~子どもたちの心と、地域を元気に!~ 阪南市議会議員・浅井妙子の活動日記

NPO法人理事長から、市議会議員に!フツーの市民が感じる「?」や「❕」や「・・・」を、いっしょに考えていきます!

18/11/30(金)抜け道、寄り道~子どもたちの生きるチカラ

2018年11月30日 | 子ども・子育て
昔あって、今ないもの。
生活の中でも多々ありますが、
学校で言えば、
登下校の自由さは、
「子どもの安全」ということで、
ほぼなくなったように思います。

登校は、時間に間に合うようにということで、仕方ないにしても、
下校時は、もう少し緩やかに子どもたたちを見守れないかと思います。

特に、日の入りが早くなるこれからの時期は、
下校時間に「あそびながら帰る」のが、貴重な時間だったりします。

今、子どもたちは、
同じクラスの子の家や、
登校班がいっしょでも、ちょっと離れた家は知らないこともあります。

30代になる子どもたちは、
自分で歩いてあそんで、
親の知らないおっちゃん、おばちゃんと知り合いになったり、
学年が違い、家の方向が違う子の家を知っていたりし、
「どこであそんでいるんだ?」と思ったともありましたが、
登下校の道しか知らないよりは、
いい体験だったと思います。

池田小学校の事件や、
登下校中の連れ去り事件など、
「いつ起きるかわからない犯罪」への
対策は必要ですが、
子どもたちの日常の体験を奪う対策は、
結局子どもたちのためにはならないのではないかと思うのです。

「大人が守るべき安全」と、
「子ども自身が身につけるべきチカラ」を、
どう両立させるかは、
地域と学校、家庭の大きな課題だと思います。

明日から12月。
事務所のドアの飾りを替えました。

18/11/29(木)議会日程が決まりました🍀

2018年11月29日 | 議員
12月議会(議会は、1月からがスタートのようで、「平成30年第4回定例会」となります)が、
12月5日(水)から開会します。

5日(水)から一般質問が始まり、
私は2番目、
予定では、11:15くらいからです。
お時間のある方は、
傍聴に来てみてください。


質問は、
月曜のブログにも書きましたが、
●「市民協働」について
●「子育て世帯にとって魅力あるまちづくり」について

の、2点です。
厳しい財政改革が行われようとしている今、
●市がどこまで本気で、市民協働を具体的に進めようとしているのか?
●観光やイベント集客ではなく(ハッキリ言って、観光やイベントでの集客には、その前に整備しなければならないことがいっぱいあると思うので)、「住んでもらう」ことに特化した取り組みで、若い世代へのアプローチをしていくべきでは?

というようなことを、質問していきたいと思います。

今日は、担当の総務部、こども未来部、生涯学習部と話しましたが、
まず、縦割り行政の壁を越えないと、
前に進まないことを感じました。

18/11/28(水)「舞小えほんの部屋」から

2018年11月28日 | 教育
小学校で月に2回、1年生~3年生までの朝の会で、
絵本の読み聞かせをしています。

娘たちが通った舞小学校で、
もう20年以上続いているサークルです。

読み聞かせのほかに、
年に1回、
ペープサートや人形劇の製作をして、
上演しています。


今日の放課後が、その本番で、
1年から6年まで、
40人近い子どもたちが見に来てくれました。

20年間、子どもたちのようすを見てきて感じるのは、
見えないものを「感じる」「想像する」チカラが低下しているなあということ。

主人公が寝ている場面で「目、開いてるし」
じゃんけんの場面で「みんな、パーやん」
餅を食べる場面で「食べてないやん」
……
という声が聞こえてきます。

人形劇に限らず、舞台劇では、
映画やアニメと違い、
「見立て」が必要です。

「目が開いていても、眠っている」
「みんな、パーの手だけど、じゃんけんしてる」
「食べてもなくならないけど、食べてる」場面を「想像する」チカラです。
そう見えなくても、
せめて、
「ここでは、そういうことになってるんだな」と理解する体験をしてほしいなあ。

