素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

君子蘭開花

2015年04月22日 | 日記
 近所の家の多くは3月になると君子蘭が開花し、玄関先に飾られる。それを見て妻が「うちの君子蘭はちっとも咲かない」と嘆くのが毎年の恒例となってきた。5年連用日記をつけているので書いておいてもらえれば、他の家より1ヶ月遅れで咲くことはわかるはずだが・・・と思ってしまう。「一昨年も去年も桜の季節の終わり頃に咲いたから大丈夫やと思うよ」という答えも毎年同じ。

 4月に入って10鉢ばかり花芽を出した。やれやれである。花芽の出なかった鉢を外に出すのが大変。年々鉢が大きくなり重い。
阿部みどり女さんの句に君子蘭の鉢を抱へる力なしとあるが、だんだんわかるようになってきた。
 調べてみると、蘭となっているがラン科の植物ではないそうで、主に森林内や岩陰など、強い日射しを避けた、湿り気のある場所に自生する南アフリカ原産のヒガンバナ科の植物。日本には明治時代に入ってきたという。

 クンシランは元々、クリビア・ノビリスに付けられた和名だが、現在は別種のクリビア・ミニアタを指して「クンシラン」と呼ぶにが一般的。 名前の由来は元々クンシランと呼ばれていたノビリスの名前から来ていて、ノビリスが「高貴な」という意味で、それに「君子」という言葉を当てたといわれている。ちなみに、ミニアタは「朱色の」という意味。

 毎年のことだがこれらの君子蘭が数件の家にレンタルされる。ごぶさたの 挨拶がわりの 君子蘭






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