柔道愛好家のロシアのプーチン大統領が、東京・講道館を初めて訪れたのが2000年9月、その後、交流を重ねる中で柔道の創始者・嘉納治五郎直筆の書を2度贈られたことを24日(日)の余録で知った。
その書に書かれてあったのは嘉納の理念、『自他共栄』と『精力善用』だったそうだ。思わず笑ってしまった。知人にその話をすると「ちゃんとロシア語訳をつけて渡したんかいな」と返された。2ヶ月余り続くロシアのウクライナ侵攻のニュースに接していると『自栄他滅』『武力悪用』という言葉に置き換わってしまう。
人間は一人では生きられない。それ故に他者との関わり方が大切になってくる。そこで求められるのがバランス感覚ではないかと思う。100%思い通りになることを求めず、100%我慢する必要もないということだ。じゃどのあたりでと言えば「お互いに70%の満足と30%の我慢」かなと思ってきた。
プーチン露大統領の演説や対談の様子からは100%自分の思い通りにならないと満足できないということがうかがえる。停戦合意にいつ達するのかと絶望的な気分になる。
こういう気分の時はNHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を見るのがしんどくなる。ドラマとは言え疑心暗鬼、覇権争い、駆け引き、裏切り、陰謀、殺戮などがリアルに進行している情勢とかぶってきて楽しめない。ほんわかとした罪のないドラマを求めるようになってきた。心のバランスを取る作用が自然と働いているのだろう。
いつもより花に目が行くのも同じことなのだろう。
その書に書かれてあったのは嘉納の理念、『自他共栄』と『精力善用』だったそうだ。思わず笑ってしまった。知人にその話をすると「ちゃんとロシア語訳をつけて渡したんかいな」と返された。2ヶ月余り続くロシアのウクライナ侵攻のニュースに接していると『自栄他滅』『武力悪用』という言葉に置き換わってしまう。
人間は一人では生きられない。それ故に他者との関わり方が大切になってくる。そこで求められるのがバランス感覚ではないかと思う。100%思い通りになることを求めず、100%我慢する必要もないということだ。じゃどのあたりでと言えば「お互いに70%の満足と30%の我慢」かなと思ってきた。
プーチン露大統領の演説や対談の様子からは100%自分の思い通りにならないと満足できないということがうかがえる。停戦合意にいつ達するのかと絶望的な気分になる。
こういう気分の時はNHK大河ドラマの「鎌倉殿の13人」を見るのがしんどくなる。ドラマとは言え疑心暗鬼、覇権争い、駆け引き、裏切り、陰謀、殺戮などがリアルに進行している情勢とかぶってきて楽しめない。ほんわかとした罪のないドラマを求めるようになってきた。心のバランスを取る作用が自然と働いているのだろう。
いつもより花に目が行くのも同じことなのだろう。