月曜日のピラティスが始まる前、野鳥のMさんがインストラクターのZさんがトレーニングルームに入ってくると「宿題してきてくれた?」と声をかけた。宿題と思っていたのはMさんだけでZさんは忘れていたみたいでキョトンとした。
「どういうこと?」と反応したのはストレッチなどのウォーミングアップをしていたまわりの人達であった。Mさんの話を要約するとこうであった。
阪急電車をよく使うMさん、梅田から乗車するとどの電車も十三で停車する。梅田と十三間はほんの3分ぐらいである。なぜかMさんはイラッとするらしい。十三に停車しない電車はなぜないのだと常々思っていた。偶然、インストラクターのZさんが箕面の方から来ていると聞いたので今度来る時に駅員に十三に停車する理由を聞いてきて欲しい。と頼んだそうだ。これが宿題の中身。
正直、まわりの人間は「なあんだ」と肩透かしを食らった感じになった。まともに取り合わなかったZさんが当然という空気に包まれる。でもMさんは真剣である。「あ~あ、ここにてっちゃんがいたらすぐ解決するのに」とぼやく、「てっちゃんて何?」と突っ込む人が出てくる始末。この雰囲気ではピラティスに入りづらいので「その宿題引き受けるわ」と口をはさんだ。
てっちゃんではないが、家に帰れば何とかなるという心あたりがあった。かなり前に読んだので詳細は覚えてないが、Mさんのほしい答のヒントがあったような気がした。
『大阪「駅名」の謎』が役に立った。大阪のキーステーションの章で「十三」が取り上げられていた。コピーして図示して、見解を書いて宿題を真面目に仕上げた。
鷽の写真を頂いたお礼もあるので、「大阪」vs「梅田」~仁義なき戦い~という章も一緒にコピーしてあげた。明治の頃、大阪に鉄道を敷くにあたっての国と大阪市、大阪市と私鉄、私鉄間同士の駆け引きが複雑に絡み合って今の姿がある。そういうことをふまえて阪急電車の十三を見るとまた面白いのではと思った。
Mさんはボクササイズの後にあるヨガへ参加するので今日は会えるだろうと宿題を持参してきた。ボクササイズを終えて部屋を出ると案の定椅子に座って待っていた。「宿題できたよ」と渡すと「メガネがないと読めないから、家に帰って読ましてもらうわ」とカバンに入れた。
その返事は来週の月曜日に聞けるかな?
Mさんのおかげで谷川章英さんの本をもう一度じっくり読む機会ができた。新しい発見もあり有酸素運動の時のお供にしようかなと思っている。
「どういうこと?」と反応したのはストレッチなどのウォーミングアップをしていたまわりの人達であった。Mさんの話を要約するとこうであった。
阪急電車をよく使うMさん、梅田から乗車するとどの電車も十三で停車する。梅田と十三間はほんの3分ぐらいである。なぜかMさんはイラッとするらしい。十三に停車しない電車はなぜないのだと常々思っていた。偶然、インストラクターのZさんが箕面の方から来ていると聞いたので今度来る時に駅員に十三に停車する理由を聞いてきて欲しい。と頼んだそうだ。これが宿題の中身。
正直、まわりの人間は「なあんだ」と肩透かしを食らった感じになった。まともに取り合わなかったZさんが当然という空気に包まれる。でもMさんは真剣である。「あ~あ、ここにてっちゃんがいたらすぐ解決するのに」とぼやく、「てっちゃんて何?」と突っ込む人が出てくる始末。この雰囲気ではピラティスに入りづらいので「その宿題引き受けるわ」と口をはさんだ。
てっちゃんではないが、家に帰れば何とかなるという心あたりがあった。かなり前に読んだので詳細は覚えてないが、Mさんのほしい答のヒントがあったような気がした。



その返事は来週の月曜日に聞けるかな?
Mさんのおかげで谷川章英さんの本をもう一度じっくり読む機会ができた。新しい発見もあり有酸素運動の時のお供にしようかなと思っている。