素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

樟葉駅前ロータリー・一時停止・百聞は一見に如かず

2022年11月06日 | 日記
 秋の山野草展の最終日、妻の友人2人が神戸の方から訪れてくれた。コロナ禍で久しく会っていなかった。樟葉駅まで迎えに行ったのだが、ロータリーで一時停止の違反を取られた。その日の午後、後片付けのため市民の森に着いた途端、「悔しいわ!無事故、無違反がストップや!」と違反切符を切られるまでの顛末を話すのだが、現場の状況を全く知らない私には分からない部分が多かった。

 要は、京阪樟葉駅前のロータリーが改修されて、一般車用とバス・タクシー用のロータリーが分かれ、二重ロータリーになったのだ。その一般車用の出口の部分に「止まれ」の停止線があるのだが目の前に信号機が見えて、しかも青信号だったので一時停止せずに進んでしまったら取り締まり中の警察官に呼び止められた。ということ。

 「青信号が駄目なんや、信号が目に入らなければ止まったのに、あれはトリックや!」を繰り返す。楠葉に住んでいる会員さんは「あそこは取り締まりの超有名な所で、地元外の人やったら80%はひっかかる。信号のタイミングが悪かったんやな」と同情してくれた。

 帰宅して1週間ぐらいは、時々思い出すのか愚痴を繰り返した。私は「機会があったら一度そのロータリーを観察してみるわ」と言うしかなかった。反則金7000円は同乗していた友達もカンパしてくれて、さほど大きな痛手にはならなかったので振り込みをした後は平穏な生活に戻った。ところが禍は忘れた頃にやって来る、である。昨日、郵便書留が届いた。見ると『臨時認知機能検査通知書』とある。4月の免許更新の時、戸惑いながらクリアした認知機能検査をもう一度受けよとの通知である。
 
 ようやく鎮火していたところに油を注いだ。「これは嫌味か?」「あのテストまた受けるのか?」「いい加減にしてよ」と不平たらたら。確かに、この通知には私も驚いた。人身とか物損事故なら理解できるが、この程度(と言ったら悪いが)の違反でも再検査するのかと思った。

 こうなれば、一度現場を見ておかないと話しについていけないと思い、今日、長尾、八幡市方面へ届けるものがあったのでサイクリングがてら樟葉駅前にも立ち寄ってこようと決めた。好天気の中、ずっとジムでトレーニングしてきたので気分転換もいいかなと思った。

 10時前に家を出て4軒の家に届け物をして樟葉駅前に着いたのが11時40分。今日も警察官4人で取り締まっていて2台の車が反則切符を切られていた。ロータリーの構造を地図で見ると
 となり、一般車用のロータリー出口の停止線と信号機の距離は50m弱あるのだが、車からの目線だとすぐ前に看える。
 この状態だと青信号に気を取られ徐行して進む人が多いのは理解できる。妻もそうであったのだと理解できる。監視の警官が左にいるのだがさりげなくたっているところがさすがである。青信号でもバスがロータリーに入るために前を通過する場合がある。この時は必ず停止するのでちょっとしたタイミングでアウト、セーフになる。

 写真を撮っている間にも1台違反した車がいた。何とも罪作りなロータリーだと思った。いい勉強になった。
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