9月に行われる市議会議員選挙に向けて、
立候補を予定されている方のお名前が、
ちらほら聞こえてくるようになりました。
私より若い世代の女性のお名前も複数聞こえてきて、
阪南市の未来は明るいかも、と感じています。
そんな話を友人としていたら、
私が年4回発行している「浅井たえこのはんなん話」の話になり、
「淡々と報告している感じ。『これをしました!』というのはないね」
という感想をいただきました。
なるほど……。
前回の14号の裏面で、
ちょこっと振り返ってはみたのですが、
たしかに「これをしました!」は、
あまり感じないかも。
ということで、
改めて「何をやってきたかなあ」と考えてみました。
1番大きいのは、
私自身が複数の「市民活動」に軸を置いたまま議員でいることで、
ともに活動している方々から、
●周りのみなさんの声を直接聞き、議会での質問に生かしてきたこと
だと思います。
●「市民活動」をはじめ、「市民協働」に関わる「市民と行政との感覚の違い」を言葉にし、
●妊娠期から、乳幼児、園児、小中学生、15歳以上の青年たちやその保護者が抱える不安や困りごとなどのつぶやきを、「行政が考えるべき課題」として提言できたこと、
●あそびの体験や学校での行事は、「子どもたちの育ちの権利」であることの発信
●障がいを持つ人や不登校の子どもたちへの個別の対応、安心できる居場所の必要性の発信
……など、
これまでの議会ではあまり発言されなかった「市民の日常」について、
考えていく機会を提供してきたつもりです。
議員というと、
「財政」「商工業の発展」「行政のスリム化」といった経済に関する発信をするイメージがあるかもしれませんが、
「市民が何に不安を感じ、どう解決すれば安心して暮らせるのか」ということを、
「市民の願い」を聞きながら進めていけるように発信することが、
「私のやってきたこと&まだ続けてやっていきたいこと」だなあと思いました。
結局、
「これをしました!」と短いフレーズで言えることは残念ながら明言できないのですが、
「子どもたちの心と地域を元気に!」というフレーズは、
今も、これからも、
どんな立場であっても変わらない、
私の思いです。
話は変わりますが、
市のホームページに、
「行財政構造改革プラン改訂版」についての説明会が中止になったことへの対応として、
ウェブ上でオンライン説明を配信していました。
「説明会」は、「説明をする」ことだけが目的なわけではなく、
そこに集まった市民のみなさんとの「コミュニケーションの場」だと思います。
今回は仕方がなかったとしても、
「次回もこれで」と思わないでいてほしいと思っています。
手段として、「リアルとオンラインの併用」で、
よりたくさんの方に参加いただくことは大事だと思いますが。