かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

ブラザーズ&シスターズ/オールマン・ブラザーズ・バンド(1973年)

2013-11-01 | 音楽・オーディオ

オールマン・ブラザーズ・バンドは、その名の通りデュアン、グレッグ兄弟が結成したバンドで、アメリカ南部のカントリーやブルースをベースとしたサザン・ロックと呼ばれるジャンルの草分け的存在。このアルバムがリリースされた73年、ニューヨーク州で開催された野外ロックフェスの「サマー・ジャム」にはザ・バンド、グレイトフル・デッドとともに参加、12時間にわたる演奏が行われ60万人の観客を動員した。(ライナー・ノーツより)
サザン・ロックは70年代に最盛期を迎え、 レーナード・スキナード、マーシャル・タッカーバンド、エドガー・ウィンター・グループ、ZZトップ、など南部出身のグループがアメリカ・ロックシーンを席巻した。


■ブラザーズ&シスターズ/オールマン・ブラザーズ・バンド(1973)
このアルバムでビルボード全米1位を獲得、シングルカットされた『ランブリン・マン』も大ヒットし、70年代のアメリカロックシーンを代表するバンドとして一躍脚光を浴びた。
このバンドは野外コンサートなど「ジャム」での長いインプロビゼーションが聴きどころで、このアルバムでも7分を超えるインスト曲『ジェシカ』でのギター、キーボードにパーカッションが加わる演奏は圧巻。
ジャケットの表紙は、枯葉の中にたたずむ男の子と女の子で、アメリカの南部の田舎を彷彿とさせます。



■見開きジャケット内側は、バンドメンバーの家族や関係者の集合写真。
男女とも髪型はストレートのロングにジーンズという、いかにも70年代のファッションが時代を感じさせる。
そういえばぼくも大学時代は、長髪にジーンズという、「俺たちの旅」の中村雅俊を地で行くファッションでした。