ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

喜びがあるところに、継続はある・・・

2010年07月20日 | Weblog
「ギフト~E名言の世界~」2010.7月号より。

これは昭和の鉄人といわれた元プロ野球選手、衣笠祥雄さんの述べていたことだった。この回のテーマは継続だった。衣笠氏は連続試合出場で当時の世界記録を打ち立た。それは2215試合だった。現在の記録は大リーグのカル・リプケン(オリオールズ)となっている。

1975年に広島カープはそれまでの万年Bクラスから、球団史上初の優勝を決めた。その時衣笠は、「喜びがあるから頑張れる。苦しければ苦しいほど、その喜びが大きくなる」と述べていた。それは実感だろう。つまりそれが継続の原動力だったのだ。

体調を崩しても、けがをしても不屈の精神と体力でボールに食らいついて頑張っていた。ところが、1979年8月1日、対巨人戦で西本投手からのデッドボールで左肩は全く動かず、呼吸もできないほどだった。全治2週間の骨折だった。ドクターストップもかかってしまった。

ところが、翌日の試合に衣笠の姿があったのだ。ようやく左腕が少し動く状態で、代打として出場していた。結果はフルスイングで三球三振だった。この年チームは2度目の優勝をしていた。

ここに衣笠が残した名言があった。「大きな喜びは、どれだけ時間が経っても、いつまでも残る。また、あの喜びを得たい。それが継続を生むのである」。やはり初優勝の喜びが身にしみるほど大きくて、その後の活躍にもつながったようだ。