~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/12/31(月)今年を振り返る②「はんなん話」

2018年12月31日 | はんなん話
大晦日。
今日が暮れようとしています。


私の今年を振り返ってみると……

議員として
●「浅井たえこのはんなん話」を、予定通り3ヶ月に1回発行。阪南市内のほぼ全域に配布。

●念願だった、「市民の声を聴く会(たえこの部屋)」を、11月に市内5ヶ所で開催
……日時・場所は、もう少し検討の余地があったと反省。

●毎回の議会で、質問
……まだまだ消化不良なので、勉強します。

●地域の行事やイベントに、たくさん参加
……まだまだ知らない会があると思うので、情報収集して、もっと地域や活動を知りたい!

●子どもに関わる会や講座にも、多数参加
……特に、「子ども条例のつくり方」の連続講座は、がんばって参加中。
これからの議員活動に生かしたいことNo.1!

●市民の方からの声を、担当課につないだ
……市民の方が、直接、市に声を届けるのは、まだまだハードルが高いと感じた。工夫が必要。

●議会では、12月議会で、議員報酬のカットを議決できなかったことが心残り。
……引き続き声を出していきたいと思う

●会派を越えた学習や交流の場が開催できればいいなあと思いながら、実現できなかった。
……上甲議員が声をかけてくれた、地域の問題を考える会はスタートしたので、それに続く、課題別の会などができるといいなあと思う。来年への課題。

個人として
●議員活動をしながら、長年続けて来た市民活動にも関わり続けることができた。

●10月に、6人目の孫が誕生。新しい命に感謝。

●市民活動の仲間として、尊敬し、大好きな友人が、来春の統一選挙での立候補を決めた。私の影響ではないと思うが、うれしいし、応援したい。

そして、
なんと言っても、
ほぼ毎日、ブログを更新できた!

たくさんの方に支えられてがんばって来れたことに感謝し、
また、来年に向けて、
気持ちを新たにしていきたいと思います。

大晦日までお付き合いいただき、ありがとうございました✨

また、新しい年も、
よろしくお願いいたします🍀

18/12/30(日)今年を振り返る①「議会質問から」

2018年12月30日 | 議員
いよいよあと2日となった今年。
議会で質問した中から、
きちんと2019年に持ち越したいことをまとめてみます。

●子育て拠点整備について
12月議会では、項目としてあげませんでしたが、私の中では、いつでも最重要課題です。
乳幼児とおとなとの関わりの大切さは、これから先、もっと注目されることだと確信していますし、阪南市では、子どもだけではなく、親への社会教育、地域のつながりの強化のためにも、やはり公立が果たす役割が大きいと思います。
特別委員会の開催や、議員の学習会など、提案していきたいです。

●市民協働について
それぞれの課が抱える事業と関連するNPOや市民活動団体が、課題を共有するための話し合いをしたり、ともにできることを探ることが大切で、それを繋ぐのが「市民活動センター」だと、思っています。
指定管理や事業委託、市民協働事業は、市民にとって必要な事業を市に代わって行うのですから、市民の評価が高くなければ、事業を継続する意味がないわけです。貴重な予算を無駄にしないよう、しっかり成果を求めていきたいと思います。

●子どもたちの生きるチカラを育む教育について
学習指導要領に基づく学習も、もちろん大切だけれど、おとなになって身についているのは、自分で発見や体験したこと、繰り返し暗記したこと、大好きな(尊敬できる)先生が教えてくれた面白い話など、自分から能動的に学んだことがほとんどです。
昭和の時代にあたりまえだったことが、「わざわざ教えなければ、知らないままおとなになる」時代に、子どもたちが学校生活の中で身につけるべきチカラは何なのか、阪南市として明確に打ち出してもいいのではないかと感じます。

●若い世代に選ばれるまちに!
繰り返し言っていることですが、「○○が無料」というのではなく、「住みたい!」と思ってもらえるポイントアピールがほしいと思います。
で、12月議会では、
①海の景色、子育て支援や子どもに関する事業の多さ、地域の見守り、犯罪の少なさなどの環境等、目に見えない「安心」のアピール
②ここ1年くらいで引っ越してきた人たちとの座談会で、「安心」をさらにアピール&新しい魅力または困りごとに気づくこと
を提案しました。
当事者からのリサーチが、いちばんの問題解決になります。
これは、早く実現したいです。

