~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

19/5/31(金)はんなん子育てネットワーク「子育てと自分育てを楽しむ講座2019」

2019年05月31日 | まちづくり・市民活動
今日は、
西鳥取公民館で活動する6つのサークルのネットワーク、
「はんなん子育てネットワーク」が主催する、
「子育てと自分育てを楽しむ講座2019」の2回目でした。


講師は、
和歌山大学教職大学院の豊田充崇教授。
今年2月に下荘小学校でお聞きし、
ぜひネットワークの講座でも、と推しての講座でした。

「スマホを買い与えてみたけれど……いろいろ心配解決法」と題して、
スマホとの付き合い方をお話しいただきました。

●「スマホ依存」は、「薬物」「アルコール」「ギャンブル」の依存症と並ぶ4大依存症の1つで、再発性が高く、完治しにくい

●ゲームをしているときは、脳への血流が阻害され、正常な判断ができない、暴言をはくなどの症状が出る

●大阪の子どもたちの中には、ネット利用時間が、学校での授業数を上回る子どももいる

●ゲーム・スマホは、朝起きる、ご飯を食べる、お風呂に入る、眠くなったら寝る、といった生活のリズムに支障をきたさないなら、「依存」ではない

●YouTubeにはAIが組み込まれていて、1度見ると次々興味関心のあるものに誘導される仕組みになっていて、「見続ける」ことになる

●予防策・対応策はあるが、残念ながら決め手に欠け、万能ではない


⬆の一番下にあるアドレスには、
豊田先生の研究室で作られている各種教材が紹介されていて、
ダウンロードして使うことができます。
たとえば、
●「諸刃の剣」であることを認識するための、メリット・デメリットカード


●マンガで分かりやすく問題提起


●道徳で活用できるエピソード


など、
ぜひ、家庭や学校で実践してほしい内容です。
まず、豊田先生のお話を聞いてからの方が、
より効果があると思います。

幼児期・少年期に「リアルの楽しさ」を体験することが、
依存や長時間利用の1つの歯止めになる、ということばは、大きいと思います。
私が継続してきた、
文化活動や野外活動には、
今後も力を入れていきたいと思いました。

話は変わりますが、
新聞等で紹介されていた、
「天皇陛下から来日中のトランプ大統領に贈られた飾り鉢『瑠蒼釉鉢』」が、
阪南市の陶芸家の方の作品だったと、
阪南市のFacebookで紹介されていました。
明るいニュースは、元気になります。

19/5/30(木)G20大阪市民サミットに向けて

2019年05月30日 | 子どもの権利
昨日夜は、
「G20大阪市民サミット」分科会に向けての企画会議に参加しました。




テーマは「子どもとSDGs・子どもの権利・子どもの人権擁護」ということで、
「SDGsは、子どもたちと連帯して取り組むべき課題で、子どもの参画こそが持続可能な社会作りに大きなヒントになる」という考えのもとに、
「子どもを誰一人取り残さない」ために、まず子どもたちの声を、子どもたちの現実をG20市民サミットの機会に明らかにして、提言することになりました。
提言にあたっての、大阪の子どもたちの現状(課題)の話からまとめられた意見に、
昨日はさらに現状を話し合い、その場でまとめていきました。







あと2回の会議と、
メールのやりとりで、
「子どもの問題を共に考える仲間となり、持続可能な社会作りへ、何か1歩を踏み出すことができるよう」、
わかりやすいことばで、
市民社会に連帯を呼びかける提言をおこなっていくことになっています。

G20大阪市民サミットは、
6月25日(火)26日(水)の2日間。
参加には申し込みが必要です。


以下は、
「広げよう!子どもの権利キャンペーン実行委員会」からのメッセージです。




国連採択30周年、
日本で批准して25年の今年、
あらためて、子どもの権利について、
声をあげていくことの必要性を感じます。


19/5/29(水)さまざまな家庭が安心できる支援があれば!

