寒波が到来したため季節が1ヵ月逆戻りした。花冷えである。「寒い、寒い」が挨拶がわりである。しかし、ランニングにとってはベストの条件。午後に寝屋川公園往復コース10kmを走ることにした。
走り始めてすぐに足の感覚に変化があると感じた。2年前に左膝を痛めてから回復はしてきたとはいうものの以前のように下り坂でスピードを上げることはできないままであった。どことなく左足に違和感があり思い切って踏み込めないのである。数字で言えば、2年前は1km6分のペースを基準にしてきたが今は1km7分を保つのがやっとの状態である。
練習用に設定している2つの10kmコース(寝屋川公園往復、打上治水公園往復)とも自分の家がスタートなので、必然的に坂道が多い。下り坂を利用してペースを上げることができないと1時間前後でゴールすることはできない。
1年前に回復して走りを再開してからでも走り始めてから15分ぐらいは左足の膝付近に突っ張り感があってセーブして走る必要があった。そのためランニングのリズムがつかめず消耗が激しかった。
今日は、出だしから感じが違った。言葉で表現するのは難しいが左足の存在が気にならず、左右同じように足が運べているのである。ためしに下りの部分で思い切ってスピードを上げてみたが問題がなかった。「この走りの感じ、2年ぶりだ!」と思った。
先日測定をし直した時に1km毎のポイントを確認してあったのでラップタイムの確認が出来た。5km過ぎまで1km6分できざむことができた。後半のラスト2kmはほとんどが上りなのでそこを粘るだけのスタミナはまだなかったが、1時間6分5秒でゴールできた。平均すれば1km6分36秒となる。走りに関する体の質的な変化を実感できたことは大収穫。
ジムにあったFREE MAGAZINEで読んだ一節が思い出された
「「『人は傷ついて、気づいて、築く』。ある知人は、自著でこんな言葉を書いていたが、まさにその通りだと思う。つまずき、傷つき、痛みを背負う。その痛みがおさまり、傷を冷静に観察できるようになると、これまでとは違った視界が得られて、気づきがある。そして、再び同じ傷をつくることがないように、知識と知恵を築いていく。
転ばないようにすることや傷つかないようにすることが大事なのではなく、傷ついたときにどう、自分を治癒していくか。キャロル・ライトバーガーは『感情地図・心と体を元気にする最高の方法』のなかで、治療と治癒の違いについて『治療は肉体に、治癒は心に焦点をあてる』と語っている。そして、『治癒は病気になる前よりも、もっといい状態になること』とし、『治癒は気づくことから始まり、変わることで終了する』と説く。
実際は、変わっておしまいというのではなく、そのあとも小さな変化は絶えず続き、そうした積み重ねが私たちの心と体で健康という土台を築くのだろう。そう考えたら、たとえ転んだり、傷をつくったり、病気になったりしても、この世で起こることに無駄なものなんて、ひとつもないと思えてくる。」(LIVE51号・鈴木博子)
このマガジンから生活のヒントをもらったことが度々あった。この51号で休刊となりリニューアル準備に入るようだ。期待して待とう。
走り始めてすぐに足の感覚に変化があると感じた。2年前に左膝を痛めてから回復はしてきたとはいうものの以前のように下り坂でスピードを上げることはできないままであった。どことなく左足に違和感があり思い切って踏み込めないのである。数字で言えば、2年前は1km6分のペースを基準にしてきたが今は1km7分を保つのがやっとの状態である。
練習用に設定している2つの10kmコース(寝屋川公園往復、打上治水公園往復)とも自分の家がスタートなので、必然的に坂道が多い。下り坂を利用してペースを上げることができないと1時間前後でゴールすることはできない。
1年前に回復して走りを再開してからでも走り始めてから15分ぐらいは左足の膝付近に突っ張り感があってセーブして走る必要があった。そのためランニングのリズムがつかめず消耗が激しかった。
今日は、出だしから感じが違った。言葉で表現するのは難しいが左足の存在が気にならず、左右同じように足が運べているのである。ためしに下りの部分で思い切ってスピードを上げてみたが問題がなかった。「この走りの感じ、2年ぶりだ!」と思った。
先日測定をし直した時に1km毎のポイントを確認してあったのでラップタイムの確認が出来た。5km過ぎまで1km6分できざむことができた。後半のラスト2kmはほとんどが上りなのでそこを粘るだけのスタミナはまだなかったが、1時間6分5秒でゴールできた。平均すれば1km6分36秒となる。走りに関する体の質的な変化を実感できたことは大収穫。
ジムにあったFREE MAGAZINEで読んだ一節が思い出された
「「『人は傷ついて、気づいて、築く』。ある知人は、自著でこんな言葉を書いていたが、まさにその通りだと思う。つまずき、傷つき、痛みを背負う。その痛みがおさまり、傷を冷静に観察できるようになると、これまでとは違った視界が得られて、気づきがある。そして、再び同じ傷をつくることがないように、知識と知恵を築いていく。
転ばないようにすることや傷つかないようにすることが大事なのではなく、傷ついたときにどう、自分を治癒していくか。キャロル・ライトバーガーは『感情地図・心と体を元気にする最高の方法』のなかで、治療と治癒の違いについて『治療は肉体に、治癒は心に焦点をあてる』と語っている。そして、『治癒は病気になる前よりも、もっといい状態になること』とし、『治癒は気づくことから始まり、変わることで終了する』と説く。
実際は、変わっておしまいというのではなく、そのあとも小さな変化は絶えず続き、そうした積み重ねが私たちの心と体で健康という土台を築くのだろう。そう考えたら、たとえ転んだり、傷をつくったり、病気になったりしても、この世で起こることに無駄なものなんて、ひとつもないと思えてくる。」(LIVE51号・鈴木博子)
このマガジンから生活のヒントをもらったことが度々あった。この51号で休刊となりリニューアル準備に入るようだ。期待して待とう。