かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

70年代ステレオ事情Part2~蘇るサンスイ

2015-07-22 | 音楽・オーディオ

今年になって思いもかけずサンスイが復活、往年と変わらぬ音が帰ってきました。
だめもとでアンプ内をエレクトリッククリーナーで清掃したところ、ガサガサだった左チャンネルとセレクターが復活。
もう骨董品だからとあきらめていたのですが、ものは試しやってみるもんですねぇ~
やっぱりあの時代(昭和50年代)の電化製品は造りが違います。
とにかくアンプ、プレーヤー、スピーカー、すべてがでかくて重い!

シュワちゃんのターミネーターもおじいちゃんになって帰ってきましたが、わたしの昭和生まれのアンプも奇跡的によみがえりました。
大好きな50~60年代のジャズを70年代のオーディオで楽しむ毎日です。


■復活した「SANSUI AU-D707F」の雄姿
人間にたとえればまだまだ30代半ばの働き盛り。これからもがんばってもらいましょう。



■プレーヤー:YAMAHA GT-2000、スピーカー:NS-1000 MONITOR



プレーヤーのカートリッジがMCなので、オンキョーのアンプでは聴けなかったのですが、このたびMC対応のサンスイが復活。
久しぶりに学生時代の古いレコードを引っ張り出して聴いています。
レコードを聴くという行為自体が、音楽に夢中だった若いころを思い出させてくれて、この齢になるとなかなか新鮮です。
紙ジャケットから指紋が付かないように慎重にレコードを取り出し、プレーヤーにセット、そっと針を落として「さあこれから聴くぞ」と身構える。
CDや携帯プレーヤー、PCで聴くときには無い、音楽にしっかりと向き合う姿勢がやっぱりレコードは良いですね。
紙ジャケットもCDよりかなり大きいので見ごたえがあり、一つのアート作品として楽しめます。
そう言えばレコードの時は「ジャケ買い」のしがいもありました。 

こちらは大学の頃、美しいジャケットに惹かれて買った「ジャケ買い」の一枚。
70~80年代はフュージョン全盛期で、ジャズ界の大御所たちもこぞってフュージョンに流れていました。
 
■アート・ファーマーとジョー・ヘンダーソンの「YAMA」/1979 








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