次は、無銘の「群燕図小柄」(16世紀作、Kozuka with the motif
of Flock of Swallows)。
画面に一杯配された5羽の燕は、全て異なるポーズを取り、その
姿態も伸びやかだ。
経年の手擦れで磨地のようだが、赤銅魚々子地の小柄は地版が表
裏が非常に薄い。裏面から軽く打ち出した後に、表から彫金加工を
加え、これを薄い地板に破らずに加工するのは高等技術がいる。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)
of Flock of Swallows)。
画面に一杯配された5羽の燕は、全て異なるポーズを取り、その
姿態も伸びやかだ。
経年の手擦れで磨地のようだが、赤銅魚々子地の小柄は地版が表
裏が非常に薄い。裏面から軽く打ち出した後に、表から彫金加工を
加え、これを薄い地板に破らずに加工するのは高等技術がいる。
大阪歴史博物館・OMH (大阪市中央区4-1-31)