ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

楽しい仕事、面白くない仕事から先に手をつけ、自分を勢いづかせる・・・

2010年07月15日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

人によっては、いやな仕事を先に片づけてしまえば、あとは楽になるだろう、と考えるかもしれない。それも一つの考え方だ。筆者は、予定を書きこむときに基本的に、まず休みから決めていくという。そこで何をやるか、映画、旅行、読書、買い物など。つまり楽しいことを先に決めているようだ。これは私もやっている。

さらに仕事については「どうしてもやりたいこと」の予定から決めていくという。次には「やりたくはないが、やらねばならないこと」の予定を埋めていく。最後に「できればやりたいくないこと」の予定を埋めるという。

まあ、そこまで細かく分けて考えたことなどないが、やりたい仕事を優先するというところがポイントだろう。モチベーションが高いものを優先するということだ。やはりスケジュールは楽しいことがあるほうがやりがいがあるもの。

いやな仕事にはエネルギーの消耗が激しい。つまり場合によってはストレスになってしまう。そんなストレスを蓄積した後では、好きな仕事をしても効率が悪そうだ。ならば、フレーズにあげたように、“楽しい仕事、面白い仕事から先に手をつけ、自分を勢いづかせること”のほうがいいだろうな。

もしかしたら、そうしている間に「できればやりたくない仕事」も消滅していればなお結構なのだが・・・。真面目なタイプほど、やりたくない仕事を優先してとりかかってしまうのかも。

大切なのは、あらゆる業務を「仕事」と「作業」で分けて考えること・・・

2010年07月14日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

この一冊には実に気になるフレーズがたさくんつまっていた。というのも、既にわかったつもりになっていたものをこうして、言葉としてみると気づくことが多いからだった。

この章のテーマは「仕事は五分片づけろ!!」だった。そして、項目として“仕事は五分、残りは「作業」だ!”となっていた。この考え方の元になっている、五分だけ仕事をするという意味は仕事とはクリエイティブワークという見方があったのだ。

徹底的に知恵を絞ってアイデアを出すことがまず最初で、それによって方向性が出たら、あとはそれを実行するということだった。つまりこの部分が作業だったのだ。それによってムダなエネルギーと時間を使わずにすむという。

筆者はこれをハイブリッドカーの電気モーターにたとえていた。発進時にだけ「仕事」をして、スピードに乗ってきたら「作業」に切り替わるからだった。消費エネルギーの無駄を徹底的に排除しようという発想が大事なのだろう。

日常の仕事でも、まずは何をどう企画していくかに集中して考えることが必要だ。脳に汗をかくのはこの時だろう。その後は段取り、準備などの作業によって仕事を整えていく感じにも思えるが。

汗をかく自分、いつも忙しく走り回っている自分に酔ってはいけない。

2010年07月13日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

これは一見ハードな仕事をしているように見えることへの戒めであろう。自分だけ連日の残業をしていたとしたら、見方によれば要領が悪すぎ、無能だととる人もいるかもしれない。

せっかく汗水たらして、結果を出そうとしているのに、そんなふうに見られたらたまらないだろう。結局汗を流そうが、流すまいが結果さえよければそれが評価の対象になる。

できるだけ仕事はスマートにこなしたいものだ。たしかにドタバタと走り回るだけの人間は、いい仕事をしているとは思えないし信用もしずらいものだ。

ここにサッカーの格言があった。「ボールは汗をかかない」という言葉だった。どんなに激しいゲームでもボールは汗をかかず、疲れるのは選手だけだ。無駄にドリブルをするより、効率よく頭脳的なパスをするほうがいいのではないかということだった。

日経新聞の記事を、スポーツ新聞の言葉で語ること。

2010年07月12日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

つまり人にはわかりやすい言葉で話すべきだと言うことを述べているのだが、そうするためには、まず自分自身がしっかりとものごとを理解していなくてはならない。そして、頭のいい人、コミュニケーション能力のある人は、決して難しく話さないという。

いま最も旬な一人は池上彰さんだろう。一般的には、わかりにくいことを、実に理解しやすく説明してくれる。かつてNHKの「週刊こどもニュース」でやっていたことを大人向けにしているだけに思えるが、それが新鮮に思えるのだろう。

一見知っているようでしらないこ疑問にも懇切丁寧に答えてくれる。ニュース解説の達人だとも思える。ほかのどんな評論家や大学の先生の解説より面白く理解できてしまう。なんだか最近は忙しすぎて気の毒にも思えてきたが。

