Before After
長女が使っていたベッドが粗大ゴミとして残っていた。可燃粗大として出してもいいのだが、結構良い木を使っているので“Mottainai”精神で置いていた。
小学校の頃から、廃材を拾ってきて、物を作るのが好きだった。所詮廃材であるので出来栄えは美しくない。まわりから歓迎されることは少なかった。それでも懲りずに棚や本棚をよく作ってきた。今使っている部屋でも手製の２個の棚と４個の本棚がある。
最近はスペースもなくなってきたので控えていたが、ベッドの処分ということになった時、ムクムクと“何かをつくれないか？”の虫が目をさまし、室内に鉢を置くための三段棚ならベッドの４隅の太い木が生かされると思い、設計をしてみた。市販のものは三段だが、どうせ作るのならということで四段にした。
捨てる木がほとんどない状態でようやく完成にこぎつけた。組み合わせるのもむずかしかったが、それ以上に物を置く棚としての強度をあげるのがむずかしかった。宮大工のすごさをあらためて思い知らされた。