1年を通して、
ほぼ同じことを繰り返し質問していた感がありますが、
子ども、
子育て(親への支援)、 
教育、
市民活動
人口減をゆるやかに、
は、私がこれまで関わってきたことを生かせるジャンルだと思うので、
これからも、力を入れていきたいと思っています。








18/12/29(土)自治会の夜警に参加しました

2018年12月29日 | まちづくり・市民活動
今日の夜は、自治会の夜警に参加しました。
昼間も風が冷たかったですが、 
夜もだいぶ冷えこみました。

19時、住民センターを出発し、
それぞれの所属する地区を、
回ります。
「火の用心!」
と、声出ししながら、
そして、今でも、
「マッチ1本、火事のもと!」
ときどき、
「さんま焼いても、家焼くな!」
と言いながら、
10人ほどのグループで回りました。

住民センターに戻ると、
消防の方が回ってこられていて、
挨拶されていました。
年末の寒い中、
本当にお疲れさまです。


夜警に出たみなさんが戻られてからは、
自治会の役員や班長さんたちの懇親会になり、
いっしょに入れいただきました。


みなさん、
とても楽しく交流されていて、
近所付き合いが減っている今の時代に、
機会をつくって交流することの大切さを、改めて感じました。

どうしたら、自治会の加入率があがるか、ということについての熱いお話にも、
いっしょに加わらせていただき、
なんとか仕組みを作りたいと思いました。

寒い夜でしたが、
参加させていただいて、
地域の繋がりを感じた時間でした。

18/12/28(金)御用納め

2018年12月28日 | 議員
今日は、御用納めでした。

まずは、
日々お世話になっている議会事務局の皆さまにご挨拶。
本当に、
いろいろ教えていただき、
まめに確認していただき、
ありがたく思っています。

あとは、
議会の質問でお世話になった課の皆さまのところに。

課に伺うと、
職員のみなさんが起立されるので、
かえって申し訳ないなあと思います。
気を遣わなくて、大丈夫です!

ご挨拶できなかった課長もおられたので、
ここであらためて、
今年の仕事に感謝し、
また、来年、
いっしょにがんばりましょう!という
メッセージを送らせていただきます。

議員と職員のみなさんが、
「馴れ合い」ではなく、
「ともに」
「前向きに」進む市政になれるよう、
きちんと情報を共有し、話し合い、
理解を深めあっていきたいと思います。

厳しい財政の中、
何を選択していくのかが問われる2019年です。


18/12/27(木)年賀状のこと

2018年12月27日 | はんなん話
年賀状の季節。
議員になってちょっと残念なことのナンバーワンは、
法律で、
「選挙区内の有権者への年賀状が禁止されていること」。

公職選挙法
第147条の2(あいさつ状の禁止)
公職の候補者又は公職の候補者となろうとする者(公職にある者を含む。)は、
当該選挙区(選挙区がないときは選挙の行われる区域)内にある者に対し、
答礼のための自筆によるものを除き、
年賀状、寒中見舞状、暑中見舞状その他これらに類するあいさつ状
(電報その他これに類するものを含む。)を出してはならない。

なんで?と思うのですが、
選挙運動とかと絡んだり、支出も大きくなったりするから、と書いている方もいらっしゃいました。

特に罰則はなく、
自筆の返信はOKとのことで、
絶対ダメ、ではないらしいですが、
実際、どの範囲まで広げるのかわからないこともあるので、
市内有権者の友人たちには、
「年賀状出せないから、ごめんね」と伝え、
このブログでもとりあげてみました。

今年もいよいよ残すところ4日。
明日は御用納めです。

お世話になったところへのご挨拶と、
市外、府外に住む親戚や友人たちへの年賀状を終わらせたいと思います。


18/12/26(水)放課後児童クラブの規制緩和の方向性に思う

2018年12月26日 | 教育
いったい、子どものことをどう考えているのか、と言いたくなる話 

国の放課後児童クラブへの見解

待機児童の問題と、
働く家庭への支援ということで、
さまざまな保育環境で、
少しずつ制度の規制が緩和されている現状があります。

今回は、
地方分権改革の対応として、
自治体の自由裁量を拡大するということでの方針ですが、
まず大切なのは、
①「子どもたちのあそびや学び、関係づくりが保証され、安心できる場所であること」
さらに、
②「そこで働く人が安心して仕事ができる環境の確保」だと思います。

