素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

住吉大社の卯の花苑に

2010年05月10日 | 日記
 あいにくの空模様だったが、上六にある互助組合に用があったので、ひと足伸ばして見頃を迎えた住吉大社“卯の花苑”の卯の花を見に行った。
 
摂津国の一の宮として古くから信仰を集める住吉大社。本殿は「住吉造」と呼ばれる独特の建築で文化7年(1810)の造営で国宝に指定されている。第一、第二、第三本宮は西面し縦に並び、第四本宮は第三本宮の右側に配置されている。

御鎮座が神功皇后の摂政11年(卯年)の卯月卯日と伝えられていることから旧暦卯月の卯の日(今年は5月5日)に卯の葉神事が行なわれている。境内にある“卯の花苑”は小さな森のようにこんもりと茂り、18種類約600株、白や淡紅色の可憐な卯の花が咲き競う。

“バイカウツギ”や“ヒメウツギ”他20年余り前に全国からさまざまな卯の花を移植し、日本に現存する種類はすべてそろっている。5月末まで上品な姿とほのかな甘い香りを楽しませてくれる。
コメント (1)
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