2019年05月29日 | 子ども・子育て
朝、
和泉市に住み、泉佐野に職場のある三女から、
「2時から1時間くらい、子どもを預かってほしい」
という電話。
「7ヶ月の3番目が、熱で保育所に行けなかったのだが、2時から仕事の打ち合わせがあり、どうしても行かなければ」とのこと。

私は、
3時から議会での質問に関して、担当課との確認があるので、
ちょっと迷ったのですが、
熱のある子を預ける先はないだろうと思い、
担当課との約束の時間を30分遅らせてもらう連絡をして、
3時までに迎えに来る約束をして、
事務所で預かることにしました。



孫との時間は、
楽しくていい時間だったのですが、
3時を過ぎても三女は戻らず、
時計を見ながら、イヤな予感がしてきました。
3時15分まで待って、
運転中かも、と思いながら電話すると、切れること2回。

「ん?」
急いで向かっているか、
抜けられない状況かだと思い、
5分待って20分に、再度電話。
また、すぐ切られたので、
これは「抜けられない状況だ」と思い、
とりあえず30分には間に合わないことは確実。
ここからが、誰かに頼むしかなく、必死の電話。

15:22 はらっぱの事務所に電話(仕事中で頼めず)
15:24 ファミサポに電話(来客中でゆっくり話せず)
これは、真剣に人を探さないと、と思い、
15:25 議会事務局に電話、担当課の方に40分まで待ってほしいという連絡を依頼
15:26~とりあえず頼めそうな人に次々電話してみるが、なかなかつながらず、6人めにつながる。
「孫を事務所で預かっていて、ママがまだ戻らないけど、40分に約束があるので、今から予定がなかったら、来てもらいたい」
という無茶振りに、
「5分で行きます」と即答してもらう。
15:30 待っている間に三女に、
「なんとかなったから、もう何時でもいいよ」と連絡。
15:35 本当に5分で来てくれた友人に
お礼もそこそこに市役所に向かい、
ギリギリセーフで市役所での用事を済ませることができました。

50分ほどで用事が終わり、
いい子で待っていた孫と三女を待ち、
結局5時半に、サポート完了。
私の留守の間、孫を見てくれた方もいっしょにいてくれて、
三女から直接お礼が言えました

大騒ぎの半日でしたが、
働く父・母には「あるある」かもしれない、貴重な体験でした。
今日の私は、たまたま無茶振りに応えてくれる人が見つかったけれど、
もし見つからなかったら、
●周りに危ないものがないことを確認して、寝ている7ヶ月の乳児を置いたまま出かける
➡出かけている間、安心して用事に専念できない。
➡出かけている間に目を覚まして、大声で泣いたり、想定外のことが起きたら、事件になったかも?

●3時半の約束をドタキャンする
➡自分へのイメージが悪くなり、以後約束への信頼がなくなるかも?

自分の周りに、
いざというとき頼める人がいることは、
働く父・母にも限らず大切だと、
改めて感じました。

とはいえ、忙しい日常の中で、
「頼める関係づくり」は難しい時代なので、
子育て中に限らず、
「今すぐ誰か助けてほしい」と頼める、
「救急お助け隊」のようなところがあればなあと思った、今日でした。

すぐにはムリかもしれないけれど、
ちょっと真剣に考えたいです。

3時半前から次々電話をかけた5人からは、
30分もしないうちに折り返し電話があって、
それぞれに事情を話したら、
「今回はお役にたてなかったけれど、また声をかけてください」と言っていただけて、
本当にありがたかったです。

誰にとっても、
そんな存在の人がいるようなまちになりたいなあと思います。

19/5/28(火)乳幼児おやこのための人形劇

2019年05月28日 | 子ども・子育て
西鳥取公民館に、
乳幼児おやこのための人形劇を観に行きました。


西鳥取公民館で、
月1回開催している子育てサークル「でんでんむし」では、
毎月「リトミック」と季節のあそびを主体に活動していますが、
年に1度、プロによる文化活動を体験していくことにしていて、
年間を通して、
子どものための舞台鑑賞を提供している子どもNPOはらっぱが、
企画で協力しています。

激しい雨が降る中、
次々、乳幼児を抱えたおやこが来場し、
「うちの子、じっとできなくて」
「絵本の読み聞かせとか、歩き回ってばかり」
という不安を払拭するくらい、
みんなよく集中して観ていました。