折り紙などで、ねこやウサギを作っても、
「目がないやん」と言われることも増えました。

これでいいのか?という素朴な疑問があります。

相手の気持ちを想像する、
自分だったらどうするだろうと考える……
そんなことが、とても難しくなりつつあるように感じます。

乳幼児期に必要な体験を、
もっと家庭と保育の現場で共有することとともに、
雲や葉っぱを見ながら、
「何に見える?」というような、
日常の体験の積み重ねの大切さを、
微力ながら伝えていきたいと思いました。

 





18/11/27(火)公立幼稚園の可能性を考える

2018年11月27日 | 子ども・子育て
Facebookには、一足先にアップしたのですが、
今日は、朝日幼稚園で、
ポン菓子をしました。

以前は、秋になると公立幼稚園や小学校から依頼が来ていたのですが、
社会的に、プロパンガスの事故やノロウィルスの流行があり、
依頼が減ったので、
今日は貴重な出動でした。


幼稚園では、
近くの小学校、中学校、高校との交流の写真や、
地域の方との交流のようすなどの写真が貼られ、
PTAの役員の方々が会議をされていました。


実のなる木が植えてあったり、
すぐ下が小学校だったり、
卒園生の保護者がサポーターさんだったり、
たくさんの人に守られている感の雰囲気があります。

私は、
「公立の幼稚園をなくしてはいけない」と言いつづけています。
それは、
子どもたちのあそびを大切にし、
自然や生き物や地域や家庭とつながる学びの実践をしているところだからであり、
保護者にとっては、
「お弁当を作り」、
「役員選びがあり」、
「年間何回かお手伝いがあり」、
「保育時間が短い」
という「めんどうさ」を抱えたところだからです。

さまざまな幼児教育や園の特色を打ち出している幼稚園やこども園があり、定員はあるものの、
選択できる環境の中、
「めんどうだけど、やってみようかな」という人が、
大勢でなくてもいいけれど、
ある一定存在しないと、
地域や社会は発展しないと思うのです。

公立幼稚園への入園数は、
少子化も一因ではありますが、
着実に減少してきています。

公立が持つ強みは、
私立の持つ強みとは違うところにあることを、
もう少し声を大きくして伝えてもいいのではないかと思います。

また、公立幼稚園同士の交流を増やし、体験の機会を広げたり、
預かり保育のあり方を検討したり、
地域のチカラを保育の人手不足に活用したり、
さらなる強みを発信できるような取り組みにも、
チャレンジしてほしいと願います。

18/11/26(月)12月議会での質問提出しました🍀

2018年11月27日 | 議員
12月議会は、
12月5日(水)から始まります。

議会で質問する事項は、
あらかじめ、通告が必要です。
明日の3時が締め切りで、
いつもは、最終日の朝か、昼までを目標に提出するのですが、
今回は、
何と、1日前の今日、
提出しました。

もう1日考えたい気持ちと、
手放して、次のことを考えたい気持ちで迷って、 
結局、提出してしまうことにしました。


今回は、
行財政構造改革プランが、
不十分なままではありますが示されたこともあり、
このスケジュールで進んでいくと、
市民が納得のいく理解を得ることなく、市民との協働はますます遠ざかるのでは?と感じているので、
再度、市民活動センターについて、
役割や現状を知り、
阪南市にあう、市民活動センターのあり方を提言できたらいいなあと思っています。

もう1点は、
阪南市に引っ越してきて、長く住んでいる方々が、
口々におっしゃる「阪南の魅力」を活用して、
たくさんでなくていいから、そこそこ
「若い世代に引っ越してきてもらうキャンペーン(のようなもの)」は考えられないか?ということ。

今すぐ始めても、
結果が出るのは3年後くらいなのだから、
せっかちな私は、とにかく早く、と
思うばかりです。

登壇の日が決まったら、
お知らせします。
ご都合がつけば傍聴いただき、
感想などお聞かせください。


18/11/25(日)舞自治会主催「市長とのタウンミーティング」

2018年11月25日 | はんなん話
三連休最終日の午前中、
あたごプラザで、
舞地区自治会主催の
市長の出前講座(タウンミーティングとありました!)があり、
行ってみました。

