塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 自然に愛でる 伸びる夏ノ木

2018-03-15 05:38:42 | ミュージアム巡り_2020
 次の作品は、鈴木治(1926〜2001)さんの「伸びる夏ノ木」
(1998年、陶器、Growing Summer Tree)。
 工芸家の鈴木さんは、八木一夫や山田光らと前衛陶芸集団・走
泥社を創立し、陶芸界に新風を巻き起こされている。たとえば、
1954年の第1回朝日新人展には器の口を閉じた作品を出品し、陶
芸界の常識を覆す画期的な表現で注目を浴びる。
 この作品もタイトルどおりに眺めると理解できるが、江戸時代
前期に活躍した修験僧・円空の木像仏を拝んでいるように感じた。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)
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