演じてくれたのは、
乳幼児の興味を一瞬でつかむ導入、
ママたちの気持ちをわしづかみにするしかけと内容で、
全国でもファンの多い、
「くわえぱぺっとステージ」のつげくわえさん。

ほんの30分の時間でしたが、
終わったあとの交流会では、
「こんなに集中して観るとは思わなかった」
「プロの人形劇はいいよ、と言われて来てみたが、来てよかった」
「おとなも楽しかった」
といった感想が聞かれました。
 
「かくれんぼ」という、
身近で、子どもたちが大好きなあそびをテーマに、
主人公のぶたさんの、
「だれかとあそびたい」気持ち、
「むりやりあそんでみたけど、つまらなかった」体験、
「自分から、ちゃんと気持ちを伝えたら、楽しくあそべる」という気づきがきちんと描かれていて、
プロの伝え方に、
あらためて納得した時間でした。

おとなから子どもたちへ、
伝えたいことはたくさんあるのだけれど、
「どう伝えるか」は、いつも大きな課題になっていると思います。
そんな意味でも、
人形劇や演劇は、
伝えたいメッセージを、観た人が感じとる機会であり、
学びの機会にもなりえます。

親と子が、
気持ちを共有できる体験を重ねていくことは、
これからもさまざまな機会に
大切にしていってほしいと願います。


19/5/27(月)一般質問、提出はやっぱり明日にしよう

2019年05月27日 | 議員
一般質問について、
いくつか考えていたことについて、
昨晩、あれこれ考え直し、
「よし、月曜日朝に提出しよう!」と決めて出かけたものの、
なんとなく、すっきりせず、
情報公開コーナーで調べものをされていた議員にグズグズ具体性のない話をし、
その後、
こども政策課でも、
まとまらない自分の考えを話して、
やっぱり今日は、提出はムリだと思い、
自分の事務所に戻りました。

自分の中ですっきりしないまま、
最終、何を言いたいのかつながらないまま質問を提出すると、
あとで「やっぱり、違う切り口にすればよかった」と思ったりしたこともあるので、
もう一度、
子育て拠点整備特別委員会の議事録を読み直したり、
資料や、
記載されている広報の記事を見直したりしていると、
ちょっと道が見えてきました。

いつも、
迷いながら質問を考え、
ゆっくり見直す気持ちの余裕もなく提出することも多いのですが、
今日は、すっきりしない自分の気持ちに向き合えてよかったと思いました。

一般質問は、
提出するとすぐ、
質問の対象の課に連絡がいき、
公開もされるので、
取り消しや変更ができません。

明日が締め切りなので、
もう一度よく考えて提出します。


市役所3階の会派の部屋から見える海は、
舞の自宅近くから見る海の景色と全然ちがって、
ここからの海も、結構好きです。

19/5/26(日)「はんなん共創事業プランコンペ」事前セミナー&説明会

2019年05月26日 | まちづくり・市民活動
今日は、
市民活動センターが主催の、
「はんなん共創事業プランコンペ」の「事前セミナー&説明会」に行ってみました。







なぜ、今?「共創」?「コンペ」?
と、ハテナはいっぱいでしたが、
とりあえず、わからないことは聞いてみよう、と思い、
行ってみました。

最初に、
事例発表が2団体、
1団体めは、堺市のNPO法人「cocoloito(こころいと)」さん


すでに、大学や企業との連携ができていて、
ビジネスとして成り立っている団体で、
「市民活動」とは感じられないすばらしさでした。

2団体めは、
阪南市で、まちづくりですばらしい成果をあげている、
「箱の浦自治会まちづくり協議会」さんの発表でした。


何度も聞かせていただいていますが、
いつも新規の事業を考えておられ、
パワフルだなあと感じます。

どちらも、
改めて聞けたのはよかったと思いますが、
すばらしすぎて、「事例」としての意図はよくわかりませんでした。

参加者は、
発表者が4名
市の職員が2名、
市民が7~8名、
というところでした。

でも、
期間も微妙(現時点委託期間は来年3月まで)、
表彰はするがお金はつかない、
という募集で、
応募はかなり厳しいと思いますが、
せっかくなので、何名かは、
応募してみてほしいと思いました。

中高生からも募集するとのこと、
興味を持てるようなアピールで、
若いアイデアを実現していってほしいです。
   

19/5/25(土) コミュニティバスに乗りました

2019年05月25日 | 議員
私は、日常は自転車生活なので、
横殴りの大雨のときや、
車に乗せてもらった帰りに用事ができてしまったときなど、
コミュニティバスを利用することがあります。

今日は、
自転車がパンクしたためですが、
たまたま、ちょうどいいバスの時間があったので、
とりあえずバスで帰ることにしました。(明日、修理の予定)






でも、
市役所、尾崎近辺の施設やスーパーに用事のときはいいのですが、
国道沿いのスーパーやJR和泉鳥取方面に出かけたいときには、
うまく乗り継げるバスはなく、
乗り継げたとしても、
すごい遠回りの市内半周コースか、というほどの行程になります。

市役所までの用事でも、
用事が終わるタイミングとバスの時間が合うことは稀で、
どこかで時間を潰さなければならず、
これがまた一苦労です。

私の家は、
舞5丁目のバス停までほぼ1分というところにあるので、
贅沢は言えませんが、
市民のみなさんからも、
たくさんの声をお聞きします。

財政厳しい折りもあり、
コミュニティバスの再編はなかなかむずかしいとは思いますが、
21日の「舞校区を考える議員の会」の報告ブログでも書いたように、
高齢化とともに、
免許の返納が増えていくことは見えているので、
バスの便が増やせないなら、
市役所付近で、
時間をうまく過ごせるスペースを作ったり、
待ち合いの場所を確保していくなど、
工夫が必要になってくると思います。

21日のブログの繰り返しになりますが、
行政や関係者、専門家と言われる方々の意見だけでなく、
日常利用している市民の声やアイデアを、
しっかり聴いていってほしいと思います。

「広報はんなんに『ご意見募集』と載せる」だけでなく、
「パブリックコメントを募集する」だけでなく、
バス停で待つ市民の声を聴いてほしいです。

光陽台・舞コースは、
今日も市役所前のバス停から、
たくさんの方が乗車していました。

19/5/24(金)6月議会の議案書が届きました&一般質問悩み中

2019年05月24日 | 議員
昨日、
6月議会の議案書をいただきました。


6月議会は、
6月6日(木)~10日(月)が一般質問、
その後、委員会付託の案件について審議する、総務事業・厚生文教の2委員会が開催され、
最終議決をする本会議が月末にあります。

委員会、本会議を含めた会期の日程は、
来週の議会運営委員会で提案されるので、
まだ正式ではありません。
議会運営委員会は、
各会派の代表による委員会で、
議員提案の議案についてなどを話し合います。
ちなみに、
私は、岩室議員と2人で「市民倶楽部」という会派で、
代表は岩室議員です。

議員になってときどき困るのは、
この「1か月後の予定」が不確定なことで、
もう少しはやく確定してもらえると、
動きやすいなあと思います。

あとは、
一般質問なのですが、
なかなか決まりません。
メインとしては、
「SDGs」でいきたいと思っているのですが、
最終的に、どんな阪南市になりたいか、が、うまくつながるかなあと不安です。

締め切りは、来週28日。
週末も忙しいのですが、
もう少し悩みます。

19/5/23(木)大阪家庭裁判所で~

2019年05月23日 | 子ども・子育て
広報はんなん5月号に掲載されていた記事を見て申し込み、
今日は、
大阪家庭裁判所で、
「少年審判」に関する話を聞いてきました。




なかなか少年犯罪について知る機会がなかったので、
実状や審判の進め方など、
知っておきたいと思っていて、
いい機会でした。

大阪の少年犯罪の件数(家庭裁判所で審査の対象となる件数)は、
平成30年度は7,100件だったとのこと。

裁判官によれば、
少年事件の件数自体は減少傾向にあるとのこと、
平成20年からの10年間で言えば、
半減しているとのことでした。

少子化も一因ですが、
インターネット、SNSの普及によって、
外での非行が減っている、ということがあるそうです。

逆に増えているのは、
「詐欺事件」への関与。
いわゆる「受け子」と言われる犯罪で、
「オレオレ詐欺」や「還付金詐欺」での現金受け取りに行かされて逮捕、というケース、
高校生では、
「大麻」所持・吸引が多いそうです。

