塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

Weekdayの麺処巡り 海坂屋 で 汐そば

2015-11-22 13:16:52 | 麺_2015
 11月13日に東中野で創業された麺処「海坂屋」(うなさかや)へ。
整備された山手通りは歩道も広いし良いもんだ。

 こちらはオーダーして食後の会計。「汐そば」800円と「弁慶め
し」150円を注文。

 厨房作業を見ていると、2つのスープを合わされている。後で伺
うと“汐”は魚介類食材のみのスープだとか。確かに口に含むと、
貝の風味がほんのりとお澄ましのような味で、最初の一口は薄いが、
食べ進む内に旨味が溢れ出てくる。この進化形が素晴らしい。

 殻付きのホンビノスの上には、ピンクの赤かぶが添えられており、
岩海苔がこのスープにプラスアルファを加えている。酢橘は後ほど
搾るため外に出して麺をすする。

 三河屋製麺の低加水特注麺が、ピンと背筋を伸ばしているようで
良いなあ。途中から味噌が塗られたおにぎりに、山形産の青菜漬け
を巻いて火に炙られた「弁慶めし」が、箸休めにGOOD。このにぎ
りめしは庄内地方の郷土料理だとか。
 この汐そば、大変美味しく頂きました、ご馳走様。

海坂屋
中野区東中野2-20-11
11:00~15:00、18:00~23:00 水曜定休日

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ミュージアム巡り ピカ・ボコ 沈金飾箱 緑風

2015-11-22 06:40:38 | ミュージアム巡り_2015
 次の木工漆作品は、鳥毛清さん(1955~ )の「沈金飾箱 緑風」
(2011年、Ornamental box、Ryoku-hu【early-summer breeze】、
chinkin)。
 漆芸の中で沈金技法を得意とする鳥毛さん、本当は絵描きになり
たかったという。沈金はやり直しがきかないため、制作には思い切
った判断力がいるとも言う。そのため、下絵は描かないで直接絵を
彫っていくんだとか。
 この作品も細かい描写で写実に表現されており、昆虫や草花が生
き生きとして浮かび上がっている。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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