塩哲の色不異空

日々の思いを気の向くままに

ミュージアム巡り 近代工芸案内 黒柿-宝相華文嵌荘箱 西華

2015-06-26 05:42:43 | ミュージアム巡り_2015
 次の指物箱は、大坂弘道さん(1937~ )の「黒柿蘇芳染拭漆宝相
華文嵌荘箱 西華」(2007年、Box、Seika、hosoge flowers design in
inlay、dyed from sappanwood and clear lacquer on persimmon wood)。
 大坂さんは、東京芸大卒業後、都内の中学校教員を務め、その後
に本橋玉斎、氷見晃堂、竹内碧外らに師事。作品は唐木指物の木工
画法で細かい模様の装飾が特徴。さらに象嵌技法を用いて複雑な文
様に精巧な仕上がり出来映えに、目を見張る。
MOMAT(千代田区北の丸公園1-1)

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