日蓮正宗 正林寺 掲示板

法華講正林寺支部 正林編集部

勇躍前進の年

2018-12-26 | 御住職指導

正林寺御住職指導(H31.1月 第180号)  

 

 宗門の平成三十一年、年間方針は「勇躍前進の年」です。

 「勇躍前進の年」とは、御法主日如上人猊下より賜った、
 一、平成三十三年・宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節までに、法華講員八十万人の体勢を築くこと。(平成二十一年七月二十六日七万五千名大結集総会の砌
と御指南の御命題達成に向かっての五年目となり、誓願達成の期限まで残り二年となる極めて重要な年です。
 御命題の法華講員八十万人体勢構築は、講員数が八十万人を越え、広布へ前進する盤石な組織を築くことにあります。
 信心は実践です。勤行・唱題を欠かさず、折伏・育成に果敢に動き、御講への参詣、総本山への登山等、基本となる地道な仏道修行の実践が一生成仏と広宣流布の因となり、折伏誓願の達成と御命題の成就につながります。
 正しい仏道修行に励み、真の功徳と歓喜を体験する講員が増えることによって、組織が充実し盤石になります。
 僧俗一致・異体同心の団結のもと、勇躍として前進できる盤石な組織を構築して、名実ともに御命題達成を目指してまいりましょう。


 平成三十一年の年間実践テーマ

 年間実践テーマは、信行の根幹をなす実践指針で御命題達成の要諦になります。一年365日、毎日必ず意識していくべき大切なテーマになります。

 

①勤行・唱題で折伏推進

 

 朝夕の勤行と唱題は、功徳の源泉であり法華講員の信心の基本です。真剣な勤行と唱題によって、信心が深化し慈悲の命が湧いてきます。
 日々の積み重ねがひと月となり、一年になります。勤行・唱題を欠かさない一年と、そうではない一年とでは天地の差が生じます。時間を決め、家族そろっての勤行・唱題を心がけてください。
 さらに、信心の要諦は折伏の実践にあります。勤行・唱題の際には、折伏する相手に想いが届くように祈り、勤行・唱題で培った信力・行力を以て、確信ある功徳の体験を語り、邪義邪宗の謗法を打ち破る粘り強い折伏を実践しましょう。
 また新入講者には、御本尊御安置を推進してください。

 

②講中一結で御講参詣

 

 毎月第二日曜日に奉修される御講は、仏祖三宝尊の広大な仏恩に報いる法要です。聴聞の功徳に浴し、自身の罪障消滅と折伏実践の誓いを新たにする場でもあります。
 年間を通して御講の日時は決まっておりますから、そのほかの用事はすべて後から予定に入る道理です。大聖人様への御報恩を最優先する信心と生活を心がけましょう。
 法華講員の増加にともない御講参詣者が増えることによって、実質的な御命題達成につながります。
 御講参詣者が笑顔にあふれ、参詣した歓喜で折伏実践の輪が広がるように、講中一結して御講参詣者の増加を推進しましょう。

 

③登山参詣で育成推進

 

 本門戒壇の大御本尊まします総本山に登山し、その荘厳なる佇まいと精気清風にふれ御開扉を受けることにより、身心ともに浄化され、宗祖大聖人以来の破邪顕正の精神が命に吹き込まれます。
 支部総登山、代表登山、添書登山、新入講者登山等の登山者増加は、組織の充実強化と広布の人材育成の指標となります。
 講中として家庭訪問を計画的に行ない、登山における功徳の体験を語って、登山への参加と登山費の無理のない積立てを勧め、登山の功徳で折伏が成就し、さらに登山者が増加していくように育成を推進しましょう。
 
 平成三十一年の年間方針『勇躍前進の年』の意義と三項目の年間実践テーマの趣旨を心に刻み、群馬布教区広布推進会、寺院の行事、法華講連合会や講中の諸活動には積極的に参加して、三項目の年間実践テーマを着実に実践いたしましょう。

 

 もって、宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の大佳節における「法華講員八十万人体勢構築」の御命題を名実ともに達成すべく、講中一結して『勇躍前進の年』を勇猛精進せられるよう期待します。

 

 

宗祖日蓮大聖人『諸法実相抄』に曰く、
「日蓮一人はじめは南無妙法蓮華経と唱へしが、二人三人百人と次第に唱へつた(伝)ふるなり。未来も又しかるべし。是あに地涌の義に非ずや。剰(あまつさ)へ広宣流布の時は日本一同に南無妙法蓮華経と唱へん事は大地を的とするなるべし。ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給ふべし。」(御書666)

 

 

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