阪南市の放課後児童クラブ(ちびっこホーム)は、
8つの小学校すべてに併設され、
運営には、
指定管理者制度が導入されています。

阪南市では、
指導員の数は適正に考えられていると思いますが、
現場で働く方からは、
人手は十分でない日があることや、
「ケガをさせないこと」が重要で、
なかなか子どもたちがしたいあそびや運動ができない現状をお聞きします。

指導員の数は、
子どもにとっても、見守る指導員にとっても、
「安心・安全」の保証です。

事故や事件が起きてからでは遅いわけですし、
何よりも、
子どもたちの放課後の居場所として、
心豊かに育つ場所であってほしいと思います。

指導員の資格についても規制緩和がありますが、
資格の有無よりも、
子どもの権利を学び、子どもの育ちや心の発達への理解を深める研修を義務づけ、
常に子どもたちの現状に寄り添う「資質」を重視してほしいものです。

行政の担当課は、
指定管理者との話し合いだけでなく、
直接現場の生の声も聴く機会を持ち、
子どもも、保護者も、見守る指導員も、
今後も、納得のいく(合意できる)、
市の子ども施策であってほしいと願います。


18/12/25(火)青年たちへのエール

2018年12月25日 | まちづくり・市民活動
今日は、
阪南市の市民協働事業である、
「阪南市☆キッズはらっぱ」の
3会場合同冬休みお楽しみ会でした。

ふだんはプログラムのない、自由なあそびの時間を提供していますが、
今日は、
貝塚にある、大阪府少年自然の家から講師に来ていただき、
「スラックライン」の体験をしました。

「スラックライン」は、
幅5cm、長さ10mのベルト状のラインを、
綱渡りのように歩いて渡るあそび。






もともとは、
登山のときに、
何もない山頂であそぶために始まったもの、と講師の方が説明してくれました。

この講師2人のうち1人が、
泉佐野おやこ劇場の青年会員で、
我が家の娘たちとも一緒に、
合宿やイベントに参加していた子だったので、
急にフレンドリーな場になりました。

久しぶりの再会と、
おやこ劇場で体験したことが仕事に生かせていることが、
素直に嬉しかったです。

阪南岬おやこ劇場から、
NPO法人子どもNPOはらっぱになって15年、
たくさんの子どもたちと関わり、
成長した子どもたちと出会う機会も少なくありません。

先日の「子ども福祉ボランティア」の子たちもそうでしたし、
市内のコンビニや
イオンのショップや飲食のお店では、
はらっぱが主催する事業に参加したり、関わっていた子たちが、
アルバイトをしていたり、
就職していたりしている姿を見かけ、
昔、
親戚や近所のおじちゃんやおばちゃんが、
「大きくなって……」と喜んでくれた気持ちがわかる気になります。

就職は遠くになってしまう子が多いかもしれないけれど、
「あそんだ思い出」
「さまざまな体験をした思い出」は、
きっと子どもたちの自信になり、
育ったふるさとの、大切な思い出になると信じています。

子どもを取り巻く環境は、
どんどん「子どもでいる時間」をなくす方向に進んでいると感じられる時代に、
学校だけでも、家庭だけでも、
決して作れない、子どもたちの育ちの場を、
どう守り、継続していくかは、
おとなの役割としてしっかり果たしていかなければならないと感じた、
青年との再会でした。


18/12/24(月)クリスマスの風景から

2018年12月25日 | はんなん話
クリスマス・イブだというのに、
同居している娘二人のうち、
一人は仕事、一人は泊まりに行って、
夫と二人の夕食。

クリスマスの料理は、
娘たちの都合で、
22日(土)に済ませたし、
朝から台所の掃除やら、
片付けやらで疲れてもいたので、
「いっそ一人なら、明太子とご飯で済ませるのに」と思いながら、
なんとか惣菜らしきものを作り、
やたら小鉢が多くてメインのない、
クリスマス・イブの夕食でした。

数年前、
ちょっと年上の方が、
「クリスマスだけど、うちは、普通に焼き魚だよ」と言うのを聞いて、
「え?クリスマスなのに?」
なんて思っていましたが、
今なら、「あら~、うちも!」
なんて、答えられそうです。

クリスチャンではない我が家にとっては、
クリスマスは、
子どもたちと、美味しいものを食べ、
クリスマスのお話を読んだり、DVDを観たりして、
サンタさんからのプレゼントを待つ、ささやかですが、特別な日でした。


 