実際に家庭裁判所に送致されると、
調査官がついて、
さまざまな場所に出向いて、
丁寧に事件の詳細や原因を調査し、
被害者や家族の言葉を伝えたりしながら、
事件を起こした子どもに向き合うようすも説明していただきました。

「処罰」が目的ではなく、
「再非行を防止する」ために、
という「少年法」に掲げられた「その子の将来を否定しない」思いに沿って行われる審判に、
どうか、どの子も新しい1歩を踏み出してほしいという気持ちになりました。

ただ、「被害者」の立場にたつと、
複雑な思いにもなります。
傷ついた心、失われた命の代償は、
どんな形でもないわけで、
少年に限らず、
少しでも犯罪が減っていくような社会にしなければならないと思います。

孤独や「気づいてもらえない」寂しさ、「自分を否定された」悔しさや怒りの気持ちを、
受け止め、和らげ、寄り添うおとなの力が必要です。

資料もいただき、
家庭裁判所内の施設も見せていただいたのですが、
掲載はNGとのことでした。

子どもたちの気持ちが落ち着くように工夫された施設に、
再スタートを願わずにいられませんでした。

19/5/22(水)「SDGs」勉強会

2019年05月22日 | 議員
昨日、
「SDGs」の勉強会の報告までブログに書ききれなかったので、
今日に持ち越しました。

このところ、
市長の挨拶には必ず出てきますし、
私のブログでもよく登場する、
「SDGs(エスディージーズ)」(Sustainable Development Goal s /持続可能な開発目標)について、
昨日、
議員と職員の方々との勉強会がありました。


「SDGs」は、
●ウィキペディア的にいうと、「2030年までに持続可能な社会を実現するための、世界共通の目標」で、先進国を含む世界の進むべき方向として掲げられた。

●今、世界共通の課題として直面している問題に対応する目標。








●そして、日本の現状


●自治体の取り組み


●たとえば、






●では、阪南市は?
「誰もひとりぼっちにしない」まちづくり、地域づくりのしくみづくりに向けて、今、進みだしている(という)。

まだ、具体的には見えてこないけれど、
結局は、ゴール17「パートナーシップ」に尽きると思います。

今の便利さに安住することなく、
「ともに歩く人」と「未来」を、
想像力を広げて考え行動する力が問われるのだと思いました。

「目の前の人、隣の人が大切にされ」、
「ともに」目標にむかって地道に進むことが、「持続可能な社会」に繋がるのだと思います。

とはいえ、何かヒントがほしい。
まずは、何から考えていくか、
そこが知りたかった、今日の勉強会でした。 

  

19/5/21(火)「舞校区を考える議員の会」&「SDGs」勉強会

2019年05月21日 | 議員
20日(月)は、
「舞校区を考える議員の会」に参加しました。
(上甲議員の声かけで、浅井、大脇議員、二神議員、福田議員、山本議員が現在参加しています。)


毎回テーマに沿った担当課職員の方に来ていただき、
現状を知り、課題を明確にする機会を提供していただいています。

今回は、
空き家の問題と、コミュニティーバスについての現状を知ることができました。

空き家については、
個人の所有物ということもあり、
仕事の成果としては、
なかなか結果の出しにくい問題だと感じました。
うまく所有者の方と連絡がとれ、
売却や除却に至る物件は僅かだとのことです。

これは、他人事ではなく、
子どもたちが遠くで暮らす家庭では、
あり得る状況であり、
元気なうちに、あとのことを考えておく必要性を感じました。

空き家の問題は、
住んでいる市民の問題です。
市民の問題として、
今後、どうしていくべきか、
考える場が必要だと思います。

コミュニティーバスは、
今後、免許を返納する方が増えていくことを考えると、
特に山側の地域では、
今よりさらに需要が増していくと考えられます。




利用者の声は、
より便利で使いやすい運行、となるでしょうが、
市の状況も理解していただき、
意見交換しながら、
利用者と折り合いをつけていけるといいなあと思いました。
まずは、
利用者の声のリサーチが必要です。