今回は、
行財政構造改革プランが出され、
今後、公的施設の指定管理化を始め、
大規模な粛正予算がうち出されそうなこともあり、
住民のみなさんの意見をお聞きしたいと思いました。

流れとしては、
市長からの現状報告が1時間ほど、
そのあと、質疑応答でした。。

市長からのお話は、
「市政」という雑誌に寄稿した内容をもとにした、「わが町阪南」についてのお話でした。


私は、
水野市長の言う、
「ちょうどいい田舎」ということばも、
「人にやさしい」ではなく「人と親しい」関係づくりということも、
大いに賛同しますが、
方法として、
「市民はプレイヤー」というところには、いつも違和感を感じます。

「市民と協働する」ということは、
「行政はコーディネート、市民はプレイヤー」という前に、
「施策や進むべき方向は、ともに考える」ということが基本だと思うのです。
ともに考えた結果、
行政と市民とのプレイヤーとしての役割分担があると思います。

もうひとつ。
「子どもが輝く」「子どもたちが主人公」というのは、
町の担い手になったり、ボランティアをすることだけではなく、
子どもたちが、
分野は限られるかもしれないけれど、「主体的に施策の策定に参画し、役割を持ち、ともに実現する存在になる」ことであるはずです。

子どもたちが考える未来を、
どう実現していくかを、
子どもたちとともに考え、実行するとき、
「子どもが主人公」というのでは?。

……などと思いながら、聞きました。

他に、「里山里海を活かした阪南スタイルの創出」という、
市民としてあまり実感のない資料をいただきました。






くわしい説明はなかったので、
何とも言えませんが、
「❓」がいっぱいでした。

住民からの質問は、
●財政難で、市民に理解や協力を求めるに当たり、職員の給料カットが提示されないのはおかしい。一律10%のカットが必要では?
➡市長は、労働組合と交渉している旨の説明をされましたが、若い世代の給料は決して高くないことや、市長はじめ、部長課長の役職手当てのカットは継続中ということを説明されていました。

●指定管理について、阪南市には有能な市民がたくさんいるので、そういう人たちを活用する方向で考えてほしい。
➡そのようになればいいと考えている(市長)

●ヤマダ電機跡地の売却について弁護士に支払われた750万ほどの金額は妥当なのか。
➡一般的には、むしろ破格に安いと考える。(総務部長)

ほかにも、市長の記者会見に関してなどの質問もあり、予定時間をオーバーしてのタウンミーティングになりました。

直接話を聞く機会があるのは、
やっぱり必要だと思いました。
ぜひ、いろいろな地域で開催してほしいです。


18/11/24(土)「子ども条例のつくり方」連続講座の第3回

2018年11月24日 | 議員
「子ども条例のつくり方」5回連続講座の3回目でした。




今日は、
宝塚市からの報告でした。
平成19年に「宝塚市子ども条例」が制定されてから、
条例の基本理念に基づき、
子どもの権利の侵害を取り除き、
子どもの最善の利益を具体的に実現していくために、
7年の年月をかけ、
子どもの人権擁護のとりくみを経て、
「子どもの権利サポート委員会」が設置されるに至った経緯と、
具体論な事業内容をお聞きしました。


「宝塚市子どもの権利サポート委員会」は、
子どもに寄り添う専門機関として、
相談に応じるだけでなく、
救済の申し立て、サポート委員会の発意により独自に調査や関係機関との調整を行ったりできる権限を持つそうです。

制定されてから4年、
相談件数は着実に増え、
対象としては、
小学生が増えているとのことでした。




相談の仕方としては、
チャイルドラインによく似ていますが、
相談内容によっては、
調査を行ったり、
制度の改善を求めたりできる権限を持つところが、大きく違います。


