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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

大相撲春場所・星田会館へ春日野部屋が

2024年03月04日 | 日記
 星田の方からジムに通っている人が「春日野部屋の幟が立つと春を感じますな」と大きな声で話していた。大相撲春場所では、春日野部屋の宿舎が星田会館に置かれる。20年以上になるからすっかり地元に定着している。

 10日(日)に初日を迎えるのだから居て当たり前なのだが、今年は意識の中になかった。例年、2週間前の日曜日に相撲列車が到着したというニュースが流れ、たくさんの力士が新大阪駅の階段を下りる姿を見て春日野部屋の来ることに思いを馳せるのだが、今年から相撲列車での移動が打ち止めになり、各部屋ごととなったことを新聞報道で知った。

 「年3回ある地方場所では、初日の2週間前の日曜日に力士らが移動してきた。かつては団体臨時列車を貸し切りにしていたが、昭和の終わりごろからは新幹線で移動してきた。一方、新型コロナウイルス感染拡大により、2020年2月末に相撲列車で力士ら関係者が大阪入りした後、春場所の無観客開催が決まった。その後は東京での開催が続き、21年7月の名古屋場所から地方開催が再開されたものの、団体移動による感染リスクを減らすため部屋ごとに移動してきた。

 相撲列車は23年名古屋場所で復活したものの、4カ月後の11月の九州場所では、本場所前の秋巡業の開催地から直接、福岡に移動した力士らがおり、東京からの利用は約100人にとどまった。これが“最後”の相撲列車となった。

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、現在は全体の約7割の部屋が部屋ごとに移動している。地方開催で利用する宿舎の準備をするために数人を先に現地に行かせ、残りの力士が相撲列車で移動するよりも、全員で移動したほうが効率がいい。各部屋の力士数は減少傾向にあり、部屋単位でまとまって移動しやすいことも背景にある。「大相撲と鉄道」という著書がある幕内格行司の木村銀治郎さんは「一つの文化だったので、寂しいですね」と語る。移動の手配は行司の仕事で、角界全体で移動する相撲列車の場合は、行司の中にいる「輸送係」が担当する。JR各社の団体割引乗車券は出発日の9カ月前から受け付けが始まるため、すぐに手配するのが通例だったという。


 銀治郎さんは「ダイヤも厳しくなっているんでしょう」とも話した。地方場所に移動する際、新幹線に大きな荷物を持ち込むには時間がかかり、タイトな運行ダイヤに遅れを生じさせかねない状態だった。芝田山広報部長は「『大阪に入りましたよ』という話題をどうやって振りまくか」と話す。日本相撲協会は、地方場所の開催を盛り上げる新たな方策を練り直そうとしている。
【村社拓信、滝沢一誠】」

 春日野部屋は、かつて栃煌山、栃ノ心、碧山、栃乃和歌など多くの関取がいて宿舎の周りには多くの幟がはためいていたが関取衆の引退が続き、今日見に行くと碧山だけであった。若手の出現が望まれるところ。

  

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