4日(月・振休)に開催した「ゆめパのじかん」上映会。
2回の上映後は、それぞれ短い時間ですが、参加者のみなさんとの振り返りタイムを作りました。
振り返りタイムでの声
●おとなは、つい「子どもの将来を考えて」話をしたがるが、子どもは子どもなりに考えているし、好きなことをしながら見つけていくこともできる。
●1時間半の映画の中で、好きなことをしながら、子どもの表情が変わっていくのを感じた。
●おとなはどうしても「こうあるべき」「こうする方が良い」と価値観を押しつけがち。安心できる「居場所」は必要。
●いろいろ疑問に思うことを、立ち止まって考えたり、相談できる場所があるのがいい。
●あらためて、「学校は楽しくないところ」「我慢していくところ」と思っている子が多くいると感じた。家は居場所にならないなら、外に作る必要がある。
●映画の中の子どもたちは、いろいろ意見が言えてすごいと思った。
●「常時」行ける場所、というのがいい。
●必要な居場所が、自然にできていくのがいい。
●どろんこが嫌いな子、危ないことはさせたくない親もいる。いろいろ選べるのはいい。
●世界状況を見て、こんな場所がいいのかどうかは難しい。戦争になったら標的になりそう。
●育ち方はいろいろ。学校にとらわれなくてもいい、と思えた。
●やさしく見守るおとなの眼差しがよかった。
●夢パークを作るとき、子どもの意見も聞いて作ったというのが、すごい。
この他にも、たくさんの感想や意見を聞きましたが、
中2と高1の子どもたちも感じたことを話してくれました。
それぞれ、
●自分たちは小さいときから「はらっぱ」にいて、話したいことを聞いてもらったり、やりたいことをやれたりしてきた。
小さいときからいたから、当たり前だと思っていたが、これが「居場所」だと思った。周りの子たちは、こんな「居場所」を知らないし、今言っても来ない。あるのに伝えられなくてつらい気持ち。
具体的には言えないので、中途半端な紹介になりましたが、
実際は、もっと内容の濃い感想でした。
子どもたちは、どの子も、しっかり考え、言えるんだと、あらためて思いました。
言えなくしているのは、周りの環境なのだと。
子どもたちと話そう!
声なき声、気持ちに寄り添おう!
私たちのやるべきことがはっきり見えた、
今日の上映会です。