~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

20/5/3(日・祝)「憲法記念日」に……

2020年05月03日 | はんなん話
今日は、
「日本国憲法」施行記念の日。
日々、憲法を頭において生活している実感はあまりないのですが、
今年のように、
日常的に「命」への危機感を感じる状況の中では、
「基本的人権」
「幸福追求」
「差別の禁止」
「健康で文化的な最低限の生活の権利」
「等しく教育を受ける権利」
など、
国民として安心して生きることが保証されている「憲法」があることの意味を感じます。

私は、
政治風刺のコントを演じる「ザ・ニュースペーパー」のファンなのですが、
その設立メンバーだった松元ヒロさんが演じる一人芝居「憲法くん」をもとにした絵本があります。


この中に、
「憲法とは、国民から国への命令書だということを、知っていますか?」
という一文があります。

「基本的人権」「健康で文化的な最低限の生活の権利」……は、
国民から国に求めている権利で、
国はそれを認め、行使することを、
「憲法」で明言しているのだということです。

「憲法くん」の中には、
「私を変えたいという人に(このあいだ質問しました。)『どうして私を変えようとするんですか?』って。」
「そうしたら、こういわれてしまいました。『現実にあわないからだよ』って。」
「理想と現実が違っていたら、ふつうは『現実を理想に近づけるように』努力するものではありませんか」
という文もあります。

今で言えば、
「自粛」や「休業要請」だけを強いるのではなく、
「『自粛』を基本としながら、なお、今できること」についても、
ていねいにとりくむ方策を示してほしいということだと思います。。

明日示される今後の指針が、
すべての国民にとって納得のいく指針でありますように、
と思った「憲法記念日」でした。