~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/8/31(金)改めて、「きみはひとりじゃないよ」

2019年08月31日 | 子どもの権利
8月最後の日。
月曜日から学校が始まる子どもたちにとっては、
夏休み最後の土日です。

30日付けの朝日新聞朝刊には、
さまざまな「居場所」があることが紹介されていました。


周りには、
まだまだ「学校に行けない子がいる」ことが理解できないおとながたくさんいることも事実です。

友だちや先生、クラス、部活、家族などの人間関係や、
生活レベルや習慣の違い、
容姿や成績へのコンプレックスだけでなく、
ごくふつうの日常が苦しい子たちもいます。

たとえば「音」。
周りのガヤガヤした音が、
普通よりも大きく聞こえて、話している相手の話が聞こえないことがストレスになったり、
大きな音が苦手だったり(集団が生活する中では、何かが落ちたり、スピーカーがあったり、機械の音がしたりして大きな音が出るようなことがある)、
建築材や壁や塗料などの「化学物質」や、
「匂い」が苦手なこともあります。

私も「人工的な匂い」が苦手で、
トイレの芳香剤の匂いがきつくて、トイレに入れないこともあります。

学校は、たくさんの子どもがいるし、たくさんのモノがあるので、
たくさんの「匂い」があります。
柔軟剤やすてきなリンスの「匂い」で頭痛がしたり、気分が悪くなることもあります。

「音」や「匂い」「化学物質」などは、目に見えず、
「それくらい、我慢できるだろう」とか、
「いい匂いなのに」とか、
家族にもなかなか理解してもらえないところだったりします。

この「わかってもらえない」という気持ちが、
何よりつらい気持ちにさせていることを、
周りのおとながちゃんと理解することが、まず大切です。

誰かから、
自分にはない「苦手」を聞いたとき、
「そうなんだね」
「私にできることある?」
と聞いてあげることから、
「きみはひとりじゃない」というメッセージが伝えられると思います。

自分には気づかない、
さまざまな悩みやつらさや悲しみが「ある」ことを、
いつも心に置いておきたいと思う、
8月最後の日です。

19/8/30(金)「プチももっこ」からの「フリー☆あーと☆ファミリー」からの「議会準備」からの「和歌山大学のチャレンジ」からの「夜の会議」

2019年08月30日 | まちづくり・市民活動
朝から晩まで予定が詰まっている日がけっこうあります。
時間が重ならずにうまく進む日はなかなかなくて、
結局どれも時間に追われて、
くたびれたりするのですが、
今日は、なかなか余裕ある重なりで、
終わった後、一つ一つ思い出し、振り返ることができました。

●朝いちばんは、まず5時起きで、
今日の「プチももっこ」(桃の木台校区福祉福祉委員会と子どもNPOはらっぱが共催している子育ておやこのための居場所提供事業)のおやつタイムのためのおやつ作り。
昨夜クッキー生地だけ作っておいたのを、
焼くところからスタート。


●10:00~12:00 「プチももっこ」
2ヵ月に1回、桃の木台の3つの住民センターを順番に会場にして開催しています。
南住民センターが会場のときは参加者が少なく、今日も4組でしたが、
他市から引っ越して3日目、という方の参加があり、
今日から役立つ情報提供ができました。
プログラムのない時間は、参加者が自由に悩みや気になることをおしゃべりでき、
スタッフも、子どもたちのようすや保護者の表情などにも気を配ることができ、
「子育て支援」としていい時間になっていると自負しています。
おやつタイムのクッキー、喜んでいただきました。


次回は、10月21日(月)10:00~11:30 桃の木台西住民センターです。

●12:30~15:00 「フリー☆あーと☆ファミリー」
不登校など生きづらさを感じる子どもたちが、さまざまな「あーと」に触れることで、
「できる」「できた」「認められた」という気持ちを持てるよう、
機会の提供を行っています。
もちろん「したくない」「見るだけでいい」気持ちも大切にされます。
私は趣旨に賛同し、協力させていただいています。
今日は、子ども2名とおとなの参加でパステルアートを楽しみました。
不思議な感覚で、心が解放されます。


基本、月1回最終金曜日に開催で、
9月は27日(金)12:30~14:30、会場はこどもセンター(ふれ愛ホーム)です。

●15:30~17:20 「議会準備」
9月4日に予定している議会での一般質問について、
担当課から説明いただいたり、自分の質問の意図をお伝えしたりする時間でした。
紋切り型の回答が多く、
質問に共感いただき、前向きな回答をいただくことの難しさを感じます。
ゆるやかな、市民が安心する回答、期待し次につながる回答を阻んでいるのは何なんだろうと思います。
もっと「信頼」しあえる「市民と行政の関係づくり」が課題です。

●17:30~18:30 「和歌山大学のチャレンジ」
昨日知った「尾崎駅前通りの空き地活用」への社会実験。




ときどき雷が鳴り、激しい雨も断続的に降る空模様だったので、
中止かなと思いながら行ってみたら、やってました!