それが、
サンタも来ない、
子どもたちもいない、
ふつーの12月24日になる日が来るとは、今日の今日まで想像できませんでした。

何年かしたら、
こんなクリスマス・イブにも慣れてしまうのかと思うと、
寂しくなります。

夫婦二人、または一人でクリスマスを迎える人が集まって、
クリスマスを楽しむイベントなんて、どうだろう……

というか、
クリスマスに限らず、
気軽に季節のイベントを楽しめるおとなの会があったら、
子育てが一段落した世代がつながるきっかけになるのではないかと思いました。

小さな楽しみを重ねながら、
人がつながるのにびったりの場所は、
どこがいいだろう……

おとなが楽しむ、
おとなのためのイベント、
ちょっとわくわくしませんか?

18/12/23(日)「みんなで歌おう♪第九コンサート」

2018年12月23日 | まちづくり・市民活動
10月から、
夜昼合わせて、15回の練習を重ねてきた、
今年の市民公募合唱団の「第九」当日でした。





長く継続していた「クリスマスコンサート」が終了し、
「第九」が歌われなくなっていたのを、
市政20周年記念として復活させ、
そこから、
阪南市とサラダホールの協力を受けながら、公民協働の実行委員会として、
開催していて、
私も、毎年、
実行委員として関わらせてもらっています。

「みんなで歌おう♪第九コンサート」は、
前半は、
阪南市在住または出身の若い世代のアーティストのステージ、
後半は、市民公募で募集した市民合唱団による「第九合唱」という形で、
継続しています。

今年の前半は、
ピアノ演奏、少年少女合唱団、オーボエ演奏でしたが、
毎年、阪南市でこんなにも活躍しているアーティストがいることに、
感動します。

そして、今年は、
第九合唱の伴奏も、
阪南市出身の若い男性アーティスト2人による、
電子オルガンとピアノの伴奏という、
すてきなコラボでした。

これは、本当に感動ものの演奏で、
また、ぜひ再演してほしいと思いました。

私は、
このコンサートが始まってからずっと、
当日の進行のアナウンスをしていて、
舞台横でみなさんの合唱を聞いています。

毎年、「今年が最高!」という感動をもらっていますが
今年も、やっぱり「今年が最高!」と思いました。

さまざまな阪南自慢があると思いますが、
●たくさんの方が主体的に参加費を払い、練習に参加し、演じる
●リピーターが多い
●新しいメンバーも少なくない
●小学生から、学生、会社員、公務員、パート、そして年金生活に入られた方、など年齢の幅の広さ
という点で考えると、
この「第九コンサート」の取り組みは、
阪南市が誇る社会教育、市民活動だなあと感じます。

来年は、
文化センター開館30周年記念公演として、
「第九コンサート」を開催していただきます。

実行委員会の動きは、
これまでと少し変わるかもしれませんが、
来年に向けて、
「歓喜の歌」に込められた、
「人と人が繋がる喜び」
「大切なものは、友」
のメッセージを、
しっかり発信し、広げていく活動にしたいと思います。



18/12/22(土)期待される者として……

2018年12月22日 | 議員
新聞のコラムとかが好きで、
心に残った記事は、
ちょっと落ち込んだときなどに、
読み返したりします。

昨日は、
ちょっとだけ落ち込んでいたので、
取り置いていた新聞のコラムを読み返してみると、
つい最近、いいなと思った記事を見つけました。



自分で思い描いた通りにならなかったときの落胆は大きい。

受験で不合格だったとき、
失恋したとき、
大きな失敗をしたとき、
生活の目処がたたないとき、
大切な人を失ったとき……

人は自らの命を絶つ選択をすることもある。

私自身は、
「超」がつくほど、
プラス思考で、前向きな性格ですが、
これは、
生まれつきではなく、
さまざまな活動を通し、
周りから期待され、願いを託されていると感じたころから、
少しずつ芽生え、確信になった考え方です。

自分ひとりではない、
誰かの願いと同じ思いを実現しようとしている、と思えることが、
落ち込んでも、プラス思考に変えられる力になっているなあと感じます。

議員は、
心から望んで選んだ仕事ではないけれど、
私に期待してくれている力を感じながら、
この立場でできることを、
1歩1歩、やっていきたいと思いました。

18/12/21(金)平成30年第4回定例会最終日でした

2018年12月21日 | 議員
今日は、
平成30年第4回定例会の最終日で、
各議案の採決が行われました。
大体の議案は、
総務事業水道と厚生文教の各常任委員会で話し合われているので、
そのまま承認されるのですが、
「平成22年以前の病院会計の未収金の債権の放棄について」だけは、
大阪維新の会の渡辺議員から動議が出され、
「継続審議」が提案されました。