いじめや不登校の問題では、
当事者一人の問題ではなく、
相手や学校との関係が複雑だったり、
直接言いにくいことだったりして、
長期化したり、決裂することがあるので、
阪南市も、第三者委員会として、
弁護士や専門の相談員が気軽に聞いてくれたら、と思う場合が、ときどきあります。

子どもたちの人権がしっかり守られ、
安心して生きていくために、
必要なことをどう進めていくか、
道筋がまだ見えない私です。

18/11/23(金)阪南市健康マラソン開会式でした🍀

2018年11月23日 | まちづくり・市民活動
冷え込む朝でしたが、
今日は、
阪南市健康マラソンがありました。


昨年は、
議員になって直後の
開会式来賓で緊張しましたが、
今年は2年目なので、
ちょっとだけ、余裕……。

おやこペアマラソンの参加者の方々やボランティアの方々には、
久しぶりに会う知り合いも多く、
始まる前の時間を、
楽しく過ごすことができました。

体育協会関係のボランティアの方々は、いつも積極的で、
お会いするたびに元気になります。

阪南市は、体育協会に限らず、
こんな市民ボランティアといっしょに、
さまざまな事業を行っているんだなあと感じました。

今年は、
会長の挨拶にもありましたが、
参加者が減った感じがしました。
それでも、遠く愛知県から参加された方もいるとのことですし、
会場では、
私も、他市町に住む友人に声をかけられ、
毎年参加されていることをお聞きしました。

海岸沿いを海を見ながら走れるのは、
海のない町に住むランナーには、
魅力なのでは?と思います。

我が家では、
夫がマラソンをしていて、
全国あちこちのマラソン大会に出かけていきますが、
リピーターでまた行きたくなるのは、
●コース、景観のよさ
●受け入れる町の好感度
(特に、子どもや若い世代の応援の声)
●特産品などのお店が並ぶ
……など、
「マラソン大会を、町をあげて楽しんでいる雰囲気」つまり、「ランナーが歓迎されている印象」と、
何と言っても「景色のよさ」で、
個人的見解ですが、「海が見えるのはポイントが高い」とのこと。

せっかく里海公園を使って開催するのだから、
この景色を生かしたキャッチコピーで、
市外の人が参加したくなるマラソン大会になればいいなあと思います。

「健康マラソン」なら
血圧や骨密度が計れたり、
健康相談ができたりして、
マラソンに参加しない人も、
何か参加できるようなイベントになったら、さらにいいのになあとも思います。

「今あるものを変えるのではなく、プラスし、プラス部分は連繋で」と考えたら、
まだまだ広がる可能性のある事業はあると思います。

お金はないけど、
市民といっしょに、
「なんか、面白いことやってる町 阪南」になれないかなあと思っていたら、
青空とお日さまが見えてきました✨

ランナーの方に、
やさしいお日さまの光が、
よかったです。








18/11/22(木)小学生の「たのみ」

2018年11月23日 | はんなん話
自転車で走っていると、
小学校の下校時間に遭遇し、
小学生たちとすれ違うことがあります。

「知っている子がいないかなあ」と思いながら、
すれ違う子には、
「おかえり」とか「さよなら」とか声をかけます。

知っている子だと、返事をしてくれたり、
手を振ってくれたりしますが、
今日は、
遠くから、「あ~さ~い~さ~ん」と叫びながら走ってくる子が2人。

「どうしたん?」と聞くと、
「頼みたいことがある」と言うので聞いてみると、
「野球できる公園、作って!」

「いつもは、どうしてる?」と聞くと、
「たこ公(園で)やけど、あかんねん」
そうやなあ、公園はボールあそび禁止やなあ……

「野球したいねん」
わかるわ……
「とりあえず、聞いてみて、また言うなあ」と答えたら、
「たのんだでぇ」と、走って帰った。

うーん、
学校の校庭では、ダメなのか?
来週早々の宿題ができた。

教育委員会から、
ゲームやスマホの時間を減らそう、という啓発チラシが出ていたけれど、
子どもたちがゲームやスマホから離れてあそべる場の確保も、
同時に進めていかないと、
現実的な啓発にはなりません。