大雨の中、ビニールカバーで覆われたプロジェクターがちゃんと機能することもわかり、
ちょっとウキウキする時間でした。
駅前のスペースで、こんな風に、
「何してるんだろう・・・」と足を止めたくなることをしているのは、
おもしろいなあと思います。
和歌山大学地域デザイン研究室、応援したいです。

●19:00からは、「夜の会議」
目的を同じくする仲間との会議でした。
いろいろ困難はありつつ、チャレンジしていく、
私も含めほぼ高齢者の集団です。
市民活動の醍醐味は、
「市民のため」ではあるけれど、「自分も楽しい」ところ!
だから、やめられない。

帰る時間には、激しい雨は落ちついていましたが、
自転車での帰路を心配するメンバーが、車で送ってくれました。

明日からもがんばろうと思える1日でした。

19/8/29(木)「第6回まちづくり市民会議」でした

2019年08月29日 | まちづくり・市民活動
「阪南まちづくり推進ネット」さん主催の「まちづくり市民会議」に参加しました。

今回のテーマは、
「図書館」についてで、
「役割と課題」「運営(活用)方法」について、
3つのグループそれぞれで、
ディスカッションしました。

以下、
グループの発表です。








「これからの図書館」について、
●図書館にはたくさんの興味、関心を引き出す情報がある
●ただ、「本」に関心がないと行かない
という役割と課題に対し、
➡「本」以外の興味・関心、また、「特に目的がない」人も立ち寄れる場所であれば、可能性が広がる
というような方向性が感じられた時間でした。

財政的なところをどう解決していくか、というところでは、
いつも「正規職員は最低限にして、あとはボランティアで」という意見が出ます。
「お金がないからボランティアで」という考えは、
責任やミッションが曖昧になりがちで、
事業のレベルの低下や縮小が懸念されます。

「どんなボランティアの関わりが必要か」
「会議や打ち合わせはボランティアも共有」
「ボランティアの目的や成果をどう見えるようにするか」
ということなどを、
常に検討しながら進めていくことが必要だというところまで、
深めたいと思いました。

「公民館」や「図書館」という大きなテーマについては、
1回でまとめるのではなく、
何ヵ月かかけて、
学習の時間を十分にとって、
論点を絞って話し合い、
グループの発表のあと、
さらに意見交換するくらいのボリュームで考えたいテーマです。

夜は、
西鳥取公民館と「自然と本の会」が主催の
「ウミホタル観賞会」に参加しました。

暗い海、ほの明るく光るウミホタル、
遠く対岸の光、
釣り船の灯り、
夜の海もいいなあと思いました。

黒いシートに、
夜空の星のように光るウミホタルが、
きれいだったのですが、
残念ながら、うまく撮れませんでした。

19/8/28(水)9月議会一般質問に向けて

2019年08月28日 | 議員
議会での一般質問について、
いつも、自分の質問と担当部にいただく回答が、どうも自分の中ですっきりせずに当日を迎え、
終わったあと、モヤモヤが残る、
ということを繰り返しています。

いろいろな方に、
アドバイスをいただいたりしていますが、
この春、高槻市で市議会議員になられた友人のFacebookでのコメントに、
ちょっと気持ちがラクになりました。

「議員になる前の議員のイメージは、『主張する人』『強行する人』『反対する人』でしたが、議員になってから『調査する人』『提案する人』『交渉する人』に変わりました。建設的な議員像を作って発信したいな。」
というコメント。