私も、
300万を越える未収金に対し、
権利を放棄するというのは納得いかないので、
継続審議に賛成しましたが、
賛成少数(起立6名/浅井・岩室議員・渡辺議員・角野議員・大脇議員・河合議員)で、否決されました。

この間の職員の仕事時間と経費に対する費用対効果を考えるとやむなし、という意見もありますが、
問題は違うと思いました。
時間をかけて調べたからもういいだろうではなく、
調べ方がまだ足りなかったのでは?
真面目に払っている市民は納得するのか?ということなのです。
もうこの件で審議することはないわけで、残念です。

議案がすべて可決されたあと、
当日の議案として、
「職員の給与の減額」の提案がありました。
特別職だけでなく、管理職も対象の削減で、現状を踏まえた提案に向け、頑張られた成果と感じました。


全会一致で賛成のあと、
議員報酬カットの提案が、
議員間で調整できずに、
●10%カット案


●5%カット案


の2案のまま提案されました。

10%削減案は、もともとは14%削減で提案されていたものですが、
私は、14%の根拠がよく理解できなかったので、
さまざまな市の事業が10%削減となっていることを根拠に、
10%削減案を提案したので、
10%削減案に賛成しました。
提案の中に、
今後は、毎年9月議会で、議員報酬についての見直しを義務化していることも賛成理由です。

5%カットでは、
市民のさまざまな活動へのしわ寄せを解決する金額にはならないし、
期間も任期中となっていて、
今後の市の財政状況への関わりが見えないことなど、
議員に期待している市民の声に応える案としても弱いと感じました。

結果は、
10%削減案は賛成4(浅井・岩室議員・渡辺議員・角野議員)
5%削減案は賛成6(上甲議員・中谷議員・中村議員・二神議員・山本議員・福田議員)
となり、どちらも否決されました。

結局、議員報酬カットはないという結果で、モヤモヤが残りました。

話し合いを丁寧にして、10%で調整できなかったのか?
とりあえず、報酬カット案だけ決めることはできなかったか?など、
さまざまな思いが頭の中を回ります。

議案の最後は、
国への意見書の提出について
●「Society5.0時代に向けた学校教育環境の整備を求める意見書」
➡私は、わざわざ意見書を提出してまで、今すぐ進めることを求めなくもいいと考えて反対(全体では賛成多数で可決)

●2019年10月の消費税増税中止を求める意見書
➡いろいろな課題が解決されないままの見切り発車だと感じていたので賛成(全体では、反対多数で否決)

●認知症施策の推進を求める意見書
➡これは大きな課題なので、賛成(全会一致で可決)

以上が報告です。

議員報酬カットの件だけ、心残りです。
次の全員協議会までの大きな宿題ができました。

18/12/20(木)市長のタウンミーティング開催

2018年12月20日 | まちづくり・市民活動
今日は、阪南まちづくりネットワーク有志が主催の
「市長のタウンミーティング」でした。


あまり大人数でなく、
30~40人くらいの会で、
市長の話を聞き、
ふだん思っていることが忌憚なく言える会を、との思いで企画しました。

進行としては、
●市長から、市政(財政・政策など)についての話
 ⬇
●参加者から、今日聞きたい話題を聞く(特にない人はパスOK)
 ⬇
●2つくらいに話題を絞って、市長に答えてもらう

という流れを考えていたのですが、
市長の話で1時間すぎ、
参加者からの声を聴くのに30分ちょっとかかり、
最後の市長の話が駆け足になってしまいました。

ちょっと消化不良だったかもしれませんが、
2年前の市長選のあと、
みなさんが期待していたのは、
こんな会ではなかったかと思い、
年に3回くらいでも、
継続していきたいと思いました。

みなさんから出た意見は、
こんな感じでした。


やはり、
ヤマダ電機あとのことへの質問や意見が多かったです。

厳しい財政状況の中で、
「市民にできることは何か?」
「協力できることはしたい」
という意見が聞けたことは、
大事なことだし、
こんな意見交換から、
本当の協働が生まれてくるといいなあと、
思いました。

まずは、遅ればせながらの第一歩。
乞う、ご期待!