「舞校区を考える議員の会」でしたが、
今回は舞地区に限定しない内容になりました。
空き家やコミュニティーバスの問題は、
阪南市全体で考える課題だということを感じ、
知らなかったことを知る、
いい機会になりました。

生活環境課、都市整備課のご協力、
ありがとうございました。

そして、
今日は、
阪南市が今、力を入れている
「SDGs」(エスディージーズ)についての勉強会がありましたが、
報告は、
また明日。

19/5/20(月)阪南市の市民活動~阪南市九条の会~

2019年05月20日 | まちづくり・市民活動
5月18日(土)、
阪南市九条の会の11周年記念イベントがありました。




私は、
11年前に会が発足する準備会の時からの「呼びかけ人」で、
会が発足してからは事務局の一人として活動しています。

全国にたくさんの「九条の会」があり、
その会のあり方、会員構成、組織もさまざまですが、
私は、阪南市で発足した「九条の会」の、
「政党によらない」「さまざまな立場の」市民が、
「戦争のない平和な日本」を願い、
「日本に憲法九条があることで、戦力のある国への武力ではない抑止力」が生まれ、
「戦争のない世界」が広がっていくことを目指している趣旨に賛同し、
活動を続けています。

現状では、
国が提案している「憲法改正案」に反対する立場にあるので、
市民のみなさんの中には、
迷いや疑問のある方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は、
どんな理由や事情があっても、
今の憲法で明言されている「不戦」が
1ミリでも揺らぐことは、あってはならないと思っています。

とはいえ、
政治や経済について、
ちゃんと勉強してこなかったので、
憲法や、今何が問題なのか、
十分理解できているわけではなかったので、
11周年記念で取り組んだ講演は、
とてもわかりやすく、役に立ちました。
参加しなかったみなさんにも共有していただきたいので、
資料をご覧ください。





















今、世界では、
「SDGs」(エスディージーズ/持続可能な開発目標)が合言葉になっていますが、
その16「平和と公正」の基本は、
まさに「戦争のない世界」であり、
そのまた基本が日本の「憲法九条」であると思っています。

本当は、
こんな市民活動を続けなくてもいい、
「武力によらない平和が確約される世界」であることが、夢です。

19/5/19(日)若いチカラを感じる~子どもNPOはらっぱ総会~

2019年05月19日 | まちづくり・市民活動
今日は、
議員になる1年半前まで理事長をしていたNPO法人の総会でした。


子育て中の若い世代の会員が多いので、
子連れで出席できるよう、
見守るおとなスタッフつきで子どもたちがあそべる部屋があり、
総会会場にも、
子連れで座れるスペースがあります。
そこで、
私は、1会員として、孫を連れて出席しました。


来賓として、
水野市長と、こども未来部の職員の方が3名出席してくださり、
事業報告を聞いてくださいました。
事業報告では、
ギターを弾いての歌も飛び出し、
はらっぱらしい、自由な雰囲気でした。


多くの団体が、
後継者に悩み、存続への不安を抱える中、
たくさんの若い世代の会員がつどう会として、
この町で子どもに関わる活動をしていってくれるだろうことに、
明るい希望を感じました。

総会のあとは、
お菓子作りが好きな4、5人による会員手作りのお菓子で、8種類くらいの「ケーキバイキング」。

総会のあとまで楽しむところが、
継続のチカラになっているのでしょう。

頼もしい若いチカラを感じながら、
あらためて、 
私は、私の「ミッション」を
しっかり果たしていこうと思いました。

19/5/18(土)舞校区「茶話会」に行ってみました

2019年05月18日 | まちづくり・市民活動
きょうは、以前、声をかけていただいていた、
舞校区の茶話会に行かせていただきました。


独り暮らしの高齢者の方々が40名くらい、
地域包括センターの職員さんたちといっしょに歌ったりして交流したあと、
福祉委員の方々が作ってくださったカレーを食べるプログラムでした。