「調査する人」「提案する人」「交渉する人」、と思ったら気持ちが優しくなれました。

長く、行政とは対照的な活動をしてきたので、
行政に対しては、
「市民の気持ちを理解しない人たち」で、「いっしょにやるのは難しい」という思いをもっていました。

でも、今は、
「いっしょにやる側」にいるわけで、
そのために「調査」し、「提案」し、
「交渉」することは大事だなあと思いました。

すぐ、
「できていないこと」を主張したくなりますが、
ていねいに、
市民の声をきちんと届けて、
「提案」「交渉」できる議員になりたいと思います。


19/8/27(火)withyou ~きみとともに~

2019年08月27日 | 子どもの権利
夏休みが終わり、2学期が始まる時期は、
10代の自殺が増える時期ということで、
ここ数年、
8月中旬から9月初旬にかけての時期に、
さまざまなメディアや子どもに関わる団体が、
悩んだり苦しんだりしている子どもたちに向けての取り組みをしています。

購読している新聞では、
「withyou ~きみとともに~」というシリーズで、
タレントを始め、活躍している著名人の体験談やメッセージが連載されていて、
まだまだ、
おとなが解決しなければならない課題が多いことを感じます。


今年で13年目になる「チャイルドラインはらっぱ」でも、
通常は毎週火曜日の16時~21時の開設時間を、
今日と9月1日(日)、来週火曜日の3日間、終了時間を23時に延長して開設します。
                 「チャイルドライン」は、
18才までの子どもたちのための、
専用電話回線です。
「チャイルドラインはらっぱ」は毎週火曜日の開設ですが、
全国で、毎日どこかの「チャイルドライン」が子どもからの電話を受けるしくみになっています。

泉南地域では、
9月を待たずに2学期が始まっている市町がありますが、
阪南市では、
9月2日(月)からが新学期です。

何となく表情が暗くなりはじめた子どもたちに限らず、
返事はなくても、
すれ違う子どもたちには、
おとなの方から、
「こんにちは」「さよなら」などの声をかける習慣をつけてほしいです。

声をかける勇気がでなければ、
会釈や、明るすぎない笑顔だけでもいいと思う。

子どもが気づいてくれなくても、
「きみはひとりぼっちじやない」
「味方になるおとながいるよ」という
子どもたちへのまなざしが町に広がるといいなあと思います。

    

19/8/26(月)9月定例議会一般質問提出しました

2019年08月26日 | 議員
ギリギリ締め切り最終日に提出した個人質問。
個人質問の順番は3番目とのことでしたが、
9月の議会では、会派の代表質問が先にあるので、
議会の1日目は各会派の代表の質問になります。
私の所属する「市民倶楽部」では、
代表質問ではなく、二人とも個人質問で、
私の質問は、
2日目9月4日(水)の午後の予定です。

毎回、同じような質問になりますが、
今回も、
市民のみなさんの不安が、
少しでも希望あるものに変えられるよう、
質問していきたいと思います。


私が、
選挙のときに訴えたことは、
「子どもたちの心と、地域を元気に❗」でした。
議員になって2年、
なかなか前進しない現実があります。

19/8/25(日)自治会のプチ夕涼み会で

2019年08月25日 | まちづくり・市民活動
昨夜は、19時から、
舞5丁目自治会の「プチ夕涼み会」でした。
今年で9回目とのことですが、
たしか第1回のとき参加しただけで、
あとは日程が合わずに、
参加したことがなかったのですが、
今年度は、班長に当たっているので、
お手伝いに行かせていただきました。


1時からがテントなどの設営で、
これは市の説明会と重なっていたので、夫に出てもらいました。
1度解散し、
5時からのたこ焼き準備から参加しました。
自治会所有のたこ焼き器は、
1回に90個焼けるホンキのたこ焼き器。
真剣に焼いたので、写真はないのですが、
みなさん、なかなかの腕前でした。
子どもが幼小中といっしょだった方といっしょだったので、
懐かしい話などしながら、
「こんな機会でもないと、ゆっくり話すこともない」時間を過ごしました。

準備中は、少し雨がぱらついたのですが、
7時からは雨が上がり、
たこ焼き、たこせん、ジュースをもらった子どもたち、
抽選会で盛り上がるおとなたちなどの笑顔を見たり、
実家に帰省中の、子どもの同級生と会えたり、
みなさんも、近所に住みながら、
久しぶりの再会を楽しんでいらっしゃいました。




