素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

ピンク川

2022年04月09日 | 日記
 息子が帰宅早々に「傍示川はピンク川になるかな」と切り出した。”ピンク映画”という言葉が生活の中にあった時代に青春を過ごした私にとって息子の言葉に卑猥な響きを感じた。何を言っているのかもよくわからなかった。

 私の変な反応を察知したのかていねいに説明してくれた。要は今ネット上で桜の花びらが川面を埋め尽くした映像が話題になっているとのこと。帰りの電車の中でそれらを見ているといくつかの条件が必要だとわかった。傍示川がそれらを満たしているのではないかと思い立ち、冒頭の一言になったという。

 長い桜並木があり、水量が多くない小さな川で石などで流れがせき止められる場所を持つとことが必要だという。今まで上ばかり見ていたので気づかなかったが言われてみれば可能性はある。昨日あたりから一斉に散り始めているので明日にでも見に行くつもりにしているので傍示川は息子にまかせた。

 話を聞いていて、私は妙見口の所に流れている水路も条件がそろっていると思いつきサイクリングがてら行ってみた。幅1mぐらいの水路だが適度な水量で草や石などで流れの悪いところもあり小さな「ピンク川」になっていた。
  花びらを止めるだけなら人工的に堰を作ればいいのだが、時間が経つと花びらが変色するので適度な流れも必要だと思った。

 傍示川はどうだろう?息子の報告を待つことにする。
コメント
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