塩哲の色不異空

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ミュージアム巡り 高度成長の時代 連合国軍事最高司令官書簡

2016-11-10 05:43:31 | ミュージアム巡り_2016
 1948年から50年の3年間にかけて、北朝鮮や中国の建国、朝鮮戦
争の勃発など極東地域において社会主義勢力が急激に拡大し、米国
は日本政府に対して共産主義拡張の防波堤としての役割を期待する
ようになる。
 1950年7月8日、連合国軍最高司令官・マッカーサーから吉田首相
へ、日本の自衛力強化を指示する書簡が届く。その内容は、約75,000
人の国家警察予備隊の創設と海上保安庁8,000人増加に必要な措置
を執ることが書かれていた。
 この命令を受け、警察予備隊令が同年8月9日に制定され、翌日
公布で隊員の募集がスタートする。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)

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