最後は手持ちの花火で締めくくったところで、雨。
無事終了できて、よかったです。

最後まで片付けしながら、
手伝いの班長さんたちを気遣ってくださった自治会役員のみなさん、
本当にありがとうございました。

参加し、
手伝うとさらに、
人のやさしさやつながりを感じます。

次は、年末の「餅つき」があります。
「参加」も、大切な「協力」なので、
また、参加しようと思います。

19/8/24(土)「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」にかかる保護者等説明会⑥~はあとり幼稚園~

2019年08月24日 | 子ども・子育て
広報に掲載されている「説明会」の最後は、はあとり幼稚園でした。
託児の部屋には、他の園長先生たちがいてくれました。


参加者は、
保護者10名(ご夫婦で参加は2組)、
議員2名、
市役所からは、
説明はいつもどおり進行を入れて9名と、会場内に4名、
あとは託児の先生方でした。

Q:尾崎校区からはあとりに通う場合もバスは出してもらえるのか?
A:大丈夫です

Q:石田保育所と下荘保育所が統合するということは、事実上石田保育所は廃園になるということか?
A:「統合する」ということで、今の場所ではなくなる。

Q:それは、いつからか?
A:令和5年以降、で具体的にはまだ決まっていない。

Q:はあとり幼稚園の工事の内容は?
A:耐震、防水、エアコン設置などである。

Q:工事は令和3年からなのか?それまでに、雨漏りなどは随時してもらえるのか?
A:大規模な工事は令和3年になる。

Q:これまでに出された質問などは、どかでまとめて公表されるのか?
A:説明会での質問や意見、パブリックコメントに出された意見については、市の考え方とともに、「市議会の子育て拠点整備特別委員会」に提出後、「市のウェブサイト」に公表する。

Q:今後、小学校区の見直しなどもあるのか?
A:予定はしていない

Q:統合により使わなくなった施設の跡地の使用についてはどうなるのか?
安全にあそべる場所にはならないのか?
A:使わなくなった施設の利活用については、今後考えていく。

6回の説明会が終わりました。
会場ごとにその地域のことが話されたり、どの会場でも繰り返し質問や意見が出ることなどあり、
今後「子育て拠点」や「子育て支援」を考えていく参考になりました。

職員のみなさま、お疲れさまでした。
ぜひ、出された意見について、誠意をもってご検討いただけることを期待します。
そして、市民や保護者はまだまだいるわけで、その方々の声も聴く努力や工夫を考えていきたいです。

19/8/24(土)「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」にかかる保護者等説明会⑤~市役所会議室~

2019年08月24日 | 子ども・子育て
午前中は、
市役所会議室で、5回目の「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」説明会でした。


参加者は、
議員6名を含む市民が20名、
市長はじめ説明の職員が9名と
会場内に7人、
他に託児担当の保育所の先生がいらっしゃいました。
各会場、託児をしていただけたことはありがたかったです。
今回、「子育て拠点」に関する説明会だったから、かもしれないので、
今後はさまざまな説明会等でも、
ぜひ託児をお願いしたいです。
若い世代の参画は、
まずそこからです。

Q:現在、はあとり幼稚園に在園。今でも、和泉鳥取や緑が丘、さつき台から通う保護者は、駐車場がなく、園に用事があるときは有料パーキングを利用している。今後、統合になったら、ますます駐車場が必要になる。ぜひ駐車場を確保してほしい。
A:近隣に土地がないのでなかなか難しい、園庭に駐車場を確保するなど、考えてはいる。統合に向けての検討事項である。

Q:公立幼稚園と私立のこども園の両方に通園経験がある。公立では、保護者同志だけでなく、保護者とよその子というナナメの関係もあり、卒園後も「つながり」が続き、安心できる関係が生まれている。
もっと親子がふれあえる場所が必要だし、「働く家庭」を考えて認定こども園に、というのであれば、「土日や祝日の保育」とかの課題は、今後の再構築にどういかされていくのか。
A:●親子のふれあいの場所については、子育て総合支援センターでも考えていく。
●改めて、公立のよさを確認できた。これからも、そのよさを生かし、さらにいいものにしていくのが「再構築」ということである。阪南市の公立のよさを引き継ぎ、運営形態が変わっても同じような保育・教育が受けられるよう、「ラウンドテーブル」に入れていく。
●「ラウンドテーブル」では、いろいろ話し合い、実現していく。
親子のふれあいは大切。今も場所を意識しながら、やっている。

