「心ゆたかな暮らしを」  ~Shu’s Page

小説のレビュー、家族の出来事、趣味の事、スポーツ全般など、日々の出来事をつづりながら、一日一日を心豊かに過ごせれば・・・

中国日記 西安~上海

2007年10月30日 | 仕事
楽しかった西安に別れを告げ、11:30発の上海行きの飛行機に乗り込みました。中国東方航空にしては、何のトラブルもなく無事に飛び、これまた定刻で上海浦東空港に着陸しました。

西安と比べて上海は少し南に位置し沿岸部にあるので、随分暖かく、厚着で降り立った僕たちは少し暑いぐらいでした。

すぐにバスに乗り込み、近くのホテルで昼食会となったんですが、出ましたよ!出てきました!西安で見たあの魚が・・・


そう!この受け口!全体の雰囲気・・・間違いなくブラックバスです!話のネタに一口食べてみましたが、泥臭い泥臭い・・・きれいに料理してあるものの食べられたもんじゃありませんわ。

食事を終えて、一路上海市街地へ入りますと、まったく近代的な雰囲気の高層ビルが建ち並ぶ中心市街地へ。道路もきれいに整備されており、北京とはまた違う近代化ですわ。ゴミも全く落ちてませんし、街路樹も美しく機能的に配置されております。素晴らしい街並みです。

そして、上海のランドマークといえば、「東方明珠テレビ塔」でしょう



463mですよ!463m! ちなみに京都タワーは131mですから、京都タワーを3本足しても、まだ届かないんですよ。すごい高さですよね。

その263m付近にある展望室から眺めた写真ですが・・・



ビルが二本建っていますが、手前の尖がったビルが「ジンマオタワー」というビルで、ホテルグランドハイアット上海が入ってます。このジンマオタワーで420m88階建てですわ。

その後ろに建設中のビルが、「上海環球金融中心」です。六本木ヒルズの森ビルが主体となって建設中ですが、完成すると492m101階建てで東方明珠を抜いて上海で一番のビルとなるようです。

現在、世界一のビルは台北の台北101で、508m101階建てですが、ドバイに建設中の「ブルジュ・ドバイ」が完成すると、軒高643m、アンテナ高818mというとてつもないものが出来るようです。

まぁいずれにしても、破格のスケールですわ。

さて、東方明珠を降りまして、すぐに黄浦江を渡ると「外難(バンド)」と呼ばれる海岸地帯の夜景を車窓から眺め、バスは一路豫園へ向かいます。

豫園は1577年に建設された中国式庭園で、当時の大金持ちの方の私邸だったそうですが、3代目あたりでお金が尽き始め、3分の1ほどを切り売りされたそうです。

それにテナントがたくさん入り「豫園商場」として庶民のお土産市場・雑貨店・飲食店が所狭しと建ち並んでます。


夜に入ったのでライトアップされていて綺麗でした。


綺麗でしょう?


このお店にはクリントン大統領も家族で来たらしいですよ。千と千尋の神隠しみたいでしょう?

まぁこの豫園がスゴイ賑わいで、観光客もたくさん歩いているんですが、それを目当てにコピー商品を売り込みに来る中国人が、これまたすごいんです!

「100元!100元!お兄さんロレックスあるよ!ヴィトンの財布よ!まとめて100元よ!」って、もうスゴイ勢いで売り込んできます。「不要!(プーヨウ!)」と大きな声で言っても全く聞きません。ずっとお店に入るところまで着いて来まして、それはもう大変でした。

僕らはお茶屋さん(茶葉を売っているお店)に入って買い物をしたんですが、その間もずっとお店のまで僕らが出てくるまで待ってまして・・・大変でした。スゴイ執念を感じましたよ。

豫園をやっとこさ出まして、食事会場に向かったのですが、やはり上海に来たのなら「上海蟹」でしょう!しかも上海蟹の名店といえば「王宝和大酒店」でしょう!

上海蟹のフルコースを食べたんですが、どれも美味しかったです。となりに座った人から「やっぱり本場の中華料理を食べるんやったら紹興酒を飲まなアカン!」とすすめられて飲んでみたら、本当に美味しかったです。

日本で中華を食べに行った時に紹興酒を何度もチャレンジしたんですが、やっぱりあの匂いがダメでして・・・でも中国で飲む紹興酒は美味しかったです。これだけでも収穫があったと喜んでおります。

さて、お腹も満腹となり、ホテルに戻りましたら、「やっぱり最後は足つぼ行きたいなぁ!」となりまして、僕らの泊まっているホテルには足つぼ専門がなかったんで、別のホテルまで車で行きまして、60分やってもらいました。

ここでも本を片手に中国語会話を楽しみまして、何となく少しは中国語が話せるようになった気持ちでホテルを後にしました。

自分たちのホテルに戻ったら、1時半になってまして、お風呂に入ってすぐ寝ました。