goo blog サービス終了のお知らせ 

素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

カーボラスト

2024年03月21日 | 日記
北里研究所病院糖尿病センター長の山田悟さんが【ゆるやかな糖質制限のススメ ~健康の常識・非常識~】というコラム(3/21・毎日朝刊)でカーボラストについて書いていた。

 『「私が提唱するゆるやかな糖質制限「ロカボ」の食事の順番はシンプルです。主食やデザートなど糖質を多く含むものを食事の最後に回す「カーボ(糖質)ラスト」を意識するだけです。先にたんぱく質と脂質、食物繊維を摂取することで、血糖値の上昇にブレーキをかけるホルモンを分泌してくれるからです。とりわけ、たんぱく質や脂質を食べると、消化管ホルモンの分泌量がそれぞれ増えます。ともにインスリン分泌を早める効果を持っており、血糖値が上がりにくくなります。

 野菜であれ、肉であれ、魚であれ、まずはおかずをしっかり食べて主食を最後に回す。といういたってシンプルなことだが、これが私にはなかなかできないのである。原因ははっきりしている。幼少期から小学生にかけて家や学校で、ごはんとおかずをバランスよく食べる、いわゆる「三角食べ」を躾けられ体と意識の中に沁み込んでいるのである。

 「カーボラスト」の大切さは理屈では分かっているのだが、いまだにおかずばかりを食べている人を見ると違和感を感じてしまうのである。このことに限らず幼少期に刷り込まれたものは結構厄介なものである。

 山田さんんのまとめの言葉「肉や魚、野菜に卵、そして乳製品や油。おかずを増やして満腹になるまで食べることが肝要です。満腹になることに罪悪感など持つ必要は全くありません。心置きなく食べてください。食べるという行為は、生きるための栄養補給であると同時に、人生の楽しみとの側面も併せ持ちます。」には救われた。

 沁み込んだ習慣を少しづつ修正していこう。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする