険」のときは、
防災無線とかで、
市民のみなさんにお知らせできないのかなあと思いました。

高齢の方や子どもたちだけでなく、
高校生の熱中症搬送も伝えられています。

今までよりも、
さらに注意を喚起できる情報の発信が必要な夏だと思います。





18/7/22(日)8月2日(木)、臨時教育委員会

2018年07月22日 | 教育
市のホームページに、
臨時教育委員会 の日程が案内されていました。

日時: 8月2日(木)
    10時~
会場: 西鳥取公民館 地階会議室

傍聴希望の方は、9時~9時半までに申し込みが必要で、
定員(15名)を超えた場合は、
抽選になるとのことです。

議決事項は、
「平成31年度使用 義務教育小中学校教科用図書の採択について」。

社会的にさまざまな議論がある、
教科書選定ですが、
阪南市では、どんな選定の基準があり、
どんな教科書が選ばれていくのか、
興味があります。

一方で、
小学校社会科副読本のプロポーザルについて」という情報も掲載されていました。

小学校3・4年生で使用する、
郷土に関する学習の副読本の作成についてのプロポーザルです。

前回作成が平成23年とのことなので、
資料等がだいぶ古くなっていることと、
この4月からの指導要領の変更に伴う見直しも必要ということだと思いますが、
こちらも、
どんなところが手をあげているのか、
興味があります。

いずれも、
市のホームページからの情報ですが、
さまざまな情報が、
ちょくちょくアップされているので、
数日チェックしていないと、
関心あることも、
見逃していたり、気づかなかったりしてしまいます。

それと、
あまり詳しい説明はないので、
ちょっと関心がある、くらいでは
参加したいというところまで
気持ちが盛り上がらないこともあります。

市民への情報提供は、
イベントなどは特に、
日時だけでなく、
内容がわかるようなサービスもあるといいなあ✨と思います。


18/7/21(土)多数決を考える

2018年07月21日 | 議員
国会での枝野立憲民主党代表のフィリバスターが
一部で話題になっています。


どうせ可決される法案の前に、
どれだけ正論を述べたところで、
圧倒的多数を占める自公与党の提案が変わるわけでもなく、
ある意味虚しさもあったのですが、
それでも、
「多数決」に関する枝野さんのことばは、胸に響きました。

『民主主義は多数決とイコールではない』ということは、
私自身、いつも思っていることです。
NPO法人の代表をしているときも、
会議で心掛けてて来たのは、
『話し合うこと』でした。

なぜそれをするのか、について、
十分な納得ができていないと、
また自身の意思で賛成していないと、
責任の所在がわからなくなるのが常です。

そんな意味で、
枝野さんの、
【多数決だから正しいわけではありませんし、正当な手続きなわけでもありません。
なぜ、民主主義において多数決という手段が使われるのか。
それは多数の言っていることが正しいからではありません。
熟議を繰り返した結果として多数の意見であるならば、少数の意見の人たちも納得するからです。
少数意見の人たちも納得するための手段として多数決が使われるのです。
少数意見を納得させようという意思もない多数決は、多数決の濫用です】
ということばは、
さまざまな場面で確認していきたいことばだと思いました。

【少数意見も納得するものの決め方というのは、
判断するに必要な情報・材料がきちっと公開・提示をされたなかでそれぞれが判断をする。】
ことだということも、
たいせつな意識だと思います。

賛否が分かれる議案においては、
論議が尽くされるべき、ということを
胸に刻みます。


18/7/20(金)議員連絡会&全員協議会でした

2018年07月20日 | 議員
毎月21日は、
議員連絡会です。
今月は、
21日が土曜日なので、
今日が、議員連絡会でした。

前月からの会議についての報告や、
今後の予定などを共有します。

今日は、引き続き「全員協議会」がありました。
行政から、議員全員に一斉に説明することがある場合や、
議会から説明を求めたい場合、
また、
文字通り、全員で協議したい議題が提案されたときに開かれます。

今日は、
7月はじめの豪雨の際の
被災状況についての報告でした。 




職員のみなさんや、
各地域の消防団のみなさんのご尽力、
本当におつかれさまでした。

議員への連絡としては、
他に、
連絡箱への各連絡があるのですが、
今回は、
大雨警報発令時の中学校の対応の変更について、以下の変更がありました。


これまでは、
貝掛中学校以外の中学校は、
大雨警報は登校、となっていましたが、
今後は全中学校で、
暴風警報、大雨警報ともに休校となりますので、
ご注意ください

あとは、
2年後の2020年4月の
尾崎中学校と鳥取中学校統合に向けての
「統合推進会議」からのおたよりです。

大人だけでなく、
子どもたちへの説明、
また、意見も聞きながら
進めていってほしいなあと思います。







18/7/19(木)暑い日に……

2018年07月19日 | はんなん話
小学校は、明日が終業式。
夏休み前で、
今日も12時過ぎの下校です。

教室にエアコンが入って、
子どもたちの学校生活は、
かなり快適になったようです。

エアコンが学校に入ったと聞いたときには、
この財政難の中、
どれくらいスイッチを入れてもらえるのか疑問視していましたが、
「朝10時半から」とかいうルールがあったりしながら、
一定、猛暑をしのぐよう、使われているようです。

廊下も、
教室のエアコンのおかげで、
なんとか蒸し蒸し状態はないようす。

今年の猛暑に間に合う小中学校のエアコン設置になったことは、
よかったのかなあと思いました。

でも、特別教室や
公立幼稚園、保育所の年中年長児のところまでは設置されていないので、
先生方がさまざまな対応をされているのだろうと推測されます。

体験したことのない猛暑の毎日ですが、
夕方、近くの公園を通ったら、
3、4人の子どもたちが、
汗だくであそんでいました。
「水筒、持ってる?」と声をかけ、
「しんどくなったら、一番近い子の家に行くんやで~」と言って通りすぎたのですが、
また次の公園でも、
やっぱり子どもたちが、
汗びっしょりであそんでいました。


「外出は避け、涼しい部屋で過ごしましょう」という注意が発信されても、
家の中では収まりきれないくらいのパワーの子どもたちは、
この夏、
どう過ごせばいいのだろう……と思いながら、
6時の「よいこのみなさん」が鳴るまで、見守っていました。

明日は終業式。
長い夏休みが始まります。








18/7/18(水)「はんなん つぶやき話」準備中です

2018年07月18日 | 日記
阪南市に住んで、
今年で21年目です。

夫の転勤、転職で、
結婚してから8回引っ越しました。
短いときは1年未満、
今まで一番長かったのは、
阪南の前に住んでいた、埼玉県東松山市での7年でした。

それを考えると、
21年は破格の長さで、
私の人生の1/3にあたる長い年月を、
この阪南市で過ごしています。

私は岩手県がふるさとですが、
ふるさとでの18年より長い年月を過ごしたこの町は、
私にとっての第2のふるさとと思える町です。

よそから引っ越してきたから感じる、
その町のよさ、というのがあります。

私は、
阪南市は
1に「海」(景色がいい)
2に「人」(魅力ある方が多い)
3に「水」(おいしい)
4に「皿田能」「第九コンサート」(他の町に自慢できる取り組みと内容)、「合唱」「図書館関係のボランティア」(多い)
5に、たくさんの市民活動団体を支えている方々(2とかぶる方々が多いですが)

というわけで、
魅力ある人がいる、この阪南市が、
もっともっと、人と人が出会い、
それぞれの魅力を磨きあい、
心豊かに過ごせる町になるようにと願い、 
議員にならせていただいた私です。

そんなこんなを、
このブログや
3ヶ月に1回の「浅井たえこのはんなん話」でお伝えしたいと思っているのですが、
ブログと「はんなん話」の間の
発行物も出してみたいと
ずっと思っていて、
ちょっと準備中です。

小学校が夏休みになったら、
朝の見守りの時間が空くので、
選挙のとき以来やっていない、
駅での配布をしてみようと思っています。
















18/7/17(火)専門のスキルを持つ市民とつながる

2018年07月17日 | まちづくり・市民活動
15日に参加させていただいた、
舞地区自主防災会主催のワークで買った、
大阪府立大の伊藤教授の本がちょっと興味深いです。
15日のブログにも載せましたが、
こんな本です。


活断層についての、
わかりやすい説明もあり、
素人の私でも、
ちょっとわかった気分になれる内容です。(もちろん、わかってないです)

伊藤教授は、
ご自身の実家が舞にあり、
舞小学校、貝掛中学校の出身ということで、
舞地区の防災マップにも関心を持ってくださっています。






全国に、さまざまな専門家の先生方はいらっしゃいますが、
資料ではつかめない、
地元の土地勘があったり、
歴史や市民性を理解されていたりすると、
より具体的な、
より阪南にあった取り組みができるのではないかと思います。

実際、
たくさんの推進計画や実施計画がありますが、
なかなか実態にあった計画にはなっていないことが多く、
もっと、市民の生活や日常感覚にあったものでなければ、
どこか他人事、という意識につながりがちです。

大規模な行財政改革が必至となる阪南市、
阪南市在住や出身の、
さまざまな分野の専門家に声をかけ、
行政の担当者と膝付き合わせて話を深めていくことで、
行政のいう「身の丈にあった」プランが
さらに市民にとっても、
生きたプランになっていくのではないかと期待します。

暑い日が続きます。

被災地のみなさんや、
ボランティアのみなさんの姿は、
行動しない自分の姿と対比して、
心が痛みます。

せめて、同じ空の炎天下、
ぐだぐだ文句を言わずに
自転車をこいで、汗を流します。