素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

春らしい一日

2015年04月18日 | 日記
 今日は一日中、晴れてポカポカと気持ちの良い日だった。4月に入ってからこういう日はほとんどない。午前中は布団を干したり、片付けをしながら1泊2日のツアーの行程を地図でたどってみた。近所に長野県飯田市出身の人がいるのだが下呂温泉に泊まって高遠城址公園の桜を見て木曽福島駅から特急しなのに乗車して帰ってくる。と言った時「?????」となっていた。

 実際に行ってみて、私も自分がどのように移動しているのかだんだんわからなくなってきた。その原因はいくつかあるが、一番は木曽川であった。イメージとして強いのが長島あたりで揖斐川、長良川と並んで伊勢湾にそそぐ姿である。名古屋駅からひだ9号に乗ると岐阜駅から高山本線に入るため東海道本線でもどる感じになる。座席が進行方向とは逆にセットされているのはそのためである。この間は車で言えばバックしている状態なので変な感じであった。岐阜駅から高山本線に入ると進行方向に向かって座ることになるのでゆったりと車窓からの景色を楽しむことができる。犬山城が見えるあたりを過ぎると日本ラインとして有名な木曽川が並行してくる。ところが弁当を食べている間に峡谷に入っていて横を流れる川は飛騨川になっていた。木曽川と飛騨川の関係に疑問が生じる。

 そして翌日、下呂から舞台峠を越えて南木曽に入り、国道19号を走った時に眼下に見えるのがまた木曽川。飛騨と木曽の間の木曽川の流路が私の中では空白であることがわかった。ちっぽけなことだがそのことで頭の中が混乱してきたのは事実であった。中央本線と中央自動車道が中津川を過ぎると中央アルプスの左側と右側に分かれるので木曽駒ヶ岳の見える方向が違うのは冷静であれば至極当たり前となるが、その時は混乱していた。

 方向感覚が狂ってしまったのである。高遠城址公園から遠望できる中央アルプスと南アルプスの真っ白な峰々を反対に思い込んでしまったほどだ。木曽福島駅で近辺の観光地図の掲示板を見て、間違いに気づき、かなり修正できたが、まだ?の部分もあったのでラインマーカーで行程をたどったのである。ようやく点と点が線でつながりスッキリした。木曽川の空白部分も確認した。ついでに長良川と揖斐川についてもどう流れているのかを確認した。

 先に地図で行程を調べておけばいいではないかと言う人もいるが、ツアー旅行ではプロが作成した行程を事後に調べたほうが面白味が増す。今回も十分に楽しめた。

 午後からは、せっかくの春の陽気の中、ジムで過ごすのはもったいないと思い自転車でどんな花が咲いてきたかを見ながら気ままに走った。レンゲの花がいつの間にか盛りになっていた。
   明日はまた不安定な予報。交野チャリティーマラソン、雨の中の走りも覚悟する必要あり。

  
コメント
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