ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

人と人の関係は、イメージ同士の結びつきだ。

2013年01月15日 | Weblog
「人間関係力」齋藤孝著より。

必ずしも、いつも正しいとは限らないが、しばしば「あいつはこういう奴だ」というイメージを持って接してしまうことはある。なかなかどれが「本当」なのかはわからないものだ。

もし、人が望むならそのように対応するというのも生き方でもあった。そこでアメリカの国民的作家だったマークトウェインを引き合いに出していた。彼にとって「相手の望む自分」になって期待に応えることは、最大の幸福だったようだ。

世間が彼に即席スピーチを期待すれば、それに向けて全力で努力したのだった。トウェインは、作家になる前にさまざまは職種を経験したことで、世の中の動きにも敏感で、「歩くセンサー」のような男だと言われいている。

つまり反応が速く、他者の需要にも応えるという形で生きたようだ。人にイメージを植え付けることをサバイバル術としていた。とくに妻から尊敬され、認められることを優先していたようだ。

どんな人にもイメージは付きまとうものだ。明るく社交的だろうが、一人で考えるのが好きだろうが、人は勝手にイメージを作り上げてしまうものだ。どうせなら、少しでもいいイメージを与えたいものだが、凡人にはそれが難しいかも・・・