Q:●素案の中で、「幼保の充足率」について述べているが、子どもたちのことを考えれば、「充足率が低い=ゆとりがある」「充足率が高い=先生とふれあう時間が少ない、あそび場が狭い」ということで、「充足率」を再構築のカギにすべきではない。課題が単純化されていないか。園児に「切磋琢磨」は必要か、など、再検討してほしい。
●公立の認定こども園は、まだないので、新設にあたっては、民間のノウハウや経験、知識を収集し、子どもたちや保護者に関わるソフト面での課題を検討していってほしい。
●石田保育所と下荘保育所の統合にはムリがある。地域の住民が利用しやすい距離には程遠く、石田保育所については「統合」ではなく「新築」すべきである。
他、何点か意見を出されましたが、すべてパブリックコメントで提出するので、本日の回答は不用、とのことでした。

回答としてではなく、市長からのコメント
「再構築にあたって、中心になるのは『子どもたちの育ち』。保護者が置かれている暮らしづらい状況や雇用における厳しさを『支援していく』ということ」
「選択肢は、安心して選べるように」
「どこに住んでいても、同じサービスを提出する」
「ラウンドテーブルで、保育・教育の質をあげていく」

Q:公立の保育所と私立の認定こども園に子どもが通った。公立保育所では、ソフト面の充実を感じた。地域の方の協力で、公立らしい地域と密着した教育が体験できた。公民を問わず、「あたたかいつながり」を大切にしてほしい。
A:いわゆる「非認知能力」については、幼児教育において大切なところで、これからも大切にした教育をしていく

Q:公立のよさを踏まえた民間の認定こども園が、本当に応募してくれるのか?
A:募集するにあたっては、これまで阪南市の幼児教育・保育のあり方を明示し、いただいた意見も入れながら要項を作成する。

Q:公立が減れば、「地域の中で子育て」と言いながらその機会が減ることを危惧する
A:幼稚園・保育所・こども園に限らない拠点、地域の中で子育てのことを話したりできる場所は作っていきたい。

長い質問や意見が多く、うまくまとめられていないところやメモできなかったものがあると思いますが、内容的には間違っていないと思います。

午後は、
「はあとり幼稚園」に行きます。

19/8/23(金)尾崎公民館「ひきこもり支援実践講座①」

2019年08月23日 | まちづくり・市民活動
午前中、今日締め切りの、
9月議会での一般質問を提出しました。
あー、また質問終了まで、
苦しむ日々が続きます。

午後は、
尾崎公民館で開催された「ひきこもり支援実践講座」4回連続講座の1回目に参加しました。
当事者家族の方、市民のほかに、
市の福祉に関係する課の職員さんや事業所、社会福祉協議会職員さん、CSWなどが参加されていました。
ワークの時間にいっしょのグループなった方が田尻町の小学校の先生で、
同じ小学校から3名参加されたとのことでした。
参加の動機をお聞きしたら、
「クラスに不登校になるかもと思う子どもがいるので、当事者の話を聞こうと思って」とのことでした。

講座の内容は、
「ひきこもり・ニート・不登校支援概論~支援の入口から出口について~」というもので、
講師は、昨年もおいでいただいていた、淡路プラッツの石田さん。
ひきこもり・ニート・不登校の子どもや家族に寄り添い、支援している団体です。


とてもわかりやすい資料だったので、
紹介します。






この「居場所」についての内容は、
子育て支援、不登校支援にも繋がる意義や目的と同じで、
とても大事なポイントだと思いました。

さらに、親や支援者への「関わり方のポイント」も。








さいごに、
グループワークがあり、
「支援に必要なこと、じぶんができること」を話し合いました。


この講座では、
4回終了後、
引き続き「ひきこもり・ニート・不登校支援」を学んで、
実践に繋げていくための会を作ることを目的にしているとのこと。
そう!それでこそ連続講座の意味があります。

がんばって4回通おうと思ったのに、
2回目の9月4日(水)は、議会中でした。
3回目の9月20日(金)は行きたいです。
関心ある方は、ぜひ参加してみてください。
14時~16時、尾崎公民館です。

19/8/22(木)「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」にかかる保護者等説明会④~市役所会議室~

2019年08月22日 | 子ども・子育て
「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」に関する説明会の4回目。
今日は、市民対象ということで、
市役所会議室での開催でした。

