素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

初タケノコ

2022年04月07日 | 日記
 夕方、Kさん掘りたてのタケノコを届けてくれた。数年前、ひょんなことからKさん夫婦と妻が同郷であることが分かった。同県人はよくいるが、実家が近所というのは珍しい。それが縁で管理している竹林でとれたタケノコを届けてくれるようになった。

 昨年はまれにみる不作でタケノコを届けることができなかったと申し訳なさそうに言っていたが、今年は順調だという。タケノコが大好物な妻はスーパーで「買おうかどうか」迷ったみたいだ。ひょっとしたら今年は届けてくれるかもしれない。という予感めいたものがあり買わなかった。「正解だった」と満足気。

 季節物のおすそ分けは小さな幸せ気分を届けてくれる。口から春を感じることができる。
  煮て炊いて初筍を余すなく 松本梓
コメント
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