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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

稲刈り始まる

2024年10月01日 | 日記
 夏のコメ不足は何だったのかはいまだ不明。永遠の謎だろう。9月に入って近江や三重の新米が店頭に並ぶようになり普通に戻りつつある。値段も当初は6000円が付いていたが5250円から今は4980円と下がってきている。今日から郵便料金が大幅に上がり多くのものも値上がりとなった。これから新米の供給が本格的になるとはいっても値段は4000円半ばで推移しそうだ。

 私の周りの田んぼでも稲刈りが始まった。自転車で買い物に行くのにはほど良い日和である。少し開花が遅れていた彼岸花も実りの田に彩りを添えている。
   「親もお金もいつまでもあるわけではない」という戒めのことわざに「いつまでもあると思うな親と金」がある。 今回の米騒動で「いつまでもあると思うな親と」に改めた。余談だが、このことわざは江戸時代につくられた狂歌の一節が語源となっているようだ。元々は「いつまでもあると思うな親と金 ないと思うな運と災難」で江戸中期以後に民衆に広まってよく使われたという。

「ないと思うな運と災難」は、運も災難も皆、平等に巡ってくる。禍福は糾える縄の如し。誰だって辛いことと幸せなこと、どちらも経験しながら生きていく。その時々に一喜一憂せず、惑わされない心構えが大切ということかな。
コメント
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