老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

香美町へ  ~海の巻 その1~  山陰海岸ジオパ~ク

2016年09月16日 22時09分28秒 | 旅行/色々な風景
 9月15日兵庫県北部の香美町(かっての香住町/村岡町/美方町の一部が合併)へ出かけました。
旧香住町には20年ほど前に仕事(魚加工時に発生する、骨や内臓などの肥・飼料への加工)の関係で足繁く通いましたが、その時にはカニなどの食事は味わったものの観光には全く無縁だったのですが、先日の旅行会社のパンフレットで香住港から出る山陰海岸ジオパークを巡る観光船が今年の秋で終わるらしいとのことを知りました。

 それまでに何とか船から海岸線を見たい、また立替ですっかり変った余部鉄橋の様子や、できれば山間にある棚田や滝も見たいと思っていたのですが、混雑する夏休みが終わった後はこちらの都合と天候が上手く合わずヤキモキしていました。たまたま14日の天気予報では15日に久しぶりに晴れマークが付いており、丁度何とか都合のつく日だったので、急遽14日夜にツレアイも誘い、出掛けることにしました。

 朝6時半頃に自宅を出ました。道路事情がかなり改善されたとはいえ、やはり香住は遠く、約4時間かけて到着し、早速10:30発の観光船(三姉妹船長で有名な“かすみ丸”)に乗り込み、香住沖の海岸沿いに遊覧しました。
ここは山陰海岸国立公園の中心部ですが、この公園を中核とするエリアが世界ジオパーク「山陰海岸ジオパーク」に認定されています。
国の天然記念物となっている、幅200m高さ65mの海蝕断崖の「鎧の袖」や、色々な形のる柱状節理の断崖や島、更に日本海の荒波の浸食でできた洞窟群など見所一杯でした。
私もツレアイも船には余り強くなく、少し波の立つ海には恐怖心もありましたが、期待以上の自然の景色に圧倒され、船酔いする暇がなかったのは幸いでした。

 この後、余部駅や色々な山間部にも立ち寄りましたが、写真も多くこの続きは別編とします。(まさ)

柱状節理が見事な岩

国の天然記念物「鎧の袖」

インディアン島(※ 「インディアン」という言葉は現在では使用禁止語のようです)

このような洞窟も数多い

お世話になった、「かすみ丸」

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