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素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

世界陸上モスクワ閉幕

2013年08月18日 | 日記
 たった今、最後の種目男子4×100mリレーが終わった。圧倒的力を見せつけジャマイカが金メダル。アメリカが銀、ドイツが銅。37秒台を出すことができなければ勝負にならない。2階から下りてきた息子が「今回はあまり盛り上がらなかったなあ」と言った。オリンピックの後で、調整不足の選手も多いうえにドーピング問題も大いに影響した。日本人選手も桐生君がフレッシュではあったが、日本代表の看板としては荷が重い。

 駅伝文化という特化した部分では突出しているが、陸上競技文化を広く楽しむ土壌も十分育っていない。狩猟民族と農耕民族という歴史的なバックボーンもあるのではないかとも思った。
 男子の三段跳びで久々の18mジャンプを見ることができた。私も中学時代は走り幅跳びと三段跳びをやっていた。面白いのはやはり三段跳びの方だった。技術的に難しいが、ピタッと決まってリズムよくホップ、ステップ、ジャンプと流れた時の爽快感は格別であった。

 今回の大会では「記録の壁」の存在を強く感じた。用具、環境、トレーニング法など著しく改良されてきているが、それでも超えることが難しい値が存在する。1秒、1㎝の重みである。

 日本の陸上界も過度期であろう。いつまでも室伏選手に頼ってはいられない。


 

 
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