この本にはまた、別の表現もあった。“学術書の知識を、お笑いタレントの言葉で語ること。””文豪の言葉を、コラムニストの言葉で語ること。”と。こんなことができるなら、子どもにもわかりやすく説明できるのだろう。

いま一度団塊世代に奮起してもらうには絶好の映画・・・

2010年07月11日 | Weblog
ホームページ「どらく」2010.6月末より。

奥田瑛二のインタビュー記事で彼が語っていることだった。自身団塊の世代の一人で、その世代がまだ20歳前後に起こった「三億円事件」を題材にした映画「ロストクライム」に出演していた。

先日その映画を観てきたが、実によく映像化されてわかりやすく見ることができた。なるほどそうだったのかという、説得力もあった。1968年に発生したこの事件は時効となってしまった。それだけに謎とされてきた。とくに当時の事件を思いだせる世代には興味深いものだ。

今までいくつか雑誌や本やテレビドラマでも再現されてきたが、今回の映画は見応えがあった。奥田瑛二はこの映画にぴったりのキャスティングに思えた。まさにこれは奥田の映画だとも思えた次第。

40年以上前の事件だが、その当時は日本が高度成長に向かっている最中で、日本全体にバイタリティがあった頃ではないだろうか。一般的にはその団塊世代はみな定年を迎えてしまっている。

しかし、奥田は、定年だからといって人生までリタイアせず、まだあきらめきれないものにチャレンジすべきだというような意味のことを語っている。映画を通じてとくに60代の人にはそれを意識してもらいたのだろう。

地道で堅実なだけでは、飛躍はできない。

2010年07月10日 | Weblog
「朝日新聞」土曜版2010.7.3付けより。

現在のところ(ユニクロは)、結果的にみるとまるで小売業では一人勝ちだ。派手な感じもするが、実際は工場で作った単価の低い商品を、一点づつ売っているのだ。数千円程度のものが中心だろう。

商売は地道であることが大事だが、それだけでは大きく飛躍することは難しい。そこで必要なのは、社員一人ひとりが、ひょっとしたら、こんなことが可能ではないかということを常に考えていくことだという。

人と同じレベルで仕事をしていたら、成功するわけはない。どれだけ差別化できるかがポイントでもあった。つまり他社より勝っていることが大事だったのだ。

柳井氏が嫌いなのは、空気を読んで人と同じようにすることだった。むしろ、何が正しいのか、どうしたら成功につながるかを自分の頭で考えろ、ということだった。読むのは空気より、時代の流れだという。

何となく何かがおかしいと感じていても、そこから先を深く考えたり、自分なりの意見を具申しなければ意味はない、ということでもあろう。流されるのは簡単だが、そのままじゃ何も変わらない・・・な。

失敗を恐れて何もしなければ、その人には能力がないということ・・・

2010年07月09日 | Weblog
「朝日新聞」土曜版2010.7.3付けより。

“柳井正の希望を持とう”というコラムの中のワンフレーズだった。ユニクロはいまでこそ大成功してるメーカーで、海外出店も積極的だ。しかし、いつも成功ばかりしていたわけではなかった。

店をオープンしては閉店したりの繰り返しをしてきた結果が現在だった。しかし、商売をやめよとうとは思わなかったという。やめれば食えないし、取引先や関係者にも迷惑がかかるからだった。

もちろん失敗は恐ろしいが、だからといって何もできなければ、その程度の人間だということになってしまう。そうそう、この日のタイトルは「失敗から飛躍しよう」だった。

たとえ、商売でいくつか失敗を繰り返しても、その後それ以上の大きい成功を経たからこそ言えることだ。結局、多くの失敗を大きな成功に変えられるだけの能力があったという証拠かもしれないな。

世のオッサンたちは、基本的に「教えたがり」である。

2010年07月08日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

仕事でそこそこうまくいったり成功したりしていると、かなり饒舌になる人がいるものだ。つまり、自慢話だ。それを聞かされるほうはたまらないものだろうが。

しかし、聞かされる側としては、それをうまく利用してトップの人間の信頼を勝ち取ることもできるということだった。組織のトップにいる者は意外に孤独だったのだ。

だからこそ、仕事のことについて「教えてください」と言えばいろいろとしゃべってくれるという。ただし、そのアドバイスが本当にためになるかどうかは別問題だろうが。

つまり、いい聞き手になってやればいいだけのことだった。たとえば、「部長だったらどうされますか?」と話を振ってみるのもいいようだ。するとコイツは俺を頼りにしていると喜んでくれる・・・らしい。

