塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り おもちゃ絵-2 しん板猫のたわむれ踊のをさらい

2024-06-16 04:55:56 | ミュージアム巡り_2024
 続いて、「しん板猫のたわむれ踊のをさらい」(明治期、歌川芳藤画、
版元:大橋屋弥七)で、踊りの師匠・板東三毛治の弟子たちのおさらい会
で、演目は「嫗山姥」なのか。

 次は、「しん板猫の小学校」(明治期、作者不明、版元:大倉孫兵衛)で、
小学校が設立(1872)され、学校の外では体操する猫やブランコで遊ぶ
猫が居り、掛け図で学ぶ様子もうかがえる。洋装の猫やガス燈もあり、
学校名は「猫股学校」だ。

 そして、「しん板猫の鰻屋」(明治期、作者不明、版元:牧テツ)で、鰻
を調理したり客も猫で、屋根にも猫が。画中の提灯に“にしき町なかじ
まや”とあり、実在したお店だろう。

 また、「しん板猫のそばや」(明治6年・1873、四代歌川国政画、版元:
具足屋嘉兵衛)で、蕎麦屋が描かれ、外には天麩羅屋もある。着物を着
た猫、店の飼い猫の姿も。

 最後は、「新板猫の料理茶や 但シ山下のかんなべ」(明治16年・1883、
歌川国利画、版元:倉田太助)で、料理茶屋が描かれている。上野山下に
あった実在の「かんなべ」店。看板は雁の絵、店の外には鉄道馬車も
走っている。
tabashio(墨田区横川1-16-3)
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