「もう遅い‼」と言われる前に、
いい返事を返したいなあ……

18/11/21(水)大阪府市議会議員研修会&阪南市子ども・子育て会議

2018年11月21日 | 議員
昨日は、
午前中、緑ヶ丘での「たえこの部屋」のあと、
大阪府市議会議員研修会があり、
吹田まで行きました。


講師は、
読売テレビ放送報道局 解説委員の
高岡達之さんでした。


1時間半、会場内を止まることなく歩きながら、
もちろん、しゃべり続けながらの弾丸トークのあと、
「このあとすぐ、生放送なので」と去っていきました。

話の主題は、
「今の課題だけを見て改革を進めては、改革ができたときには遅れてしまっている」ということ。

「先を見ること」
「点検すること」
「無駄、代替を持つこと」
そして、
「寄り道」することが大切、という内容でした。

なかなか、奥が深いです。

研修会が終わって、阪南に戻り、
明日のお弁当や夕食用の買い物をしたあと、
19時からは、
阪南市子ども・子育て会議を傍聴しました。

議案は、
①平成29年度子ども・子育て事業の実績とりまとめ表(案)
②保育認定における就労時間の見直し(案)
③就学前教育・保育・子育て支援における目標等諮問事項の答申(案)


子育て拠点整備の4拠点案については、
やはり、
「尾崎幼稚園と尾崎保育所が統合してできる認定こども園は、公立であるべき」という意見が出されていました。

②の保育認定に必要な就労時間(月80時間から64時間に変更)についても、
きちんと、阪南市でも必要だという根拠がほしいと感じました。


本当に必要な子ども・子育て支援は何か、
行政担当課だけで考えるのではない場として、この子ども・子育て会議があるのではないのか、と思うと、
たくさん課題があるように感じます。






18/11/20(火)「たえこの部屋 IN 緑ヶ丘住民センター」

2018年11月20日 | はんなん話
今日は、緑ヶ丘住民センターで、
「たえこの部屋」でした。

準備をしてくれた方に加えて、
ご夫婦を含めて
8人+幼児が1人が参加してくださり、
おもちゃも持ち込んでくれたので、
賑やかな開催になりました。

話題は、
●和歌山の産廃場建設のとりあえずの中止について
➡産廃場建設反対に関わっていた方がいらっしゃり、まずは、和歌山市が届け出を受理しなかったことをみんなで喜びました。
自治会でとりくんだことが、行政に強く訴える力になり、行政とともに動けてよかったとおっしゃっていました。
ただ、産廃場用の土地は所有したままなので、また新たな計画が出てくるかもという不安は残ります。

●ヤマダ電機跡地の売買について
➡1億8千万に値下げしての販売については、異論なく、とにかく早く売り切って借地代の歳出をなくしてほしい、これで売れなかったら、1円入札も考えてほしいという声もありました。
➡ヤマダ電機跡地がこども館になっていればよかったのに、という声もまだあるが、あの規模の建物を持っていたら、維持費や管理費も莫大になり、やっばり財政を圧迫するはず。とにかく売って、ここから、新しい阪南市のあり方を考えていくのがいい。

●とはいえ、財政危機。まず、本当のことを知りたい。
➡広報を読むだけではわからない。きちんと説明してほしい。

●企業誘致は難しいと思うが、子育て世代には、子育てしやすい町だと思う。
➡安く買ったり、借りたりできる家を大々的にアピールして、若い世代に発信してほしい。
➡広報はんなんの裏表紙に人口の増減が載っているが、新しく市民になった人の数など、明るい話題も載せてほしい。

あとは、市民病院について、
●専門医がいなくて、診てもらえなかった。
●ニーズに合った診療科がない。
ほか、いくつかの苦情をお聞きしました。
実状をきちんと知りたいと思っています。

