ちょっとマンネリですが・・・

ダラダラ過ごしている毎日のことあれこれ・・・・

先行する野球に比べて、かなり凝らなければ差別化が難しい・・・

2008年04月29日 | Weblog
「すべてはネーミング」岩永嘉弘著より。

(前日のつづき)
プロ野球ではマスコットの名前がチーム名につけられているが、サッカーほど凝ってはいない。せいぜいあとからメーミングされたオリックスブルーウェーブとかロッテマリーンズなどはその雰囲気が出ているがサッカーのチーム名ほどの造語ではない。

やはり地域性が色濃いサッカーのほうがチーム名としては面白みがある。前日の続きをいくつかあげてみよう。

ベガルタ仙台・・・仙台の名物七夕からのイメージだった。織り姫(ベガ)と彦星(アルタイル)を合成したもの。
水戸ホーリーホック・・・ホーリーホックとは聞き慣れないが英語で「葵」を意味していた。徳川御三家のひとつ水戸藩の「葵」にあやかったもの。
湘南ベルマーレ・・・ラテン語のベラム(美しい)とマーレ(海)から「美しい海」をイメージしている。
サガン鳥栖・・・長い年月をかけて砂粒が固まって砂岩(サガン)になるようにとの思いから。また「佐賀の」という意味にも通じる。
大分トリニータ・・・クラブ運営の3本柱である県民、企業、行政を表す三位一体は英語でトリニティ(trinity)とホームタウンの大分(Oita)を加えた造語。

どれもこれも実によく練られて考えだされたネーミングであることがわかる。まあ、こんなことも知らないより知っていほうが楽しいし、知ったかぶりもできる・・・かな。