トップにいる孤独な人間ほど、意外に情で動きやすいというのが、筆者の考えだった。まあ、機会があれば一度試してみるのも面白そうだ・・・な。あとは練習かも。

会社の「地盤、看板、カバン」を使いこなせ。

2010年07月07日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

これらの3つは選挙のときによく聞かれる言葉だ。会社や組織などの仕事をする場合にもそれはあてはまるという。

会社の「地盤」とは、その会社の一員であることでいろいろな人とのネットワークが存在するということだった。たとえば取引業者や顧客も考えられる。

「看板」は、名刺にどこそこの社員と名乗れることだ。ある意味個人では会えないが会社の信用で会ってくれる人もいるだろう。

「カバン」とは、定期的な給料が入ることが第一だろう。また、ある程度の経費や備品が使え、福利厚生があり、社会保険も半分は会社が負担してくれる。

このように会社が与えてくれる「地盤、看板、カバン」を骨の髄までしゃぶりつくせと言う。そう考えれば、会社員だからこそできることって意外に多いかも。

話術を磨く前に、まずは自分の考え方をしっかり持つことを目指すべき・・・

2010年07月06日 | Weblog
「プレジデント」2010.6.14号より。

鈴木敏文氏の場合は講演でもとくに準備もせず、会議の資料も読まないという。講演でも顧客の反応を見ながら頭をフル回転させると話題が浮かび、会議でも先入観なしに突っ込みができるからだそうだ。

もちろんこれは経験豊富な鈴木氏だからできる技だろう。また、価値のある話は聞き方のうまい下手ではなくて、自分の考えをぶつけることで引き出せるということだった。

事前に資料を読んだことだけなら、すでに別の人も同じ情報をつかんだものになる。本当に価値ある情報は、自分なりの考えをぶつけ、双方のやりとりをすべきだったのだ。鈴木氏はまず自分の考えや持論をしっかりと持つべきだという。そして、変化に対応するために、過去の経験を否定することから始めていた。

売り手の勝手な思い込みで、「顧客のため」でやっていたことを、「顧客の立場」でという発想を持つことが大事だったのだ。一見似ていそうだが、大きく異なっている。常にぶれない考えを持てるかどうかがポイントでもあった。

同じ値引きでも、こちらの提示の仕方によって反応が変わる・・・

2010年07月05日 | Weblog
「プレジデント」2010.6.14号より。

これはセブン&アイホールディングスの鈴木敏文会長兼CEOの言葉だった。同じ値引きをするのにも、それを別の形で表現すると結果も異なってくるようだ。それで大ヒットしたのが、現金下取りセールだった。衣料品のお買い上げ金額に応じて、不要になった衣類や家庭用品を一定金額で下取りするものだった。

お買い上げ金額5000円ごとに一点1000円で下取りすれば、実質は2割引きになる。初めから2割引きとせず、タンスに眠っていても捨てるなら損をする気になってしまうような場合は、そこに新たな価値が生まれるということだった。

単なる値引きよりも、心理的にはいいことをしながら、安く買えるということで買い物しやすくなるのだろう。デパートでもはじめは婦人靴やバッグなどの下取りをして、買い物の際に使える金券と交換するというような形を変えた下取りを時どき行っている。

下取りは自宅に眠っているものを整理するいい機会でもありそうだ。そんな点をついたところも新鮮に思えたのだろう。販売も企画が命と言えよう。表現力の仕方で顧客の反応は大きく変わることがわかる。

毎月ノルマを達成できるのなら、営業が大好きになるのかもしれない。

2010年07月04日 | Weblog

「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

この章のテーマは「仕事とは大いなるヒマつぶしだ!!」となっていた。実に刺激的なタイトルに思えた次第。その中で、営業の仕事について触れられていた。営業は顧客相手の仕事なので、ストレスがたまりやすい職場でもあるだろう。自分をある程度抑えなければやっていけない。

最もストレスがたまるのは、ノルマが達成できないときだろうと、筆者は考えている。逆にノルマさえ連続で達成できていれば、他のことはかなり大目に見てもらえる可能性もある。

また対人コミュニケーションが元々苦手な人にとっても営業は不向きかもしれない。またこれといった趣味もなく、日々の生活でガス抜きが下手な人ならキレる可能性も高いらしい。要するに何ごともうまくいっているうちは、ストレスは忘れていられるものだ。

好きなことを仕事にするのが難しいなら、「嫌いじゃないことを仕事にする」という意識を持つべきだと、筆者はいう。さらに、仕事なんてしょせん、ヒマつぶしだからという極端な主張だが、どうだろう。まあ、それも一つの考え方かもしれないが。

