老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

冬の「咲くやこの花館」

2017年12月14日 19時39分34秒 | 散歩中に見かけた風景
 毎年正月前に鶴見緑地にある「咲くやこの花館」に行くのを楽しみにしています。
寒くなった時に、暖かい温室で季節外れの熱帯植物などを見るのは大きな楽しみですが、もう一つこの時期には同館特製の素晴らしい植物の写真入りのカレンダーが頂けるのも大きな魅力です。
更に付け加えれば、65歳以上の大阪市民は無料と言うのも大きな魅力でしょう。

 昨日から寒さが厳しくなってきましたが、たまたまツレアイ共々都合が良かったので午後から出かけました。
我が家からは自転車で城北運河に沿って東に向かっていくと、大きな信号は内環状線の1ヶ所だけでスムースに約30分程度で着けます。

 風も強く寒さが厳しいので、厚着で出掛けたのですが自転車を10分も漕ぐと、汗ばんで少し薄着に替える始末でした。

 途中、城北運河ではカモとユリカモメが仲良く越冬している姿や、鶴見緑地西側では終りかけたメタセコイヤ並木の紅葉を眺めたり、鶴見緑地に入り初冬の風景を楽しみながらお目当ての「咲くやこの花館」に到着。

 入口で年齢を証明する運転免許証を見せて館内に入りましたが、入った所はランや熱帯の水生植物のゾーンで、カメラを構えるとレンズが曇ってどうにもならず、暫くの間カメラの温度調整の為の時間待ちを余儀なくされました。

 その後、温室や高山植物地帯など色々な植物を楽しみましたが、此の日印象に残った植物を紹介します。
特に、トックリキワタ(アオイ科)は南米原産で、アルゼンチンなどではパロ・ボラッチョ(palo Borracho=酔っ払いの木)と呼ばれていて、かってアルゼンチン駐在時に街中のあちこちで見かけた懐かしい樹です。(まさ)


城北運河のカモとユリカモメ

鶴見緑地西口通路のメタセコイヤ並木。滋賀県の高島まで行かなくても立派な紅葉が楽しめます。

「咲くやこの花館」入口直ぐの池で見かけた紫色のスイレンの蕾

同上でのアメリカアサザの特徴ある黄色い花

ムクナ・ベネッティ(ヒスイカズラの仲間らしいです)

同上 アップ写真

フラグミペディウム・カルルム(ラン科)

カリアンドラ(ネムノキの仲間)

同上 蕾

ジャボチカバ(南米産) 幹に直接実が付いています

同上 勿論花も蕾も幹から直接です

トックリキワタ(南米産)の花

名前のように、はじけた実には種と綿が一緒についています

キソウテンガイ(奇想天外)アフリアのナミブ砂漠原産です

お目当てのカレンダーも無事にゲットできました。