18/12/19(水)「ボヘミアン・ラプソディー」観に行きました。

2018年12月19日 | 日常
昨日の夜、
学校帰りの六女と待ち合わせて、
21:30から始まるレイトショーで、
「ボヘミアン・ラプソディー」を観ました。


70年代、80年代に、若い世代の共感を呼ぶメッセージを伝え続けた、
QUEENの誕生から、ボーカルのフレディが亡くなるまでの、
壮絶な人生が、
ヒット曲とともに描かれ、
その孤独や、人への飢えや、才能がありすぎる故の苦悩など、
私とはこれっぽちも共感できるところなどないはずなのに、
伝わってくる感情に、
自分で不思議な気持ちになりました。

移民であることに苦しみ
同性愛者であることに気づいて、
自分の居場所がわからなくなり、
1度は捨てた仲間のところに戻るフレディを、迎える仲間と再スタートを切るときは、
エイズに冒されていた、という
ドラマよりもドラマティックな人生に、
言葉を失います。

コンサートシーンは、
実際のコンサートと比べても見分けがつかないくらいの徹底ぶりで、
小物の一つ一つにまで、
こだわった演出でした。

さまざまなマイノリティに対する偏見や、差別をなくすための人権意識は、
まだまだすべての人に根づいていないと感じる社会です。

でも、
映画の中で描かれた願いは、
観た人を通じて、
きっと広がっていくと感じました。
しばらくは、
QUEEN の曲に浸る毎日になりそうです。


18/12/18(火)民主的であること

2018年12月19日 | 議員
昨年10月、
NPO団体の理事長を任期途中で退任して、
議員になりました。

1年たった今も、
なかなか、思ったことをストレートに言えない
(知らないことも多いので、いつ、どう伝えればいいのかがわからない)

結論が出そうにない議題について、十分な議論ができない
(みなさん、長い会議が好きではない。私は、とりあえず、みなさんがどう考えているのかだけでも知りたいので、話し合いの時間がほしいと思う)

雑談的な交流がない
(会派を越えた集まりも、ゼロではないけれど、基本、あまり違う会派の部屋には行かないし、会合とかにも誘われない)

いろいろ決まりごとがある
(議場での発言には、基本、事前通告が必要だったり、その通告には締め切りがあったり。前日行動の私にはハードルが高い)

……など、市民活動とは感覚の違う、日常に、戸惑います。

あとは、多数決。
たとえば、同数や僅差のとき、
こんなんで可決って言っていいのか、という気持ちになります。
できるだけ全会一致か、
限りなくそれに近い賛成で決まるよう、しっかり話せる議員になりたいと思います。

民主的であることは、
十分な議論の結果、
多数の賛同を得ることだと思うのです。

18/12/17(月)「子ども条例のつくり方」連続講座の第4回

2018年12月17日 | 議員
昨日16日(日)の、
午前中は、阪南市で「子どもボランティアサミット」を見学させていただき、
午後は、連続講座の4回目となった「子ども条例のつくり方」に参加しました。

今回は、
隣の泉南市の職員の方が講師でした。
以前から、
子どもの人権に熱心な職員の方がいらっしゃるとお聞きしていて、
お会いしたかった方です。






大阪市内での、子どもの教育や人権に関わる研修に参加して、「阪南市から参加」と言うと、
結構な確率で、「あ、子ども条例のある……」と言われるので、
そのたびに、
「あ、隣の市です。」と訂正しています。

阪南市ではおとなの声で放送される「よいこのみなさん……」も、
泉南市では、
子どもたちの声で放送されていたりするので、
ちょっと気になっていました。


人口や社会状況がそう変わらない町ですが、
何がちがって、「子ども条例」ができていったのか……
経過をお聞きできました。

子どもはまちの宝、と言いながら、
では具体的にどんな存在で、
どんな機会が与えられているのか、というと、
なかなか見えにくかったりしますが、
子ども条例があることで
明確になっていくのかな、と感じました。

教育や福祉については、
なかなか一市民が、とやかく言っても
実現しないのが常ですが、
不登校、貧困、学習やあそびの保証、公園の確保、市政への子どもの参加など、
条例があることで、
少しずつだけれど「こうありたいな」に近づくことをお聞きした今日は、
どうすれば、
阪南にも「子ども条例」ができるのか、
真剣に考えながら、帰ってきました。