いくら好きな仕事をしていても、ストレスがゼロはありえないだろう。たとえば、プロのスポーツ選手だって、常にベストコンディションはあり得ない。スランプもある。芸能人も旬の時期は限られるし、また下済みは長く大チャンスはごくごく一部の人にしかやってこない。小説家も産みの苦しみの連続だろうし。

リスクが先に浮かぶ人間は、いざというときになにも決断することができない。

2010年07月03日 | Weblog
「汗をかかずにトップを奪え!」三田紀房著より。

この文庫本のサブタイトルは“「ドラゴン桜」流ビジネス突破塾”となっていた。もうこれだけで、内容の面白さを感じさせてしまう。つまり、あのマンガの主人公の桜木健一の言葉で、ビジネスに関する本音や効率的な方法論が語られているのだ。しかも、プロローグの部分と、各章の表紙にはマンガが描かれている。

まずは、その興味深い各章のタイトルの一部を紹介してみよう。この本では章はSTEPとなっている。1、格差の本質を見抜け!!。…ダマされている自分に気づけ!2、「仕事とは「大いなるヒマつぶし」だ!!…仕事の正体を見極めろ!3、人脈を築いて「そのとき」に備えろ!!…会社の看板をしゃぶりつくせ!・・・などだ。

この命令口調や“!!”マークがいかにも、ドラゴン桜らしく、本音が感じられる。さて、タイトルにあげたフレーズは独立ということを考えた場合のリスクのことだった。

会社を辞める時、事業が失敗した時、資金繰りが追いつかなくなった時、人を雇うこと、その他のリスクのことだった。こんなリスクが先に浮かぶなら独立しても失敗するだろうとまで述べている。

というのも、独立することにはリスクはつきもので、会社のなかで仕事をしていても、どんなに頑張ったところでリスクはゼロにはならないからだった。すべての選択肢にはリスクはあるものだというのが基本的な考え方だったのだ。

あとはそれが大きいか小さいかだけかもしれない。採算を度外視したら、ビジネスとは言えない。独立するなら、多くの人のサポートが必要だと指摘している。まずは、人脈と信頼関係ができているかがスタートかな。

未来は今日始まる。明日ではない。

2010年07月02日 | Weblog
「ギフト~E名言の世界~」2010.6月号より。

未来と言う言葉からは、まだまだずっと先のような気がしてしまうもの。しかし、その始まりは今日、いま、この時で、まして24時間も先から始まるということでもなかった。

気がつきそうで意外に気がついていなかったかもしれない。これはヨハネ・パウロ2世(1920-2005)の名言だった。目標があるなら、今すぐに行動を起こさなければ、意味はないということだったのだろう。“The future starts today,not tomorrow.”、と実に簡単な英語だ。

たとえば運動が大好きな子どもたちに、将来何になりたいか、という質問がよくされる。すると、サッカーの~選手やメジャーリーグで活躍する~選手のようになりたいと答えているのをしばしば見たりする。

そして、本当にその夢に向かって進んでいる子どもたちは既に自分なりにぶれない努力を続けているに違いない。とはいっても、プロになれるのは才能や機会や優れた指導者に恵まれたごくごく一部の子どもに限られる。

宝くじも馬券も買わなければ当たらない。まずは、何ごともスタートか。しかも今すぐに。頭の中で思っているうちはいい未来はやってこないか。昨日と大して変わり映えしない今日を過ごしている自分、・・・反省せねばな・・・

時間は時計が止まっているときだけ生き返る。

2010年07月01日 | Weblog
「ギフト~E名言の世界~」2010.6月号より。

これはアメリカの作家ウィリアム・フォークナー(1897-1962)の次の名言からだった。

「時計は時間を殺す。小さな歯車が時を刻んでいる間は、時間は死んでいる。時計が止まったときだけ、時間は生き返るのだ」。

なんだか難しそうな表現だが、時計をちらちらと見たり時間を気にしているうちは、ものごとに集中できていないということだろうか。

楽しい時間は時計など気にする暇もなく、あっという間に過ぎてしまうものだ。しかし、苦しい時いやなことをしているうちは時間が気になり、なかなか早く過ぎてくれないものだ。

時間を忘れてしまうほど、集中して楽しめる時間を過ごしたいものだな。とは言っても、この季節、とくに睡眠不足には気をつけないと、夏バテするかも。時間もほどほどに気にしないと・・・な。