たくさん意見をお聞きし、
新たな課題も感じました。
午後から、大阪府内の市議会議員研修会があるため、
予定時間通りで終了してしまい、
申し訳なく、
また、残念でした。

今日で、
今回予定していた、
5会場7回の「たえこの部屋」が終わりました。

一つ一つの会場でいただいた声を、
議員の活動に生かしていきたいと思います。

会場の近くで拾った落ち葉です🍂
秋も深まってきました。






18/11/19(月)「子どもの声を聴くおとな養成講座」第5回

2018年11月19日 | まちづくり・市民活動
昨日は、
「子どもの声を聴くおとな養成講座」の第5回で、
「自分らしく生きる~多様な性~」と題して、
レズビアンの当事者である、
元養護教諭の方のお話をお聞きしました。


今年に入ってから、
LGBTに関しては、
小説や漫画、ドラマでも取り上げられ、理解も深まっているというようにとらえられていますが、
まだまだ現状認識は低く、
「当事者の話を聴く」というのは、
どんな場合でも大切だと、
改めて感じました。

お話の内容は
●性別は「男」と「女」だけではない、という認識
➡男女欄は「差し支えなければお答えください」としてはどうだろう?

●レズビアンの人には「どんなタイプの男性が好き?」という質問も苦痛
➡「異性が好きになる」という認識を改めよう

●LGBTは、13人に1人はいると言われている
➡左利きの人と同じくらい

●性別への違和感を「誰にも言えない」と思い、悩むことで、自己肯定感の低下があり、65%が自殺願望を抱き、その14%が自殺未遂という現状
➡LGBTを正しく理解し、受け止めることで、救える命がある

……というようなお話でした。


身近な人からカミングアウトされたら、というお話も、
当事者の気持ちが伝わる内容でした。


これは、
LGBTの方だけでなく、
どんな人に対しても伝えたいメッセージです。

言えずに苦しんでいる人に気づかず、
無神経な言葉づかいにならないよう、
今日の学びを、
しっかり胸に刻みます。

18/11/18(日)「たえこの部屋 IN サラダホール②」

2018年11月18日 | はんなん話
サラダホール内外で、
にぎやかなおまつり(ステージやフリーマーケット、ストリートダンスなど)が行われている中での「たえこの部屋」でした。

昨日、
「初めてですが、母と子どもを連れて参加させていただきます。」と連絡いただいた方から、
朝「子どもが熱で……」とキャンセルの連絡が入ったこともあり、
「いったい、誰がきてくれるんだろう?」という不安が沸いてきましたが、
もともと、参加者0でもいい、と思って始めたことなので、
いろいろ資料を持ち込んで、準備。

最初に来てくれたのは、20年来の友人。
小ホールで開催のコンサートに出演前に、覗いてくれたとのことでしたが、
声をかけてくれたのが、うれしかったです。
他にも、外でのイベントに出店中の友人が
「今日だったね」と声をかけてくれたり、
「知ってくださっていること」に、
勇気が湧きました。

13時半を過ぎてから、
1人参加いただいたので、
2人で、ゆったり話しました。

3年前の「総合こども館」問題のときから、
「認定こども園」に関心を持ったという方で、
実際にこども園で働いている方々の報告会などに、
積極的に参加されているお話をお聞きしました。

当事者の声は、
やはり重みがあるので、
私自身も、
外にも出かけて、運営に関わる方々に実態について伺ってみないといけないなあと感じました。

あとは、
●小学生のお子さんの習い事に関して
(今は何も習い事をしていないとのこと)
●子どもが、体験した直後ではなく、時間がたってから話す感想やことばに、「子どもは、いろいろ考えているんだなあ」と感じる、という話
など、
園児と小学生の保護者の日常の思いをお聞きし、
保護者同士では、なかなか、日常の呟きのような気持ちを語り合う場や時間がないことを、
改めて感じました。

相談というほどではない迷いや、
子育てや日常生活で感じた雑感は、
自己を高める大切な体験です。
そんな呟きのような気持ちを聴く場としての「たえこの部屋」もいいなあと感じた時間でした。