参加されていたのは、
議員5名を入れて12名。
先日の尾崎保育所での説明会に参加できなかったという保護者の方が1名、私立の認定こども園に通う保護者の方が1名、
あとは対象児を持たない市民の方が5名でした。

Q:尾崎中学校跡地は、ハザードマップで南海トラフ大地震の津波浸水区域ではないのか?
A:浸水区域に指定されているのは、体育館の一部。新築されるのはグラウンド部分なので、浸水区域ではない。

Q:周りの部分も浸水区域になっているので、被災したら孤立するのでは?わざわざそんな場所を選んだのはなぜ?
A:尾崎幼稚園と尾崎保育所を統合してできるこども園は尾崎地区で、ということと、どちらも老朽化が進んでおり、整備を急ぐことから選んだ。

Q:老朽化ということでは下荘保育所も、安全の面から今すぐでも移転すべきでは?
A:今すぐできればいいが、財政的に難しいので、優先順位をつけている。下荘保育所は、津波浸水区域ではないので、尾崎より後になっている。

Q:働く家庭にとって、保育所はなくてはならないものだし、まちづくりという点からも、幼稚園、保育所の存在は大切だと思う。内容にはあまり触れられなかったが、説明してほしい。
A:公立私立、幼稚園・保育所・こども園、どこを選んでも同じ保育・教育が受けられるよう、ラウンドテーブルの場で協議して調整を図っていく。

Q:説明では、「子どもたちがどう育つか」といったことが感じられなかった。保護者の方と話したが、ギリギリのスケジュールでの説明会で、意見など考える余裕がない、と言っていた。公立をなくしていく方向が感じられる。
A:民間のこども園になるのは、「建て替えをしなければならない」状況が「早期に」あったからであり、公立をなくそうとしているわけではない。

Q:ラウンドテーブルには、保護者も入るのか?
A:公立私立の幼稚園、保育所、こども園の関係者が集まって、どこに入っても「同じ教育、保育が受けられる」ことをメインに考えている。

Q:私立の認定こども園に通っていて、自分自身は不安や不満はないが、公立幼稚園に通う保護者の不安はわかる。今後、運営団体を募集するにあたっては、その内容や経過が見えるようにしてほしい。
保育料の無償化にあたっては、実費がいくらくらいかかるのかなども情報がほしい。
A:見えるようにしたい。

Q:「パブリックコメント」や質問により、案が変更されることはあるのか?
A:内容によってはありうる。いただいた意見は、「市の考え方」とともにお示しする。

少し簡潔にしていますが、
だいたいのやりとりです。

~市の説明で気になったこと~
●「ラウンドテーブル」は子ども・子育て会議で出た、という説明があったが、「ラウンドテーブル」については、それ以前の会議では話題になったことがないのに、「突然、事務局案として提案があった」と記憶している。公立幼稚園、保育所、私立のこども園の代表から積極的な賛成はなかったけれど「反対」意見もなく決まった、という印象がある。それが、今、子育て拠点再構築のキーワードになっているのに、違和感がある。

●「子ども子育て会議」や「子育て拠点整備特別委員会」で話し合われ決定、という説明にも違和感がある。すべて行政が作っている案に、疑問はあっても「反対」でなければ通る。

●最後に市長から「ここに来られない方もいるので、現場の方でも説明など対応していく」とのコメントがありましたが、対象は幼稚園や保育所の保護者だけではありません。まだどこにも所属していない子を持つ保護者への対応、抜けてませんか?

説明会は、あと2回。
とりあえず、全回出席します。


19/8/21(水)議員が学びあい、方向性を確認すること②

2019年08月21日 | 議員
昨日は、
泉佐野以南の議員有志の勉強会でしたが、
今日は、
ぐっと地域を絞っての、
阪南市議会有志の「舞校区を考える議員の会」でした。

第4回になる今回は、
「防犯・防災について」がテーマでしたが、
「舞校区」に限定しない資料で、
お話しいただきました。




街頭犯罪件数の少なさは、
大阪府下でも上位、泉州地域ではダントツ1位の阪南市であることが確認でき、
「住みやすさ」は、まちの大きなアピールポイントになると思いました。

ただ、
街灯が少なく、
人通りの少ないことは、
犯罪に繋がりやすいことも明らかで、
地域のチカラも借りながら、
あらゆる犯罪がない町になる努力も必要だと思いました。