高齢者の方(そんなに変わりませんが)といっしょに、
「パタカラ健口体操」をしました。
「ふるさと」を「パタカラ」で歌う、というもので、
なかなか楽しかったです。


そのあと、
ちょっとご挨拶の時間をいただいたので、
●22年前に阪南市に引っ越してきたのは、
海のきれいさ、
舞5丁目からの眺めに魅せられたのが理由だったこと、
●阪南市がボランティアの数が多く、
市民活動が活発なのは、
市の規模がちょうどよく、財政的にあまり豊かな町ではないことも一因であり、豊かでないことも悪くないと思う
●私の役割は、若い世代につなぐことだと思う
とかいう話をさせていただきました。

そのあとは、
いい匂いのカレーが運ばれてきて、
彩りのいい一皿ができあがりました。




私は、今日は次の予定があり、
いただく前に失礼したので、
次回はぜひ、
いっしょにいただきたいと思います。

次回の「茶話会」は、
7月6日(土)です。


住んでいる近くで、
こうやって交流できる場があることは、
住みよいまちの条件だと思います。

継続できるよう、
微力ですが協力していきたいです。

19/5/17(金)「子育ては伝承」が薄れる今、できること

2019年05月17日 | 子ども・子育て
MamaDaysというサイトがあります。




51万人もフォローされているサイトで、
●身近なものでのおうちあそび
●ホットプレートなどのキッチン用品の手入れのしかた
●掃除・洗濯の裏技
●簡単離乳食のレシピ
●気になる習い事教室への取材
●簡単工作
●簡単便利なグッズ紹介
……などなど、
子育てや家事に関する、
さまざまなジャンルの「簡単便利なモノや作り方」の情報が発信されています。

動画で発信されているので、
「見ればわかる」という点も、
大きな利点だと思います。

ただ、
「簡単便利」と発信されている情報が、本当に「簡単便利」かというと、
「間違ってはいないけど、わざわざそんなことしなくても」、ということだったりすることもあります。

「ティッシュといっしょに洗ってしまって、ティッシュだらけになった洋服」など、
そのまま干して、乾いたらパンパンしたりブラシをかけるだけでも、
動画で紹介されているのとそう変わらない結果になるなあ、とか、
家事歴43年の私は、思ったりするのです。

「子育て」や「家事」が、
世代間の伝承ではなくなってきたなあと感じたのは、
もうずいぶん前だった気がします。

我が家の娘たちも、
我が家のオリジナル料理だけは作り方を聞いてきますが、
あとは
「クックパット」さま頼りの生活をしているようです。

乳児をあやすのに、
「スクワットの動きがいい、
産後の体を引き締める効果もある」
とか言って、
抱っこベルトで抱っこした孫を、
スマホ片手にスクワットの動きであやしている娘を眺めながら、
なんか違うなあ…と感じます。

と言って、
目まぐるしく変わり、
新しいグッズや、より「簡単便利な方法」が発信されていく現状に、
とても太刀打ちできないばあば世代も多いと思います。

ママ世代の子育てや家事を否定することなく、
でも何か違和感を感じる世代が何ができるだろう、と考えると、
「積極的に孫世代と関わる」ことかなあと思います。

孫がいない方や遠くに住む方は、
この町の孫世代を預かったり、
交流できる場に出かけたり、
自分が持っているノウハウを、
積極的に活用していきましょう!

子育てや家事は、
長年続いてきた伝承文化です。
こだわるのではなく、
知らない人に伝え、よければ継承されていくべきものだと思います。

おしゃれでなくて非効率だけど、
子どもたちにとって、
また、家族にとって大切な学びが多々ある知恵や方法を、
ちょっと勇気を出して実践していかないと、
「簡単便利」だけが残る社会になるのでは?と不安になります。

そんなわけで、
まだまだ子どもたちに関わり続けたいと思ったのでした。

ちなみに、阪南市には、
こんな子育て支援もあります。




興味を持たれた方は、お問い合わせください。