今回の「たえこの部屋」は、
あと、20日(火)の緑ヶ丘住民センターを残すだけになりました。
10時~11時半です。
お時間ありましたら、お越しください。





18/11/17(土)「人をつなぐ」ということ

2018年11月17日 | まちづくり・市民活動
今日と明日は、地域のコミュニティ「あたごプラザ」のおまつりです。


地域在住の議員は「相談役」ということで、オープニングで来賓席に座らせていただきました。
オープニングには、水野市長も出席されていて、ご挨拶されました。

Facebookではひと足先に紹介しましたが、
今後の人口減や高齢化について、「人口減や高齢化は、よくないことのように言われるが、恐れてはいない」と述べられ、「これからの社会は、『認知症にやさしく、高齢
者にやさしく』ではなく、『認知症に親しく、高齢者に親しく』でなければなりません。『親しく』というのは、『人と繋がりあっていく』ということで、今後ますます人と人が繋がる関係づくりが大切にされなければなりません。」と述べられていました。

捉えている問題は違いますが、
私も、同じ気持ちです。

「子育て支援」というと、
医療や保育にかかる費用の無償化や、
親のためのリフレッシュ講座、
専門家によるカウンセリングなど、
「日常」とはちょっと離れた感じの「支援」を思い浮かべがちですが、
多くの人に必要な「子育て支援」は、
「利用したいときに開いてる場所があること」であったり、
「困ったときに助けてくれる人が、すぐそばにいること」だったり、
「信頼できる友だちができるよう、つなぐこと」だったりします。

目先の安心だけでなく、
ずっと安心でいられるよう、
その人にあった場所や人と「つなぐ」ことが「支援」だと思っています。

相手が、子どもでも、おとなでも、
「つなぐ」ためには、
その人をよく知ることが必要であり、
そのためには、
イベントだけでなく、
「ゆっくりコミュニケーションする」時間や空間が大切だと、
あらためて思いました。

18/11/16(金)「たえこの部屋 IN 下荘 Bambino 」

2018年11月16日 | はんなん話
箱作駅前のBambino さんでの、
「たえこの部屋」でした。

Bambino さんは、
箱作駅前の拠点で、
手作りの手芸品やリラクゼーションのワークショップを開催したり、
若い感覚のハンドメイドショップや、地域で活躍する人を繋ぐ「ハコソラ」を主催されたりしています。


少し前に、知り合いの方から、
Bambino の場所を聞かれて説明したことがあったので、
今日は参加していただけるのかな、と思っていたのですが、
実際に足を運んでいただくのは、
なかなかむずかしいです。

そんなわけで、
本日の参加者は2名でした。

小学3年生と5年生のお子さんがいる方と、
3才と小学1年生のお子さんがいる方だったので、
●近くに安心してあそべる場があまりないこと
……あそびたい場所、使いたい場所(たとえは旧下荘小学校跡地や、コミュニティセンター予定地跡地など)はあるが、閉まっていたり、使えない状況だったり。
➡市は、聞けば情報を教えてくれるが、市民は、「ちょっと聞いてみる」のがとてもハードルが高いので、情報はさまざまな形で、広く発信してほしいし、聞いたら丁寧に教えてほしい。また、提案を検討してほしい。

●今は校区福祉の方々が、さまざまな場を作ってくださっているが、子育て世代は、なかなかその場に参加しにくい現状があること。
……若い世代の方は、さまざまな情報を持っているので、ちょっと遠くても「行きたい」ところには行く。まずは日時の設定から「行ける」と思ってもらい、「行きたい」と思う気持ちをつかむ必要がある。大切なのは、自己啓発と居心地よさ。

というような話をしました。
途中は、脱線して、
話があちこちにいきましたが、
今回だけでなく、
自分の子どもと同じくらいの年齢の方と話す時間が楽しい「たえこの部屋」です。

あと2回、
若い世代だけでなく、
阪南市のさまざまな面について、
考える機会になればいいなあと期待しています。