昨日は、
「勉強会のあと、学んだことを振り返り、意見交換したい」と思い、ちょっと消化不良でしたが、
今日は、
職員の方々が退出されたあと、
今後のことも含め、話し合う時間がありました。

「今後、阪南市の防犯や防災」がどうあればいいと思うのかが話せて、
私にとって意義ある勉強会になりました。

明日の夜、19時からは、
市役所別棟1階会議室で、
「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)にかかる保護者等説明会」があります。
ナットクのいく再構築方針になるよう、
みなさんの意見を届けてください。


19/8/20(火)議員が学びあい、方向性を確認すること

2019年08月20日 | 議員
議員になって一番の「ふしぎ」は、
市の課題について、「どうして、議員同士で意見を出し合わないのか」ということ。
別に、みんな同じ意見でなくていいと思いますが、
ほかの議員がどんな風に考えているのかがわかれば、
市に対して、
明確な方向性のある意見として発信していけるのに、と思います。

たとえば、
今、進みつつある「子育て拠点再構築方針」についても、
今のところ議員同士の議論がないので、
私は私の意見を言うだけで終わってしまいそうで不安です。
「このままでいいのか」
「阪南市にとってもっといい方向性が考えられるのか」
さまざまな意見を聞き、視野を広げたいと思います。

もやもやした気持ちの中、
今日は、
泉佐野以南の3市3町の議員有志の会が主催の勉強会に誘っていただき、
参加しました。



テーマは、
「南大阪における広域交通の可能性について」で、
南海ウィングバス南部㈱の方を講師に、
「地域公共交通サービス」の「現状と持続可能性」についての課題を考える機会になりました。


阪南市議会からは私を含め、
党派を越えた6名が参加したのですが、
今後、コミュニティバスの運営について、
「広域交通の可能性」との連携ができないかなど考えていける、と感じています。

勉強会のあと、
さらに「阪南市で今後考えられる方向性」について、意見交換する機会がほしいと思いました。

そんな機会を重ねていきながら、
さまざまな市の問題について、
党派に関わらず意見交換できる関係になることで、
行政とも、
「質問」ではなく、「話し合う」関係になれると、
より市民の声に添う施策が実現できるかもしれない、と思うのですが……

19/8/19(月)9月議会の質問締め切りが近い

2019年08月19日 | 議員
「議員て、お盆は休み?」という質問をいただきます。
悪気なく、
「毎日市役所3階に通っている」と思っていらっしゃる市民の方もいらっしゃり、
夕方5時頃市役所近くでお会いすると、
「今日は、お仕事終わりですか?毎日、ご苦労様です」と言われることも少なくありません。

議員で言うと、
「ねばならない」のは、
議会に関わる会議や委員会、研修会などに出席し、
議案を検討、審議をすること、
そして審議に必要な情報や知識を収集し、
市や市民にとっての利益を考え、行動すること…かなと思っています。

なので、私は、
会議の日時の決まった時間は、
確実に市役所3階にいますが、
あとは、
資料やさまざまな案内チラシが入っている連絡箱を、
たまにチェックしに行くくらいで、
考えたり、人と会ったりするのは、
自分の事務所か自宅がほとんどです。

もちろん、
市役所3階の議員の部屋に毎日通ってもいいし、
まめに活用されて、
市民の方の訪問を受けたり、
情報を収集されている議員さんもいらっしゃいますが、
私は「ねばならない」日以外は、
子どもたちや市民の方がいる場所に出かけて、
話を聴いたり、
市民団体が主催するイベントに参加したりしていることも多いです。

「毎日、何してるの?」と思うかもしれませんが、
議会は3ヶ月に1回で、
議会のある月は会議が多いし、
議会が終われば、まとめや報告の「はんなん話」の作成、配布などに追われ、
すぐ、議会のある月の前の月がやってきます。

つまり今、
8月は、まさに9月議会の前の月で、
議会での質問の締め切りが4日後に迫っています。

先月の「たえこの部屋」や、
その後の「子育て拠点」に関わるさまざまな声を聴いて、
いつもどおり「子育て拠点」に関する質問ははずせないなあと思いつつ、
議会の質問は、
聞きたいことにストレートに答えてもらえる場でもなく、
答えてほしい答えを言ってもらえる「質問のしかた」に、
まだまだたどり着けていない私です。

市民協働についても、
毎回同じ質問に同じ答えが繰り返されているむなしさがありますが、
「市民のチカラを市政に生かす」はずの「協働」が、
なかなか実感にならない現状があるかぎり、
しつこいですが、
今回もお付き合い願わないと、と思います。

今回も、締め切り日の提出になりそうです。

19/8/18(日)「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)」にかかる保護者等説明会③~尾崎保育所~

2019年08月18日 | 子ども・子育て
「阪南市子育て拠点再構築方針(素案)にかかる保護者等説明会」、
第3回めの今日は、尾崎保育所で開催されました。

今日も、
市長、教育長、こども未来部、生涯学習部学校教育課ほか市の職員の方が13名ほどいらっしゃっていました。

●保護者の参加は、ご夫婦一組を含む6家族。

Q:尾崎保育所とすぐ近くの尾崎中学跡地は「安全」という説明だったが、どうなのか?
A:尾崎中学校の体育館の一部が「南海トラフが起きたら、津波による浸水想定区域」になる。こども園の新築はグラウンド部分を予定しており、浸水区域に指定されていない部分である。

Q:新設のこども園が民間だと、人件費が下がり、保育サービスや保育の質の低下が不安
A:保育サービスや質については、一定国の基準に従うもので、水準は保てる。また、今回事業者を募集するにあたって、「阪南市の幼児教育について理解いただく」ことは大前提であり、これまでと基本的には変わらない。

Q:3才以上は無償化となるが、実費はかかると聞いている。民間だと高いので、保護者の負担は大きくなるのでは?今のままだと、高くても選ばざるを得ないのか?
A:これまでどおり、公立の保育所で、というのであれば、石田や下荘に通う選択もある。また、今後民間園を募集するにあたって、どのくらい実費がかかるのか、ということも明らかになるようにしていきたい。

Q:この決定は、本当に決定なのか?以前は決まっていたのに、市長が変わって計画がなくなった。また、この計画がなくなることはないのか?
A:以前は市民から反対があったのに進めた経緯がある。現在は住民投票の仕組みもできたので、民意に沿わない計画は進められない。現在示している計画は昨年から進めており、計画を着実に進めていくための「再構築方針」を決めるために説明会も開催している。
今示しているのは「素案」であり、今後、説明会やパブリックコメントを行う中で、修整すべきところがあれば、修整も可能である。

Q:民間園ではおむつや布団を持ち込まなくてもよかったり、習い事ができるなどのメリットもあるが、お金がかかるのは、不安だ。
A:実費部分については、それぞれの園で異なるが、新しく募集する際に、どんなサービスができて、いくらか、ということを明確にしてもらえるようにしたい。
尾崎幼稚園・保育所の新築」については、「これまでの公立幼稚園・保育所の果たしてきた成果を残しつつ、さらによりよいものを作っていくための民間園を選んでいく」ということで進めている。
また、この「再構築方針」は、「しっかり子育てできるまちにしていこう」というものである。

Q:新築の場所が「尾崎中学校跡地」であることが、やはり不安。「大阪府からの浸水想定区域は体育館の一部」というが、水の流れで変わるかも知れないし、男里川の氾濫の可能性も考えると、もっと「安全」な場所にしてほしい。
A:「大阪府の危険区域指定」は、東日本大震災後に新たに基準を設けたもので、以前より「より安全さ」を想定している。男里川の氾濫についても、危険区域の指定はない。

Q:今の話では「安全」の確証は持てない。他に候補はなかったのか?
A:今回の提案は、「尾崎幼稚園・保育所が統合して新築する民間こども園は、尾崎地域に」という視点で、考えた案である。他に「旧尾崎公民館跡地」「尾崎幼稚園」が市有地だが、
道幅や面積、工事期間の確保などを考えると、「尾崎中学校跡地」が最適と判断した。


以上、
私のメモと記憶による報告なので、
質問、回答ともに発言通りではなく、要約したところもありますが、
こんなやりとりでした。

今日も、
「今日言えなかったり、あとで思い出したことなどは、『22日(木)19時からと24日(土)10時から、市役所第2会議室での市民説明会』か『パブリックコメント』で」ということでした。

帰りがけ、
所長さんが「あの場所で聞きにくかったり、わからないことは、何でも言って」と声をかけてくださっていたことに、ホッとしました。
今日来られなかった方々にも、
ぜひ、声をかけていただきたいと思いました。

説明会は、あと3回です。